こんばんは。
先週後半から遅れて襲来した「Sell in May」という乱気流・・・
今週火曜日には突如として、日本株の操縦桿を握るのはオレだとばかりに、
アテンションプリーズな航空漫談で乱気流を鎮めようとした甘利機長・・・
結局は甘利〝機長″の〝貴重″な漫談では〝基調″は変わらぬまま、
週末を迎える事になり、本日は高度を上げて(プラスで)引けたものの、
日経平均、TOPIX共に月足では10ヶ月ぶりの陰線となり、
週足でも2週連続の陰線となり、引け味の悪い週末となりました・・・
遅行線についてもかろうじて下抜けを回避してはいるものの、
来週前半が軟調だと下抜けとなり、更に空気が悪くなる可能性もありますので、
もう一発の大きな乱気流があってもおかしくないです。
裁定買い残、信用買い残、円売りポジションはまだまだ高水準ですし、
来週は天候を激変させるイベントもテンコ盛りですからね。
そんな乱気流を回避する為にもパワー(商い)が必要なのですが、
本日の東証1部の売買代金は、3兆2441億円と昨日までと変わらない状況であり、
下げるパワーは弱まっているとは言えるものの、
もう一発の乱気流を含め下げ圧力を切り返すにはまだまだ力不足と言えます。
一方、乱気流の主役でもあった先物は、
昨日までは旺盛なパワー(商い)で下げを主導しておりましたが、
本日はややパワーが落ちておりましたので、
乱気流が収まる兆しも少しは見えつつあるのかな・・・とも言えますが、
月末のお化粧に対して、週末の手仕舞いや来週のイベントへの様子見姿勢もあり、
パワーダウンの好意的な解釈については、額面通りには受け取れないです・・・。
ちなみに5月の上昇局面(2-22日)と下落局面(23-31日)において、
それぞれの期間の東証1部の売買代金を比較すると、
下落局面での累計売買代金は上昇局面の58%に過ぎないので、
下落幅の割には意外と吐きだしていないとも言えます。
大きな調整の時においての個人的な経験則の一つに過ぎないのですが、
直近の節目からの上昇局面の累計売買代金に対して、
調整期間となる下落局面での売買代金は、95~105%に達する事が多いので、
意外と吐き出しが少ないという違和感はあります。
先行していたマザーズはまもなく吐き切るだけに、余計に違和感を感じます。
そう考えると14日まで掛けて吐きだすのか・・・という考えに至りますけど・・・。
かと言って、異次元だから仕方ないと言われるとそれまでですけどね(笑)
あくまで押し目の目安として見ている独自のパワーバランスに過ぎないので、
正式なテクニカル指標に比べると、アテにはならない様には見えますけど、
意外と精度は高いです・・・
まぁ所詮は脳味噌きんにくんな文系体育会野郎が、
思い付く程度のシグナルに過ぎないですけど・・・(笑)
ただ・・・テクニカル指標は、シグナルだけではなくしくみを理解すれば(当然やけど)、
状況に合わせてバラバラに解体して、独自で組み合わせる事もできますからね。
当然ながらテクニカル指標は、みんなが見るからこそ効果もあるのですから、
解体したり、独自に組み合わせた所で誰も見ていないという致命傷はありますけど、
市場の空気や兆しを感じるには大いに役立ちます。
普段、相場感を中心に記事を構成している私が言うのも何ですけど(笑)
テクニカルや需給については、そこら中に掘り下げた分析や記事があるので、
書いたところで変わり映えのしない記事になりますからね。
くれぐれもテクニカルや需給の否定論者ではないのであしからず。
むしろ売買ではフル活用しておりますので(笑)
ただし、需給やテクニカルが極限まで歪む事はほぼ有り得ないですから、
欲張りにピンポイントな変化を捉えることに重点を置くとなると、
大きなイベント等は市場の心理を動かすだけでなく、
市場原理においても影響力のある図体のデカイ大人達が、
動かす口実としてイベントを利用しますので、
そちらに重点を置いて、頭の整理を兼ねて記事を書いております。
ま、なんでもかんでもではなく、選択と集中でスキル磨いて戦うのもよしですし、
資金力、環境、スタンス、得手不得手、好み、性格は人それぞれですから、
あれはダメとかこれはいいと言うつもりはないです。
おっと、随分と話しが逸れてしまいましたので、話を元に戻すと、
乱気流のスイッチを入れるきっかけともなった債権市場については、
黒ちゃん本舗(日銀)が昨日発表した6月の国債購入計画が、
黒ちゃんの言葉通りに弾力的だと評価されたのか、
それとも単に世界的な金利上昇によって毒が薄まっているだけなのか、
まだまだ5月初旬のレベルには程遠いものの、
本日は随分と落ち着きを取り戻しておりますので、明るい兆しの一つではあります。
まぁとにかく、来週はイベントがテンコ盛りですから、
以上の事も踏まえつつ、来週の展望は改めて週末に書きます。
今週も乱気流と甘利エアラインの乗り心地の悪さに酔ってしまってグッタリです。
来週はせめて安定飛行にして頂きたいものです。
お疲れ様でございます。
よい週末を。
お手数ですが記事が参考になりましたら、下のタグをクリックして頂けると嬉しいです。
ランキングアップが励みになりますのでよろしくお願い致します。
