こんばんは。
本日も売買代金は2兆円に届かず(1兆9094億円)・・・
せっかく米国を始めとする昨夜の海の向こうが堅調だったのに、
口の曲がった麻生太郎こと、ひょっとこハム〝太郎″が参院決算委員会にて、
「貸金業法の金利規制緩和は、政府として直ちに改定する気はありまへん」
と冷や水というか、政府が規制緩和には重い腰だと意識され兼ねない発言も炸裂・・
昼過ぎには大方の予想通り、黒い銀行(日銀)は据置とサプライズはなし・・・
そこに最近恒例でもある場中の米債高(ドル安)によるジリジリ円高攻撃も加わり・・・
経済指標も材料視はされなかったもののイマイチなモノが続き、
場中の決算銘柄も相変わらずの控え目な見通しばかり・・・
という具合に、場中に国内から好材料が出ることも無いまま、
引け後の日銀展望リポート&黒いおじさんのネクタイ会見、国内企業決算、
今夜以降の海の向こうでの大一番を控え、ジリ貧の小幅高で終了となりました・・・
新興市場も激薄商いが継続したまま、マザーズは2週間ぶりに年初来安値更新・・・
引け後に発表された空売り比率は、依然として高水準な34.0%・・・
2市場信用買い残も微減の3兆103億円・・・
そして同じく引け後に発表された注目の日銀展望リポートでは、
物価見通しに変更はなく、強気姿勢のままであり、
当面は追加金融緩和も期待出来ない内容となりましたが、
その後の黒いおじさん(黒田日銀総裁)の会見では、
内容自体は前回と変わりまへんでしたが、前回の強気なドヤ顔会見を反省したのか、
ハト色をアピールするような柔らかい会見となり、
一部で注目されていたネクタイも前回の様なタカ派色(青色)でもなく、
かといってハト派色(赤色)でもなく、中間の紫に近い様なグレーなネクタイを付け、
物価目標2%の実現に向けて、達成困難となる事象が起きれば、
「チョッチュ(ちゅうちょ)なく動く」といつもの具志堅ギャグを飛ばしただけで、
これといって変わり映えのしないグレーな会見となりました。
追加金融緩和への姿勢をネクタイで表現するくらいならば、
日本男児らしくフンドシで会見に出てくればいいのに・・・
ハト色ならば緩和ということで横●ンでもしながら赤色のユルフンで登場し、
タカ色ならばギューンと絞り上げた青色のフンドシで登場するなりね・・・
いっそのこと和太鼓でも叩きながら登場すれば、盛り上が・・・んな訳ないですね。
しかしまぁ、物価が堅調に推移し、デフレ脱却へ順調というのはいいのことですが、
記者からも指摘されていた通り、所得が置き去りですからね・・・
本日発表された毎月勤労統計を見ると、消費税引き上げ直前の3月分ですが、
残業代を含む現金給与総額は前年比では0.7%増と3カ月ぶりに増加したものの、
物価の変動を考慮した実質賃金は前年比1.3%減と9カ月連続で減少・・・
基本給にあたる所定内給与は前年比0.4%減と22カ月連続で減少・・・
残業代にあたる所定外給与は前年比4.8%増と12カ月連続で増加・・・
つまり残業代が増えただけで、基本給は増えていないということでおます・・・
まぁ来月に発表される消費税引上げ後である4月分が、
増加しているのかどうかが重要ですけど、春闘で報じられた通りにベアが反映され、
所定内給与が伸びていればいいのですが、
伸びていないようだと、マスコミが一斉に騒ぎ、国民からも非難轟々となり、
安倍ちゃんの支持率が低下することで、アベノミクスの信認低下にも繋がるだけに、
4月分の毎月勤労統計は大注目でおます。
そして本日、2発目のピークを迎えた国内企業の決算ですが、
全てに目を通し切れておりませんが、3月期決算企業の15年3月期見通しは、
市場予想云々ではなく、日本株が割安なのかどうかという意味で利益見通しを見ると
増益見通しが93社、減益見通しが36社、非開示が12社となり、
現時点では日本株が日銀短観での増収減益見通しという事態にはなっておらず、
市場予想を下回ったりと見通しが保守的ながらも、
割高感が意識されるようなこともないということです。
以上の通り、我が国の大一番であった本日は、
週初にも書いた通り、これといって大きなネタが飛び出すこと無く通過したので、
国内材料としては、引き続き企業決算(明日と明後日は少なく、トヨタはGW明け)、
明晩の英シティでの講演に立つ、期待は禁物のアベちゃんマン講演くらいです・・・
