おはようございます。
昨日は郵便物の中にハザードマップが投函されていたので、
備えの為にも目を通しておこうかと、ケツを掻きながら見ようとした途端、
TVから八丈島を震源とする地震速報が・・・
何とも薄気味悪いタイミングだなと思うと共に、
最近は地震や噴火が多いだけに、やや不穏な空気も感じますが・・・
自然災害だけはどうしようもないので、
心構えと備えるという形で意識するしかないです。
さて、一昨日の週末&月末は、昨日の記事でも書いた通りですが、
セルインメイが駆け込みでやって来たのか・・・
という不穏な空気も感じましたが、週末はそれほどの荒れ模様とはならず
日米欧共に株式市場の健全な調整と言える範疇で引けております。
中国だけは不穏な空気が充満しておりますが・・・
そしていよいよ明日から6月を迎えることになり、
月初恒例の米雇用統計を始めとするテンコ盛りイベントウィークへと突入し、
週末の健全な調整が続くのか、セルイン田中邦衛(じゅ~ん)へと雪崩込むのか、
それともほんのわずかな調整で反発するのか・・・
そういう意味でも、改めて現在の好悪材料をザックリとまとめてみると以下の通り
★米国
(好材料)ドル高の悪影響が見られる直近の低調な経済指標と米企業業績、
これらを受けての利上げ先送り観測(米債券高(米金利低下・ドル安)
→やや薄れつつありますが・・・。
(悪材料)直近では無く、長いスパンでの雇用を始めとする米景気回復基調、
これらを受けてのイエレンFRB議長を始めとするFRBメンバーによる
年内利上げ観測(米債券高(米金利上昇・ドル高))。
→商いの伴った株高となればベストであり、好材料となりますが
週末は商いの伴った株安で引けている(遅行線下抜け間近、雲薄)
★ユーロ圏
(好材料)ECBによる金融緩和。先日のECB理事による夏前の追加緩和観測
(好材料)独を始めとする高格付け国の景気回復期待
(悪材料)ギリシャズンドコ劇場
(悪材料)スペイン統一地方選以降、緊縮財政に取り組む南欧重債務国での、
緊縮に反対する左派政権台頭懸念(CDSは落ち着いている)。
(悪材料)収束したとまでは言えない株と債券の逆流懸念(ユーロ安の逆流も)
週末は債券が落ち着いていたものの商いの伴った株安で引けている
独DAXはほぼ三役逆転状態
★中国
(好材料)人民銀による追加金融緩和期待(日欧よりも打つ手残っている)
(好材料)政府の景気対策期待
(好材料)人民の生命と財産を無視した手を打つことが出来る変態独裁政治
(悪材料)鬼の様な信用残を積み上げながら急騰した株価の急落及び逆流懸念
→今回は4月末とは違い、商いと債券安(金利上昇)も伴っている。
一方、人民元、SHIBOR、CDSは落ち着いている。
★原油等、その他
(悪材料)ISを始めとする中東リスク及びテロ懸念
(悪材料)ロシア・ウクライナ問題(米欧との経済制裁合戦も含む)
(好悪材料)原油動向(5日にOPEC総会)
★日本(国内目線)
(好材料)安定した安倍政権の政策期待(6月末発表の新成長戦略を含む)
支持率と株価は逆相関ではありますが、支持率が程良く低下すると、
株価を支える政策を打ち出すという期待が高まるとも言えます(笑)
(好材料)日銀による異次元金融緩和の継続&追加期待(債券高・円安圧力)
インバウンド効果も含む。
(好材料)企業業績の回復と株主還元策でのEPS上昇による割安感
6月(明日)から施行のコーポレートガバナンスコードも含む
(好材料)神の手(日銀&クジラ等のお上の手)、信用残等の需給環境
(好材料)日本買いとも言える株式市場の大商い
(悪材料)3.5兆円を超える裁定買い残の積み上がり
(悪材料)直近の債券安傾向(金利上昇)
(悪材料)直近の一部テクニカル指標での過熱感。
(悪材料)地震・火山リスク。これだけは気にしてもどうしようもないので、
心構えと準備をしておくしかないです。
(好悪材料)為替。円安牽制発言及びマスコミ主導の円安悪影響キャンペーン、
低水準ながら急増した円売りポジの巻き戻し懸念も多少はある。
(好悪材料)直近の消費等の低迷。
同時に追加緩和&政府の追加策期待が膨らむ面がある。
といったところですから(何か抜けてたらすいません)、
国内目線では・・・需給面、バリュー面、テクニカル面、
