こんばんはです。
マクロは堅調、政治の騒ぎも落ち着いている欧州株は軟調な一方、
マクロはまだら模様、政治が騒いでいる日米株は高値圏に留まっております
株価の根っこは企業業績であり、日米欧は企業決算の発表が真っ只中なので
決算がまだら模様の欧州に対して、決算が全体として堅調な日米
と言う結果を素直に反映しているだけと言えなくもないですが、
米株は未だに割安とは言えず、特にハイテク株については、
金融引き締め路線(米債券安・ドル高)にも屈せず上昇するのかと言えば
現時点ではそうでは無い動きなので、明日のアップル決算を受けて、
米ハイテク株全体がどう反応するのか重要でおます。
日本株については、本日も高値圏に踏み止まっているものの、
先週末から空売り比率は40%を超えており、商いも膨らんでいるので
下向きの圧力が高まっている感はあります。
この圧力が東芝のリハビリ施設(二部降格)行きに伴うものであったり、
月末のお化粧であったり、本日は後場から商いが膨らんだことからも、
素直に企業決算を反映した動きとも言えますので、
明日からは東芝のゴタゴタも一巡となり、
企業決算は特に図体のデカイところは堅調だということで、
単に買戻しの燃料になってしまう可能性もありますけど、
現状は海の向こう(米国)次第でしょう
ちなみに図体のデカイ銘柄の堅調な決算に対し、
新興市場は今さらと言えばそれまでですけど、
これまでの賑わいを正当化するほどの決算と言えないものが多いので、
業績面で主力大型株との違いが際立ちつつあり、
商いは伴わなかったものの本日は下げ幅もそれなりに続落しております。
(堅調だった2部は商いを伴って続落しているのは気がかりです)
ということで、新興市場はともかくとして、
昨日も書いた通り、溜まっている巻き戻しのマグマは、
全てのマグマが放出されることになると、
米債券安(米金利上昇)ドル高・ユーロ安、米株安(VIX上昇)、
金上昇、原油安となる足元の需給環境なので、
米債券安(米金利上昇)ドル高に屈せず米株高となるには、
オールドエコノミーなバリュー株ではなく、
米ハイテク株次第ということです。
そして米ハイテク株が米債券安・ドル高に屈してしまい米株安となると
円は恒例の最強高となってしまい、日本株安となり、
企業想定為替レートの上限近辺でもある1ドル110円を割ると、
堅調な業績見通し期待にもケチが付き、日本株安にも拍車が掛かります。
一方、米ハイテク株が米債券安・ドル高に屈せず米株高となると、
いわゆるトランプラリーですから、
ドル最強高>円>ユーロもしくはドル最強高>ユーロ>円最弱となり、
米株に引っ張られて日本株高となるでしょう。
(円最弱の余地は限られてますけどね)
以上はあくまで債券、為替、商品のマグマを放出しながら
株式市場はどうなるのかというシナリオですから、
債券、為替、商品、株式、全てのマグマは放出されず、
今後も溜まり続けるというシナリオもあります。
それは冒頭でも書いた現状の動きでもあり、
米金融引き締め観測の鈍化、政治等のリスクを反映したような
米債券高(米金利低下)ドル安に対し、
株式市場だけは決算発表もあってお気楽モード(米株高、日本株高)
という動きですが、マグマがさらに溜まり続けることになるので、
長続きはしないでしょう。
しかもこの状態から株式市場が崩れることになれば、
いわゆる債券買い・株売りというベタなリスクオフモードでもあるので、
米債券とドルのマグマは溜まり続けるものの、
株式市場(特に日米株)はマグマが放出されて巻き戻しとなり
リスクオフで円もマグマが放出されて最強高となり、
日本株最弱にもなりかねないです。
(ただし米ハイテク株には追い風となる可能性はあります。)
従って、ベースとしては米債券とドル(米金融政策の方向性)ですが
米債券安ドル高主導のマグマ放出(巻き戻し)パターンであろうとも
米債券高ドル安継続パターンであろうとも、
鍵を握る(市場の空気を決める)のは米株であり、
特に米ハイテク株の動き次第と言えます。
さらに別の需給要因や地政学リスクで動いている要素も多い原油が、
まさに火に油となるのか、火消しになるのかも重要な役回りでおます。
以上を踏まえて、動くきっかけとなるイベントとしては、
今週は国内外の企業決算、雇用統計を始めテンコ盛りの米経済指標、
それらによって変わる金融政策動向、リスクとしては日米の政治動向
米議会でのオバマケア代替法案、18年度予算案動向といったところですが
超目先である今夜から明後日の寄り前までとしては
今夜はシカゴ購買部協会景気指数、中古住宅販売保留指数、
ダラス連銀製造業、明日は燻っているビットコインの分裂問題
国内新車販売台数、10年債入札、国内企業決算、中国財新製造業PMI
