こんにちは。
なんともユーロ円が100円割れ、ドル円も76円台・・・
随分と円に対する高評価を得て締め括られたようで・・・
大して心配する必要もないでしょうけど、
まぁまぁまぁ、お堅い話は置いておきましょう。
皆さんは正月休みをいかがお過ごしでしょうか?まだ大晦日ですけど・・・
旅行、お出かけ、里帰り、家族団欒、家でゴロゴロと様々でしょう。
私はというと昨日も書きましたが、夕方からの格闘技観戦に備え、
すでにウォーミングアップでひと汗かいて、身体をほぐしております。
大晦日は紅白、ダウンタウンと色々ありますが、私には格闘技です。
カードとしては、曙やタレント等の色モノ選手がいませんので大衆向けではなく、
マニア向けの大会ではありますが、興奮MAX状態でブログを書いております。
そんな中でも試合自体の興味は微妙ではありますが、
2年ほど前まで世界最強と言われたエメリヤーエンコ・ヒョードルと闘う石井慧、
そうです北京五輪の柔道金メダリストです。
御存知の方も居るとは思いますが、あのお調子者の石井です。
一時期はバラエティ等に出て、テキトーな事を言ったりもしていましたから、
印象としては金メダリストとは思えない軽さがあります。
しかしながら、彼はアスリートとしては認めざるを得ないところもあり、
とにかくやると決めたら絶対に諦めず、とことんまで努力して必ず目標を勝ち取ります。
正直、彼は柔道家としては、山下、古賀、吉田、井上という歴代の名選手に比べれば、
センスや器用さという才能の部分は100分の1以下とも言える位の選手であり、
技が切れる訳でも無く、天性の勘の良さ(タイミング)も無い、
むしろ柔道に向いていないとも言える選手でした。
それを彼なりにどうやったら勝てるかを考え抜いて、
柔道関係者から批判を浴びようと、勝つことに徹する戦略で試合をし、
センスやスピード、タイミングで劣る部分を、日々の鍛錬で向上する事ができる、
力とスタミナでねじ伏せようと、人の3倍努力をするという方法で金メダルを勝ちとりました。
柔道の重量級と言いますと、世界には化け物の様な選手ばかりで、
しかもコンタクトスポーツですから、普通ならば日本人は、
他のスポーツでも良く言われる体格的な不利を理由にされがちで、
レスリング、ボクシング、他の格闘技、ラグビーと同様に、
本来ならば勝てないと言われがちです。
(私自身、こんな理由は単なる言い訳に過ぎないとは思ってますけどね)
しかしながら柔道がこれまで重量級で勝てたのは、
もちろんパワーでも最低限同等レベルにはありますけど、お家芸でもありますから、
技の切れ等の技術的な部分が、外国人の体格やパワーを凌駕していたわけです。
それが石井の場合、190~200cm、120~150kg級の選手がゴロゴロいる中で、
しかもセンスは無いに等しく、目一杯身体を大きくしても182cm、105kgという身体で、
化け物達をパワーとスタミナで圧倒しての金メダルを取った時には唖然としました・・・。
ハンマー投げの室伏も十分凄いですが、言ってもハーフですから、
日本人には無いパワーを半分は持っており、
石井はというとゴリゴリの日本人ですからね・・・
もちろんキレイに一本で勝つと言う美学も捨て、なりふり構わずにどうやって勝てるのかと、
考えに考え抜いた戦略を立てて、全て予定通りに泥臭く実行したわけです。
そしてそれを実現する為に、一日9~10時間という練習を毎日こなして、
世界に負けないパワーとスタミナを身に付け、考え抜いた戦略でトップに立ったわけです。
1試合は5分程の競技で、1日にトーナメントと言っても5試合程度であり
しかも試合と試合の合間も休めるにもかかわらず、1日9~10時間の練習を毎日・・・
信じられない位に意志が強いとしか言いようがないです。
努力の塊とか言うレベルを越え、練習の鬼です。
石井が金メダルを取るまでは、努力でも日本の上位あたりまでは行けても、
世界のトップというのはセンスや運が必要とも思っていましたが、
石井を見て、すっかりそんなものは吹き飛んでしまいました。
彼は今は総合格闘技をやっており、