これら全ての巻き戻しが起きたとしても、セルイン何ちゃらが起きそうにはなく、
健全な株価の調整で済みそうであり、海の向こう発で起きたとしても、
日本が別世界の独歩高とまでは言わないものの、
影響は限定的だと思えるのですが・・・
だけに我が国は債券安(金利上昇)となってしまうと、
アベクロの政策が否定された(効果なし)と見られても仕方ないので、
ファンダメンタルズ面、需給面、バリュー面、テクニカル面もへったくれもなく、
売られる可能性がありますから、やはり債券が鍵だと思うばかりです。
ということで、以上を踏まえつつ、セルイン田中邦衛(じゅ~ん)となるのか、
健全な調整入りとなるのか、それともほんのわずかな調整で終わるのか・・・
これらのきっかけとなる今週のイベントを加味しながら、
展望を占って参りますので、いつも通り、今週のスケジュールからご覧下さい。
-------------------------------------------------------------------
-------------------------------------------------------------------
以上の通りテンコ盛りであり、各地域の状況としては冒頭で書いた通りなので、
まずは動くきっかけとなる可能性の高いイベントを改めてピックアップします。
1日(月) 国内-コーポレートガバナンスコード施行、法人企業統計
米下院でTPA法案審議開始
海外-中国政府版PMI、中国HSBC版製造業PMI・改定値
独消費者物価、米ISM製造業、米コアPCEデフレーター
フィッシャーFRB副議長講演、ボストン連銀総裁講演
2日(火) 国内-毎月勤労統計、10年債入札、ユニクロ売上高
海外-独失業率、ユーロ圏消費者物価&生産者物価
米製造業受注、ブレイナ―ドFRB理事講演
IS対策国際会議、モルシ・エジプト元大統領判決
3日(水) 国内-満月
海外-中国HSBC版サービス業PMI
ECB理事会、ユーロ圏失業率、スペイン10年債入札
米ADP雇用リポート、米ISM非製造業、ベージュブック
週間原油在庫、シカゴ連銀総裁講演、OECD閣僚理事会
4日(木) 国内-30年債入札、黒田日銀総裁講演
海外-仏10年債入札、OECD閣僚理事会
米雇用関連3指標、タルーロFRB理事講演
5日(金) 国内-景気動向指数・速報値、小売等の国内決算
海外-独製造業受注、ユーロ圏GDP・改定値、ギリシャ債務返済日
米雇用統計、NY連銀総裁講演
OPEC総会
12日 メジャーSQ
16-17日 FOMC
18-19日 日銀金融政策決定会合
19日 米メジャーSQ
月末 安倍ちゃんの新成長戦略発表
継続イベント ギリシャズンドコ劇場
以上の通り、来週以降のイベントも付け加えると、
結局はMSQ、もしくはFOMCまで・・・という気もしなくもないですが、
目先である今週としても、結局のところは米金融政策次第なので、
大トリは雇用統計となり、同日にはギリシャのIMFへの債務返済日だけでなく
マネーの流動性を生む原油の需給イベントであるOPEC総会もあるので、
5日が最大のヤマ場というベタな話になってしまいますが・・・
中国が危うい状況のまま週末を終えてますので、
日々の中国市場を見るのと同時に、週明け1日の中国PMI祭、
3日のHSBC版サービス業PMIは、イベント的には要注意と言えます。
そんな中国の動向と共に、1日は独CPIと米ISM、フィッシャーおじさん講演があり
更に3日は満月であり、夏前に追加緩和へと動く姿勢を見せているECB理事会
左派台頭でキナ臭いスペインの10年債入札、米ADP雇用、ISM非製造業、
ベージュブックも重なるので、1日と共に3日もヤマ場ではあります。
国内でも2日には直近の消費支出が低調だっただけに、
意外と注目とも言える毎月勤労統計、ユニクロ売上高、
4日には黒ちゃんのしゃべくり、30年債入札・・・
そろそろお気付きでしょうが、今週はキリがないということです(笑)
従ってこれらのきっかけイベントを経て、繰り返しになりますが、
セルイン田中邦衛(じゅ~ん)となるのか、健全な調整入りとなるのか、
それともほんのわずかな調整で反発となるのか・・・
