こんばんはです。
月末・期末・年度末、実質新年度入りという特殊な時期でもありますが、
それにしても本日の売買代金は2兆円(2.06兆円)という薄商いであり、
本気の売りとまでは感じられず・・・
かといって、空売り比率は旺盛に40%を超えていたり、
何よりまたしても我が国の下げが目立つので、
特殊な時期での大人の都合だけなのか、
国会のコントを含む政治や東芝等の国内要因なのか、
世界の景気敏感株として負のシワ寄せを一手に引き受けているだけのか、
なんとも方向感のわかり難い動きでおます。
とりあえず国内要因なのかという不気味さを感じなくはないですが、
海の向こうもそれなりに話題やリスクがある割には薄商いであり、
依然として方向感が明確になっているとは言えないので、
特殊な時期でもある国内に対して過度な警戒をするよりは、
主役である米国を含む海の向こうの動き次第と見ておくのが妥当でしょう。
そして主役である米国市場についても、
昨夜は米債券高(米金利低下)ドル高とチグハグな動きとなり、
肝心の米株は薄商いでのマチマチの動きとなりましたが、
原油が堅調だったので、市場の空気が悪くならなかったとも言えます。
ブレグジットや仏大統領選等の政治リスクや財政リスクが騒がれている欧州も
株価を含む市場はどこ吹く風の堅調な水準ではあるものの薄商いであり、
明確な意志を感じさせるような方向感はイマイチ見えないです。
ただし主役の米国市場における足元の需給面で見る限り、
米株だけがガス抜きが不十分なのは事実であり、
欧州においても足元ではポンドショートが鬼盛り、
ユーロショートが昨年来水準まで減少という状況ではありますので、
海の向こうは需給に合わせて材料(口実)をこじ付けているだけと言えますが
いかんせん商いが薄いので、海の向こうも煮え切らない状況です
一方、我が国の足元の需給環境は過熱していると言えないので、
足元の国内の動きについては、需給に則しているのでもなく、
やはり海の向こう次第の動きなだけと言えそうです。
という需給環境を含む状況に合わせて想定してみると、
英国のリスクは無事に通過し、欧州のリスクが台頭することになり、
米国はトランプマンの政策実行力への懸念や利上げが重石となることが
市場(大人)の都合にも合っている動きと言えますけどね(笑)
個人的には昨日も書いた通り、英国のEU離脱通知を受けて、
EU側が明日にも示す予定の離脱交渉草案が厳しすぎる内容であれば、
リアルなブレグジットリスクになるのでは?という不気味さはあるのですが、
どうも市場では無警戒なようなので、そもそも公開されないのであれば、
次のEU首脳会議まではブレグジット騒動が再燃することもなさそうであり
主役の米国市場(特に米株)を見ておけばいいことになります。
そんな主役の米国市場の中でも主役はトランプマンであり、
燻っている議会運営を含む政策実行力に対する疑念が払拭されないことには
商いの伴ったトランプラリーの再開にはならないです。
昨夜もハワイ州の地方裁が、トランプマンの入国制限措置に対し、
すでに差止していたものを無期限に延長する判断を下しており、
相変わらず大統領令に対する司法からの横槍が入る流れは継続しております。
一昨日に署名した温暖化規制撤廃の大統領令に対しても、
抗議の声は大きくなっているので、またしても司法から横槍が入るようだと
ただでさえ支持率低下で困難になりつつある議会運営も含め
トランプマンは何の政策が実現出来るのか・・・
という疑念がますます拡大することになります。
ここで税制改革法案の議会通過をサクッと見せつけるのが理想ですが、
もはや何の法案でもいいので、サクッと議会を通過させれば、
トランプマンの政策実行力への疑念は和らぐことになりますが、
トランプマン自身が味方(共和党)や側近に対する疑念が増しているのか、
どっかのカリアゲ国のように、家族の重要ポストへの配置が目立ちつつあり
挙句に娘のイバンカ嬢までがホワイトハウスに・・・
いやはや・・・トランプマンには頑張って頂きたいのは山々ですが、
さすがに良からぬスパイラルへ陥りつつあるように見えます・・・
まぁ私の推測や穿った見方が多分に含まれる背景はともかく、
シンプルに市場の需給環境や動き、商いから見ても、
国内外共に明確な方向感が見えておらず、
需給的には米株のガス抜きが不十分な状況であることに変わりはないので、
次のヤマ場である4月中旬から5月までは、
ガス抜き(巻き戻し)が続くと見ておりますが・・・
週(月)明けから次のヤマ場である4月中から5月まで突っ走るために
足元で煮え切らない動きが続いているという可能性も無きにしも非ずですが、
