不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
明日から目先のヤマ場入り
こんばんはです。

伊勢志摩サミットで披露された渾身の一発ギャグ・・・ではなく、
「リーマンショック前にクリソツだ!」というアベトラダムスの大予言は、
今日になって誤解だということで撤回というか否定をしております・・・
まぁ私もリーマンショック前と同じだとは思えないだけに、
否定しておいた方がいいとは思いますけどね(笑)

そんなアベトラムダムスの大予言が否定されたからなのか、
今年初の5日続伸で引けており、リーマンショックではなく、
ルールルルルル・・・売るールルルルル・・・
というセルイン田中邦衛(じゅーん)のような反動があるのでは?
と警戒したくもなる堅調ぶりです・・・

しかしながら本日の売買代金は2.87兆円という大商いながらも、
ご存知の通り、本日は月末であり、MSCIのリバランスもあり、
引けで約1兆円弱トッピングされたので、
実質的には約1.9兆円という2兆円割れでおます。

物色面ではコア銘柄を中心とする日本買いな動きもありますが、
肝心の商いはまだ日本株買いとは言えず、
巻き戻しに過ぎないと言わざるを得ないです。

とは言え、継続は力なりですから、巻き戻しに過ぎなくとも継続すれば、
いずれは外来種のイナゴが飛来し、異常繁殖中の閑古鳥を蹴散らし、
商いも膨らむのでしょうけど・・・
国内では市場が満足する安倍ちゃんの政策が出てくることと共に、
15-16日に会合を開く黒光り銀行の黒い巨砲期待が高まらないと、
国内独自の材料での日本買いとはならず、海の向こう頼み・・・
つまりイエレンおばさんの利上げのさじ加減次第であり、
そんな利上げのさじ加減で動くドルと共に、
市場のリスクON/OFFスイッチとなる原油次第という要素も大きいです。

そんな中、いよいよ明日から国内外ともに今週のヤマ場を迎えます。

まず原油については、利上げのさじ加減で決まるドルの影響も大きいですが、
明後日6月2日には油ギッシュナイト(OPEC総会)を控えており、
足元では投機筋の買いポジが過去最高にまで膨らんでいる事態なので、
いくら地政学要因やドライブシーズン等の実需があったとしても、
減産とならなければ更なる上昇は厳しそうであり、
パンパンな買いポジの巻き戻しのきっかけになってもおかしくないです。

だけに・・・明日から週末(3日)までの今週のヤマ場は、
原油が主役になりそうなオイニーがプンプン丸ではあります。

そんな油ギッシュナイトと同日には、
ドラギナイト(ECB理事会)も開催されます。
最近は油と同様、ドラギえもん(ECB)もやや影が薄かったからこそ、
材料の鮮度としては大きくはなっているとも言えますので、
サプライズ好きなドラギえもんにとっては、
影が薄くなっているからこそウズウズするというのもあるでしょうからね。
一応、金融政策は据置予想が大半ですけど、
ドラギのお口バズーカくらいはあるかも知れないですし、
何だかんだ言っても昨年10月以降は、
ドラギナイトが相場の転機となることも多かったので、
最近の影の薄さも含めると、原油に次ぐ主役となる可能性はあります。
ただしユーロのポジはドルと円とは違い、足元ではさほど動いてないので、
需給的には主役としての力不足感はあるので、政策面でということです。

そして原油、ECB(ユーロ)と共に、最近はやや影が薄い中国ですが、
本日は上海株が爆買いとなりましたが、足元ではトリプル安基調であり、
銅の弱さも目に付きますので、明日に発表される政府版のPMI、
財新版の製造業PMI(財新版サービス業PMIは3日発表)、
ほとんど話題になっておりませんが、中国工商銀が理財商品の打ち止めを開始
これらのイベントをきっかけに中国で騒ぎが起きて話題になるようだと、
中国と密接でありドラギナイトも控えるユーロ圏、そして資源国・新興国、
2日にOPEC総会のある原油、その他商品にも騒ぎが飛び火する・・
という良からぬ連鎖反応の可能性は無いとも言えなくはないです。

