不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
健全な空気と本番はこれからの空気が交錯する中・・・
本番は・・・いや、こんばんはです。

個人的には昨夜のパウエルナイトよりも、
トランプマンの次期大統領選出馬表明に笑ってしまいましたが、
ほんまにおもろいおっさんやなと思うと同時に頑張って頂きたいものです。

さて、そんなおもろいトランプマンに対し、
昨夜はキャラが薄すぎて面白みに欠けるパウエルマンの議会証言が行われ
証言と質疑応答の内容をザックリと書きますと・・・

米景気は雇用環境も含め堅調やで!
トランプマンの税制改革を含む大盤振る舞いな財政政策も素晴らしいで!
だから物価も上がるし、予想よりも物価目標2%は早く達成しそうやし、
ワシらの金融引締め姿勢も正当化されるがな!文句あんのか?オゥ?
そもそも利上げ観測で金利が上昇して市場がザワ付こうが、
ワシらの金融引締め姿勢が変わるわけないやろアホンダラ!
今のところ金融リスクも見当たらんがな!どこにあんねん!
え?イールドカーブが縮小しるって?
そんなもん大した問題やないがな、ドアホ!

というように叱咤激励のような(パウ)エールを市場に送っております。

少々語気を粗めに書いてしまいましたが。
パウエルマンがキャラの薄い普通のおじさんなので、
わかりやすく書いたということで・・・
(余計にわかりにくいというクレームは受け付けませんw)

何だかイエレンおばちゃまやハゲちゃま(バーナンキ)よりも
市場対話力に欠けているというか、市場への配慮に欠ける感じもありますし
トランプマンの大盤振る舞いな財政政策に対しても、
イエレンおばさんのようにチクリと財政悪化懸念をほのめかすこともなく
ジャイアントランプとのび太パウエルの関係性を裏付けるような絶賛ですが
足元で低迷している物価と騒動前まで低迷していた長期金利については、
イエレンおばさんと同様、原因を説明することもなく謎のまま、
景気も堅調やから細かいことは気にするなと言わんばかりに、
先行きの物価は上がると言っております(笑)

以上のパウエルマンと前任者たちの見解や姿勢の相違はともかく、
パウエルマンの現在の見解(証言)に対して、市場も同意したのであれば
米長短金利上昇(但しイールドカーブは拡大)ドル高、米株高(油は堅調)
という健全なグレートローテーションな動きとなるべきなのですが・・・

残念ながら昨夜の市場では、
米長短金利上昇、ドル高となったものの米株安(VIX上昇)、原油安
という米金利上昇とドル高にアレルギー反応を示す動きで終えております。

但し米株の下げ幅は5日の様な大きいものでははなく、
薄商いでもあったので、悲鳴を上げているという程ではなく、
健全な動きになる可能性も感じられるアレルギー反応です。

そして本日の日本株についても、
月末とMSCIのリバランスによる最後っ屁の商いを差し引けば、
2.3兆円程度の商いでの下げですから、中国のPMIが低調だったとか、
黒田薬局のお薬減らし(オペ減額)の割には、
悲鳴のようなものは聞こえず、未だに日本株を買いに来てない外国人が、
動き出す昼から粛々と売っていたという感じでおました。
(本日の空売り比率は、月末とは言え再び40%を超えてます)

従って、昨夜の親分米国市場、本日の子分である我が国の市場を見ていると
悲鳴ではなく、無風というかガス抜きの範疇という動きであり
いずれ米国は健全なグレートローテーション、我が国は円安、株高
となりそうな動きとも言えます。

が、しかし・・・

先にも少し触れた通り、本日は黒田薬局が、
なぜかこのタイミングでお薬減らし(オペ減額)に動いております・・・

為替市場ではドル高ながら円最強高という不吉な動きはありますが、
減額の対象となった長期債の利回りは大して動いてないですし、
イールドカーブコントロールの一環による減額なのでしょうけど、
昨夜はパウエルマンが市場のザワ付きに関係なく動くと言ってたところに
わざわざこのタイミングで黒田薬局が動くというのは、
もしかして日米の中銀は、物価上昇がイマイチやのに、
市場だけが過熱していると見ており、冷やそうとしているのか?
とさえ思える奇妙なタイミングでの黒田薬局のお薬減らしです。

そういえば昨夜のパウエルマン議会証言にて度々見られたのですが、、
遠回しに黒ちゃんの悪口を言っているかのように、
金融緩和は「悪」と言わんばかりの意見が飛び交っていたので、
黒ちゃんもたまりかねてお薬減らしに動いたのか・・・
とさえ思えるタイミングでのお薬減らしでもありますけどね(笑)

前回のお薬減らしをきっかけに、市場ではステルステーパリングとか、
出口観測も燻っているだけでなく、円高も進んでいるので、
日本株だけが円最強高で下がるなんてことにもなり兼ねないですからね。

まぁとにかく、現状は国内外共に動き自体はガス抜きの範疇であり、
健全な動きとなる期待も感じられますが、
いかんせん明確な意志を感じられない薄商いなので、
明確な動きとなるのは、明日の上院でのパウエルマン議会証言なのか、
(証言内容は昨夜と同じなので、質疑応答がどうなるかだけです)
もしくは来週の雇用統計なのかわかりませんけど・・・

米長期金利とドルが今の水準を維持とまでは言わないまでも、
5日の水準を維持したまま米株が上昇できないようだと、
厄介な米金利上昇アレルギー相場が続くことになりますし、
(日本は円最強高、株安)
更なる長期金利上昇とドル高になると米株が悲鳴も上げる可能性が高く、
5日のように金利の上がった債券を買え!株を売れ!(VIX上昇)
というベタなリスクオフ相場になる可能性もありますので
(日本は円高、株安)
少なくとも米金利とドルが5日の水準以上を維持したままでも、
米株が上昇しないことには健全ではなく、安心も出来ないということです

ただし米長期金利とドルが5日の水準以下まで下がることで、
米株高となれば(原油高も)、昨年9月以降とか現在のように、
エセであろうとも市場ではいわゆる適温相場と言われますので、
米長期金利とドルが5日の水準を超えると、
株式市場が悲鳴を上げる可能性が高いというリスクだけは覚悟の上で、
割り切って立ち回るというのもアリです。
言い方を変えると、長期金利とドルが5日の水準を超えるまで、
米株高が続くとも言えます(日本は円安加速がなくとも株高)。

私としてはリスクオフ相場になると想定してますので、
(中国や欧州も不穏ではあります)
本番はこれから・・・と言うのも覚悟して身構えておりますが、
私の想定はともかく、以上に書いた状況に合わせて動きましょう。

新興市場については、本日は反発したものの薄商いですから、
主力大型株に代わって新興市場が買われる地合いになったとは言えないので
主力大型株と同様のスタンスで構えておきましょう。
そもそも新興市場には重石となる金利上昇が主役という状況ですからね。

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