これまたセンスの感じられない闘いぶりをこれまで披露しております(笑)
柔道で培った地力でなんとか勝ってはいますけどね。
しかしながら直近の試合を見る限り、着実に成長を遂げております。
そしてまた海外の道場へ単身で飛び込み、練習の鬼となっているようですから、
他の選手に比べればセンスに欠ける分だけ、時間は掛かるかも知れませんが、
このまま折れずに続けていれば、いずれは不格好ながらも世界のトップに立ちそうです。
まだまだ25歳ですから、少なくともあと10年は出来ますからね。
柔道も小学5年から始めて、21歳で金メダルを取ったわけですから、
彼ならば成し遂げそうですけどね。
なんだか今夜の試合では勝てないと言わんばかりですけど、
相手も65億分の1と言われた強い選手とは言え、やや下り坂でもあるので、
可能性が無いわけではないです。
ぜひとも今夜でなくとも将来、再び努力のみで勝ち取る痛快な姿を見せて頂きたいです。
「力必達」というやつですね。
ちなみにイチローだったかは忘れましたけど、
「天才というのは努力が出来る才能があること」とも言ってましたから、
努力できること自体が才能なのかも知れませんけどね・・・
まぁ今の時代は便利になり、効率化も叫ばれる時代ですから、
非効率や理不尽込みの様な努力の押し付けを嫌う人や否定する人も多いでしょうけど、
少なくとも努力を継続することで、不安や動揺、恐れの穴埋めにはなりますから、
メンタルが強靭になることは確かです。
いやぁ我ながら暑苦しい話やとは思いますが、
相場で戦うにもメンタルは必要ですから、日々の地味な積み重ねが重要ということです。
やるかやらないかは自由ですけどね。
あ、ちなみに石井のお調子者ぶる言動は嫌いです・・・
っておい!嫌いなんかい!というツッコミを受けそうですけど、
実際に人としては好きではないです。
ただしアスリートとしては認めているということです。
ということで、皆さん良いお年を。
お手数ですが記事が参考になりましたら、下のタグをクリックして頂けると嬉しいです。
ランキングアップが励みになりますのでよろしくお願い致します。

なんともユーロ円が100円割れ、ドル円も76円台・・・
随分と円に対する高評価を得て締め括られたようで・・・
大して心配する必要もないでしょうけど、
まぁまぁまぁ、お堅い話は置いておきましょう。
皆さんは正月休みをいかがお過ごしでしょうか?まだ大晦日ですけど・・・
旅行、お出かけ、里帰り、家族団欒、家でゴロゴロと様々でしょう。
私はというと昨日も書きましたが、夕方からの格闘技観戦に備え、
すでにウォーミングアップでひと汗かいて、身体をほぐしております。
大晦日は紅白、ダウンタウンと色々ありますが、私には格闘技です。
カードとしては、曙やタレント等の色モノ選手がいませんので大衆向けではなく、
マニア向けの大会ではありますが、興奮MAX状態でブログを書いております。
そんな中でも試合自体の興味は微妙ではありますが、
2年ほど前まで世界最強と言われたエメリヤーエンコ・ヒョードルと闘う石井慧、
そうです北京五輪の柔道金メダリストです。
御存知の方も居るとは思いますが、あのお調子者の石井です。
一時期はバラエティ等に出て、テキトーな事を言ったりもしていましたから、
印象としては金メダリストとは思えない軽さがあります。
しかしながら、彼はアスリートとしては認めざるを得ないところもあり、
とにかくやると決めたら絶対に諦めず、とことんまで努力して必ず目標を勝ち取ります。
正直、彼は柔道家としては、山下、古賀、吉田、井上という歴代の名選手に比べれば、
センスや器用さという才能の部分は100分の1以下とも言える位の選手であり、
技が切れる訳でも無く、天性の勘の良さ(タイミング)も無い、
むしろ柔道に向いていないとも言える選手でした。
それを彼なりにどうやったら勝てるかを考え抜いて、
柔道関係者から批判を浴びようと、勝つことに徹する戦略で試合をし、
センスやスピード、タイミングで劣る部分を、日々の鍛錬で向上する事ができる、
力とスタミナでねじ伏せようと、人の3倍努力をするという方法で金メダルを勝ちとりました。