以上の原油、ECB、中国という足元の影の主役予備軍以外にも、
話題になっていないイベントとしては、
明日から開催されるOECD閣僚理事会があり、
そこで発表される世界経済見通しは、通常は意外と材料性は高いものであり
IMFの見通しと同様、わが国に対して余計なお世話な内容も多く、
これから消費税増税の先送りや財政政策を発表する安倍ちゃんマンに対して、
冷や水を浴びせる内容となる可能性も無きにしもあらずということです。

そんな影の主役予備軍に対し、海の向こうの主役である米国・・・
つまりイエレンおばさん率いるFRBによる利上げのさじ加減ですが、
見ての通り、足元では利上げ観測な基調(米債券安・ドル高)が続いており、
イエレンおばさんの姿勢への解釈を含む市場の観測と一致しております。

利上げのさじ加減自体は14-15日のFOMCで決まりますが、
今週は週末に雇用統計を控える月初恒例の米経済指標特盛りウィークであり、
これらを手掛かりに利上げのさじ加減に対する観測も右往左往します。

今夜も米4月個人消費支出とFRBが物価の目安とするコアPCEデフレータ
住宅バブルとも囁かれる中でのケースシラー住宅価格、
先行指標でもあるCB指数といったものが発表されますが、
明日はISM製造業景況指数、次回FOMCの叩き台となるベージュブック
我が国と同様、高額消費に翳りともいわれる中、米5月新車販売台数、
2日には週末の雇用統計の前哨戦となるADP雇用リポート、
雇用統計前日という日程でのNY連銀総裁を始め3人のFOMCメンバー講演
(雇用統計の結果を知った上での講演?という意味で)
週末の3日は大トリの米5月雇用統計をはじめ米4月貿易収支、
米4月ISM非製造業、2人のFOMCメンバー講演が控えており、
利上げの方向感が右往左往するきっかけ材料イベントが豊富です。

他にも3日にはFRBが開催する保険会社への規制案を巡る公開会議、
サジ加減&プアーズ(S&P)とビッチ(フィッチ)が、
確か米国の格付けを見直す予定となっており(恐らく)、
かつての様な格下げショックにはならんと思いますけど、
前科もあるだけに、ちとダークホースなイベントではあります。
(個人的には格下げではなく、格上げじゃないのかと思ってますけどねw)

以上が海の向こうでの1-3日のヤマ場イベントではありますので、
影の主役軍団である原油、ECB、中国、OECDにて、
爆弾が破裂しなければ、米利上げのさじ加減が焦点であり、
我が国とっては利上げ観測(米債券安・ドル高)が続くことが追い風ですが
足元のシカゴ投機筋の為替ポジを見ると、
昨年の水準と比較すれば、まだままだ巻き戻しの余地は大きいのですが、
足元で急速に進んだ巻き戻しの反動も有り得る上に、
巻き戻しの起きていない原油は、いつ始まってもおかしくないだけに、
原油との連鎖リスクも考えると、
目先としては1-3日までのヤマ場をきっかけに、
需給面でのリスクがあるということです。

一方、国内については、明日に安倍ちゃんマンが、
2年半の消費税増税先送りについての会見を開きますが、
これだけ散々報じられてきたことなので、もはや材料にならないのでは・・・
と思うばかりですが、もし衆院の解散をぶち上げると(無いとのことですが)
日本経済にとってどうこう云々は置いといて、あくまできっかけとして、
悪ノリというか国内の巻き戻し(円売り先物買い)が継続するかもしれません
ただし繰り返し書いている通り、商いの伴った日本買いとなるには、
消費税よりも解散よりも肝心なのは政策ですから(もしくは業績ですけどね)、
消費税の会見ではなく、政策をぶち上げる会見を開いて頂きたいものですが、
改めて政策発表となる会見を開くのかどうかはわかりまへん。

一応、骨太の政策自体は、通常の週末(3日)の閣議ではなく、
わざわざ2日に閣議を開いて閣議決定するなんてことも言っているので、
もしかして解散するつもりなのか?という気がしなくもないですけど、
会見は無くとも政策の中身と規模は2日か3日には判明しそうです。

