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不沈艦日記
マーケット展望などなど。
中国への妄想が拡がる週明け・・・
こんばんはです。

ついに柔道の野村が引退しました・・・
メジャーリーグの上原も言及しておりましたが、
なぜ野村は国民栄誉賞を貰えないのでしょうかね・・・

国技でもあり、勝って当たり前の競技でもあり、
人気競技でも無いですけど、世界的な競技人口は野球よりも多く、
世界的には全スポーツの中でも競技人口の多い競技であり、個人競技ですしね・・
そして日本発祥の競技としては、競輪と共に五輪正式種目に採用されており、
クールジャパンを推進するのであれば、武道は良いネタだとも思うのですが・・・

何より格闘技の重量級では無く、最軽量級で40歳まで続けることも奇跡ですが、
五輪3連覇を果たすというのは尋常なことでは無いですからね・・・

本人も表向きには言及しておりませんけど、国民栄誉賞は心残りなようですからね

そして野村以上に凄いと言わざるを得ないのは谷亮子・・・
現在は国会議員としてやや残念な党に所属しており、人気も凋落しておりますが
選手としては何もケチを付けることが出来ないくらいに凄い選手でした・・・

2年に一度しかなかった世界選手権において、初出場で銅メダルを取った後、
6連覇を果たし、産休を挟んで7度の優勝、その間に五輪2連覇と五輪銀が2度、
最後に北京五輪で銅メダルを獲得して引退・・・(五輪は5大会出場ですw)

つまり最軽量級で世界のトップクラスに17年間君臨していたことになり、
しかも野村や水泳の北島のように五輪にピークを合わせる為に、
五輪と五輪の間を休むこともなく、産休で休んでいただけという恐ろしさ・・・

女子レスリングの吉田沙保里が、1年に1度開催される世界選手権で13連覇、
五輪で3連覇をして国民栄誉賞を受賞できるのであれば、
競技人口も比では無く、しかも最軽量級で世界のトップに居続けた年数も長い谷が
受賞してもおかしくないと思うのですが・・・(現在の谷の活動はともかくとして)
もちろん吉田も十分に値する受賞者だと思いますが、他の受賞者を見るとね・・・

国民栄誉賞は記録が全ての賞ではないのでしょうけど、
野村と谷には十分に資格があると思うばかり・・・


さてさて、マーケットとは関係の無い話はこれくらいにして、
イエレン・オブ・ジョイトイ(FRB議長)のM字開脚ならぬ、
利上げパンチラが続いているせいで、中国の景気失速懸念を加速させ、
原油を始めとする資源安(商品安)も招き、ドル麻薬中毒の新興国・資源国では、
通貨安を始めとする資金流出も加速させており、ついには中国をきっかけに、
見えそで見えないイエレンパンチラへのイライラが爆発してしまい、
先々週の半ばから恐怖のズンドコ相場となりましたが、
ひとまず先週半ばからリバウンドしていることで、
リーマンショック、911テロ等が起きた恐怖のズンドコ9月相場への警戒感は、
やや和らいでおり、週明けの本日についても大幅反落となったものの、
先週のズンドコ相場に比べると商いは薄かったので(2.7兆円)、
意外と売りのパワー自体は弱かったと言えます。

とか言いながら、本日はザラ場中に出掛けていたりもしたので、
リアルタイムで熱やパワーを感じたわけではないですけどね。

そういえば出掛けていた際に某大手書店前を通ると、
話題の本のコーナーに山口組関連の本がズラーっと陳列されており、
それはちょっと違うやろ!と思わず声を出してツッコミそうになりました(笑)

市場目線では、先日も書いた通り、私の勝手な自論ではありますが、
かつての山一抗争があった時期を考えると、今回の山口組の分裂劇は、
歴史は繰り返されるとも言えるので、バブルの兆しの一つなのかなと思うばかり・・・
マスコミ等では上納金への不満等が囁かれておりますが、
何だかんだ言っても、失われた20年や暴対法が施行されて以降も、
分裂せずにいた組織が、今になって分裂したということは、
カネ回りが良くなったことで、我慢をする必要がなくなっただけと思うのですが・・・
もちろん真相は知るはずも無いですけど、山一抗争の時期も考えると、
カネの切れ目は縁の切れ目という常識的な見方とは逆だと思うのですが・・・

やや話が逸れてしまいましたが、本日は売りのパワーが意外に弱かったものの、
月末でもあり週初でもありますから、一概には言えまへんけど、
足元の需給環境は良好なだけに、ゴリラ級のパワーでねじ伏せられなければ
ヒョロ上がりする可能性は大いにあります。

しかしながら昨日も書いた通り、いかんせん今週はというか今月は、
パンチラのイエレン・オブ・ジョイトイが登場するFOMCまでは、
ゴリラが大群で出てきてもおかしくない程のイベント特盛りつゆだく状態であり、
今週も週末の雇用統計まで特盛りつゆだく状態なので、
国内外共にイベント的に平和なのは本日だけとも言えます。

そしてヒョロ上がりしたとしても、平和なのは明日の朝までかなという程度であり、
平和であるはずの本日ですらも下げているということは、
よろしくないことではありますからね・・・

もしかしたら日経平均と逆相関でもある安倍ちゃんの支持率が上がったことで、
政策への期待が剥落したのでしょうか・・・(笑)
そういや本日はザラ場を十分に見れなかったけど、
安倍ちゃん肝いりのホエ―ルウォッチング観測はあったのでしょうか・・・