そうだとしても、もはや週明けから動けばいいだけの話です。
ちなみに超目先である今夜から週明けの寄り前までの注目イベントとしては、
今夜は独3月消費者物価、米10-12月期GDP改定値、
投票権を有するダラス連銀総裁講演、壁の向こうになるメキシコ中銀会合、
トランプ外交にまで懸念が増すかもしれない米・デンマーク首脳会談、
ティラーソン米国務長官のトルコ訪問(翌日はNATO外相理事会出席)、
明日は2月消費支出、2月消費者物価、2月鉱工業生産、2月新設住宅着工
プレミアムフライデー、東芝の年度末の債務超過が確定(今さらですが)
中国では清明節入り前の週末、中国銀行と中国民生銀行の決算、
欧州ではEU側の英離脱交渉草案公表?(公表されないかもしれませんが)
英10-12月期GDP改定値、ユーロ圏3月消費者物価
NATO外相理事会、米2月個人消費支出、米3月シカゴ購買部協会景気指数
投票権を有するミネアポリス連銀総裁講演、米石油掘削リグ稼働数
米通商代表部の外国貿易障壁報告書公表(月末予定)
週明けの寄り前は、業績見通しと想定為替レートが注目の日銀短観
といったところです。
海の向こうは恐らく米欧共に経済指標は堅調でしょうから、
やはり米欧の政治リスクや、NATO外相理事会をきっかけに
新たなトランプ外交リスクや中東政治リスクが台頭するかが注目です。
国内も政治リスクは燻っておりますが、
明日の2月消費支出等が米欧と同様に堅調なのか、
週明けの日銀短観の業績見通しが四季報や市場の見通しと乖離してないか、
現状の為替水準と想定為替レートが悪い意味で乖離してないかが注目です。
ということで、明日のスタンスとしては・・・
週跨ぎでの持ち越し短期勝負の方については、
以上の通り、需給面での巻き戻しリスクや政治リスクは残っているので、
シンプルに市場の動きとして、商いの伴った米株高を始め、
米債券安(米金利上昇)ドル高、原油高というトランプラリー&油高ラリー
となれば(日本は円安株高ラリー)、勝負するのも自由(アリ)ですが、
米株と日本株の商いが膨らまないようであれば、
現状の動きとしては方向感が明確になったとは言えないので、
週明けから商いの伴った急騰になったとしても、
御縁が無かったと割り切り、明日はその日限りの勝負に留めておきましょう。
当然ながら米株安、米債券高(米金利低下)ドル安(油安も)、
というトランプラリー反転(巻き戻し)と共に円高日本株安となっていれば
同じくその日限りの勝負に留めておきましょう。
とにかく現状はガス抜きが不十分な米株の動きと商いが特に重要でおます。
腰を据えて構えている方については、
現状は商いの伴ったトランプラリー&油高ラリーの巻き戻しでもなく、
かといって明確なガス抜きモードとなっている程でもないので、
国内外共に動きが明確になるまで・・・というか明日に関しては、
ひとまず王者の風格で構えておけばいいでしょう。
腰を据えて新たに参戦する方についても、腰を据えるのであればこそ、
動きが明確になるのを見極めてから判断した方がいいので、
明日が余程の商いを伴ったトランプラリー&油高ラリー(日本は株高円安)
とならない限り、新たな参戦は控えておきましょう。
割安中小型で腰を据える方も同様です。
新興市場については、昨日はマザが商いを減らしながらも大幅続伸となり、
JQ、2部も含め、切り返しが始まったと言いたくもなる動きでしたが
本日はさらに商いを減らしながらも、再び反落となっており、
先々週からの下落局面に比べると、ハッキリしない商いでの上下なので
JQと2部はともかく、マザについてはシンプルに
先々週の下落局面を上回る商いを伴った上昇が連続するまでは、
いわゆる下落局面で商いが膨らみ、上昇局面では商いが減少する
という下げゴリ(資金流出)モードから脱していないと判断し
値動きを把握している個別銘柄以外は、警戒モードを維持しておきましょう
海の向こうと主力大型株が商いの伴わないガス抜きモード程度であれば、
むしろ新興市場には追い風となりますが、もし商いの伴うリスクオフとなると
新興市場も避けられないので、主役の米国と国内の主力大型株の商いと動きが
明確になるまでは慎重に構えておいた方がいいでしょう。
ちなみに新興市場を取り巻く環境としては、
国会は野党とスクールウォーズのせいで停滞中ではありますが、
政策やテーマに絡む官民イベントは来週も含めて今後も盛り沢山なので、
まだ好環境が続いていると、懲りずに見ているのですが・・・
お手数ですが記事が参考になりましたら、
下のタグをクリックして頂けると嬉しいです。
ランキングアップが励みになりますのでよろしくお願い致します。

