こんばんはです。
来週に春節明けを迎える中国市場も注目ですが、
国内小売企業の1月月次売上高の発表ラッシュも何気に注目です。
1月分のコロナウィルス騒動の影響は下旬以降だけなので、
2月分こそが重要ではありますけど、
ただでさえ我が国はドMな消費税増税の影響もあるだけに気掛かりです。
(暖冬の影響もあるでしょうけどね)
さて昨夜は世界阿保健機構(WHO)の非常識・・・
失礼、非常事態宣言をきっかけに、
本日の日本株を含め株式市場はリバウンドしておりますが、
WHOが渡航禁止の勧告にまで至らなかった一方で、
米国の中国への渡航禁止決定を始め、各国政府は独自で動いており、
各国企業も独自で動いてるので、WHOの決定とは温度差が・・・
世界的な支援網の構築・強化・対策と言う意味では、
WHOの決定に意味が無いとは言いませんけど、
後手後手感と中国(習隠蔽)への忖度ぶりが否めないです・・・
そしてコロナウィルス自体の感染拡大や症状への懸念は置いといて、
実体経済への影響については、具体的な数値(試算)等は不明ですが、
先に述べた国内消費だけでなく、中国景気自体の影響、
それによる世界的な景気への影響は明らかでしょうから、
現時点で織り込んだと言うのは早計でしょう。
ちなみに本日発表された中国のサジ加減PMIは、
それなりに堅調ながら1月分ですから、
重要な2月以降分を確認しないことにはアテになりまへん。
昨夜まで発表された米企業決算については、
先日までのイマイチぶりから盛り返して増益に転じており、
米マクロ指標もまだら模様といったところですが、
我が国の企業決算は一部で堅調な決算が見られるものの、
全体としては低調な決算が続いており、
国内マクロ指標も堅調とは言えないですから(欧州も同様)、
世界的にも実体経済としては、第一段階の米中通商合意、
世界的な金融緩和、各国の景気対策によって、
景気が底打ち・先行き回復期待とまでは言えず、
さらに未知数なコロナウィルスの影響についても、
騒動自体が収束してない現状では、
どれほどの影響なのかという確認(答え合わせ)が必要な状況です。
とは言っても、先日にFRBが引締めを示唆しようとも、
足元の金利は上昇しておらず低下しており、
FRBのバランスシート拡大は足踏みながらも縮小もわずかであり、
世界的な金融緩和状態に変わりはないので、
コロナウィルスの影響は織り込み済、アク抜け、限定的、
と言う御都合解釈によって、
市場と実体経済が逆の動きになることもありますけど、
結局それはバブルということですから、商いを伴った上昇となるか、
実体経済が市場の動きが乖離していようとも、
逆の動きではなく、同じ向きにならないことには、
市場の御都合解釈な動きは、超短期的なものに過ぎないでしょう。
それでもコロナウィルスや実体経済の動向ではなく、
市場の都合目線だけで判断するにしても、繰り返しになりますけど、
週明けに春節明けで取引が再開される中国市場が、
チャイナショックのような惨事になるのかを見極めないことには、
まだまだ安心するには程遠い状況です。
ちなみに本日の日本株についても、
昨日よりもわずかに商いが増加しての反発となりましたが、
月末の割には物足りない商いであり、
小幅高となった昨夜の米株も商いはイマイチ、昨夜の英欧株も同様、
上海先物の軟調ぶりも継続、香港株の弱さも継続、
昨日にパニック売りとなった台湾株も小幅反発程度ですから、
国内外の株式市場全体としても本格反発には程遠い状況です。
株式市場以外の動きを見ても、債券は小幅安程度(金利小幅上昇)、
為替市場も昨夜からドル安になっているものの、
円高、人民元安基調は崩れておらず、
原油・資源等は軟調なまま(特に銅)、金も堅調なままなので、
市場全体としてもリスクオンに転じたとは言えまへん。
ということで、コロナウィルス動向と週明けの中国市場もさることながら、
今夜の米国を始めとする海の向こうの動きを見極めた上で、
改めて来週の見通しを週末の記事で書きます。
コロナウィルス騒動のせいで人混みや観光地への外出は、
躊躇してしまうでしょうけど、良い週末をお過ごしください。
