こんばんはです。
いよいよ今夜と言うか日本時間では明日の11時から米議会にて、
トランプマンの施政方針演説が行われ、日出る国でもある我が国は、
またしても場中に迎え撃つという幸運?悲運?の立場となります。
重要なのは市場が注目する減税策等を含むトランプマンの政策について、
どこまで具体的な内容を言及するのかということになりますが、
市場の動き(反応)としての焦点を主役の米国目線でザックリと言えば、
足元で進行していた米債券高(米金利低下)が正しいのか・・・
(昨夜は米債券安(米金利上昇)となりましたが)
米債券とドルがどんな動きになろうとも堅調だった米株が正しいのか・・・
ということですが、前者であればトランプマンも青ざめることになり

後者であればトランプマンバブルの様相となる可能性もあります

更に明日の場中に迎え撃つ我が国の市場目線も加味した上で、
市場の動き(反応)としての焦点を詳しく言えば・・・
演説をきっかけに米債券高(米金利低下)ドル安・米株先物安
というトランプラリーの全巻き戻しと共に円高株安の大騒ぎになろうとも、
ブレグジットや米大統領選の際のように二度あることは三度あるとばかりに、
一日だけの騒ぎで終わり、米株が正しかったということになるのか・・・
三度目の正直とばかりに一日では終わらずに明後日以降も継続することになり
米債券高(米金利低下)が正しかったということになるのか・・・
悪い意味での騒ぎすら起きず、米債券安・ドル高・米株先物高
というトランプラリーの再開と共に円安株高となり、
まさかの良い意味での騒ぎであるリスクオンモードとなるのか・・・
(二度あることは三度あると同様、米株が正しかったということになります)
もし・・・どれにも当てはまらない無風となれば、
次のヤマ場は3月中旬だと視線を移せばいいだけです。
以上の通りなので、私の希望と言うか理想としては、
我が国は需給的にもバリュー的にも過熱感はないものの、
親分の米国というか米株は需給的にもバリュー的にも過熱水準なので(油も)
「三度目の正直」な展開となってガス抜きを行い、
次のヤマ場である3月中旬をきっかけにガス抜きが終わり、
トランプラリーの再開となるのが健全な展開だとは思いますが、
あまりにも都合が良すぎるというかベタな展開とも言えるだけに・・・
恐らく下手をすれば「まさか」の展開となってもおかしくないですし、
もしくは「二度あることは三度ある」展開となり、
どちらにせよ3月中旬のヤマ場まで突っ走るという展開になると見ております
というのも、ムニューチン財務長官等のトランプ側近らの発言を聞く限り、
トランプマン演説では政策の具体策とまでは言わないまでも
明日にはオバマケアの代替案も発表すると言っており、
期待を持続させるそれなりの演説内容にはなりそうですから、
本当の意味での政策の具体策やガイドラインが見える予算教書発表までは、
トランプマン期待が持続されるのではないかと見ております。
さらに市場が最も注目というか欲している減税策について、
具体案の発表は8月と言われながらも、
特に市場が欲している法人減税等の踏み込んだ内容を言及すれば
米株の割高感は和らぎ、商いも膨らむことになれば、
足元の需給面での過熱も呑み込むことになるので、
まさかのゴリゴリリスクオンモードも有り得ます。
まぁ市場の一部では、トランプマンが昨日発表した「歴史的」な国防費拡大、
すでに示唆している市場が最も注目する「驚天動地」な減税策、
この二つが並び立つ財源はあるのか・・財源は鬼の国境税じゃないのか・・
という冷静なツッコミもありますが・・・(笑)
トランプマン自身は財政赤字の拡大にはならず、
財源があるんだと大見栄を切っていたので大丈夫なのでしょう(笑)
以上の通り、ああだこうだと書いてまいりましたが、
明日の11時からのトランプマン演説が目先のヤマ場ですから、
先に述べたどの展開になるのかは明日の11時までに判断するもよし、
王者の風格で演説以降の動きを見てから判断するのもよしです。
私としては希望は三度目の正直と言うのもありますが、
恐らく「二度あることは三度ある」もしくは「まさか」のリスクオン
という展開となり、ひとまず中旬のヤマ場まで突っ走ると見ております。
ちなみにトランプマン演説以外の目先のイベントとしては、
演説までにあるイベントは、演説までの短期的な材料扱いにしかならず、
明日の演説直後から明晩のイベントについても材料としては薄くなりますが、
トランプマンの演説を受けての市場の動きが落ち着けば、
次のヤマ場は3月中旬だ!となり、予算教書の発表が最も注目ながらも、
次回のFOMCは中旬の14-15日に開催され、
利上げのサジ加減がどうなるのかにも視線が移りそうなので、