明晩はユーロ圏GDP、米個人消費支出、コアPCEデフレーター
ISM製造業、個人的には最も注目の米新車販売、アップル始め米企業決算
明後日の寄り前は米市場の引け後に発表される米新車販売とアップル決算
これを日出る国として迎え撃つということです。
ということで明日のスタンスとしては・・・
持ち越し短期勝負の方については、以上の通り、
ベースとしては米債券とドル(米金融政策の方向性)が重要ですが、
シンプルに見れば海の向こうは米株次第、国内は為替の巻き戻し次第なので
米株先物安、円高となっていればその日限りの勝負に留めておきましょう。
米株先物安、円安もしくは米株先物高、円高というチグハグならば
海の向こうの方が巻き戻しリスクは大きいので、米株を重視しましょう。
そして米株先物高、円安となっていれば勝負すればいいです。
という見方に変わりはないのですが、巻き戻しのマグマが溜まっている中で
明晩は特にイベント盛り沢山ではありますので(今週前半のヤマ場)、
明日はどのような動きであろうとも慎重に構えておくのが無難です。
腰を据えて構えている方については、現状は余裕もあるでしょうから、
シンプルに米株安、円高、商いの伴った日本株安が継続するまでは、
王者の風格で構えておくのもいいのですが・・・
遅かれ早かれ巻き戻しは起きるでしょうから、
明日の時点で米株先物安、円高、商いの伴った日本株安となれば
いっそのこと本格化する国内決算を元に新たに乗り換えるのが好ましいので
さっさと撤退するのもアリです。
新たに腰を据えて参戦する方については、
参戦する判断としては持ち越し短期勝負の方と同様なので、
明日は控えておくのが好ましいですが、参戦するにしても変則決算の銘柄、
もしくは決算を終えたものから参戦しましょう。
新興市場は冒頭でも書いた通りなので、
シンプルに商いの伴った上昇が継続するまでは警戒モードで構え
値動きを把握したテーマ株等に参戦するにしても、
変則決算銘柄や決算発表を終えたものを中心に参戦し、
くれぐれも決算跨ぎには御注意ください。
そして日米欧ハイテク株(特に決算発表後の動向)、
国内では新興(個人)とも密接な任天堂、ハゲバンク、
国内外の債券(特に債券安となるか)、分裂問題も燻っている仮想通貨、
そして新興企業の決算動向、これらの動きは注視しておきましょう
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マクロは堅調、政治の騒ぎも落ち着いている欧州株は軟調な一方、
マクロはまだら模様、政治が騒いでいる日米株は高値圏に留まっております
株価の根っこは企業業績であり、日米欧は企業決算の発表が真っ只中なので
決算がまだら模様の欧州に対して、決算が全体として堅調な日米
と言う結果を素直に反映しているだけと言えなくもないですが、
米株は未だに割安とは言えず、特にハイテク株については、
金融引き締め路線(米債券安・ドル高)にも屈せず上昇するのかと言えば
現時点ではそうでは無い動きなので、明日のアップル決算を受けて、
米ハイテク株全体がどう反応するのか重要でおます。
日本株については、本日も高値圏に踏み止まっているものの、
先週末から空売り比率は40%を超えており、商いも膨らんでいるので
下向きの圧力が高まっている感はあります。
この圧力が東芝のリハビリ施設(二部降格)行きに伴うものであったり、
月末のお化粧であったり、本日は後場から商いが膨らんだことからも、
素直に企業決算を反映した動きとも言えますので、
明日からは東芝のゴタゴタも一巡となり、
企業決算は特に図体のデカイところは堅調だということで、
単に買戻しの燃料になってしまう可能性もありますけど、
現状は海の向こう(米国)次第でしょう
ちなみに図体のデカイ銘柄の堅調な決算に対し、
新興市場は今さらと言えばそれまでですけど、
これまでの賑わいを正当化するほどの決算と言えないものが多いので、
業績面で主力大型株との違いが際立ちつつあり、
商いは伴わなかったものの本日は下げ幅もそれなりに続落しております。
(堅調だった2部は商いを伴って続落しているのは気がかりです)
ということで、新興市場はともかくとして、
昨日も書いた通り、溜まっている巻き戻しのマグマは、
全てのマグマが放出されることになると、
米債券安(米金利上昇)ドル高・ユーロ安、米株安(VIX上昇)、
金上昇、原油安となる足元の需給環境なので、
米債券安(米金利上昇)ドル高に屈せず米株高となるには、
オールドエコノミーなバリュー株ではなく、
米ハイテク株次第ということです。
そして米ハイテク株が米債券安・ドル高に屈してしまい米株安となると
円は恒例の最強高となってしまい、日本株安となり、
企業想定為替レートの上限近辺でもある1ドル110円を割ると、