ということなので、シンプルに見るしかないです。
米国は利上げ観測(米債券安・ドル高)にも屈せず、
商いの伴った米株高となることがベストシナリオですが、
現状は利上げにアレルギー反応を見せているので、
利上げ先送り観測(米債券高・ドル安)による商いの伴った株高となることが、
ベターシナリオなので、いずれかのシナリオにならない限り、
少々反発しようとも、アテにならないと見ておきましょう。
まず週明けとしては、週末の商いの伴った株安が止まるのかが焦点であり、
止まらずに利上げ観測(米債券安・ドル高)モードも加わることになると、
セルインじゅ~んへと突入する可能性が高くなります。
利上げ先送り観測(米債券高・ドル安)での商いの伴った株安であれば、
健全な株価の調整ということになります。
今のところは後者になると見ておりますが・・・
ユーロ圏は債券高が継続しているので、株価さえ戻れば、
株と債券の逆流が収束したと言えるのですが、
週末はやや商いの伴った株安となっているので、
まずはそれが止まることが焦点ですが、
3日のECB理事会まではアテにならんと見ておくのが無難でしょう。
中国は繰り返し書いている通り、株の商いの伴った逆流はもちろんのこと、
今回は債券安まで伴っているので、人民元まで巻き込み(SHIBORも)、
トリプル安パニックとなるのか、それとも債券安が収まり、株価も反発・・・
とならなくとも、せめて株安だけとなるのかということです。
この国は日々の動きを見極めるしかないです。
そして我が国については、国内の鍵は債券だと思っておりますが、
以上の通り海の向こうの不穏な動きもあるので、
結局は先週と同様にシンプルに構えるしかないです。
ということで、今週のスタンスというか展望については、冒頭でも書いた通り、
セルインじゅ~んとはならず、健全な株価の調整に終わると見ており、
更に長い目での明るい見通しにも変わりはないですけど、
超目先の明日を含むスタンスを改めて書きますと・・・
持ち越し短期勝負の方は、以上の通り、今週はどこで動いてもおかしくないだけに
ザックリと海外のリスクイベントは頭に置きつつも、小難しく考えず、
シンプルに国内目線だけで判断すればいいでしょう。
理想としては三戦の構え(株高・債券高・円安)を維持していることですけど、
とりあえず商いの伴った株高と債券高(金利低下)が維持されている限りは、
上記のきっかけイベントのどこかで動くリスクは覚悟の上で、
アホになって日本買いの流れに乗るというのはアリでおます。
商いの伴った株高・債券高のいずれか一つでも欠けているならば、
その日限りの勝負に留めておきましょう。
(10年債利回りが0.4%以下ならば、債券は気にする必要はないですけどね)
腰を据えて長期で構えている方は、冒頭でも書いた通り、、
現状のアベクロによる政策期待、裁定買い残以外の良好な需給環境、
EPS上昇による割安感等に変わりは無いので、
長い目での明るい見通しにも何ら変わりはなく、王者の風格で構えておきましょう。
もしセルインじゅ~んの様な騒ぎになっても、現時点での下値メドとしては、
最悪パターンならば、債券と為替の置き去りが始まった1月安値水準ですが、
(もしここまで下げれば、少々底値がズレようと爆買いでいいですけどね(笑))
直近では為替と債券も動き始めており、需給面、バリュー面、テクニカル面、
これら全ての巻き戻しが起きたとしても、ひとまず下値メドはとしては、
せいぜい一度ガス抜きをした3月安値水準までと見ております。
従ってシンプルに3月安値割れにでもならない限り、
王者の風格で構えておけばいいでしょう。
やや直近では株価も駆け上がったので、メドを4月安値にしてもいいですけどね。
新興市場は先週後半に乱高下しておりますが、
依然として下げ局面では上げ局面よりも商いが薄いので、
シンプルに商いの伴った下げが連続するまでは、
上げのパワー優勢モードが継続中と見ておきましょう。
お手数ですが記事が参考になりましたら、
下のタグをクリックして頂けると嬉しいです。
ランキングアップが励みになりますのでよろしくお願い致します。

昨日は郵便物の中にハザードマップが投函されていたので、
備えの為にも目を通しておこうかと、ケツを掻きながら見ようとした途端、