柔道の重量級と言いますと、世界には化け物の様な選手ばかりで、
しかもコンタクトスポーツですから、普通ならば日本人は、
他のスポーツでも良く言われる体格的な不利を理由にされがちで、
レスリング、ボクシング、他の格闘技、ラグビーと同様に、
本来ならば勝てないと言われがちです。
(私自身、こんな理由は単なる言い訳に過ぎないとは思ってますけどね)
しかしながら柔道がこれまで重量級で勝てたのは、
もちろんパワーでも最低限同等レベルにはありますけど、お家芸でもありますから、
技の切れ等の技術的な部分が、外国人の体格やパワーを凌駕していたわけです。
それが石井の場合、190~200cm、120~150kg級の選手がゴロゴロいる中で、
しかもセンスは無いに等しく、目一杯身体を大きくしても182cm、105kgという身体で、
化け物達をパワーとスタミナで圧倒しての金メダルを取った時には唖然としました・・・。
ハンマー投げの室伏も十分凄いですが、言ってもハーフですから、
日本人には無いパワーを半分は持っており、
石井はというとゴリゴリの日本人ですからね・・・
もちろんキレイに一本で勝つと言う美学も捨て、なりふり構わずにどうやって勝てるのかと、
考えに考え抜いた戦略を立てて、全て予定通りに泥臭く実行したわけです。
そしてそれを実現する為に、一日9~10時間という練習を毎日こなして、
世界に負けないパワーとスタミナを身に付け、考え抜いた戦略でトップに立ったわけです。
1試合は5分程の競技で、1日にトーナメントと言っても5試合程度であり
しかも試合と試合の合間も休めるにもかかわらず、1日9~10時間の練習を毎日・・・
信じられない位に意志が強いとしか言いようがないです。
努力の塊とか言うレベルを越え、練習の鬼です。
石井が金メダルを取るまでは、努力でも日本の上位あたりまでは行けても、
世界のトップというのはセンスや運が必要とも思っていましたが、
石井を見て、すっかりそんなものは吹き飛んでしまいました。
彼は今は総合格闘技をやっており、
これまたセンスの感じられない闘いぶりをこれまで披露しております(笑)
柔道で培った地力でなんとか勝ってはいますけどね。
しかしながら直近の試合を見る限り、着実に成長を遂げております。
そしてまた海外の道場へ単身で飛び込み、練習の鬼となっているようですから、
他の選手に比べればセンスに欠ける分だけ、時間は掛かるかも知れませんが、
このまま折れずに続けていれば、いずれは不格好ながらも世界のトップに立ちそうです。
まだまだ25歳ですから、少なくともあと10年は出来ますからね。
柔道も小学5年から始めて、21歳で金メダルを取ったわけですから、
彼ならば成し遂げそうですけどね。
なんだか今夜の試合では勝てないと言わんばかりですけど、
相手も65億分の1と言われた強い選手とは言え、やや下り坂でもあるので、
可能性が無いわけではないです。
ぜひとも今夜でなくとも将来、再び努力のみで勝ち取る痛快な姿を見せて頂きたいです。
「力必達」というやつですね。
ちなみにイチローだったかは忘れましたけど、
「天才というのは努力が出来る才能があること」とも言ってましたから、
努力できること自体が才能なのかも知れませんけどね・・・
まぁ今の時代は便利になり、効率化も叫ばれる時代ですから、
非効率や理不尽込みの様な努力の押し付けを嫌う人や否定する人も多いでしょうけど、
少なくとも努力を継続することで、不安や動揺、恐れの穴埋めにはなりますから、
メンタルが強靭になることは確かです。
いやぁ我ながら暑苦しい話やとは思いますが、
相場で戦うにもメンタルは必要ですから、日々の地味な積み重ねが重要ということです。
やるかやらないかは自由ですけどね。
あ、ちなみに石井のお調子者ぶる言動は嫌いです・・・
っておい!嫌いなんかい!というツッコミを受けそうですけど、
実際に人としては好きではないです。
ただしアスリートとしては認めているということです。
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