今夜の米国で発表される米10-12月期GDP改定値、
米2月シカゴ購買部協会景気指数、米2月CB消費者信頼感、
米2月リッチモンド連銀製造業、米2月ケースシラー住宅価格
明晩の米2月ISM製造業、米1月個人消費支出&コアPCEデフレータ、
米1月新車販売、ベージュブック
といった米経済指標が、利上げを後押しするような堅調な結果となるのか、
足元の米債券高を裏付けると共に利上げ観測が鈍化する低調な結果となるのか
見ておいた方がいいでしょう。
特にISM製造業とベージュブックは重要です。
明晩は投票権のある2人の連銀総裁の講演や原油在庫の発表もあります。
我が国としては明日の寄り前に発表される10-12月期法人企業統計
演説後としてはプレミアムフライデーの結果が含まれる百貨店を始め
小売企業の2月月次売上高が何気に注目であり(堅調なようですけどね)
リスクとしては、ちびっと政治スキャンダルが賑わっているようで・・
他のリスクとして欧州の政治と財政のリスク(スコットランドの騒ぎも)
中国のリスク(明日はPMIの発表、5日から全人代も開幕)
本日から始まった米韓軍事演習に激おこカリアゲ丸の北朝鮮動向、
といったものもあります。
ということで、トランプマン演説以外にも盛り沢山ではありますが、
とにかく市場の動きとしては、まずは明日の演説次第ですから、
明日のスタンスとしては、改めて書きますと・・・
持ち越し短期勝負の方については、トランプマン演説をきっかけに、
まさかのトランプラリーの再開(米債券安・ドル高・米株先物高)となれば
我が国は円安株高となるので、次のヤマ場(3月中旬)までと言う目線で
素直に乗ればいいですが、演説をきっかけに悪い意味での大騒ぎとなっても、
騒ぎが一日で終わる二度あることは三度ある展開となりそうなので、
大騒ぎを好機と捉えて立ち向かってもいいでしょう。
もし三度目の正直という展開となれば、潔く撤退するしかないのですが、
長い目では健全なガス抜きなんだと割り切りましょう。
そしてこれらと先に述べた記事を参考に、演説前の参戦判断はお任せしますが
演説を前に軟調モードであれば参戦するのはアリです。
腰を据えて構えている方についても、トランプマン演説の見方は同様ですが、
もはや明日ですから、演説をきっかけに三度目の正直な展開となり、
明後日も商いを伴うトランプラリーが全て反転するリスクオフが続けば
一旦は撤退するのが無難ではありますが、薄商いでのガス抜き程度であったり
銘柄にもよるとは言え、そもそもここまで上げてきたことで余裕のある方は
次の大きなヤマ場である3月中旬まで王者の風格で構えておくのは自由です。
一応、現時点では三度目の正直な展開となれば、3月中旬のヤマ場以降は、
年内を含めて長期的な見通しは明るいと見ております。
腰を据えて新たに参戦する方については、同じく演説はもはや明日ですから
明日の参戦判断については持ち越し短期勝負の方と同じでいいのですが、
腰を据えるのであれば、演説後の動きを見てから参戦するのが無難です。
三度目の正直な展開となればチャンス到来でもありますからね。
そして現時点では年内等の長期的な明るい見通しにも変わりは無いので、
決算を終えたもので、今期が少々悪かろうとも、
来期が増収増益見通しであり(できれば来期割安)、
取り組み妙味のある銘柄から物色しましょう。
中小型割安銘柄についても同様です。
新興市場については、本日のマザーズは横ばいながら今年一番の商いとなり、
上昇局面では商いが増加、下落局面では商いが減少、
という上げゴリモードが継続していると言えますし、
JQは2012年以来の13連騰と共に1991年以来の高値を付けており
新興市場には未だ追い風が吹いていると言えます。
従ってシンプルに商いの伴った下落が連続するまでは勝負姿勢でいいのですが
明日のトランプマン演説を経て世界的に商いを伴ったリスクオフとなれば
新興市場も無視は出来ず、急変する可能性も十分にありますので、
明日に限っては慎重に動く・・というか身構えておいてもいいとは言えます
ただし長い目での新興市場を取り巻く環境については、
今週も来週も政策やテーマに関わる官民イベントは多く、
国会も真っ只中ですから、政策関連への追い風は続いており、
海の向こうと共に主力大型株がヤマ場をきっかけに、
商いを伴うゴリゴリのリスクオフではなく、
商いも伴わない動きだけのガス抜きのような巻き戻しであるならば、
新興市場への資金流入が続く可能性は高いので、
今のところ季節性も含め新興市場は中長期的に明るいと見ております
(特にマザーズ)
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いよいよ今夜と言うか日本時間では明日の11時から米議会にて、