本日はINNER CIRCLE の 「ROCK WITH YOU」です。
先週後半から遅れて襲来した「Sell in May」という乱気流・・・
今週火曜日には突如として、日本株の操縦桿を握るのはオレだとばかりに、
アテンションプリーズな航空漫談で乱気流を鎮めようとした甘利機長・・・
結局は甘利〝機長″の〝貴重″な漫談では〝基調″は変わらぬまま、
週末を迎える事になり、本日は高度を上げて(プラスで)引けたものの、
日経平均、TOPIX共に月足では10ヶ月ぶりの陰線となり、
週足でも2週連続の陰線となり、引け味の悪い週末となりました・・・
遅行線についてもかろうじて下抜けを回避してはいるものの、
来週前半が軟調だと下抜けとなり、更に空気が悪くなる可能性もありますので、
もう一発の大きな乱気流があってもおかしくないです。
裁定買い残、信用買い残、円売りポジションはまだまだ高水準ですし、
来週は天候を激変させるイベントもテンコ盛りですからね。
そんな乱気流を回避する為にもパワー(商い)が必要なのですが、
本日の東証1部の売買代金は、3兆2441億円と昨日までと変わらない状況であり、
下げるパワーは弱まっているとは言えるものの、
もう一発の乱気流を含め下げ圧力を切り返すにはまだまだ力不足と言えます。
一方、乱気流の主役でもあった先物は、
昨日までは旺盛なパワー(商い)で下げを主導しておりましたが、
本日はややパワーが落ちておりましたので、
乱気流が収まる兆しも少しは見えつつあるのかな・・・とも言えますが、
月末のお化粧に対して、週末の手仕舞いや来週のイベントへの様子見姿勢もあり、
パワーダウンの好意的な解釈については、額面通りには受け取れないです・・・。
ちなみに5月の上昇局面(2-22日)と下落局面(23-31日)において、
それぞれの期間の東証1部の売買代金を比較すると、
下落局面での累計売買代金は上昇局面の58%に過ぎないので、
下落幅の割には意外と吐きだしていないとも言えます。
大きな調整の時においての個人的な経験則の一つに過ぎないのですが、
直近の節目からの上昇局面の累計売買代金に対して、
調整期間となる下落局面での売買代金は、95~105%に達する事が多いので、
意外と吐き出しが少ないという違和感はあります。
先行していたマザーズはまもなく吐き切るだけに、余計に違和感を感じます。
そう考えると14日まで掛けて吐きだすのか・・・という考えに至りますけど・・・。
かと言って、異次元だから仕方ないと言われるとそれまでですけどね(笑)
あくまで押し目の目安として見ている独自のパワーバランスに過ぎないので、
正式なテクニカル指標に比べると、アテにはならない様には見えますけど、
意外と精度は高いです・・・
まぁ所詮は脳味噌きんにくんな文系体育会野郎が、
思い付く程度のシグナルに過ぎないですけど・・・(笑)
ただ・・・テクニカル指標は、シグナルだけではなくしくみを理解すれば(当然やけど)、
状況に合わせてバラバラに解体して、独自で組み合わせる事もできますからね。
当然ながらテクニカル指標は、みんなが見るからこそ効果もあるのですから、
解体したり、独自に組み合わせた所で誰も見ていないという致命傷はありますけど、
市場の空気や兆しを感じるには大いに役立ちます。
普段、相場感を中心に記事を構成している私が言うのも何ですけど(笑)
テクニカルや需給については、そこら中に掘り下げた分析や記事があるので、
書いたところで変わり映えのしない記事になりますからね。
くれぐれもテクニカルや需給の否定論者ではないのであしからず。
むしろ売買ではフル活用しておりますので(笑)
ただし、需給やテクニカルが極限まで歪む事はほぼ有り得ないですから、
欲張りにピンポイントな変化を捉えることに重点を置くとなると、
大きなイベント等は市場の心理を動かすだけでなく、
市場原理においても影響力のある図体のデカイ大人達が、
動かす口実としてイベントを利用しますので、
そちらに重点を置いて、頭の整理を兼ねて記事を書いております。
ま、なんでもかんでもではなく、選択と集中でスキル磨いて戦うのもよしですし、
資金力、環境、スタンス、得手不得手、好み、性格は人それぞれですから、
あれはダメとかこれはいいと言うつもりはないです。
おっと、随分と話しが逸れてしまいましたので、話を元に戻すと、
乱気流のスイッチを入れるきっかけともなった債権市場については、
黒ちゃん本舗(日銀)が昨日発表した6月の国債購入計画が、
黒ちゃんの言葉通りに弾力的だと評価されたのか、
それとも単に世界的な金利上昇によって毒が薄まっているだけなのか、
まだまだ5月初旬のレベルには程遠いものの、
本日は随分と落ち着きを取り戻しておりますので、明るい兆しの一つではあります。
まぁとにかく、来週はイベントがテンコ盛りですから、
以上の事も踏まえつつ、来週の展望は改めて週末に書きます。
今週も乱気流と甘利エアラインの乗り心地の悪さに酔ってしまってグッタリです。
来週はせめて安定飛行にして頂きたいものです。
お疲れ様でございます。
よい週末を。
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