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来週に春節明けを迎える中国市場も注目ですが、
国内小売企業の1月月次売上高の発表ラッシュも何気に注目です。
1月分のコロナウィルス騒動の影響は下旬以降だけなので、
2月分こそが重要ではありますけど、
ただでさえ我が国はドMな消費税増税の影響もあるだけに気掛かりです。
(暖冬の影響もあるでしょうけどね)
さて昨夜は世界阿保健機構(WHO)の非常識・・・
失礼、非常事態宣言をきっかけに、
本日の日本株を含め株式市場はリバウンドしておりますが、
WHOが渡航禁止の勧告にまで至らなかった一方で、
米国の中国への渡航禁止決定を始め、各国政府は独自で動いており、
各国企業も独自で動いてるので、WHOの決定とは温度差が・・・
世界的な支援網の構築・強化・対策と言う意味では、
WHOの決定に意味が無いとは言いませんけど、
後手後手感と中国(習隠蔽)への忖度ぶりが否めないです・・・
そしてコロナウィルス自体の感染拡大や症状への懸念は置いといて、
実体経済への影響については、具体的な数値(試算)等は不明ですが、
先に述べた国内消費だけでなく、中国景気自体の影響、
それによる世界的な景気への影響は明らかでしょうから、
現時点で織り込んだと言うのは早計でしょう。
ちなみに本日発表された中国のサジ加減PMIは、
それなりに堅調ながら1月分ですから、
重要な2月以降分を確認しないことにはアテになりまへん。
昨夜まで発表された米企業決算については、
先日までのイマイチぶりから盛り返して増益に転じており、
米マクロ指標もまだら模様といったところですが、
我が国の企業決算は一部で堅調な決算が見られるものの、
全体としては低調な決算が続いており、
国内マクロ指標も堅調とは言えないですから(欧州も同様)、
世界的にも実体経済としては、第一段階の米中通商合意、
世界的な金融緩和、各国の景気対策によって、
景気が底打ち・先行き回復期待とまでは言えず、
さらに未知数なコロナウィルスの影響についても、
騒動自体が収束してない現状では、
どれほどの影響なのかという確認(答え合わせ)が必要な状況です。
とは言っても、先日にFRBが引締めを示唆しようとも、
足元の金利は上昇しておらず低下しており、
FRBのバランスシート拡大は足踏みながらも縮小もわずかであり、
世界的な金融緩和状態に変わりはないので、
コロナウィルスの影響は織り込み済、アク抜け、限定的、
と言う御都合解釈によって、
市場と実体経済が逆の動きになることもありますけど、
結局それはバブルということですから、商いを伴った上昇となるか、
実体経済が市場の動きが乖離していようとも、
逆の動きではなく、同じ向きにならないことには、
市場の御都合解釈な動きは、超短期的なものに過ぎないでしょう。
それでもコロナウィルスや実体経済の動向ではなく、
市場の都合目線だけで判断するにしても、繰り返しになりますけど、
週明けに春節明けで取引が再開される中国市場が、
チャイナショックのような惨事になるのかを見極めないことには、
まだまだ安心するには程遠い状況です。
ちなみに本日の日本株についても、
昨日よりもわずかに商いが増加しての反発となりましたが、
月末の割には物足りない商いであり、
小幅高となった昨夜の米株も商いはイマイチ、昨夜の英欧株も同様、
上海先物の軟調ぶりも継続、香港株の弱さも継続、
昨日にパニック売りとなった台湾株も小幅反発程度ですから、
国内外の株式市場全体としても本格反発には程遠い状況です。
株式市場以外の動きを見ても、債券は小幅安程度(金利小幅上昇)、
為替市場も昨夜からドル安になっているものの、
円高、人民元安基調は崩れておらず、
原油・資源等は軟調なまま(特に銅)、金も堅調なままなので、
市場全体としてもリスクオンに転じたとは言えまへん。
ということで、コロナウィルス動向と週明けの中国市場もさることながら、
今夜の米国を始めとする海の向こうの動きを見極めた上で、
改めて来週の見通しを週末の記事で書きます。
コロナウィルス騒動のせいで人混みや観光地への外出は、
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