不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
今夜のヤマ場を経た動きと先を見据えながら
こんばんはです。

昨夜も米債券高(米金利低下)ドル安とトランプラリーの反転が続き
原油は大幅反落となったものの、米株は上昇・・・

繰り返し書いている通り、
マネーの水位と流れを決める米債券とドルの動きが最も重要ですが、
市場でのリスクON・OFFスイッチとなっているのは原油と米株なので、
いずれかが上昇しているとリスクOFFはともかく、一服モードにすらならず
ドル安ながら円最弱となっていたので、
月末という大人の事情も絡む本日の日本株としても、
円高・株安という一服になることもなく、小幅ながらプラスで引けております

商いについては、月末とMSCIのリバランスもあり、
最後っ屁(ラスト1分)が約9500億円トッピングされたので、
売買代金3.24兆円という大商いも額面通りには受け取れないですが、
よく踏ん張ったと言えます

まぁとにかく米大統領選から始まった・・・
米債券安(米金利上昇)ドル高、米株高(日本は円安・株高)
というトランプラリー&米国は利上げ出来るほどに強いんやでラリー、
今夜のOPEC総会に向けた減産を巡る原油の踏ん張り(足元では軟調)、
これらの動きが今夜からの目先のヤマ場を経て、
全て反転してリスクオフもしくは一服となるのか・・・
一部だけ反転したりとチグハグな動きとなるのか・・・
それとも全て継続&加速するリスクオンとなるのか・・・
というのが焦点でおます。

そんな目先のヤマ場であり、
動くきっかけとなりそうな今夜から週末までのイベントは以下の通りです。

 今夜 OPEC総会(総会前の臨時会合を含む)
    米11月ADP雇用リポート等の米11月分の経済指標
    トランプマンの重要発表(人事?)
    ドラギECB総裁講演、ユーロ圏財務相会合
    米週間原油在庫
    FOMCで投票権を有するパウエルFRB理事らの講演
    次回(12月13-14日)FOMCの叩き台となるベージュブック

 明日 12月入り、中間配当支払日ピーク入り(1-5日)
    7-9月期法人企業統計調査
    中国政府版11月PMI、中国財新版11月製造業PMI
    桜井日銀審議委員挨拶&会見
    10年債入札
    11月新車販売台数
    ポール・シェアードS&Pグローバルチーフ・エコノミスト会見
    中尾ADB(アジア開発銀行)総裁会見
    百貨店各社の11月月次、小売各社の11月月次発表ラッシュ開幕

 明晩 米11月ISM製造業景況指数、米11月新車販売台数
    FOMCで投票権を有するクリーブランド連銀総裁講演

 2日 岸田外相が訪露(予定)、中間配当支払日ピーク入り(1-5日)
    ポール・シェアードS&Pグローバルチーフ・エコノミスト会見
    11月国内ユニクロ売上高

    米11月雇用統計
    FOMCで投票権を有するブレイナード理事とタルーロ理事の講演

 4日 イタリア国民投票


以上の通り、細かなものも含めてピックアップしましたが、
今夜のOPEC総会、ADP雇用、トランプの発表が、
目先の大一番と言えます。

ADP雇用を始めとする米マクロ指標については、
直近に発表された他の指標はほとんどが堅調な結果ばかりであり、
しかも大統領選以降を含む11月分の経済指標、特にマインド系指標は
トランプの出現を不安視するようなマインドは皆無であり、
実際に先週のブラックフライデーから始まったクリスマス商戦についても、
一昨日のサイバーマンデーは過去最高の売上を記録しているので、
年内の利上げ観測が後退するほどの悪い結果が出るとは思えず・・・

つまり米債券高(米金利低下)ドル安、米株安
というトランプラリーの反転が本格化するきっかけになりそうにはなく、
せいぜい織り込み済という形で反転する程度になるか、
それとも素直にトランプラリーが加速するきっかけになる可能性すらあります

(ちなみに昨夜の米9月住宅価格は06年の過去最高を超えており、
 しかもトランプはボルカールール撤廃や金融規制の緩和をぶち上げており
 いずれは動産バブルが崩壊という懲りない事態になるのか・・・
 という気がしなくもないです。あっ、不動産王トランプだけに(笑))

現地時間の30日早朝(日本時間では今夜)に予定されている
トランプの重要な発表と言うのは、新政権の人事ではないかと言われており、
すでに市場で伝わっている通りであれば、悪材料となりそうにはなく、
むしろ市場にはフレンドリーな人事とも言えますので、
トランプマンが余計なことを言ったり、何よりゴリゴリの保護貿易姿勢を始め
市場を席捲中のドル高に対して牽制を入れたりしなければ
トランプラリーへの冷や水にはならないかと・・・
まさか大統領を辞退するなんて言ったら笑いますけどね(笑)