トランプマンの施政方針演説が行われ、日出る国でもある我が国は、
またしても場中に迎え撃つという幸運?悲運?の立場となります。
重要なのは市場が注目する減税策等を含むトランプマンの政策について、
どこまで具体的な内容を言及するのかということになりますが、
市場の動き(反応)としての焦点を主役の米国目線でザックリと言えば、
足元で進行していた米債券高(米金利低下)が正しいのか・・・
(昨夜は米債券安(米金利上昇)となりましたが)
米債券とドルがどんな動きになろうとも堅調だった米株が正しいのか・・・
ということですが、前者であればトランプマンも青ざめることになり

後者であればトランプマンバブルの様相となる可能性もあります

更に明日の場中に迎え撃つ我が国の市場目線も加味した上で、
市場の動き(反応)としての焦点を詳しく言えば・・・
演説をきっかけに米債券高(米金利低下)ドル安・米株先物安
というトランプラリーの全巻き戻しと共に円高株安の大騒ぎになろうとも、
ブレグジットや米大統領選の際のように二度あることは三度あるとばかりに、
一日だけの騒ぎで終わり、米株が正しかったということになるのか・・・
三度目の正直とばかりに一日では終わらずに明後日以降も継続することになり
米債券高(米金利低下)が正しかったということになるのか・・・
悪い意味での騒ぎすら起きず、米債券安・ドル高・米株先物高
というトランプラリーの再開と共に円安株高となり、
まさかの良い意味での騒ぎであるリスクオンモードとなるのか・・・
(二度あることは三度あると同様、米株が正しかったということになります)
もし・・・どれにも当てはまらない無風となれば、
次のヤマ場は3月中旬だと視線を移せばいいだけです。
以上の通りなので、私の希望と言うか理想としては、
我が国は需給的にもバリュー的にも過熱感はないものの、
親分の米国というか米株は需給的にもバリュー的にも過熱水準なので(油も)
「三度目の正直」な展開となってガス抜きを行い、
次のヤマ場である3月中旬をきっかけにガス抜きが終わり、
トランプラリーの再開となるのが健全な展開だとは思いますが、
あまりにも都合が良すぎるというかベタな展開とも言えるだけに・・・
恐らく下手をすれば「まさか」の展開となってもおかしくないですし、
もしくは「二度あることは三度ある」展開となり、
どちらにせよ3月中旬のヤマ場まで突っ走るという展開になると見ております
というのも、ムニューチン財務長官等のトランプ側近らの発言を聞く限り、
トランプマン演説では政策の具体策とまでは言わないまでも
明日にはオバマケアの代替案も発表すると言っており、
期待を持続させるそれなりの演説内容にはなりそうですから、
本当の意味での政策の具体策やガイドラインが見える予算教書発表までは、
トランプマン期待が持続されるのではないかと見ております。
さらに市場が最も注目というか欲している減税策について、
具体案の発表は8月と言われながらも、
特に市場が欲している法人減税等の踏み込んだ内容を言及すれば
米株の割高感は和らぎ、商いも膨らむことになれば、
足元の需給面での過熱も呑み込むことになるので、
まさかのゴリゴリリスクオンモードも有り得ます。
まぁ市場の一部では、トランプマンが昨日発表した「歴史的」な国防費拡大、
すでに示唆している市場が最も注目する「驚天動地」な減税策、
この二つが並び立つ財源はあるのか・・財源は鬼の国境税じゃないのか・・
という冷静なツッコミもありますが・・・(笑)
トランプマン自身は財政赤字の拡大にはならず、
財源があるんだと大見栄を切っていたので大丈夫なのでしょう(笑)
以上の通り、ああだこうだと書いてまいりましたが、
明日の11時からのトランプマン演説が目先のヤマ場ですから、
先に述べたどの展開になるのかは明日の11時までに判断するもよし、
王者の風格で演説以降の動きを見てから判断するのもよしです。
私としては希望は三度目の正直と言うのもありますが、
恐らく「二度あることは三度ある」もしくは「まさか」のリスクオン
という展開となり、ひとまず中旬のヤマ場まで突っ走ると見ております。
ちなみにトランプマン演説以外の目先のイベントとしては、
演説までにあるイベントは、演説までの短期的な材料扱いにしかならず、
明日の演説直後から明晩のイベントについても材料としては薄くなりますが、
トランプマンの演説を受けての市場の動きが落ち着けば、
次のヤマ場は3月中旬だ!となり、予算教書の発表が最も注目ながらも、
次回のFOMCは中旬の14-15日に開催され、
利上げのサジ加減がどうなるのかにも視線が移りそうなので、
