不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
色んな意味でセルインメイとなるか・・・
こんばんは。

ついにセルインメイがやって来ます!


mayweather pacquiao

そうです!無配・・・ではなく、
無敗の完全無欠なチャンピオンでありながら、KOの山を築くというわけでもなく、
技巧過ぎてどうも好きになれないメイウェザー・・・

5月2日にアジアの英雄であるマネー・・・ではなく、
マニー・パッキャオとの世紀の一戦を迎えます。

なんとしてでもパッキャオには勝ってもらって、
メイウェザー株を落として頂きたい・・・そう、まさにセルインメイ(ウェザー)・・・

え?そのセルインメイではない?
そうですね、失礼しました。


さて、肝心のマーケットにおけるセルインメイですが・・・
ボクシングの様にセルインメイを願うとは言いませんけど、
息の長い大相場となる為には、ガス抜きも必要だとは思うのですが・・・

最近は日米欧の先進国は、株と債券が堅調だっただけに、
昨夜から始まった日米欧の株安・債券安という動き自体は、
健全なガス抜き(利益確定)の動きとも言えます。

そんな健全なガス抜きである逆流が、45日ルール(5月15日)を前にした月末に、
低調だった米GDPや米コアPCEデフレータ、煮え切らないFOMCの声明文、
我が国の不発だった黒光り銀行の金融政策決定会合等のイベントが重なり、
あくまでこれらをきっかけに健全なガス抜きという逆流が始まったと言えます。

ちなみに昨夜のユーロ圏市場は、
独仏等の高格付け国は商いの伴った株安、債券安(金利上昇)、ユーロ高、
南欧ナマクラ重債務国は株安、債券安、CDSはマチマチ、
火薬庫のギリシャは株安、債券は小幅安、CDS上昇となったので、
ギリシャ問題の飛び火とは言えず、健全なガス抜きである逆流と言えます。

米国市場は商いの伴った株安、債券安、ドル安、原油高、金続伸、VIXは上昇
トリプル安だと言ってしまえば簡単ですが、昨夜は米GDPが低調な結果となり、
コアPCEデフレーターは鈍化しており、相変わらずマクロ指標は低調続きであり、
物価も足踏み状態なので、6月に利上げに踏み切れるとは言えない状況だけに、
米債券安(米金利上昇)という動きには違和感があるのですが、
その後に発表されたFOMCの声明文では、
依然として6月の利上げに含みを持たせるような煮え切らない内容となり、
米債券安という動きに違和感があるとまでは言えず・・・

しかしながら米債券安(米金利上昇)にも関わらず、昨夜は軟調だったドル・・・
ドル安が企業業績の追い風になるはずの米株も軟調・・・

つまり堅調だった米株と米債券、米債券以上に堅調だったドル、
これらがシンプルに、健全なガス抜きである逆流をしているだけと言えます。

そして我が国ですが、欧米市場の逆流が続く中、
昨夜の安倍ちゃんの議会演説は、議場では好感される大喝采となりましたが
市場では好感することもなく、援護射撃とならないまま、
本日の黒光り銀行会合を迎えることに・・・
結果は市場予想通りの据置だったとは言え、
昨日も書いた通り、結果や内容はともかくとして、
動くきっかけには十分になり得るイベントですから、
黒銀会合の結果発表をきっかけに下げ幅を拡大し、
日経平均は久々の500円を超える大幅安となり(2.69%安ですけどね)、
TOPIXも2.13%安となりました。

売買代金についても、
欧米市場以上に商いが膨らむ下げゴリラとなり(3.47兆円)、
まさにセルインメイの様相を呈しております。

ただし、先にも述べた通り、日米欧は堅調だったものが売られるているだけ、
という健全な逆流であり、より堅調だった日欧が売られただけとも言えます。

ちなみに本日の空売り比率は4月1日以来の高水準となる33.8%となったので、
意外と押し目だったのではという見方もありますが・・・

1月以降の下げ局面での空売り比率と売買代金を見ると・・・

1月5日36.2%(1.96兆円)
1月6日37.8%(2.52兆円)
1月7日35.6%(2.14兆円)
1月14日37.2%(2.28兆円)
1月16日36.7%(2.71兆円)
2月3日33.8%(2.69兆円)
3月10日は35.6%(2.59兆円)
4月1日36.2%(2.97兆円)
4月17日32.1%(2.97兆円)
4月20日32.6%(2.33兆円)
そして本日33.8%(3.47兆円)

