こんばんはです。
GAFAMを始めとする米企業決算ラッシュと国内企業決算の本格化、
FOMC(日銀会合も)、バイデンねんの施政方針演説などなど、
27日からの大ヤマ場を経た金融市場は意外と平和に通過・・・
GAFAMを始めハイテク決算に対する反応は、
アップルやMS、テスラやツイッター等が売られましたが、
米株指数も含めた全体としては大崩れすることなく上昇し、
なにより決算自体は堅調な上に自社株買いや増配の企業も多く、
米企業決算全体としても当初予想の25%増益での着地が、
8割の企業決算を終えた現時点で45%増益での着地に達しているので、
本来ならば更なる米株高を後押ししてもおかしくないのですが、
昨夜はSP500と輸送株の高値更新に留まっており、
VIXは上昇、商いもやや増加した程度といったところです。
本日の日本株は商いを伴う株安とも言えますが(マザは激薄商い下落)、
商いは月末要因を除けばやや増加した程度であり、
下落幅も一服程度なので、月末下落アノマリーが継続しているだけで、
意外と緊張感の無い平和な動きだったとも言えます。
株式市場以外の金融市場全体としても、
米長期金利上昇ながら米短期・2年債利回り低下でイールドカーブ拡大、
ドル高ながらポンド最強高、円最弱安(仮想通貨高)、
原油と銅は続伸、他の商品も堅調なので(金は続落)、
株や商品等のリスク資産は金利上昇&ドル高にも屈せず上昇、
という健全なリスクオンの動きとも言えますが、
更なる金利上昇とドル高に株や商品は耐えられるのか、
結局は金利低下かドル安のカネ余りバブルモードじゃないとダメなのか、
せめて金利低下、ドル安のいずれかにならないと耐えられないのか・・
とにかく今夜ではなく来週以降(5月以降)の動きを見ないことには、
何とも言えないですが、少なくとも現時点では、
国内外の企業決算が株安やリスクオフのきっかけにはなっておらず、
経済活動を含む米コロナ環境は好転しており、
FRBの金融政策自体も緩和姿勢に変わりは無く、
バイデンねんもインフラ投資以外の追加策を示唆してますが・・・
一方でパウエルおじさんが足元の株高に対してジャブ程度に牽制したり、
バイデンねんは大盤振る舞いの財政出動に対して、
改めて法人税増税、富裕層に対する証券課税を含む増税姿勢を示し、
米経済にとって金融市場は二の次みたいなことを言ってたので、
先日も書いた通り、バイデンねんの支持率上昇が続けば続くほど、
これら政策や姿勢が支持されていると解釈され、
ほんまに早い段階で踏み切る可能性が高くなりますので、
中間層以下の米国民にとっては良いことであっても、
株式を含む金融市場にとっては重石になることは避けられないでしょう。
そういう意味ではコロナが悪化で株高、好転で株安だったように、
バイデンねんの支持率が下がれば株高、支持率が上がれば株安、
という新たな不健全なロジックも出来上がりそうですが、
それは先の話として置いといても、現在の金融市場としては、
平和に通過したと高を括るほどの状況とまでは言えず、
月末で下駄を履いているくらいに見ておいた方がいいと言えます。
ということで、金融市場は平和風な動きとも言えますが、
ヤバイデンねん増税や決算反応等のリスクも燻ったままであり、
不気味さも漂うハッキリしないままでのGW入りとなっております。
とは言え、もはやつべこべ言っても仕方ないので、
GW明けの動きを見て判断すればいいでしょう。
ちなみに私は本日から9日までGW休みを取りますので、
明日のゴリ散歩写真記事の更新以外は、
6-7日の平日を含め記事の更新は休ませて頂く予定です。
緊急事態宣言下なので、遠出する予定もないので、
明日以外も近場の散歩記事くらいは、
気まぐれで更新するかも知れませんが、
ひとまず良いGWをお過ごしください。
お手数ですが下のタグをクリックして頂けると嬉しいです。