月末・期末・年度末、実質新年度入りという特殊な時期でもありますが、
それにしても本日の売買代金は2兆円(2.06兆円)という薄商いであり、
本気の売りとまでは感じられず・・・
かといって、空売り比率は旺盛に40%を超えていたり、
何よりまたしても我が国の下げが目立つので、
特殊な時期での大人の都合だけなのか、
国会のコントを含む政治や東芝等の国内要因なのか、
世界の景気敏感株として負のシワ寄せを一手に引き受けているだけのか、
なんとも方向感のわかり難い動きでおます。
とりあえず国内要因なのかという不気味さを感じなくはないですが、
海の向こうもそれなりに話題やリスクがある割には薄商いであり、
依然として方向感が明確になっているとは言えないので、
特殊な時期でもある国内に対して過度な警戒をするよりは、
主役である米国を含む海の向こうの動き次第と見ておくのが妥当でしょう。
そして主役である米国市場についても、
昨夜は米債券高(米金利低下)ドル高とチグハグな動きとなり、
肝心の米株は薄商いでのマチマチの動きとなりましたが、
原油が堅調だったので、市場の空気が悪くならなかったとも言えます。
ブレグジットや仏大統領選等の政治リスクや財政リスクが騒がれている欧州も
株価を含む市場はどこ吹く風の堅調な水準ではあるものの薄商いであり、
明確な意志を感じさせるような方向感はイマイチ見えないです。
ただし主役の米国市場における足元の需給面で見る限り、
米株だけがガス抜きが不十分なのは事実であり、
欧州においても足元ではポンドショートが鬼盛り、
ユーロショートが昨年来水準まで減少という状況ではありますので、
海の向こうは需給に合わせて材料(口実)をこじ付けているだけと言えますが
いかんせん商いが薄いので、海の向こうも煮え切らない状況です
一方、我が国の足元の需給環境は過熱していると言えないので、
足元の国内の動きについては、需給に則しているのでもなく、
やはり海の向こう次第の動きなだけと言えそうです。
という需給環境を含む状況に合わせて想定してみると、
英国のリスクは無事に通過し、欧州のリスクが台頭することになり、
米国はトランプマンの政策実行力への懸念や利上げが重石となることが
市場(大人)の都合にも合っている動きと言えますけどね(笑)
個人的には昨日も書いた通り、英国のEU離脱通知を受けて、
EU側が明日にも示す予定の離脱交渉草案が厳しすぎる内容であれば、
リアルなブレグジットリスクになるのでは?という不気味さはあるのですが、
どうも市場では無警戒なようなので、そもそも公開されないのであれば、
次のEU首脳会議まではブレグジット騒動が再燃することもなさそうであり
主役の米国市場(特に米株)を見ておけばいいことになります。
そんな主役の米国市場の中でも主役はトランプマンであり、
燻っている議会運営を含む政策実行力に対する疑念が払拭されないことには
商いの伴ったトランプラリーの再開にはならないです。
昨夜もハワイ州の地方裁が、トランプマンの入国制限措置に対し、
すでに差止していたものを無期限に延長する判断を下しており、
相変わらず大統領令に対する司法からの横槍が入る流れは継続しております。
一昨日に署名した温暖化規制撤廃の大統領令に対しても、
抗議の声は大きくなっているので、またしても司法から横槍が入るようだと
ただでさえ支持率低下で困難になりつつある議会運営も含め
トランプマンは何の政策が実現出来るのか・・・
という疑念がますます拡大することになります。
ここで税制改革法案の議会通過をサクッと見せつけるのが理想ですが、
もはや何の法案でもいいので、サクッと議会を通過させれば、
トランプマンの政策実行力への疑念は和らぐことになりますが、
トランプマン自身が味方(共和党)や側近に対する疑念が増しているのか、
どっかのカリアゲ国のように、家族の重要ポストへの配置が目立ちつつあり
挙句に娘のイバンカ嬢までがホワイトハウスに・・・
いやはや・・・トランプマンには頑張って頂きたいのは山々ですが、
さすがに良からぬスパイラルへ陥りつつあるように見えます・・・
まぁ私の推測や穿った見方が多分に含まれる背景はともかく、
シンプルに市場の需給環境や動き、商いから見ても、
国内外共に明確な方向感が見えておらず、
需給的には米株のガス抜きが不十分な状況であることに変わりはないので、
次のヤマ場である4月中旬から5月までは、
ガス抜き(巻き戻し)が続くと見ておりますが・・・
週(月)明けから次のヤマ場である4月中から5月まで突っ走るために
足元で煮え切らない動きが続いているという可能性も無きにしも非ずですが、
