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不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
束の間の平和、陰謀のような巻き戻しは継続中(笑)
ボナセーラ

イタリアの政治コントは落ち着いた風だそうです(笑)

それにしても足元では米債券売り、原油買い、ユーロ売りの各ポジが、
際立って積み上がっていたところに、米金利上昇アレルギーの発症、
貿易戦争、原油の減産やんぴ、イタリアの政治コントが起きるのですから、
相場は需給と言えますし、でかいカネを動かす人のサジ加減次第ですが、
あまりにも露骨に需給環境と一致したリスクが実際に起きているので、
世界には陰謀組織でもあるんじゃないのかと言いたくもなります(笑)

陰謀組織はともかくとしても、でかいカネを動かす人たちは、
せっかく金融規制が緩和される方向に動いているタイミングで、
理由(口実)もなく需給だけで市場を好き勝手に動かしていると、
世論や市場から規制強化の声が上がり、自分のクビを絞めることになるので
律儀に動かす大義名分のような口実(リスク)と共に、
需給の巻き戻しを行っているのかなと思うばかりです。
今回は実際に事が起きてますけど、よう出来た話やなと・・・

なんだか今さらながら改めて呆れるばかりですけど、
昨夜のイタリア政治コントが落ち着いた風との報道によって、
需給の巻き戻しが一服しておりますが、
この程度で巻き戻しのガス抜きが終了したとは思えないですから
イタリア政治コントの蒸し返し、スペインの牛追い祭ならぬラホイ追い祭、
トランプマンとカリアゲマンの髪切りデスマッチを巡るズンドコ、
そもそもの病ながら克服してない金利上昇アレルギー(新興国資金流出も)
アレルギー克服の土台となるマクロ環境と企業業績動向、政策動向、
土台へ直接的に影響する本丸のリスクでもある貿易戦争の再燃、
これら全てを考慮して金利のサジ加減を決めるFRBの金融引締め動向、
(日・英・欧・新興国各国中銀の金融政策動向も)
といった口実となるリスクが再燃することで、
ガス抜きが不十分な巻き戻しだけでなく、
リスクオフムードも高まる可能性が高いと言えますので、
現在の巻き戻し一服ムードは一時的と見ておいた方がいいでしょう。

言っても一服ムードは昨夜から始まったばかりですから、
継続は力なりとばかりに継続しないことにはアテにならないですし、
昨夜の米国を始め海の向こうは商いを減少させての反発ですから、
せめて前日までの商いを上回るくらいのパワーで反発しないとね・・・

本日の我が国については、MSCIのリバランスがあったことで、
売買代金は今年3番目の4.4兆円となるゴリ商いではありましたが、
リバランスによる引け前の最後っ屁が約2.1兆円ですから、
それを差し引けば実質的には2.3兆円程度の薄商いなので、
商いを伴った反発とは言えず、一時的な巻き戻しの一服に過ぎないです。
足元の国内の需給環境としても、外国人は先週(5月4週)まで、
先物を買い越す一方(裁定買い残も積み上げながら)、
足元でほとんど買い越してなかった現物は、
約3404億円の売り越しに転じており(空売り比率も増加傾向)
今週に入ってからは裁定買い残も減少に転じているので、
外国人は現物と共に先物も売りに転じているような動きです。
(そもそも足元では先物主導で日本株が上がってましたのでね)
ちなみに先週時点まで、外国人に立ち向かっているのは個人と国内勢です。
(信用買い残も再び増加して3.4兆円の過熱水準です(米国も高水準))

以上の通りなので、需給的にもガス抜きが不十分な海の向こう、
同様にガス抜きが不十分であり、ガス抜きに傾いている主役の外国人動向、
これに立ち向かう個人と国内勢という構図の日本株
というガス抜きの巻き戻しが続きそうな国内外の需給環境に加え、
先に述べた動く口実となるリスクは燻ったままであり、
いつ再燃してもおかしくない状況です(特に本丸の貿易戦争)

一応、今週は今夜に米個人消費支出とコアPCEデフレーター、
明晩には雇用統計、ISM製造業、米新車販売、
といった金利上昇アレルギーに対するマクロ面での耐性確認となる米指標、
我が国では明日の法人企業統計調査、中国の財新製造業PMI、
政治面では本日から2日までG7財務相・中央銀行総裁会議、
明日から3日までのシャングリラ会合、明日のスペインのラホイ追い祭
継続しているものとしてはイタリアの政治コント動向、
貿易戦争関連では明日が対EU等への米輸入関税猶予期限(延長なし予定)、
2-4日は米中通商協議といったところなので、
動く口実となるリスク面でのイベントも盛りだくさんです。
(新興国の資金流出動向と原油動向も)

従って先に述べた足元の需給面での国内外の巻き戻し余地も含めると、
本格反発となる可能性は低く、フルゴリラリスクオフになる可能性が高く
少なくとも巻き戻しは継続しそうですから、
これらのリスクがまさかの解決、まさかの織り込み済みとなり、
商いの伴った巻き戻しからの反発モードが継続でもしない限り、
現状はまだまだ巻き戻しの途中での一服に過ぎず、
口実となるリスク次第ではフルゴリラリスクオフになる可能性が高いので、
引き続き、慎重に構えておきましょう。

中長期的には繰り返し書いている通りなので割愛しますけど、
日米の政治スケジュールや貿易戦争動向からも、
早くとも6月中旬まで、遅ければ7月中旬までは、
リスクオフも含む調整モードが続くでしょう。

新興市場についても、資金の集中している政策やテーマ株はともかく、
海の向こうや主力大型株がゴリゴリのリスクオフとなれば、
リスク資産の象徴でもある新興市場は過度に売られますし、
いつリスクオフとなってもおかしくない状況のまま週末を迎えるので、
明日の新興市場全体としては、引き続き慎重に構えておきましょう。

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