今夜の米国で発表される米10-12月期GDP改定値、
米2月シカゴ購買部協会景気指数、米2月CB消費者信頼感、
米2月リッチモンド連銀製造業、米2月ケースシラー住宅価格
明晩の米2月ISM製造業、米1月個人消費支出&コアPCEデフレータ、
米1月新車販売、ベージュブック
といった米経済指標が、利上げを後押しするような堅調な結果となるのか、
足元の米債券高を裏付けると共に利上げ観測が鈍化する低調な結果となるのか
見ておいた方がいいでしょう。
特にISM製造業とベージュブックは重要です。
明晩は投票権のある2人の連銀総裁の講演や原油在庫の発表もあります。
我が国としては明日の寄り前に発表される10-12月期法人企業統計
演説後としてはプレミアムフライデーの結果が含まれる百貨店を始め
小売企業の2月月次売上高が何気に注目であり(堅調なようですけどね)
リスクとしては、ちびっと政治スキャンダルが賑わっているようで・・
他のリスクとして欧州の政治と財政のリスク(スコットランドの騒ぎも)
中国のリスク(明日はPMIの発表、5日から全人代も開幕)
本日から始まった米韓軍事演習に激おこカリアゲ丸の北朝鮮動向、
といったものもあります。
ということで、トランプマン演説以外にも盛り沢山ではありますが、
とにかく市場の動きとしては、まずは明日の演説次第ですから、
明日のスタンスとしては、改めて書きますと・・・
持ち越し短期勝負の方については、トランプマン演説をきっかけに、
まさかのトランプラリーの再開(米債券安・ドル高・米株先物高)となれば
我が国は円安株高となるので、次のヤマ場(3月中旬)までと言う目線で
素直に乗ればいいですが、演説をきっかけに悪い意味での大騒ぎとなっても、
騒ぎが一日で終わる二度あることは三度ある展開となりそうなので、
大騒ぎを好機と捉えて立ち向かってもいいでしょう。
もし三度目の正直という展開となれば、潔く撤退するしかないのですが、
長い目では健全なガス抜きなんだと割り切りましょう。
そしてこれらと先に述べた記事を参考に、演説前の参戦判断はお任せしますが
演説を前に軟調モードであれば参戦するのはアリです。
腰を据えて構えている方についても、トランプマン演説の見方は同様ですが、
もはや明日ですから、演説をきっかけに三度目の正直な展開となり、
明後日も商いを伴うトランプラリーが全て反転するリスクオフが続けば
一旦は撤退するのが無難ではありますが、薄商いでのガス抜き程度であったり
銘柄にもよるとは言え、そもそもここまで上げてきたことで余裕のある方は
次の大きなヤマ場である3月中旬まで王者の風格で構えておくのは自由です。
一応、現時点では三度目の正直な展開となれば、3月中旬のヤマ場以降は、
年内を含めて長期的な見通しは明るいと見ております。
腰を据えて新たに参戦する方については、同じく演説はもはや明日ですから
明日の参戦判断については持ち越し短期勝負の方と同じでいいのですが、
腰を据えるのであれば、演説後の動きを見てから参戦するのが無難です。
三度目の正直な展開となればチャンス到来でもありますからね。
そして現時点では年内等の長期的な明るい見通しにも変わりは無いので、
決算を終えたもので、今期が少々悪かろうとも、
来期が増収増益見通しであり(できれば来期割安)、
取り組み妙味のある銘柄から物色しましょう。
中小型割安銘柄についても同様です。
新興市場については、本日のマザーズは横ばいながら今年一番の商いとなり、
上昇局面では商いが増加、下落局面では商いが減少、
という上げゴリモードが継続していると言えますし、
JQは2012年以来の13連騰と共に1991年以来の高値を付けており
新興市場には未だ追い風が吹いていると言えます。
従ってシンプルに商いの伴った下落が連続するまでは勝負姿勢でいいのですが
明日のトランプマン演説を経て世界的に商いを伴ったリスクオフとなれば
新興市場も無視は出来ず、急変する可能性も十分にありますので、
明日に限っては慎重に動く・・というか身構えておいてもいいとは言えます
ただし長い目での新興市場を取り巻く環境については、
今週も来週も政策やテーマに関わる官民イベントは多く、
国会も真っ只中ですから、政策関連への追い風は続いており、
海の向こうと共に主力大型株がヤマ場をきっかけに、
商いを伴うゴリゴリのリスクオフではなく、
商いも伴わない動きだけのガス抜きのような巻き戻しであるならば、
新興市場への資金流入が続く可能性は高いので、
今のところ季節性も含め新興市場は中長期的に明るいと見ております
(特にマザーズ)
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