となりますので、本日の空売り比率自体は高水準ながらも、
他の安値での水準に比べると低い上に、パワー(売買代金)も違い過ぎますから
これだけでは、本日が押し目だったとは言えまへん。

テクニカル面では、日経、TOPIX共に遅行線が下抜け間近となっており、
これまで堅調だった独DAXを追う様に下抜けしそうですが・・・

そして本日は欧州、米国と同様、我が国もついに債券安となっております・・・
このまま欧米と共に債券安となるのならば、金利差の縮小も生じないので、
円高リスクは軽減されますけど、我が国は本日の黒光り銀行会合が不発に終わり
黒ダヌキ会見についても、ECBのような紐パン姉さんの乱入もなく、
いつもの黒ダヌキのユルフン(緩和)姿勢でのハミ金、横チンを見せられただけで
これといって材料視されることも無かったので・・・
今夜以降、欧州で追加金融緩和期待が膨み、欧州債が債券高へと転じたり、
米国で利上げ先送り観測が台頭して、米債券高へと転じたりすると、
我が国は円高が重石となり兼ねないです。

日本株は1月安値以降、債券と為替を置き去りのまま堅調に推移してきたので
円高の影響は軽微だろうという見方もありますが、
現在進行中の国内企業決算での16年3月期の想定為替レートが115~120円
しかも未だに16年3月期のEPSが上昇する結果にはなっていないだけに、
円高が進行して想定為替レートへと近付けば近付くほど、
日本株のEPSの上昇(PERの低下)期待は剥落することになります・・・
 (鬼の様な自社株買いのオンパレードになれば知りませんけど(笑))

だけに・・・せめて我が国が債券安とならず、踏ん張ってくれると、
円高&EPSリスクは軽減され、
債券と為替を置き去りで上がった株価だけの逆流で済むのですが・・・

そして株価だけの逆流で済むのならば、これまで書いてきた通り、
需給面での悪材料である裁定買い残が(27日時点で3.5兆円超え)、
3兆円を割る水準まで・・・
もしくは株価が一度ガス抜きをした3月安値水準まで・・・
といったところが、まずは下値のメドになりそうですが、
今日のところは株、債券、為替、揃い踏みでの逆流の動きも見せているだけに、
最悪パターンである債券と為替の置き去りが始まった1月安値まで・・・
という可能性も無きにしもあらずです。

 (最悪パターンとなれば、いくらEPSが上昇せずとも十分に割安ですし、
  需給環境もかなり改善されているでしょうし、アベクロの政策期待自体も、
  継続してますから、全力買いで拾うチャンスですけどね(笑))

とにかく最悪パターンのセルインメイとならない為には、
明日以降の経済フォーラム等での安倍ちゃんマン講演でネタが提供されるのか、
EPSを押し上げるほどの国内企業決算&株主還元策が出て来るのか、
欧米市場の逆流が止まるのか・・・これら次第と言えます。

残念ながら今のところは・・・最悪パターンとは言わないまでも、
セルインメイの様相を呈していると言わざるを得ないです。

ということで、明日のスタンスとしては、基本的に変更は無いですけど、
改めて書きますと、GW跨ぎでの持ち越し短期勝負の方については、
その日限りの勝負に留めるのが無難ですが、
1-2日の安倍ちゃんの講演を期待するならば、御自由にどうぞ。

腰を据えて長期で構えている方は、
長い目での明るい見通しに変わりはなく、逆流自体は健全なガス抜きであり、
現時点での下値については、最悪パターンは1月安値水準ですが
まずはガス抜きをした3月安値水準までと見ているので、
シンプルに3月安値割れにでもならない限り、王者の風格で構えておきましょう。
慎重な方は、明日も大商いでの下げゴリラが連続するようならば、
撤退するのもありですけど・・・これはお任せします。

新興市場は、依然として下げたしても薄商いですから、
好転モードは継続していると見て、引き続き勝負をしていけばいいでしょうけど、
明日、商いを伴った下げとなれば、GW跨ぎの勝負は控えた方がいいでしょう。

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