TVから八丈島を震源とする地震速報が・・・
何とも薄気味悪いタイミングだなと思うと共に、
最近は地震や噴火が多いだけに、やや不穏な空気も感じますが・・・
自然災害だけはどうしようもないので、
心構えと備えるという形で意識するしかないです。
さて、一昨日の週末&月末は、昨日の記事でも書いた通りですが、
セルインメイが駆け込みでやって来たのか・・・
という不穏な空気も感じましたが、週末はそれほどの荒れ模様とはならず
日米欧共に株式市場の健全な調整と言える範疇で引けております。
中国だけは不穏な空気が充満しておりますが・・・
そしていよいよ明日から6月を迎えることになり、
月初恒例の米雇用統計を始めとするテンコ盛りイベントウィークへと突入し、
週末の健全な調整が続くのか、セルイン田中邦衛(じゅ~ん)へと雪崩込むのか、
それともほんのわずかな調整で反発するのか・・・
そういう意味でも、改めて現在の好悪材料をザックリとまとめてみると以下の通り
★米国
(好材料)ドル高の悪影響が見られる直近の低調な経済指標と米企業業績、
これらを受けての利上げ先送り観測(米債券高(米金利低下・ドル安)
→やや薄れつつありますが・・・。
(悪材料)直近では無く、長いスパンでの雇用を始めとする米景気回復基調、
これらを受けてのイエレンFRB議長を始めとするFRBメンバーによる
年内利上げ観測(米債券高(米金利上昇・ドル高))。
→商いの伴った株高となればベストであり、好材料となりますが
週末は商いの伴った株安で引けている(遅行線下抜け間近、雲薄)
★ユーロ圏
(好材料)ECBによる金融緩和。先日のECB理事による夏前の追加緩和観測
(好材料)独を始めとする高格付け国の景気回復期待
(悪材料)ギリシャズンドコ劇場
(悪材料)スペイン統一地方選以降、緊縮財政に取り組む南欧重債務国での、
緊縮に反対する左派政権台頭懸念(CDSは落ち着いている)。
(悪材料)収束したとまでは言えない株と債券の逆流懸念(ユーロ安の逆流も)
週末は債券が落ち着いていたものの商いの伴った株安で引けている
独DAXはほぼ三役逆転状態
★中国
(好材料)人民銀による追加金融緩和期待(日欧よりも打つ手残っている)
(好材料)政府の景気対策期待
(好材料)人民の生命と財産を無視した手を打つことが出来る変態独裁政治
(悪材料)鬼の様な信用残を積み上げながら急騰した株価の急落及び逆流懸念
→今回は4月末とは違い、商いと債券安(金利上昇)も伴っている。
一方、人民元、SHIBOR、CDSは落ち着いている。
★原油等、その他
(悪材料)ISを始めとする中東リスク及びテロ懸念
(悪材料)ロシア・ウクライナ問題(米欧との経済制裁合戦も含む)
(好悪材料)原油動向(5日にOPEC総会)
★日本(国内目線)
(好材料)安定した安倍政権の政策期待(6月末発表の新成長戦略を含む)
支持率と株価は逆相関ではありますが、支持率が程良く低下すると、
株価を支える政策を打ち出すという期待が高まるとも言えます(笑)
(好材料)日銀による異次元金融緩和の継続&追加期待(債券高・円安圧力)
インバウンド効果も含む。
(好材料)企業業績の回復と株主還元策でのEPS上昇による割安感
6月(明日)から施行のコーポレートガバナンスコードも含む
(好材料)神の手(日銀&クジラ等のお上の手)、信用残等の需給環境
(好材料)日本買いとも言える株式市場の大商い
(悪材料)3.5兆円を超える裁定買い残の積み上がり
(悪材料)直近の債券安傾向(金利上昇)
(悪材料)直近の一部テクニカル指標での過熱感。
(悪材料)地震・火山リスク。これだけは気にしてもどうしようもないので、
心構えと準備をしておくしかないです。
(好悪材料)為替。円安牽制発言及びマスコミ主導の円安悪影響キャンペーン、
低水準ながら急増した円売りポジの巻き戻し懸念も多少はある。
(好悪材料)直近の消費等の低迷。
同時に追加緩和&政府の追加策期待が膨らむ面がある。
といったところですから(何か抜けてたらすいません)、
国内目線では・・・需給面、バリュー面、テクニカル面、
これら全ての巻き戻しが起きたとしても、セルイン何ちゃらが起きそうにはなく、
健全な株価の調整で済みそうであり、海の向こう発で起きたとしても、