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GAFAMを始めとする米企業決算ラッシュと国内企業決算の本格化、
FOMC(日銀会合も)、バイデンねんの施政方針演説などなど、
27日からの大ヤマ場を経た金融市場は意外と平和に通過・・・
GAFAMを始めハイテク決算に対する反応は、
アップルやMS、テスラやツイッター等が売られましたが、
米株指数も含めた全体としては大崩れすることなく上昇し、
なにより決算自体は堅調な上に自社株買いや増配の企業も多く、
米企業決算全体としても当初予想の25%増益での着地が、
8割の企業決算を終えた現時点で45%増益での着地に達しているので、
本来ならば更なる米株高を後押ししてもおかしくないのですが、
昨夜はSP500と輸送株の高値更新に留まっており、
VIXは上昇、商いもやや増加した程度といったところです。
本日の日本株は商いを伴う株安とも言えますが(マザは激薄商い下落)、
商いは月末要因を除けばやや増加した程度であり、
下落幅も一服程度なので、月末下落アノマリーが継続しているだけで、
意外と緊張感の無い平和な動きだったとも言えます。
株式市場以外の金融市場全体としても、
米長期金利上昇ながら米短期・2年債利回り低下でイールドカーブ拡大、
ドル高ながらポンド最強高、円最弱安(仮想通貨高)、
原油と銅は続伸、他の商品も堅調なので(金は続落)、
株や商品等のリスク資産は金利上昇&ドル高にも屈せず上昇、
という健全なリスクオンの動きとも言えますが、
更なる金利上昇とドル高に株や商品は耐えられるのか、
結局は金利低下かドル安のカネ余りバブルモードじゃないとダメなのか、
せめて金利低下、ドル安のいずれかにならないと耐えられないのか・・
とにかく今夜ではなく来週以降(5月以降)の動きを見ないことには、
何とも言えないですが、少なくとも現時点では、
国内外の企業決算が株安やリスクオフのきっかけにはなっておらず、
経済活動を含む米コロナ環境は好転しており、
FRBの金融政策自体も緩和姿勢に変わりは無く、
バイデンねんもインフラ投資以外の追加策を示唆してますが・・・
一方でパウエルおじさんが足元の株高に対してジャブ程度に牽制したり、
バイデンねんは大盤振る舞いの財政出動に対して、
改めて法人税増税、富裕層に対する証券課税を含む増税姿勢を示し、
米経済にとって金融市場は二の次みたいなことを言ってたので、
先日も書いた通り、バイデンねんの支持率上昇が続けば続くほど、
これら政策や姿勢が支持されていると解釈され、
ほんまに早い段階で踏み切る可能性が高くなりますので、
中間層以下の米国民にとっては良いことであっても、
株式を含む金融市場にとっては重石になることは避けられないでしょう。
そういう意味ではコロナが悪化で株高、好転で株安だったように、
バイデンねんの支持率が下がれば株高、支持率が上がれば株安、
という新たな不健全なロジックも出来上がりそうですが、
それは先の話として置いといても、現在の金融市場としては、
平和に通過したと高を括るほどの状況とまでは言えず、
月末で下駄を履いているくらいに見ておいた方がいいと言えます。
ということで、金融市場は平和風な動きとも言えますが、
ヤバイデンねん増税や決算反応等のリスクも燻ったままであり、
不気味さも漂うハッキリしないままでのGW入りとなっております。
とは言え、もはやつべこべ言っても仕方ないので、
GW明けの動きを見て判断すればいいでしょう。
ちなみに私は本日から9日までGW休みを取りますので、
明日のゴリ散歩写真記事の更新以外は、
6-7日の平日を含め記事の更新は休ませて頂く予定です。
緊急事態宣言下なので、遠出する予定もないので、
明日以外も近場の散歩記事くらいは、
気まぐれで更新するかも知れませんが、
ひとまず良いGWをお過ごしください。
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