こんばんはです。
今夜はバイデンねんが打ち出の小槌を振りながら、
4兆ドルとも言われるインフラ投資を発表するようです。
法案の成立自体は8-9月頃とも言われてるので、
それまでに期限を迎える財政の崖の審議とも相まって、
米議会でプロレスが繰り広げられる未来も見えますが、
それはともかく、実体経済にとっては恩恵が大きいと言える反面、
先日にイエレンおばさんが言ってた通り、
決して打ち出の小槌があるわけではなく、
財源として手始めの法人税を始めとする増税が妥当とも言ってたので、
実体経済にとっては恩恵だけでなく負の面もあり、
金融市場にとっても同様ですし、もし増税懸念だけでなく、
打ち出の小槌が空っぽの財政悪化懸念との観測が拡がることになれば、
足元の主役ネタの一つでもある金利が急上昇する可能性も・・・
ただし今夜から来週に掛けて発表される特盛の米経済指標が、
ゴリゴリ堅調な結果となって税収増期待へと繋がり、
金利上昇への耐性を裏付けるとの解釈が拡がったり、
FRBの大規模な金融緩和政策によって金利の急上昇を抑えられれば、
良い金利上昇論が財政悪化懸念を打ち消す可能性もありますが、
御存知の通り、直近ではアーケゴス騒動、
世界的なコロナの感染再拡大懸念も燻ったままなので、
これらが増税懸念とも相まってしまうと金利上昇ではなく、
単なるリスクオフでの一気の金利低下(債券買い)、
ドル高(円最強高)、原油安、商品安、株安となる可能性もあります。
以上の通り、バイデンねんの会見をきっかけに、
財政悪化懸念、増税懸念が台頭したり、
更にアーケゴスやコロナのリスクにまで延焼拡大と共に、
金融市場がネガティブな反応となれば、
金利がどっちに触れようとも、株安になるでしょうから、
せめて良い金利上昇論相場となるか(賞味期限は短いでしょうけど)、
好ましい程良い金利低下・安定のカネ余りバブル相場となるか、
いずれかのポジティブ反応となればいいのですが・・・
ちなみに現時点での金融市場の動きとしては、
やや金利低下&イールドカーブ拡大ながら長期金利は高止まり圏、
豪ドル高・円最弱安ながらドルはほんの一服程度、
原油・銅、金、商品は軟調なまま、
株式市場は踏ん張っているものの日米英欧中株共に下落(商いが減)
肝心のグロース株は本格反転とは言えず、まだ軟調であり、
アーケゴス問題の当該行も売られたまま、金融株全体も軟調なので、
少なくとも良い金利上昇論相場やカネ余りバブル相場ではなく、
かといって財政悪化懸念を含む悪い金利上昇論相場、
リスクオフ相場になっているほどでもなく、
マチマチで方向感の見えない状況と言えます。
言っても本日は月末、日本は期末&年度末であり、
マチマチなのも仕方ないとも言えるので、
明日以降にハッキリした動きとなるのであれば、
それに合わせて動くしかないです。
個人的にはリスクオフでの調整相場入りとなり、
金利が低下したところで(まずは米長期金利1.5%あたりまで)、
懲りないカネ余りバブルモード再開になると見てますけど、
可能性は薄いながら最悪の財政悪化懸念等での金利上昇(債券安)、
株安となれば、どこまでのショックになるのかはわかりまへん。
ということで明日のスタンスについては、
結局のところ昨日にも書いた通りのスタンスに変更はないので、
割愛させて頂きます。
ちなみに今夜のバイデンねん会見以外の今週のイベントとしては、
今夜はADP雇用、明日は日銀短観、OPEC会合、米ISM製造業、
週末の2日は米英欧市場が休場なのに米雇用統計といったところです。
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今夜はバイデンねんが打ち出の小槌を振りながら、
4兆ドルとも言われるインフラ投資を発表するようです。
法案の成立自体は8-9月頃とも言われてるので、
それまでに期限を迎える財政の崖の審議とも相まって、
米議会でプロレスが繰り広げられる未来も見えますが、
それはともかく、実体経済にとっては恩恵が大きいと言える反面、
先日にイエレンおばさんが言ってた通り、
決して打ち出の小槌があるわけではなく、
財源として手始めの法人税を始めとする増税が妥当とも言ってたので、
実体経済にとっては恩恵だけでなく負の面もあり、
金融市場にとっても同様ですし、もし増税懸念だけでなく、
打ち出の小槌が空っぽの財政悪化懸念との観測が拡がることになれば、
足元の主役ネタの一つでもある金利が急上昇する可能性も・・・
ただし今夜から来週に掛けて発表される特盛の米経済指標が、
ゴリゴリ堅調な結果となって税収増期待へと繋がり、
金利上昇への耐性を裏付けるとの解釈が拡がったり、
FRBの大規模な金融緩和政策によって金利の急上昇を抑えられれば、
良い金利上昇論が財政悪化懸念を打ち消す可能性もありますが、
御存知の通り、直近ではアーケゴス騒動、
世界的なコロナの感染再拡大懸念も燻ったままなので、
これらが増税懸念とも相まってしまうと金利上昇ではなく、
単なるリスクオフでの一気の金利低下(債券買い)、
ドル高(円最強高)、原油安、商品安、株安となる可能性もあります。
以上の通り、バイデンねんの会見をきっかけに、
財政悪化懸念、増税懸念が台頭したり、
更にアーケゴスやコロナのリスクにまで延焼拡大と共に、
金融市場がネガティブな反応となれば、
金利がどっちに触れようとも、株安になるでしょうから、
せめて良い金利上昇論相場となるか(賞味期限は短いでしょうけど)、
好ましい程良い金利低下・安定のカネ余りバブル相場となるか、
いずれかのポジティブ反応となればいいのですが・・・
ちなみに現時点での金融市場の動きとしては、
やや金利低下&イールドカーブ拡大ながら長期金利は高止まり圏、
豪ドル高・円最弱安ながらドルはほんの一服程度、
原油・銅、金、商品は軟調なまま、
株式市場は踏ん張っているものの日米英欧中株共に下落(商いが減)
肝心のグロース株は本格反転とは言えず、まだ軟調であり、
アーケゴス問題の当該行も売られたまま、金融株全体も軟調なので、
少なくとも良い金利上昇論相場やカネ余りバブル相場ではなく、
かといって財政悪化懸念を含む悪い金利上昇論相場、
リスクオフ相場になっているほどでもなく、
マチマチで方向感の見えない状況と言えます。
言っても本日は月末、日本は期末&年度末であり、
マチマチなのも仕方ないとも言えるので、
明日以降にハッキリした動きとなるのであれば、
それに合わせて動くしかないです。
個人的にはリスクオフでの調整相場入りとなり、
金利が低下したところで(まずは米長期金利1.5%あたりまで)、
懲りないカネ余りバブルモード再開になると見てますけど、
可能性は薄いながら最悪の財政悪化懸念等での金利上昇(債券安)、
株安となれば、どこまでのショックになるのかはわかりまへん。
ということで明日のスタンスについては、
結局のところ昨日にも書いた通りのスタンスに変更はないので、
割愛させて頂きます。
ちなみに今夜のバイデンねん会見以外の今週のイベントとしては、
今夜はADP雇用、明日は日銀短観、OPEC会合、米ISM製造業、
週末の2日は米英欧市場が休場なのに米雇用統計といったところです。
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