日本が別世界の独歩高とまでは言わないものの、
影響は限定的だと思えるのですが・・・
だけに我が国は債券安(金利上昇)となってしまうと、
アベクロの政策が否定された(効果なし)と見られても仕方ないので、
ファンダメンタルズ面、需給面、バリュー面、テクニカル面もへったくれもなく、
売られる可能性がありますから、やはり債券が鍵だと思うばかりです。
ということで、以上を踏まえつつ、セルイン田中邦衛(じゅ~ん)となるのか、
健全な調整入りとなるのか、それともほんのわずかな調整で終わるのか・・・
これらのきっかけとなる今週のイベントを加味しながら、
展望を占って参りますので、いつも通り、今週のスケジュールからご覧下さい。
-------------------------------------------------------------------
国内 | 海外 | |
1(月) | 1-3月期法人企業統計(8:50) | 中国5月製造業PMI(10:00) |
5月マークイット製造業PMI(10:35) | 中国5月非製造業PMI(10:00) | |
5月新車販売台数(14:00) | 中国5月HSBC製造業PMI・改定値(10:45) | |
5月大手百貨店売上高 | スペイン5月製造業PMI(16:15) | |
伊5月製造業PMI(16:45) | ||
衆院で安保法案の集中的総括質疑 | 仏5月製造業PMI・改定値(16:50) | |
経済財政諮問会議(17:45) | 独5月製造業PMI・改定値(16:55) | |
甘利経済再生相会見(19:35) | ユーロ圏5月製造業PMI・改定値(17:00) | |
関西電力が家庭向け電気料金値上げ | 独5月消費者物価・速報値(21:00) | |
産経新聞前ソウル支局長公判 | 米4月個人消費支出(21:30) | |
翁長沖縄県知事が訪米(27-6/5) | 米4月コアPCEデフレーター(21:30) | |
米4月個人所得(21:30) | ||
コーポレートガバナンス・コード施行 | 米5月マークイット製造業PMI・確報値(22:45) | |
スーパークールビズ開始 | 米4月建設支出(23:00) | |
自転車運転者に安全講習を義務付けた | 米5月ISM製造業景況指数(23:00) | |
改正道交法施行 | ||
ボストン連銀ローゼングレン総裁講演(22:05) | ||
(決算)伊藤園、ピジョン | ※ハト派、投票権なし | |
フィッシャーFRB副議長講演(22:30) | ||
(市場変更)日本通信:JQ→東1 | フィンランド中銀リーカネン総裁講演(23:00) | |
米議会休会明け | ||
米下院でTPA法案審議開始 | ||
COP21準備会合(1-14日) | ||
ケリー米国務長官がスペイン・仏訪問(1-2日) | ||
台湾最大野党民進党主席が訪米(-9日) | ||
放射線の影響に関する国連科学委(1-5日) | ||
(休場)ギリシャ、NZ、シンガポール、タイ | ||
2(火) | 5月マネタリーベース(8:50) | 豪1-3月期経常収支(10:30) |
4月毎月勤労統計調査(10:30) | タイ5月消費者物価(13:30) | |
ファストリ5月国内ユニクロ売上高(15:00) | 独5月失業率(16:55) | |
2市場信用取引残高(16:00) | ユーロ圏4月生産者物価(18:00) | |
ユーロ圏5月消費者物価・速報値(18:00) | ||
閣議、閣議後会見 | 米4月製造業新規受注(23:00) | |
選挙権年齢を「18歳以上」に引き下げる | 5月米新車販売台数(26:30) | |
公選法改正案を衆院で採決 | API米週間原油在庫統計 | |
フィリピン大統領来日(2-5日) | ||
原発新規制基準適合性審査会合(13:30) | インド準備銀行政策金利発表(14:30) | |
経団連定時総会(14:00) | 豪準備銀行政策金利発表(13:30) | |
榊原経団連会長会見(16:00) | ビスコ伊中銀総裁講演(17:30) | |
ヌイ単一監督機構(SSM)議長講演(17:00) | ||
