東証一部の売買代金は1兆2998億円と5日ぶりの1兆円乗せ、
売買高も3/15以来の多さとなり、セリングクライマックス風味にはなっておりますが、
過去のセリングクライマックスと比べればまだまだとも言えます。
しかしながら11/25安値の際は、セリングクライマックスとも言えない薄商いの中、
シレっと上昇に転じており、この時は先日にも書いた通り、
10/6~10/31の上昇に対し、11/1~11/25の下落で全て吐き出しておりましたので、
(当然その前の震災以降の上げ下げも商いはキレイに均衡しております。)
妥当な転換だったとも言えます。
そういう吐き出しという意味では、果たして本日が転換点になるのかと言えば、
バレンタイン追加金融緩和以降の上昇分は吐き切っておりますが、
1/17、12/20、11/28からの上昇分は、まだ吐き切っておらず、
最も近い1/17~3/27の上昇分と3/28~本日までを比較しても、
売買代金では75.5%にしか達しておらず、残り約16兆円といったところです。
1日1兆円と考えれば、100%まで約16日と言えます。
ちなみに残り16日で見ると、明日含め14営業日後にFOMCの結果が出ますので、
1兆円超で推移すれば14営業日後でも100%に達することは十分に可能です。
遅行線もこのまま揉み合いで推移すれば、約16日後には日々線に達しますので、
イベント的にもテクニカル的にも、遅くとも次回FOMC以降は、
本格反転の可能性は高くなりつつあります。
そうなると当然ながら、今から急いで買う必要もないやろとも言えますが、
昨日まで書いている通り、欧州情勢はひとまずギリシャ総選挙まで、
万が一好転は無かったとしても、これ以上悪化するとも言えず、
むしろギリシャ総選挙までに控える来週のECB理事会等で、
好転する可能性の方が高いとも言える上に、
すでに株価も下値リスクの少ない位置まで下げておりますので、
結果として更に悪化しようとも悪材料出尽くしとなる可能性が高い状況です。
悪化する余地があると言えば、スペインの10年債利回りが7%超えするまででしょう。
今夜のアイルランド国民投票もすんなり賛成で落ち着きそうですし、
万が一反対多数となっても、昨日書いた通りです。
ギリシャの世論調査については、もはや三党でダチョウ倶楽部の定番ギャグの様に、
今日はオレが支持率一位だ、いやオレだ、いやいやオレだ、
どうぞどうぞ・・・と言わんばかりのどうでもいい日替わり定食状態ですし、
左派が勝利してユーロ離脱まではすでに想定内であり、
もし左派が歩み寄って、ユーロ残留となれば儲けもんということです。
米国も今夜の雇用指標であるADP雇用リポート、新規失業保険が悪かったとしても、
明日の雇用統計は恐らく心配無いでしょうから、せいぜい今夜一日のネガティブです。
万が一明日の雇用統計まで悪かろうとも、すでに株価は下げておりますので、
ショックは発表直後の短期的な反応だけに留まり、
下手をこいたら悪材料出尽くしなんてことにもなりかねない上に、
次回FOMCに向けて、ツイストオペ後のQE3等への期待に早変わりするでしょう。
そして中国も週末にPMIの発表を控え、良ければ素直に好感し、
悪ければ金融緩和という都合のいいロジックに入っております。
国内目線で見ても、ドル円は安住レンジ(75.63-78.20円)に近付いており、
安住くんもパンスト(覆面)介入に備えて、
そろそろ神田うのにパンストを発注しているでしょうw
白川オジサンも前回の政策決定会合で放火した火を、
次回の会合(6/14-15)では自ら消火するというワイルドなことはするでしょうしね。
そして皮肉な事に世論の声に反し、市場では好材料視される、
大飯原発の再稼働及び消費増税が実現に向けて前に進んでおりますので、
国内の主体的材料にもなりつつあります。
ということもあり、下値リスクの少ない中で好材料が出る可能性の高いイベントが、
ギリシャ総選挙&次回FOMCまでに控えていることから、
「もうはまだなり」ではなく「モーは牛(Bull)なり」と見ています。
まぁ慎重を期すならば、ギリシャ再選挙、次回FOMCまでは、
