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不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
黒光り銀行会合を経ても結局は・・・
こんばんはです。

事前リークによって注目された黒光り銀行のうなぎランチ会ですが、
本業でもある物価の見通しは、うなぎ登りではなく引き下げられ、
2020年の物価見通しですら+1.6%と目標の2%には届いておらず、
いっそのことうなぎの効果・・ではなく金融政策の効果はなかったと認め、
ETF買いも債券市場へのお薬注入も止めた方がいいのでは・・・
と思ったりもしますが、これだけの異次元金融緩和をやったからこそ、
先進国の中では劣るものの日本経済は浮上しつつあるとも言えるので、
効果が無かったので止めるなんてことはカンベン願いたいですが、
せめて安倍ちゃんマンには、さらなる財政政策を打ち出すと一方で、
消費税増税だけは止めて頂きたいと思うばかりです。

黒ちゃんは消費税の影響は前回や前々回ほどではないと言いながら、
展望リポートでは消費税の影響があると書いており、
もはや物価目標未達を含む金融政策の成果が現れない言い訳として、
いつも利用していた原油が足元で上昇している代わりに、
言い訳として利用するためだけに消費税増税を賛成しているのでは?
と穿った見方もしたくなります。

先日は米国の驚愕なGDPを見せつけられたので、
デフレ脱却から程遠いことを裏付ける展望リポートの物価見通しだけでなく
成長率見通しについても、日本の出遅れ感が際立ちますので、
この段階で金融政策を打ち止めにしたり、出口も匂わせたりすると、
少なくとも薬漬けのジャンキーとなっている我が国の市場は、
禁断症状と副作用でパニックになるでしょうから、
本日の甘辛でどっちつかずな金融政策の変更も止む無しなのか・・・

そんな本日の黒光り銀行の黒魔術の発表を受けた市場の反応としては、
事前リークのせいで上昇していた長期金利の低下は顕著でしたが、
それによって為替市場ではドル安ながら多少は円最弱安となり、
株式市場についても事前リークによる長期金利上昇と共に銀行株が買われ、
TOPIXが買われておりましたが(NT倍率縮小)、
黒魔術の発表と同時に加速しての全面高とはならず、
銀行株やトヨタを始めTOPIXが売られる一方、
ユニクロ等を始め日経平均が小幅に買われ、
NT倍率が再び中途半端に拡大するマチマチの動きで終えております。

本日は月末とは言え、売買代金は3.26兆円の大商いだったので、
日銀会合をきっかけとした商いを伴った全面高だったら良かったのですが、
日経平均は小幅高、TOPIXは0.84%安ですから、
残念ながら商いを伴った株安に等しく、長期金利低下についても、
金融政策を反映した要素は強いでしょうけど、
リスクオフな債券高(金利低下)の要素も含まれている感はあります。

御存知の通り、本日の我が国は黒魔術会合で賑わいましたが、
足元では国内の企業決算が本格化しており、
(週末には期初に今期見通しを背伸びしたと言っていたトヨタ決算も)
海の向こうでは貿易戦争の燻りが継続していると共に、
主役である米国でも企業決算が本格化しており、
しかも決算発表を機にFBが米国市場史上最大の暴落劇を演じ、
その翌日にはツイッター、かつてショックを起こしたインテルも売られ
それと共に米IT・ハイテク株が売られるグロース売りが拡大し、
現在も落ち着いておらず、明朝にはアップル決算、明日のテスラ決算、
他にもスプリントはアリババの決算も控える中、
果たして落ち着くのだろうか・・・火に油を注ぐのだろうか・・・
という戦々恐々状態ではありますので、我が国での債券高(金利低下)は
リスクオフ要素が含まれていてもおかしくはないです。

ただし・・・IT・ハイテク、グロース株にとっては、
金利低下(債券高)自体は追い風になりますので、
本日の黒魔術をきっかけに我が国の金利が低下したことで、
現時点では米金利も低下しており、IT・ハイテク株が持ち直せば
リスクオフでの債券買い(金利低下)ではなくドル安も含めた適温相場、
いや、トランプの意向通り相場となる可能性もあるので、
明日のFOMCにて、トランプの意向通り相場を継続できるのか、
リスクオフとなるのか、はたまた反抗的な追加利上げ等で火に油を注ぐのか、
今週は週末の雇用統計を始め米経済指標もテンコ盛りですから、
FRBとしては難しい舵取りを迫られるだけに、FOMCも注目でおます。

以上の通りなので、少なくとも海の向こうでの明朝のアップル決算、
明日のFOMC結果、テスラ決算までの目先のヤマ場を通過しないことには、
市場の方向感は見えて来ないでしょうから、
本日の黒い銀行会合後の煮え切らない動きだけでは判断できないですし、
再び薄商いと共に日経主導のNT倍率拡大の動きとなったところで、
どうせ23000円は超えられないでしょうから、
せめて明日から決算(業績)を手掛かりにして、
現物の商いを伴った株高が継続すれば(理想は金利上昇と油高も)、
あれこれと小難しいリスクは考えずに素直に乗ればいいですけど、
本日が方向感の判断できないマチマチの大商いだったので、
継続とは言っても少なくとも明日と明後日の商いと方向感は、
見極める必要があり、結果として目先のヤマ場を見極めてから・・・、
ということになるので、明日はどう動こうとも慎重に構えておきましょう。

新興市場については、本日は踏ん張りを見せたものの、
相変わらずの薄商いというアテにならん動きであり、
FB等の米IT・ハイテク売りの影響が出ているだけでなく、
世界的なリスクオフムードが強くなれば、
リスク資産の象徴である新興市場が過度に売られるのも相場の常であり、
本格反発となるにしても、まずは海の向こうや国内主力大型株から
というのも相場の常なので(特に現在は企業決算も本格化しているので)、
少なくとも主力大型株が商いを伴った本格反発となるまで、
もしくは再来週後半から本格化する新興企業決算を見極めるまで、
さらにシンプルに言えば、新興市場自体の商いを伴った上昇が継続するまで
慎重に構えておくのが無難でおます。
先にも述べた通り、2日早朝までが国内外共に目先の大きなヤマ場なので、
ヤマ場を通過するまでは、賑わっている政策・テーマ株、IPO関連も含め
くれぐれも慎重に構えておくのが無難でおます。
決算を終えた銘柄については御自由にどうぞ。

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