従って今夜から週末の雇用統計まで続く、海の向こうでの大一番次第でしょう。
日経、TOPIX共に、遅行線がギリギリ下抜けせずに踏み止まっているだけに、
テクニカル的にも今夜以降は重要でおます。
ちなみ週初にも書きましたが、今夜のFOMCについても、
黒い会合と同様、特に政策変更もフォワードガイダンスの変更もはないでしょうし、
イエレン会見もないですから、ADP雇用と米GDPの方が材料性は高いと言えます。
ただしこれまた米GDPが寒波の影響で悪い結果となるのは承知済みですし、
ADP雇用もハードル(市場予想)が高い訳でも無いですから、内容と言うよりも、
ここまで堅調だった米国市場が出尽くしとなる口実にされるかどうかが注目です。
もし出尽くしとならず堅調を維持したとしても、
明日は今夜の会見が無い代わりとも言えるイエレンFRB議長の講演を控え、
ISM製造業、新規失業保険といった経済指標も控え、
そして週末には雇用統計を控えております・・・
今夜も含めてこれら全てのイベントがサプライズとなる好結果にでもなれば、
米株は堅調さを維持どころか一段高も期待できますが、
さすがにそれは過度な楽観と言えますので、
出尽くし&市場予想以下のリスクへの心構えは、継続しておいた方がいいでしょう。
いっそのこと今夜から出尽くしで大きく下げて頂ければ、
雇用統計での反発も期待できますが・・・
堅調をキープしたままで雇用統計に突っ込んでしまうと、
出尽くしという口実によって、セルインメイになり兼ねないですからね・・・
(数字自体いいでしょうから、プチセルインメイだとは思いますけどね)
何だかんだ言っても、米株の3月と4月は雇用統計を機に転換しているだけに、
今回も堅調なまま雇用統計に突っ込んでしまうと・・・という怖さはあります。
以上の通り、雇用統計まで堅調を維持しようとも、今夜か明晩で下げようとも、
我が国は週末から4連休を控え、GW明けにはトヨタ決算も控えているので、
大商いでの上昇にでもならない限り、慎重姿勢は崩さない方がいいでしょう。
欧州時間に入ってから、黒ちゃん効果なのか、恒例化しつつある米債安なのか、
ドル高円安へと転じており、日経先物も戻しつつありますが、アテにはならないです。
あ、忘れておりましたが、本日のアジア新興国市場は、
昨日同様、FOMCを前にした通貨安もなく、意外と落ち着いております。
ロシア市場もトリプル安から復活しつつありますが、本日は一服で推移しております。
中国市場は上海株、人民元、債券、SHIBOR共に低調ながら小動きであり、
明日の製造業PMIと3日の非製造業PMIが大一番ではあります・・・
しかしながら中国市場は明日から3連休でもあります。
明日は日米以外のほとんどの市場がメーデーによる休場ではありますけどね・・・。
そしてついでに言うと、私も明日は用事がありまして、相場が見れまへん・・・
ということで、明日の私の用事はともかく、
明日のスタンスについては、特に変更はありませんけど、
主力大型株での持ち越し短期勝負は、今週一杯は控えるのが無難ですが、
明日については安倍ちゃんマンに期待するのならば、勝負するのは御自由にどうぞ。
新興市場、東証2部での週跨ぎでの短期勝負については、
激薄商いの慢性化が解消されない限り、米モメンタム系の不穏な動きも続いており、
マザーズも年初来安値を割ったので、持ち越しは控えるのが無難でしょう。
バイオ、IPO、不動産、ゲーム、その他のテーマ銘柄についても、
基本的には新興市場、東証2部と同じですが、
バイオ、不動産、REITについては、中長期目線で狙うことに変わりはないのですが、
ここまで来ての新規参戦は、決算ラッシュに突入することもあるので、
事前に仕込むのは自由ですが、決算を見極めてからでも遅くはないでしょう。
その他中長期の押し目狙いの方は、同じく決算を見極めてからでいいのですが、
雇用統計まで大一番を控えているので、くれぐれも慎重に構えておきましょう。
長期の方も新規参戦については同様ですが、王者の風格で構えたままの方は、
そのままの姿勢を維持して、今週の大一番を機に11日安値を割るようであれば、
一旦は撤退するというシンプルな姿勢だけは維持しておきましょう。
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本日も売買代金は2兆円に届かず(1兆9094億円)・・・