そうだとしても、もはや週明けから動けばいいだけの話です。
ちなみに超目先である今夜から週明けの寄り前までの注目イベントとしては、
今夜は独3月消費者物価、米10-12月期GDP改定値、
投票権を有するダラス連銀総裁講演、壁の向こうになるメキシコ中銀会合、
トランプ外交にまで懸念が増すかもしれない米・デンマーク首脳会談、
ティラーソン米国務長官のトルコ訪問(翌日はNATO外相理事会出席)、
明日は2月消費支出、2月消費者物価、2月鉱工業生産、2月新設住宅着工
プレミアムフライデー、東芝の年度末の債務超過が確定(今さらですが)
中国では清明節入り前の週末、中国銀行と中国民生銀行の決算、
欧州ではEU側の英離脱交渉草案公表?(公表されないかもしれませんが)
英10-12月期GDP改定値、ユーロ圏3月消費者物価
NATO外相理事会、米2月個人消費支出、米3月シカゴ購買部協会景気指数
投票権を有するミネアポリス連銀総裁講演、米石油掘削リグ稼働数
米通商代表部の外国貿易障壁報告書公表(月末予定)
週明けの寄り前は、業績見通しと想定為替レートが注目の日銀短観
といったところです。
海の向こうは恐らく米欧共に経済指標は堅調でしょうから、
やはり米欧の政治リスクや、NATO外相理事会をきっかけに
新たなトランプ外交リスクや中東政治リスクが台頭するかが注目です。
国内も政治リスクは燻っておりますが、
明日の2月消費支出等が米欧と同様に堅調なのか、
週明けの日銀短観の業績見通しが四季報や市場の見通しと乖離してないか、
現状の為替水準と想定為替レートが悪い意味で乖離してないかが注目です。
ということで、明日のスタンスとしては・・・
週跨ぎでの持ち越し短期勝負の方については、
以上の通り、需給面での巻き戻しリスクや政治リスクは残っているので、
シンプルに市場の動きとして、商いの伴った米株高を始め、
米債券安(米金利上昇)ドル高、原油高というトランプラリー&油高ラリー
となれば(日本は円安株高ラリー)、勝負するのも自由(アリ)ですが、
米株と日本株の商いが膨らまないようであれば、
現状の動きとしては方向感が明確になったとは言えないので、
週明けから商いの伴った急騰になったとしても、
御縁が無かったと割り切り、明日はその日限りの勝負に留めておきましょう。
当然ながら米株安、米債券高(米金利低下)ドル安(油安も)、
というトランプラリー反転(巻き戻し)と共に円高日本株安となっていれば
同じくその日限りの勝負に留めておきましょう。
とにかく現状はガス抜きが不十分な米株の動きと商いが特に重要でおます。
腰を据えて構えている方については、
現状は商いの伴ったトランプラリー&油高ラリーの巻き戻しでもなく、
かといって明確なガス抜きモードとなっている程でもないので、
国内外共に動きが明確になるまで・・・というか明日に関しては、
ひとまず王者の風格で構えておけばいいでしょう。
腰を据えて新たに参戦する方についても、腰を据えるのであればこそ、
動きが明確になるのを見極めてから判断した方がいいので、
明日が余程の商いを伴ったトランプラリー&油高ラリー(日本は株高円安)
とならない限り、新たな参戦は控えておきましょう。
割安中小型で腰を据える方も同様です。
新興市場については、昨日はマザが商いを減らしながらも大幅続伸となり、
JQ、2部も含め、切り返しが始まったと言いたくもなる動きでしたが
本日はさらに商いを減らしながらも、再び反落となっており、
先々週からの下落局面に比べると、ハッキリしない商いでの上下なので
JQと2部はともかく、マザについてはシンプルに
先々週の下落局面を上回る商いを伴った上昇が連続するまでは、
いわゆる下落局面で商いが膨らみ、上昇局面では商いが減少する
という下げゴリ(資金流出)モードから脱していないと判断し
値動きを把握している個別銘柄以外は、警戒モードを維持しておきましょう
海の向こうと主力大型株が商いの伴わないガス抜きモード程度であれば、
むしろ新興市場には追い風となりますが、もし商いの伴うリスクオフとなると
新興市場も避けられないので、主役の米国と国内の主力大型株の商いと動きが
明確になるまでは慎重に構えておいた方がいいでしょう。
ちなみに新興市場を取り巻く環境としては、
国会は野党とスクールウォーズのせいで停滞中ではありますが、
政策やテーマに絡む官民イベントは来週も含めて今後も盛り沢山なので、
まだ好環境が続いていると、懲りずに見ているのですが・・・
お手数ですが記事が参考になりましたら、
下のタグをクリックして頂けると嬉しいです。
ランキングアップが励みになりますのでよろしくお願い致します。


