不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
技は力の中にあり・・・でも今は力なし。
こんばんは。

本日も薄商いが続いており(東証1部の売買代金は1兆4763億円)、

新興市場に至っては、ガンホーの活況ぶりは喜ぶべきことですが、

ジャスダック全体の売買代金に対して約55%を占めており、

全市場においてもガンホーは東電に次ぐ商いでおます・・・

マザーズもゲーム銘柄とIPOは活況ではあるものの、

全体としての売買代金は激薄の499億円・・・

ついには唯一賑わっていた東証二部にも翳りが見えており、

パワー無きもやしっ子相場が深刻化しております・・・

昨夜の世界柔道にて圧倒的な金メダルを獲得した大野君を見ればわかる通り、

(誰も見てないでしょうけどw)

切れのある技やテクニックが通用するのは、

外国人と互角・・・いや、圧倒して組み合えるだけのパワー、フィジカルありきです。

というように、日本市場にもパワー(商い)が戻らない事には、

国内に材料(ネタ)も無く、かといって需給環境もまだまだ改善していないのですから

海の向こうの材料(ネタ)に振り回されるのも仕方ないです・・・。

安倍ちゃんマンは中東歴訪から帰還したものの、これといった土産は無く、

国内向けの消費増税、法人減税、成長戦略、五輪招致工作に対する土産話もなく、

ほぼ手ぶらで帰って来てケツ噛んでおりますし・・・

消費増税の影響を検証する集中点検会合においても、

ギャング麻生、パイロット甘利、ドクター黒田の三人衆が出席しているものの、

これといった口車が炸裂することも、ネタが提供されることも無く、

いつか見た光景とまでは言いたくはないのですが、

どこぞの民主党がやっていた事業仕訳と同じ様なニオイの漂う会合となっており、

この分だと甘利機長や菅官房長官の言っている通り、消費増税の判断は

9月のGDP二次速報でも無く、10月の日銀短観以降になりそうな雲行きです・・・

五輪招致についても、IOC総会の開かれるアルゼちんちんに向けて、

先遣隊が張り切って前乗りしている様ですが、原発の汚染水問題もあるだけに、

実際のところはどう転ぶのかはわからない丁半博打です・・・

ただし、IOC総会の当日には安倍ちゃんマン自身が殴り込む予定であり、

トルコはQE縮小の副作用と内政、そして隣国シリアの騒動でダウン寸前、

スペインは欧州債務問題が解決しているとは言えないですから、

日本には追い風とも言えますが・・・(スペインがやや不気味ですけど・・・)

とにかく国内には、パワーを漲らせる様な材料(ネタ)が無く、

これらの国内材料も9月にならないことには、ハッキリしまへんので、

パワー無きもやしっ子相場だと、海の向こうの材料(ネタ)に抗う事が出来ないです。

本日はシリア懸念が早くも風化しつつあることもあり、

アジア株も落ち着いておりましたので、日本株も反発しておりましたが、

パワーの無いアテにならん反発でおます。

しかもアジア株は堅調といったところで、インドネシアの通貨安、債券安は続いており

夕方にはインドネシア中銀が火消し(利上げ)に動いたにも関わらず、

残念ながら通貨安については火消し効果が現れておりまへん・・・

他のトリプル安症状の新興国についても、

ほんのちょびっとだけ戻した程度であり、症状の改善には程遠く、

さらに各国中銀の火消しに対しても、市場は無慈悲な反応(効果なし)を見せており、

効果が現れつつあるのはブラジルくらいです。(インドも少しだけ効果は出ている)

そもそも米QE縮小懸念については、シリアの騒ぎで隠れているだけで、

なんにも変わっておらず、どうなるのかはハゲマッチョ(バーナンキ)の会見がある、

次回のFOMCまでは明確にならないというのが現実であり、

見通しが現状よりもハッキリするのは、せめて雇用統計を見ないと・・・

米国には債務上限引き上げ問題、ハゲマッチョの後任人事もありますしね。

そしてそんなシリアの騒ぎも風化しつつあるとは言いながらも、

31日まで調査している国連調査団の報告も控えており、

なにやらロシア艦船2隻がシリア沖に向かった・・・などなど、

短期的に動かす材料には事欠かず、それに合わせて原油も動きますので、

ネタなし、パワーなしの日本にとってはどうしようもないです。

しかしながら我が国の長期金利を見ればわかる通り、

異次元な黒魔術(金融緩和)のおかげで、米QE縮小の副作用は現れていないので

新興国の様に大きく崩れることもないでしょうけど・・・


以上の通り、パワーも無いので、今夜の米国での新規失業保険や米GDP改定値、

連銀総裁講演にて、影に隠れ気味だった米QE縮小懸念が、

シリア騒動から主役の座を奪い返すかも知れないので、

明日の寄り前に発表される、消費者物価、家計調査、雇用指標において、

デフレ脱却、所得上昇、消費増加、雇用改善等、

アベクロの政策効果が見えなければ、パワー無きもやしっ子相場が続き、

海の向こうの材料(ネタ)に抗う事も出来ない展開になるでしょう・・・


ということなので、明日のスタンスについては、特に変更はないですが、

短期の方については、国内外の材料に方向感が見えてくるのは来週以降であり、

新興国のマネー流出症状にも変わりはなく、一応、シリアの騒ぎもありますので、

主力大型株での週跨ぎの持ち越し勝負は控えておきましょう。

新興市場についても、ガンホーの活況ぶりは良い兆しながらも、

前述した通り、激薄商いが深刻化しておりますので、

ゲリラ豪雨のように、テーマ等で商いを伴っている銘柄以外は、

その日限りに留めておきましょう。

REIT、不動産については、来週には日銀金融政策決定会合を控え、

日米の金融政策の違いも徐々に見直され、長期金利の低下は継続するでしょうから

中長期目線では買いでいいでしょう。五輪もネタになっておりますしね。

その他の中長期の押し目狙いの方についても、

短期の方と同様、慎重に構えて、好調な決算にも関わらず下げている銘柄、

割安中小型、好取組銘柄を拾うなり、短期の方と同様に小刻みに勤しみましょう。

長期の方については、新興国含め9月以降が危ないと判断し(一応シリアも)、

撤退するのは自由ですが、黒ちゃんの睨みが効いていることで、

我が国はQE縮小による症状も軽く、6月安値を割る様な底割れもないでしょうから、

新興国等を注視しつつも、明日も王者の風格で構えておけばいいでしょう。


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