せっかく米国を始めとする昨夜の海の向こうが堅調だったのに、
口の曲がった麻生太郎こと、ひょっとこハム〝太郎″が参院決算委員会にて、
「貸金業法の金利規制緩和は、政府として直ちに改定する気はありまへん」
と冷や水というか、政府が規制緩和には重い腰だと意識され兼ねない発言も炸裂・・
昼過ぎには大方の予想通り、黒い銀行(日銀)は据置とサプライズはなし・・・
そこに最近恒例でもある場中の米債高(ドル安)によるジリジリ円高攻撃も加わり・・・
経済指標も材料視はされなかったもののイマイチなモノが続き、
場中の決算銘柄も相変わらずの控え目な見通しばかり・・・
という具合に、場中に国内から好材料が出ることも無いまま、
引け後の日銀展望リポート&黒いおじさんのネクタイ会見、国内企業決算、
今夜以降の海の向こうでの大一番を控え、ジリ貧の小幅高で終了となりました・・・
新興市場も激薄商いが継続したまま、マザーズは2週間ぶりに年初来安値更新・・・
引け後に発表された空売り比率は、依然として高水準な34.0%・・・
2市場信用買い残も微減の3兆103億円・・・
そして同じく引け後に発表された注目の日銀展望リポートでは、
物価見通しに変更はなく、強気姿勢のままであり、
当面は追加金融緩和も期待出来ない内容となりましたが、
その後の黒いおじさん(黒田日銀総裁)の会見では、
内容自体は前回と変わりまへんでしたが、前回の強気なドヤ顔会見を反省したのか、
ハト色をアピールするような柔らかい会見となり、
一部で注目されていたネクタイも前回の様なタカ派色(青色)でもなく、
かといってハト派色(赤色)でもなく、中間の紫に近い様なグレーなネクタイを付け、
物価目標2%の実現に向けて、達成困難となる事象が起きれば、
「チョッチュ(ちゅうちょ)なく動く」といつもの具志堅ギャグを飛ばしただけで、
これといって変わり映えのしないグレーな会見となりました。
追加金融緩和への姿勢をネクタイで表現するくらいならば、
日本男児らしくフンドシで会見に出てくればいいのに・・・
ハト色ならば緩和ということで横●ンでもしながら赤色のユルフンで登場し、
タカ色ならばギューンと絞り上げた青色のフンドシで登場するなりね・・・
いっそのこと和太鼓でも叩きながら登場すれば、盛り上が・・・んな訳ないですね。
しかしまぁ、物価が堅調に推移し、デフレ脱却へ順調というのはいいのことですが、
記者からも指摘されていた通り、所得が置き去りですからね・・・
本日発表された毎月勤労統計を見ると、消費税引き上げ直前の3月分ですが、
残業代を含む現金給与総額は前年比では0.7%増と3カ月ぶりに増加したものの、
物価の変動を考慮した実質賃金は前年比1.3%減と9カ月連続で減少・・・
基本給にあたる所定内給与は前年比0.4%減と22カ月連続で減少・・・
残業代にあたる所定外給与は前年比4.8%増と12カ月連続で増加・・・
つまり残業代が増えただけで、基本給は増えていないということでおます・・・
まぁ来月に発表される消費税引上げ後である4月分が、
増加しているのかどうかが重要ですけど、春闘で報じられた通りにベアが反映され、
所定内給与が伸びていればいいのですが、
伸びていないようだと、マスコミが一斉に騒ぎ、国民からも非難轟々となり、
安倍ちゃんの支持率が低下することで、アベノミクスの信認低下にも繋がるだけに、
4月分の毎月勤労統計は大注目でおます。
そして本日、2発目のピークを迎えた国内企業の決算ですが、
全てに目を通し切れておりませんが、3月期決算企業の15年3月期見通しは、
市場予想云々ではなく、日本株が割安なのかどうかという意味で利益見通しを見ると
増益見通しが93社、減益見通しが36社、非開示が12社となり、
現時点では日本株が日銀短観での増収減益見通しという事態にはなっておらず、
市場予想を下回ったりと見通しが保守的ながらも、
割高感が意識されるようなこともないということです。
以上の通り、我が国の大一番であった本日は、
週初にも書いた通り、これといって大きなネタが飛び出すこと無く通過したので、
国内材料としては、引き続き企業決算(明日と明後日は少なく、トヨタはGW明け)、
明晩の英シティでの講演に立つ、期待は禁物のアベちゃんマン講演くらいです・・・
