不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
雇用統計を前に・・・
こんばんは。

なにやら米国務省が、確度の高いアルカイダの攻撃計画を察知したとかで、

4日(日)に中東各地の米大使館・領事館を臨時閉鎖すると発表しておりますが・・・

以前にもテロ情報に基づいて、何度か閉鎖されているそうであり、

事件もほとんど起きていないそうですが、今回は果たしてどこまで深刻なのか・・・

いまさら心配のしようもないですけど、不気味な話ではあります。


さて、本日の日本株ですが、雇用統計と天空の城ラピュタを控えているというのに、

13時30分過ぎから飛行石に持ち上げられるように上昇し、

日経平均株価は昨日に引き続き高値引け・・・

驚き、桃の木、山椒の木、

ブリキにタヌキに洗濯機、

猪木にドラギにバーナンキ・・・という強さでおました。

え?違う?正確には「猪木にエノキにケンタッキー」でしたっけ?

え?どうでもいい?

というようなしょうもない語呂合わせはともかくとして、

実際に現時点の市場を取り巻く環境を見ても、

欧州は昨夜のECB知事会にてドラギえもんが、

当面はユルフン大魔王(緩和姿勢)でっせとの姿勢を改めて強調し、

ドラギえもんの睨みが効いているにも関わらず、直近のマクロ指標は好調、

欧州企業の決算も好調という好環境であり、

スペインのラホイ首相に対する不正献金疑惑についてもどこ吹く風となり、

昨日の引け後に有罪が確定したイタリアの絶倫オヤジ(ベルルスコーニ)の影響も、

本日のイタリア株、イタリア国債利回りの出足を見る限りでは軽微と言えます。

ギリシャも週初にトロイカ支援が決まり、

7月末をもって解除された銀行株への空売り規制の影響も無く、

欧州は慢性的・・・というか解決には至っていない債務問題を抱えてはいるものの、

現時点では目新しい悪材料が無いまま、夏休みモードに突入しそうです。


米国は一昨日のFOMC声明において、改めてユルフン(金融緩和)継続姿勢を示し

マクロ指標が悪ければユルフン継続でっせという防波堤を築いたにも関わらず、

GDP、ADP雇用リポート、新規失業保険、ISM製造業景気指数という重要指標が

全て市場予想を上回る結果となり、米企業業績も7割近くが市場予想を上回り

今夜の雇用統計を残すのみといった状況です。

ADP雇用、雇用統計の対象期間に該当する先週までの新規失業保険を見る限り、

今夜の雇用統計は悪い方に振れることはなさそうですし、

少々悪かろうとも、悪けりゃユルフン継続期待の拡大という御都合モードなので、

中長期的には大して心配する程では無いのですが、

米株は史上最高値を更新、米長期金利は直近の水準を越えておりますので、

短期的には出尽くしとなる可能性が高いです・・・

しかも雇用統計が良過ぎた場合は、ユルフン継続ではなく、

9月からの縮小懸念が再燃し、長期金利の上昇が加速して、

出尽くしではなく巻き戻しに陥る可能性もなきにしもあらず・・・

だけに雇用統計は市場予想に沿った程度の内容、

もしくはチョイ悪くらいが理想的といえます。

そんな雇用統計を無事にクリアすれば、米議会も来週から夏季休暇入りとなり、

オバマ、バーナンキも平和な夏休み入りとなりそうです。

冒頭で触れた様なテロが起きたら、平和とは言えませんけど・・・


中国については、本日もSHIBORが低下しており、

昨日上昇していた国債利回りも本日は低下しており、

上海株もかろうじてプラスで引けております。

明日の非製造業PMIが悪かろうと、政策期待と追加ユルフン期待もありますからね


そして我が国は前述した通り、雇用統計を前にハシゴが伸びておりますが、

引け後に発表されたトヨタ自動車の決算は市場予想を下回ったものの、

上方修正をしており、他の企業決算についても昨日までと同様、

渋チン据置が多いものの、悪化している訳ではなく、

ユニクロの月次についても、同業他社が前年割れの不振だったにもかかわらず、

前年越え(既存店105.5%)を確保しており、評価できますので、

これまた出尽くし程度で済むでしょうから、

ハシゴを外されたり、ハシゴをノコギリでギーコギコと引いていたりするほどではなく、

直近で急速に上げた分が出尽くしになる程度でしょう。

特に本日の13時30分以降のに上げた200円分は、

為替が13時以降に円安に傾いたとは言え、無理矢理過ぎましたからね。

てな感じで、企業決算を始め現時点での国内環境は平和と言えますので、

懸念されるものとしては、雇用統計を前にした急速な上げという目先の過熱だけです

長い目でチャートを見れば、日経、TOPIX、ドル円、ユーロ円は、

三役逆転を回避しておりますので、長引く調整入りは回避されそうです。

しかしながら新興市場については、チャート的にも回復と言える程の戻しではなく、

本日は更に商いも細っておりますので、まだまだ危うい状況が継続しております。


以上の通り、あくまで本日時点の状況としては、

ファンダメンタル面での環境としては国内外共に平穏ではありますが、

雇用統計を前にしてテクニカル的には出尽くしも有り得る状況とは言えます。

需給面については、シカゴ投機筋の円売りポジションは、

今夜の発表を見ないとわかりまへんけど、

3市場の信用買い残は、倍率は低下しているもののやや増加しており、

裁定買い残も増加しているので、先週よりはやや悪化しております。

ま、とにかく、今週は引けてしまったので、まずは今夜の雇用統計を待つばかりです。

ということで、以上の事も踏まえつつ、来週のスケジュール等も精査し直して、

改めて来週の展望については週末に書きます。


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本日は株価もスパークしたので、THE YELLOW MONKEYの「SPARK」です。

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