10年債入札(12:45) | ブレイナードFRB理事講演(23:00) | |
※ハト派、投票権有 | ||
(決算) | IS対策を協議する国際会議(仏パリ) | |
ファースト住、ゼネラルパ、ダイサン | ※米国務長官ら出席 | |
モルシ元エジプト大統領の | ||
死刑判決に対する最終判決 | ||
ケリー米国務長官がスペイン・仏訪問(1-2日) | ||
タカタのエアバッグ問題公聴会(27:00米下院) | ||
(決算)ダラーゼネラル | ||
(休場)インドネシア | ||
3(水) | プログラム売買状況(15:30) | 豪1-3月期GDP(10:30) |
中国5月HSBCサービス業PMI(10:45) | ||
白井日銀審議委員挨拶(10:30) | スペイン5月サービス業PMI(16:15) | |
白井日銀審議委員会見(14:00) | 伊5月サービス業PMI(16:45) | |
フィリピン大統領来日(2-5日) | 仏5月サービス業PMI・改定値(16:50) | |
独5月サービス業PMI・改定値(16:55) | ||
満月(1:03) | ユーロ圏5月サービス業PMI改定値(17:00) | |
ユーロ圏4月失業率(18:00) | ||
(決算)巴工業、三井ハイテク、泉州電業 | ユーロ圏4月小売売上高(18:00) | |
米MBA住宅ローン申請指数(20:00) | ||
米5月ADP雇用統計(21:15) | ||
米4月貿易収支(21:30) | ||
米5月マークイットサービス業PMI改定値(22:45) | ||
米5月ISM非製造業景況指数(23:00) | ||
米週間原油在庫(23:30) | ||
ベージュブック(27:00) | ||
ポーランド中銀政策金利発表(18:30) | ||
ECB理事会 政策金利発表(20:45) | ||
※ドラギECB総裁会見(21:30) | ||
シカゴ連銀エバンス総裁講演(27:15) | ||
※ハト派、投票権有 | ||
ブラジル中銀政策金利発表(31:45) | ||
英中銀金融政策委員会(3-4日) | ||
OECD閣僚理事会(3-4日) | ||
※世界経済見通し発表 | ||
世界経済フォーラム・アフリカ会議(3-5日) | ||
スペイン10年債入札 | ||
4(木) | 対外対内証券売買契約等の状況(8:50) | 韓1-3月期GDP(8:00) |
5月車名別新車販売台数 | 豪4月貿易収支(10:30) | |
投資主体別売買動向(15:00) | 豪4月小売売上高(10:30) | |
米5月チャレンジャー人員削減数(20:30) | ||
日銀主催国際コンファランス | 米1Q期非農業部門労働生産性改定値(21:30) | |
「金融政策:効果と実践」(4-5日) | 米新規失業保険申請件数(21:30) | |
※黒田日銀総裁挨拶(9:00) | ロシア5月消費者物価(4日or5日) | |
小泉元首相講演・会見(14:15) | ||
フィリピン大統領来日(2-5日) | メルシュECB専任理事講演(15:00、16:00) | |
英中銀金融政策委員会 | ||
30年債入札(12:45) | 政策金利&資産購入枠発表(20:00) | |
ダイセルブルーム・ユーロG議長講演(20:05) | ||
(決算) | クノット蘭中銀総裁講演(20:35) | |
積水ハウス、モロゾフ、くら、綜合臨床 | メキシコ中銀政策金利発表(23:00) | |
クミアイ化、アルチザ、トップカルチャー | タルーロFRB理事講演(25:00) | |
※中間派、投票権有 | ||
OECD閣僚理事会(3-4日) | ||
世界経済フォーラム・アフリカ会議(3-5日) | ||
中国・天安門事件から26年 | ||
仏10年債入札 | ||
(休場)ブラジル、オーストリア、ポーランド | ||
5(金) | 5月上中旬分貿易統計(8:50) | 独4月製造業受注(15:00) |
4月景気動向指数・速報値(14:00) | 仏4月貿易収支(15:45) | |
ユーロ圏1-3月期GDP・改定値(18:00) | ||
閣議、閣議後会見 | 米5月雇用統計(21:30) | |