従って今夜から週末の雇用統計まで続く、海の向こうでの大一番次第でしょう。
日経、TOPIX共に、遅行線がギリギリ下抜けせずに踏み止まっているだけに、
テクニカル的にも今夜以降は重要でおます。
ちなみ週初にも書きましたが、今夜のFOMCについても、
黒い会合と同様、特に政策変更もフォワードガイダンスの変更もはないでしょうし、
イエレン会見もないですから、ADP雇用と米GDPの方が材料性は高いと言えます。
ただしこれまた米GDPが寒波の影響で悪い結果となるのは承知済みですし、
ADP雇用もハードル(市場予想)が高い訳でも無いですから、内容と言うよりも、
ここまで堅調だった米国市場が出尽くしとなる口実にされるかどうかが注目です。
もし出尽くしとならず堅調を維持したとしても、
明日は今夜の会見が無い代わりとも言えるイエレンFRB議長の講演を控え、
ISM製造業、新規失業保険といった経済指標も控え、
そして週末には雇用統計を控えております・・・
今夜も含めてこれら全てのイベントがサプライズとなる好結果にでもなれば、
米株は堅調さを維持どころか一段高も期待できますが、
さすがにそれは過度な楽観と言えますので、
出尽くし&市場予想以下のリスクへの心構えは、継続しておいた方がいいでしょう。
いっそのこと今夜から出尽くしで大きく下げて頂ければ、
雇用統計での反発も期待できますが・・・
堅調をキープしたままで雇用統計に突っ込んでしまうと、
出尽くしという口実によって、セルインメイになり兼ねないですからね・・・
(数字自体いいでしょうから、プチセルインメイだとは思いますけどね)
何だかんだ言っても、米株の3月と4月は雇用統計を機に転換しているだけに、
今回も堅調なまま雇用統計に突っ込んでしまうと・・・という怖さはあります。
以上の通り、雇用統計まで堅調を維持しようとも、今夜か明晩で下げようとも、
我が国は週末から4連休を控え、GW明けにはトヨタ決算も控えているので、
大商いでの上昇にでもならない限り、慎重姿勢は崩さない方がいいでしょう。
欧州時間に入ってから、黒ちゃん効果なのか、恒例化しつつある米債安なのか、
ドル高円安へと転じており、日経先物も戻しつつありますが、アテにはならないです。
あ、忘れておりましたが、本日のアジア新興国市場は、
昨日同様、FOMCを前にした通貨安もなく、意外と落ち着いております。
ロシア市場もトリプル安から復活しつつありますが、本日は一服で推移しております。
中国市場は上海株、人民元、債券、SHIBOR共に低調ながら小動きであり、
明日の製造業PMIと3日の非製造業PMIが大一番ではあります・・・
しかしながら中国市場は明日から3連休でもあります。
明日は日米以外のほとんどの市場がメーデーによる休場ではありますけどね・・・。
そしてついでに言うと、私も明日は用事がありまして、相場が見れまへん・・・
ということで、明日の私の用事はともかく、
明日のスタンスについては、特に変更はありませんけど、
主力大型株での持ち越し短期勝負は、今週一杯は控えるのが無難ですが、
明日については安倍ちゃんマンに期待するのならば、勝負するのは御自由にどうぞ。
新興市場、東証2部での週跨ぎでの短期勝負については、
激薄商いの慢性化が解消されない限り、米モメンタム系の不穏な動きも続いており、
マザーズも年初来安値を割ったので、持ち越しは控えるのが無難でしょう。
バイオ、IPO、不動産、ゲーム、その他のテーマ銘柄についても、
基本的には新興市場、東証2部と同じですが、
バイオ、不動産、REITについては、中長期目線で狙うことに変わりはないのですが、
ここまで来ての新規参戦は、決算ラッシュに突入することもあるので、
事前に仕込むのは自由ですが、決算を見極めてからでも遅くはないでしょう。
その他中長期の押し目狙いの方は、同じく決算を見極めてからでいいのですが、
雇用統計まで大一番を控えているので、くれぐれも慎重に構えておきましょう。
長期の方も新規参戦については同様ですが、王者の風格で構えたままの方は、
そのままの姿勢を維持して、今週の大一番を機に11日安値を割るようであれば、
一旦は撤退するというシンプルな姿勢だけは維持しておきましょう。
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