日本と同様、クジラまで引っ張り出していた中国が、
朝方に株価の下支え策はやめるという珍しくまともなことが報じられていたので、
日本のクジラも潮を噴くのを控えたのか、とにかく買いのパワーも感じられず・・・

まぁ、明日以降は怒涛のイベントラッシュが続き、
イエレンの利上げパンチラがハッキリするまでは、
先週半ばまでのズンドコ相場によって下へ伸びてしまったゴムが、
伸縮を繰り返すでしょうから、安心はまだまだ出来ないという状況に変わりなしです

明日は国内でも寄り前に法人企業統計、場中に10年債入札もありますが、
同じく場中に発表される中国の大本営発表版の製造業&非製造業PMI、
民間版(財新版)の製造業&非製造業PMI改定値が発表されます。
恐らく3日からの戦勝記念特別休日入りまでは(3日には軍事パレード)、
メンツの為にも株価を崩すわけにはいかないでしょうから、
水増しな発表となりそうですが・・・

どうも最近の大本営発表を含む当局の動きを見ていると、
独裁政治であり自由化されていない金融市場でありながら、
わざわざGDPは水増しではないアルヨと言ってみたり、
わざわざ株価を買い支えるアルヨ、空売り規制を解除アルヨ等々を言ってみたり・・

つまり何も言わなくても許される国なのですから、
何も言わずにこっそり介入するなりして、
あたかも自然に市場が落ち着いたかのように演出した方が、
安心感を与えられるにも関わらず、
習近平が単なるアホなのかも知れませんけど、
ここ最近はことごとく自ら言っている事自体が・・・どうも引っ掛かるアルヨ。

そして今朝の報道では買い支えを止めるアルヨと報じられたり・・・
まさか世界への迷惑も顧みず、思い切ったバブル潰しに動こうとしているのか・・・

というのも、リーマンショックが起きた際の米国を見ていると、
発生源の米国が最も深刻な事態に陥るどころか、世界中を道連れにすることで、
パワーバランス(世界の力の序列)自体が変わることもなく、
あげくに現在は、利上げに向かうほどのチャッカリぶりですから、
中国も自らのバブルが弾けたところで、世界中を道連れにさえ出来れば、
今の世界的な地位は変わらないと踏んでいたりすると
あえて自ら余計なことを率先して言っている気がしなくもないです・・・

国内の不満に対しては、いざとなれば・・・
9月中旬以降(あえてFOMC以降?)に訪米する習近平が、
米国の利上げのせいだクレームを付ければ、責任転嫁も出来なくもないですし・・・
ついでにガス抜きで悪用する反日政策を仕掛けるにしても、
我が国では安保法制を巡る議論が真っ只中でもあり、
14日には「60日ルール」の適用期限でもあり、
中国では3日から軍事パレードを含む抗日戦勝記念の休日ですからね・・・

まぁ、あくまで個人的に膨らませ過ぎた妄想には近いですけど、
どうも最近の中国の言動を見ていると、笑い話にはしているのですが、
頭の中ではパトランプが常に回っていたりもします・・・

当然ながら現在の本丸はイエレンの利上げパンチラだと言う見方に変わりは無く、
中国だけはピンポイントな予想が不可能に近い国であり、
所詮は言い続けてたらいつかは当たるという精度の低い予想しか出来ないので、
起きるまでは過度に警戒しても仕方なく、起きてから動くしかないですけどね・・・

またしても話がやや逸れてしまいましたが、
明晩には本丸の米国でISM製造業景況指数の発表もあり、
明日の中国も含めて、いよいよ怒涛のイベントラッシュが始まりますので、
明日のスタンスとしては、昨日書いた通りであり、変更はありまへんけど、
改めて書きますと・・・

持ち越しの短期勝負をする方については、
先にも述べた通り、明日からは怒涛のイベントラッシュが始まり、
現時点ではゴムの伸縮による揺れが収まったとは言えない状況なので、
少なくとも先週半ばでのリスクオフ局面での商いを上回る反発とならない限り、
その日限りの勝負に徹するのが無難でおます。
基本的にはFOMCまで、早くとも雇用統計までは、無難に動いた方がいいでしょう。
その日限りの勝負だけでも十分に賄えるだけの値幅もありますからね。

腰を据えて勝負をしている方については、
アベノミクス当初から構えている人にとっては、現在の揺れは大した事では無く、
現在は王者の風格で構えておけばいいでしょうけど、
アベノミクスの途中から参戦した人については、
方向感が明確になるのはFOMC以降であり、早くとも雇用統計以降でしょうから
念の為に今のリバウンド局面のうちに撤退をしておくのが無難でおます

新規で腰を据えて参戦する方についても、FOMC以降の方向感を見極めるなり、
シンプルに先週半ばでのリスクオフ局面での商いを上回る反発を見極めてから、
参戦しても遅くは無いと思いますが、
それでもFOMC以降をポジティブに見据えているという方は、
最悪1月安値までのリスクは覚悟の上でならば、参戦するのは自由でおます。

新興市場についても、足元は反発しておりますが、
主力大型株と同様、急落局面には到底及ばない商いでの反発ですから、
シンプルに急落局面を上回る商いを伴った反発とならない限り、
ただのリバウンドに過ぎないと見て、その日限りの勝負に留めておきましょう。
こちらもその日限りの勝負だけで十分に賄えるだけの値幅がありますからね。

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