日銀主催国際コンファランス | 米4月消費者信用残高(28:00) | |
「金融政策:効果と実践」(4-5日) | 米石油掘削リグ稼働数 | |
フィリピン大統領来日(2-5日) | ロシア5月消費者物価(4日or5日) | |
自民党二階派パーティー(18:00) | シカゴIMM通貨先物ポジション | |
(決算) | OPEC定例総会 | |
土屋H、クリムゾン、鳥貴族、丸千代山岡 | 世界経済フォーラム・アフリカ会議(3-5日) | |
ポールH、アイル、イムラ封筒、ユークス | NY連銀ダドリー総裁講演(25:30) | |
ファーストロジ、ハイレックス、マツモト | ※ハト派、投票権有 | |
カナモト | ||
ギリシャ債務返済日(IMFへ3.1億ユーロ) | ||
6(土) | 日中財務対話(北京) | サッカー女子W杯開幕(6/6-7/5:カナダ) |
7(日) | 青森県知事選投開票 | G7首脳会議(7-8日) |
三沢、市原各市長選投開票 | トルコ総選挙 | |
日米共同統合防災訓練 | メキシコ連邦議員中間選挙、統一地方選挙 | |
米トニー賞授賞式 |
-------------------------------------------------------------------
以上の通りテンコ盛りであり、各地域の状況としては冒頭で書いた通りなので、
まずは動くきっかけとなる可能性の高いイベントを改めてピックアップします。
1日(月) 国内-コーポレートガバナンスコード施行、法人企業統計
米下院でTPA法案審議開始
海外-中国政府版PMI、中国HSBC版製造業PMI・改定値
独消費者物価、米ISM製造業、米コアPCEデフレーター
フィッシャーFRB副議長講演、ボストン連銀総裁講演
2日(火) 国内-毎月勤労統計、10年債入札、ユニクロ売上高
海外-独失業率、ユーロ圏消費者物価&生産者物価
米製造業受注、ブレイナ―ドFRB理事講演
IS対策国際会議、モルシ・エジプト元大統領判決
3日(水) 国内-満月
海外-中国HSBC版サービス業PMI
ECB理事会、ユーロ圏失業率、スペイン10年債入札
米ADP雇用リポート、米ISM非製造業、ベージュブック
週間原油在庫、シカゴ連銀総裁講演、OECD閣僚理事会
4日(木) 国内-30年債入札、黒田日銀総裁講演
海外-仏10年債入札、OECD閣僚理事会
米雇用関連3指標、タルーロFRB理事講演
5日(金) 国内-景気動向指数・速報値、小売等の国内決算
海外-独製造業受注、ユーロ圏GDP・改定値、ギリシャ債務返済日
米雇用統計、NY連銀総裁講演
OPEC総会
12日 メジャーSQ
16-17日 FOMC
18-19日 日銀金融政策決定会合
19日 米メジャーSQ
月末 安倍ちゃんの新成長戦略発表
継続イベント ギリシャズンドコ劇場
以上の通り、来週以降のイベントも付け加えると、
結局はMSQ、もしくはFOMCまで・・・という気もしなくもないですが、
目先である今週としても、結局のところは米金融政策次第なので、
大トリは雇用統計となり、同日にはギリシャのIMFへの債務返済日だけでなく
マネーの流動性を生む原油の需給イベントであるOPEC総会もあるので、
5日が最大のヤマ場というベタな話になってしまいますが・・・
中国が危うい状況のまま週末を終えてますので、
日々の中国市場を見るのと同時に、週明け1日の中国PMI祭、
3日のHSBC版サービス業PMIは、イベント的には要注意と言えます。
そんな中国の動向と共に、1日は独CPIと米ISM、フィッシャーおじさん講演があり
更に3日は満月であり、夏前に追加緩和へと動く姿勢を見せているECB理事会
左派台頭でキナ臭いスペインの10年債入札、米ADP雇用、ISM非製造業、
ベージュブックも重なるので、1日と共に3日もヤマ場ではあります。
国内でも2日には直近の消費支出が低調だっただけに、
意外と注目とも言える毎月勤労統計、ユニクロ売上高、
4日には黒ちゃんのしゃべくり、30年債入札・・・
そろそろお気付きでしょうが、今週はキリがないということです(笑)
従ってこれらのきっかけイベントを経て、繰り返しになりますが、