堅調な業績見通し期待にもケチが付き、日本株安にも拍車が掛かります。
一方、米ハイテク株が米債券安・ドル高に屈せず米株高となると、
いわゆるトランプラリーですから、
ドル最強高>円>ユーロもしくはドル最強高>ユーロ>円最弱となり、
米株に引っ張られて日本株高となるでしょう。
(円最弱の余地は限られてますけどね)
以上はあくまで債券、為替、商品のマグマを放出しながら
株式市場はどうなるのかというシナリオですから、
債券、為替、商品、株式、全てのマグマは放出されず、
今後も溜まり続けるというシナリオもあります。
それは冒頭でも書いた現状の動きでもあり、
米金融引き締め観測の鈍化、政治等のリスクを反映したような
米債券高(米金利低下)ドル安に対し、
株式市場だけは決算発表もあってお気楽モード(米株高、日本株高)
という動きですが、マグマがさらに溜まり続けることになるので、
長続きはしないでしょう。
しかもこの状態から株式市場が崩れることになれば、
いわゆる債券買い・株売りというベタなリスクオフモードでもあるので、
米債券とドルのマグマは溜まり続けるものの、
株式市場(特に日米株)はマグマが放出されて巻き戻しとなり
リスクオフで円もマグマが放出されて最強高となり、
日本株最弱にもなりかねないです。
(ただし米ハイテク株には追い風となる可能性はあります。)
従って、ベースとしては米債券とドル(米金融政策の方向性)ですが
米債券安ドル高主導のマグマ放出(巻き戻し)パターンであろうとも
米債券高ドル安継続パターンであろうとも、
鍵を握る(市場の空気を決める)のは米株であり、
特に米ハイテク株の動き次第と言えます。
さらに別の需給要因や地政学リスクで動いている要素も多い原油が、
まさに火に油となるのか、火消しになるのかも重要な役回りでおます。
以上を踏まえて、動くきっかけとなるイベントとしては、
今週は国内外の企業決算、雇用統計を始めテンコ盛りの米経済指標、
それらによって変わる金融政策動向、リスクとしては日米の政治動向
米議会でのオバマケア代替法案、18年度予算案動向といったところですが
超目先である今夜から明後日の寄り前までとしては
今夜はシカゴ購買部協会景気指数、中古住宅販売保留指数、
ダラス連銀製造業、明日は燻っているビットコインの分裂問題
国内新車販売台数、10年債入札、国内企業決算、中国財新製造業PMI
明晩はユーロ圏GDP、米個人消費支出、コアPCEデフレーター
ISM製造業、個人的には最も注目の米新車販売、アップル始め米企業決算
明後日の寄り前は米市場の引け後に発表される米新車販売とアップル決算
これを日出る国として迎え撃つということです。
ということで明日のスタンスとしては・・・
持ち越し短期勝負の方については、以上の通り、
ベースとしては米債券とドル(米金融政策の方向性)が重要ですが、
シンプルに見れば海の向こうは米株次第、国内は為替の巻き戻し次第なので
米株先物安、円高となっていればその日限りの勝負に留めておきましょう。
米株先物安、円安もしくは米株先物高、円高というチグハグならば
海の向こうの方が巻き戻しリスクは大きいので、米株を重視しましょう。
そして米株先物高、円安となっていれば勝負すればいいです。
という見方に変わりはないのですが、巻き戻しのマグマが溜まっている中で
明晩は特にイベント盛り沢山ではありますので(今週前半のヤマ場)、
明日はどのような動きであろうとも慎重に構えておくのが無難です。
腰を据えて構えている方については、現状は余裕もあるでしょうから、
シンプルに米株安、円高、商いの伴った日本株安が継続するまでは、
王者の風格で構えておくのもいいのですが・・・
遅かれ早かれ巻き戻しは起きるでしょうから、
明日の時点で米株先物安、円高、商いの伴った日本株安となれば
いっそのこと本格化する国内決算を元に新たに乗り換えるのが好ましいので
さっさと撤退するのもアリです。
新たに腰を据えて参戦する方については、
参戦する判断としては持ち越し短期勝負の方と同様なので、
明日は控えておくのが好ましいですが、参戦するにしても変則決算の銘柄、
もしくは決算を終えたものから参戦しましょう。
新興市場は冒頭でも書いた通りなので、
シンプルに商いの伴った上昇が継続するまでは警戒モードで構え
値動きを把握したテーマ株等に参戦するにしても、
変則決算銘柄や決算発表を終えたものを中心に参戦し、
くれぐれも決算跨ぎには御注意ください。
そして日米欧ハイテク株(特に決算発表後の動向)、
国内では新興(個人)とも密接な任天堂、ハゲバンク、
国内外の債券(特に債券安となるか)、分裂問題も燻っている仮想通貨、
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