11月安値近辺までは下げる可能性も否定できないですので、
気の短い方は短く刻むのもいいですけど・・・
どちらが好ましいかの判断は、各々の性分、資金力、環境も違うのでお任せします。
ところで原発再稼働ですけど、安全や再稼働の議論をする前に、
震災で事故になった原因でもある電源の確保をするのが先決やと思いますけど・・・
結局、電源が喪失して冷やせなかったのが原因なのですから、
全ての原発に対して、電源確保の工事はしているのでしょうか・・・
原発は稼働してようが停止してようが、そこにある限りは、
電源が喪失されて冷せなくなれば、リスクは同じなのですから、
稼働するのならもちろんのこと、廃炉にするにしても廃炉までの十数年?の間は、
電源が喪失して冷やせなくなる様な事故が起きれば、第二の福島ですからね。
まぁとにかく大飯を稼働する事自体は、停止も稼働も危険性のリスクは同じなので、
意味の無い停止をする位ならば動かせばとは思いますけど、
橋下市長らが言っている通り、安全基準を明確にして、
責任の所在だけははっきりしてから稼働して貰わない事には、
万が一事故が起きた場合、またしても福島の被害者の二の舞です。
まぁ人の命に責任取れる奴なんていませんけどね・・・
何だか原発を止めることで、景気が悪くなって自殺者が増えたり、
餓死者が増えたりとか、自動車の事故死等を持ち出して、
原発反対派を論破しようという人達が多い事に驚きます・・・
アホらしくて割愛しますけど、比べる次元ではないですし、
百歩譲って同等だとしても、責任も取れないでしょうし、
現状では誰が責任取るんやっちゅう話です。
そもそも責任も取れないのに、言ってて恥ずかしくないのでしょうかね。
経済的コスト云々とか言ってれば賢くも見えるし、鋭い切り口風には見えるので、
そう言いたいのでしょうけど、そこには責任はゼロですからね。
まぁ原発賛成を唱えるのは自由ですから、せめて反対する人間を攻撃したり、
揶揄するのは自分が責任を取れるようになってからにしないとね。
そういえば東電も・・・長くなるのでまたの機会に。
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売買高も3/15以来の多さとなり、セリングクライマックス風味にはなっておりますが、
過去のセリングクライマックスと比べればまだまだとも言えます。
しかしながら11/25安値の際は、セリングクライマックスとも言えない薄商いの中、
シレっと上昇に転じており、この時は先日にも書いた通り、
10/6~10/31の上昇に対し、11/1~11/25の下落で全て吐き出しておりましたので、
(当然その前の震災以降の上げ下げも商いはキレイに均衡しております。)
妥当な転換だったとも言えます。
そういう吐き出しという意味では、果たして本日が転換点になるのかと言えば、
バレンタイン追加金融緩和以降の上昇分は吐き切っておりますが、
1/17、12/20、11/28からの上昇分は、まだ吐き切っておらず、
最も近い1/17~3/27の上昇分と3/28~本日までを比較しても、
売買代金では75.5%にしか達しておらず、残り約16兆円といったところです。
1日1兆円と考えれば、100%まで約16日と言えます。
ちなみに残り16日で見ると、明日含め14営業日後にFOMCの結果が出ますので、
1兆円超で推移すれば14営業日後でも100%に達することは十分に可能です。
遅行線もこのまま揉み合いで推移すれば、約16日後には日々線に達しますので、
イベント的にもテクニカル的にも、遅くとも次回FOMC以降は、
本格反転の可能性は高くなりつつあります。
そうなると当然ながら、今から急いで買う必要もないやろとも言えますが、
昨日まで書いている通り、欧州情勢はひとまずギリシャ総選挙まで、
万が一好転は無かったとしても、これ以上悪化するとも言えず、
むしろギリシャ総選挙までに控える来週のECB理事会等で、
好転する可能性の方が高いとも言える上に、
すでに株価も下値リスクの少ない位置まで下げておりますので、
結果として更に悪化しようとも悪材料出尽くしとなる可能性が高い状況です。