米株と共に市場のリスクオン・オフスイッチでもある原油動向を左右する
今夜のOPEC総会については、いつもながらというか、
直近では減産合意が物別れに終わるとの観測が強くなって売られている一方で
需給的には減産合意を期待した動きもあるので、
結果がどうなろうとも原油はどっちへ振れるのやら・・・という感じです。
何やら総会が始まる直前に臨時会合を開き、
最後の減産に向けた協議も行われるようですけど・・・

とにかく目先としては、今夜のこれらのイベントをきっかけに、
トランプラリー&米利上げラリー&油踏ん張り・・・が全て反転する
米債券高(米金利低下)ドル安、米株安、油安となり(日本は円高・株安)、
明日以降も加速するリスクオフもしくは一服程度で終わるか・・・
それともチグハグなラリーの一服もしくはラリーの継続となるか・・・
はたまた米債券安(米金利上昇)ドル高、米株高、油高が加速し、
ラリーが継続する世界的なリスクオンとなるか(日本は円安・株高)・・・

いずれの動きとなったにせよ、次の目先のヤマ場としては、
明後日の雇用統計、日曜のイタリア国民投票となり、
その次のヤマ場としては8日のドラギナイト(ECB理事会)、
9日の我が国のMSQというドラQとなり、
さらに次のヤマ場としては12月13-14日のFOMCとなり、
大トリとしては年明けのトランプマン政権の発足でおます。

もしかすると足元の国内の需給環境は、急速に巻き戻しが進んだものの、
過熱とは言えない水準であり、ファンダメンタルズは国内外共に良好なだけに
目先のヤマ場イベントもへったくれもなく、
下手をすればトランプマン政権発足までラリーが続く可能性もありますが、
個人的には今夜からリスクオフとまでは言い切れないですが、
一服すると見ており、ドラQもしくはFOMCをきっかけに、
ラリーが再開するのでは・・・と希望も込みで見ております(笑)
18時現在では油が跳ねており、一服の気配どころか、
リスクONになりつつもありますけど・・・(笑)

ということで、私の希望を含めた見方はともかくとして、
明日のスタンスについては基本的に変更はないですが、
改めて書くと以下の通りでおます。

持ち越し短期勝負の方については、今夜のヤマ場を経て、
米債券安(米金利上昇)ドル高、米株高、油高(日本は円安・株高)
というトランプラリー&米利上げできまっせラリー&油ラリー
となっていれば、大いに勝負すればいいです。
海の向こうがチグハグな動きながらも一服モードとなっていなければ、
次のヤマ場は週末の雇用統計なので、明日については勝負するのはアリです。
以上のような動きとなっていなければ、その日限りの勝負に留めましょう。

そしていつも書いていることですが、
ベースとしては米債券(米金利)ドルが最も重要ですが、
現状のリスクON・OFFスイッチとなっているのは米株と原油なので
リスク許容度を測る意味では米株と原油が重要だと言えます。
国内目線でシンプルにみれば、円安にさえなっていれば、
結果的に海の向こうも落ち着いているということです

腰を据えて構えている方については、今夜からのヤマ場で一服になろうと、
リスクオフになろうとも、これまでの余力も十分にあるでしょうから、
シンプルに起点となった大統領選直後の安値、
水準を切り上げて17500円を割るか、なんなら18000円を割るか
それとも商いを伴う日米株安、米債券高(金利低下)ドル安(円高)、原油安
という最悪の反転とならない限り、王者の風格で構えておけばいいでしょう
どれを目途にするのかはご自由にどうぞ。

新たに腰を据えて参戦する方については、同じく上記の水準を割るか、
最悪の反転となった場合は、潔く撤退するという姿勢だけを忘れなければ、
一服モードになろうとも、個別のタイミングで自由に参戦すればいいです。
現時点での年末目線では、ポジティブ目線に変わりはないのでね。

新興市場で勝負する方については、
主力大型株を含む海の向こうのヤマ場が今夜からとなりますが、
シンプルな目線で見ると、週末は続落となったものの商いは減少し、
今週は小幅ながらも商いを膨らませながらの続伸となったので(本日も)、
上昇局面で商いが膨らみ、下落局面では商いが減少
という上げゴリモードが続いていると判断しておけばいいでしょう。
従って商いの伴った下落が継続しない限り、
新興市場への資金流入が続いていると判断して勝負すればいいです。

そして中長期的な新興市場を取り巻く環境についても、
マザーズは5月高値の裏も通過し(6月高値の裏(12月9日もありますが)
そーせいを始め新興主力の決算も一巡したので、主力大型株が一服すればこそ
更なる資金流入も期待できますし(本日と昨日はその動きの兆しもあり)
このままトランプラリーの継続と共に主力大型株の堅調ぶりが続いたとしても
それはそれでいずれは新興市場への資金流入にも波及するでしょう。
そして今後も政策・テーマに絡む官民イベントは多く、
季節性も含めると、新興市場は好環境が続くと見ております。

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