その他の今週のイベント等については、週初の記事にも書いた通りなので、
詳細は割愛しますが、日経の12月高値の裏である明日は法人企業統計調査
百貨店を始めとする小売企業の5月月次発表が本格化し、
2日は指数寄与度の高いユニクロの5月月次発表、10年債入札、
佐藤日銀審議委員講演、3日は毎月勤労統計等があります。
ちなみに来週末の10日はMSQ、15-16日は黒銀会合です。

とりあえず来週以降のイベントはともかく、目先としては、
今週のイベントをきっかけに政策を好感する商いの伴った株高となれば、
国内の需給面(足元の為替の急速な巻き戻しはともかく長い目ではね)、
バリュー面はともに良好であり、世界的にも日本株は出遅れているので
日本買いとなる可能性は十分にあるのですが、
政策に好感したとは言えない薄商いが続くのであれば、
単なる需給面での巻き戻しが継続しているだけであると同時に、
海の向こう次第だということであり、先にも述べた通り、
1-3日の海の向こうは、目先のリスクは高いと言えます。

ということなので、明日のスタンスとしては・・・

持ち越し短期勝負の方については、
以上の通り、国内外共に明日からがヤマ場と入りとなるので(3日まで)、
政策発表と共に商いが膨らむのであれば、アホになって波に乗ればいいですが
そうでなければ、ひとまず3日まではその日限りの勝負に留めておきましょう

ただし以上のような小難しいことは考えず、シンプルに見ると言うのであれば
米利上げ観測な動きと共に為替の巻き戻し(ドル高、円安)が継続しているか
先月のようにドル安であろうとも円最弱の動きとなっているならば、
薄商いであろうと円売り先物買いの巻き戻しが継続すると見て、
割り切って勝負するというのもアリですけど、くれぐれもお気を付け下さい。

腰を据えて王者の風格で新たに参戦する方については、
足元の需給面、バリュー面からも下値は限定的ですから、
数年を含め長い目線ならば、勝負すればいいでしょうし、
明日からのヤマ場以降という目線でも勝負してもいいとは思いますが・・・
政策発表自体も空振りに終わり、商いも膨らまなければ、
来週のMSQ、再来週のFOMCと黒銀会合、7月投開票の参院選、
もしくはシンプルに足元の業績進捗が判明する1Q決算まで期待できない・・
という覚悟だけはしておきましょう。
さらに現状の薄商いでの堅調ぶりのまま、明日からのヤマ場へと突入すれば、
短期的には一服となるリスクはもちろんのこと、下値は限定的ながらも、
セルイン田中邦衛(じゅーん)な展開もあり得ますのでね。

これまで撤退せず、王者の風格で構えている方については、
もはやつべこべ言うつもりはないので、
以上の様な見方を踏まえながら御自由に立ち回ってください。

新興市場については、本日を含め直近では買いのパワーが優勢と言えますし
マザーズ先物上場を睨んだ大人の都合な期待もありますが、
18日安値までの商いに比べると、本日の商いは膨らんだものの、
19日以降の商いとしてはまだ十分とは言えないので
シンプルに18日安値までに匹敵するくらいの商いを伴った上昇が連続するか
これまで牽引してきたそーせい、ジグソー、ブラン等の暴落組が戻すなり、
マザーズ先物上場を控えて時価総額上位銘柄や新たな牽引役が現れるまでは
まだアテにならない反発と見て、持ち越し等のリスキーな勝負は避け
その日限りの勝負に留めておくのが無難です。
一応、先にも述べた通り、国内外は明日からヤマ場ではありますのでね。

個別目線、中小型割安狙いの方についても同様ですが、
常にウォッチして動きを把握している銘柄であるならば、
明日からのヤマ場以降にセルイン田中邦衛の様な世界的なリスクオフとなり、
足元の需給面、バリュー面も凌駕するパワー(商い)によって、
行き過ぎな動きにでもならない限り、小難しい国内外の背景には囚われず、
個別判断で勝負するのは自由でおます。
言っても今週は政策イベントウィークでもありますから、
政策&テーマ株にとっては話題が豊富ではあります。

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