悪化する余地があると言えば、スペインの10年債利回りが7%超えするまででしょう。
今夜のアイルランド国民投票もすんなり賛成で落ち着きそうですし、
万が一反対多数となっても、昨日書いた通りです。
ギリシャの世論調査については、もはや三党でダチョウ倶楽部の定番ギャグの様に、
今日はオレが支持率一位だ、いやオレだ、いやいやオレだ、
どうぞどうぞ・・・と言わんばかりのどうでもいい日替わり定食状態ですし、
左派が勝利してユーロ離脱まではすでに想定内であり、
もし左派が歩み寄って、ユーロ残留となれば儲けもんということです。
米国も今夜の雇用指標であるADP雇用リポート、新規失業保険が悪かったとしても、
明日の雇用統計は恐らく心配無いでしょうから、せいぜい今夜一日のネガティブです。
万が一明日の雇用統計まで悪かろうとも、すでに株価は下げておりますので、
ショックは発表直後の短期的な反応だけに留まり、
下手をこいたら悪材料出尽くしなんてことにもなりかねない上に、
次回FOMCに向けて、ツイストオペ後のQE3等への期待に早変わりするでしょう。
そして中国も週末にPMIの発表を控え、良ければ素直に好感し、
悪ければ金融緩和という都合のいいロジックに入っております。
国内目線で見ても、ドル円は安住レンジ(75.63-78.20円)に近付いており、
安住くんもパンスト(覆面)介入に備えて、
そろそろ神田うのにパンストを発注しているでしょうw
白川オジサンも前回の政策決定会合で放火した火を、
次回の会合(6/14-15)では自ら消火するというワイルドなことはするでしょうしね。
そして皮肉な事に世論の声に反し、市場では好材料視される、
大飯原発の再稼働及び消費増税が実現に向けて前に進んでおりますので、
国内の主体的材料にもなりつつあります。
ということもあり、下値リスクの少ない中で好材料が出る可能性の高いイベントが、
ギリシャ総選挙&次回FOMCまでに控えていることから、
「もうはまだなり」ではなく「モーは牛(Bull)なり」と見ています。
まぁ慎重を期すならば、ギリシャ再選挙、次回FOMCまでは、
11月安値近辺までは下げる可能性も否定できないですので、
気の短い方は短く刻むのもいいですけど・・・
どちらが好ましいかの判断は、各々の性分、資金力、環境も違うのでお任せします。
ところで原発再稼働ですけど、安全や再稼働の議論をする前に、
震災で事故になった原因でもある電源の確保をするのが先決やと思いますけど・・・
結局、電源が喪失して冷やせなかったのが原因なのですから、
全ての原発に対して、電源確保の工事はしているのでしょうか・・・
原発は稼働してようが停止してようが、そこにある限りは、
電源が喪失されて冷せなくなれば、リスクは同じなのですから、
稼働するのならもちろんのこと、廃炉にするにしても廃炉までの十数年?の間は、
電源が喪失して冷やせなくなる様な事故が起きれば、第二の福島ですからね。
まぁとにかく大飯を稼働する事自体は、停止も稼働も危険性のリスクは同じなので、
意味の無い停止をする位ならば動かせばとは思いますけど、
橋下市長らが言っている通り、安全基準を明確にして、
責任の所在だけははっきりしてから稼働して貰わない事には、
万が一事故が起きた場合、またしても福島の被害者の二の舞です。
まぁ人の命に責任取れる奴なんていませんけどね・・・
何だか原発を止めることで、景気が悪くなって自殺者が増えたり、
餓死者が増えたりとか、自動車の事故死等を持ち出して、
原発反対派を論破しようという人達が多い事に驚きます・・・
アホらしくて割愛しますけど、比べる次元ではないですし、
百歩譲って同等だとしても、責任も取れないでしょうし、
現状では誰が責任取るんやっちゅう話です。
そもそも責任も取れないのに、言ってて恥ずかしくないのでしょうかね。
経済的コスト云々とか言ってれば賢くも見えるし、鋭い切り口風には見えるので、
そう言いたいのでしょうけど、そこには責任はゼロですからね。
まぁ原発賛成を唱えるのは自由ですから、せめて反対する人間を攻撃したり、
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