セルイン田中邦衛(じゅ~ん)となるのか、健全な調整入りとなるのか、
それともほんのわずかな調整で反発となるのか・・・
ということなので、シンプルに見るしかないです。
米国は利上げ観測(米債券安・ドル高)にも屈せず、
商いの伴った米株高となることがベストシナリオですが、
現状は利上げにアレルギー反応を見せているので、
利上げ先送り観測(米債券高・ドル安)による商いの伴った株高となることが、
ベターシナリオなので、いずれかのシナリオにならない限り、
少々反発しようとも、アテにならないと見ておきましょう。
まず週明けとしては、週末の商いの伴った株安が止まるのかが焦点であり、
止まらずに利上げ観測(米債券安・ドル高)モードも加わることになると、
セルインじゅ~んへと突入する可能性が高くなります。
利上げ先送り観測(米債券高・ドル安)での商いの伴った株安であれば、
健全な株価の調整ということになります。
今のところは後者になると見ておりますが・・・
ユーロ圏は債券高が継続しているので、株価さえ戻れば、
株と債券の逆流が収束したと言えるのですが、
週末はやや商いの伴った株安となっているので、
まずはそれが止まることが焦点ですが、
3日のECB理事会まではアテにならんと見ておくのが無難でしょう。
中国は繰り返し書いている通り、株の商いの伴った逆流はもちろんのこと、
今回は債券安まで伴っているので、人民元まで巻き込み(SHIBORも)、
トリプル安パニックとなるのか、それとも債券安が収まり、株価も反発・・・
とならなくとも、せめて株安だけとなるのかということです。
この国は日々の動きを見極めるしかないです。
そして我が国については、国内の鍵は債券だと思っておりますが、
以上の通り海の向こうの不穏な動きもあるので、
結局は先週と同様にシンプルに構えるしかないです。
ということで、今週のスタンスというか展望については、冒頭でも書いた通り、
セルインじゅ~んとはならず、健全な株価の調整に終わると見ており、
更に長い目での明るい見通しにも変わりはないですけど、
超目先の明日を含むスタンスを改めて書きますと・・・
持ち越し短期勝負の方は、以上の通り、今週はどこで動いてもおかしくないだけに
ザックリと海外のリスクイベントは頭に置きつつも、小難しく考えず、
シンプルに国内目線だけで判断すればいいでしょう。
理想としては三戦の構え(株高・債券高・円安)を維持していることですけど、
とりあえず商いの伴った株高と債券高(金利低下)が維持されている限りは、
上記のきっかけイベントのどこかで動くリスクは覚悟の上で、
アホになって日本買いの流れに乗るというのはアリでおます。
商いの伴った株高・債券高のいずれか一つでも欠けているならば、
その日限りの勝負に留めておきましょう。
(10年債利回りが0.4%以下ならば、債券は気にする必要はないですけどね)
腰を据えて長期で構えている方は、冒頭でも書いた通り、、
現状のアベクロによる政策期待、裁定買い残以外の良好な需給環境、
EPS上昇による割安感等に変わりは無いので、
長い目での明るい見通しにも何ら変わりはなく、王者の風格で構えておきましょう。
もしセルインじゅ~んの様な騒ぎになっても、現時点での下値メドとしては、
最悪パターンならば、債券と為替の置き去りが始まった1月安値水準ですが、
(もしここまで下げれば、少々底値がズレようと爆買いでいいですけどね(笑))
直近では為替と債券も動き始めており、需給面、バリュー面、テクニカル面、
これら全ての巻き戻しが起きたとしても、ひとまず下値メドはとしては、
せいぜい一度ガス抜きをした3月安値水準までと見ております。
従ってシンプルに3月安値割れにでもならない限り、
王者の風格で構えておけばいいでしょう。
やや直近では株価も駆け上がったので、メドを4月安値にしてもいいですけどね。
新興市場は先週後半に乱高下しておりますが、
依然として下げ局面では上げ局面よりも商いが薄いので、
シンプルに商いの伴った下げが連続するまでは、
上げのパワー優勢モードが継続中と見ておきましょう。
お手数ですが記事が参考になりましたら、
下のタグをクリックして頂けると嬉しいです。
ランキングアップが励みになりますのでよろしくお願い致します。



スポンサーサイト