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不沈艦日記
マーケット展望などなど。
今週は長篠の戦い・・・三段構えだけに。あわよくば四段構えも。
こんばんは。

世間はハロウィンだそうですが、相場の方はハロウィンという実体のないオバケ祭ではなく

紅葉シーズンの到来を期待できるイベントが、以下の通り盛り沢山です。
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       国内                     海外

10/31(月)9月新設住宅着工戸数          米10月シカゴ購買部協会景気指数
      10年度法人企業統計調査        米10月ダラス連銀製造業活動
                              ユーロ圏10月消費者物価速報
      白川総裁講演&会見           ユーロ圏9月失業率
                              独9月小売売上高
                              仏9月生産者物価指数

                              トリシェECB総裁任期満了

 ・国内決算-マルハニチロ、DeNA、東洋水、JT、住友化、日産化、塩野義、第一三共、
         富士フイルム、資生堂、TOTO、住金、神戸鋼、フジクラ、アサヒGHD、サッポロ、
         昭和シェル、オークマ、東芝機械、ブラザー、セガサミ、日本精工、東芝、三菱電機
         マキタ、ルネサス、パンソニック、TDK、アルプス電、クラリオン、村田製作所、日東電工
         三菱重、IHI、ホンダ、HOYA、丸紅、ユニチャ、三井不、三菱地所、東武鉄道、
         JR東海、日本通運、日本郵船、商船三井、関西電力

11/1(火)9月毎月勤労統計             米10月ISM製造業景況指数
     10月新車販売台数             米9月建設支出
     日銀金融政策決定会合議事録      米10月新車販売台数
     10年国債入札                中国10月PMI製造業
                              ブラジル9月鉱工業生産

                              FOMC(~2日)
                              ECBの第3代総裁にドラギ氏が就任
                              豪準備銀行理事会、政策金利発表

 ・国内決算-双日、帝人、三菱ケミ、アステラス、エーザイ、出光、住友重工、カシオ、昭和電工
         日立、富士重、ヤマハ、三菱商事、野村HD、大京、NTTデータ

11/2(水)10月マネタリーベース           米10月ADP雇用統計
                              ユーロ圏10月PMI製造業指数
      白井日銀審議委員講演&会見     独10月失業率

                              FOMC(25:30声明発表)
                              バーナンキ議長会見(27:00~)
                              ブラジル市場休場

 ・国内決算-ミクシィ、東レ、旭化成、日本製紙、グリー、三井化学、宇部興産、コスモ石油
         日本板硝子、アマダ、クボタ、ミネベア、GSユアサ、ソニー、フォスター電、川崎重工
         日産自動車、マツダ、バンナムHD、伊藤忠、三井物産、住友商事、NTTドコモ

11/3(木)東京市場休場(文化の日)        米10月ISM非製造業景況指数
                              米週間新規失業保険申請件数
                              米7-9月期非農業部門労働生産性
                              米9月製造業受注
                              中国10月非製造業PMI

                              ECB理事会(21:45政策金利発表)
                              ドラギECB新総裁会見(22:30~)
                              G20首脳会議(~4日)
                              アトランタ連銀ロックハート総裁講演

11/4(金)                        米10月雇用統計
                              ユーロ圏9月生産者物価指数
                              独9月製造業受注

                              G20首脳会議
                              タルーロFRB理事講演

                              IPO-グル―ポン

 ・国内決算-国際石油開発帝石、石油資源開発、味の素、王子製紙、武田薬品、
         オリエンタルランド、JX、古河電工、ミツミ、ヒロセ、アシックス、東急不、住友不、
         スクエニ、コナミ、キリンHD、旭硝子、ヤマハ発動機
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今週の焦点は以下の8点でしょう。

 ・FOMCにて追加金融緩和(QE3等)が打ち出されるのか。

 ・ECB理事会にてドラギ新総裁就任の御祝儀利下げあるいは不胎化による金融緩和を
  実行するのか(現行1.5%)。

 ・G20にてユーロ圏外からの支援を拡大できるのか。

 ・日銀は欧米の動きを受けて動くのか。

 ・米雇用指標

 ・国内決算

 ・タイ洪水による影響度が、国内企業の決算発表により輪郭が見えて来る。

 ・欧米の動きに関わらず堅調であろうネット系を始めとする新興市場。


まずはFOMCについては、11/1~2という二日間の日程となり、

11/2に結果発表及びDJミスター・ピスタチオのオールナイトUSA(バーナンキ会見)、

という運びですが、先週からしきりにQE3について鳴いていた三羽烏ならぬ三羽鳩である、

イエレン副議長、ダドリーNY連銀総裁、タルーロ理事の地ならし発言により、

やや期待先行で上昇を開始しているのも事実ではありますが、

ほとんどがEU首脳会議後の債務問題への懸念緩和が大部分でもありますから、

QE3が発表されてもごく短期には出尽くし下落はあれど、

長期的には素直にビッグな好材料であることに変わりはありません。

最近はアンケートベースのセンチメントを現すマクロ指標が悪い一方、

実態を現すマクロ指標の方は意外と堅調なものが発表されており、

米企業業績が好調なことからも、QE3は不要という声も聞こえ始めていますが、

だからこそ実行すれば効果的でもあるし、恐らく住宅指標の低迷(雇用も)を口実に、

実行に踏み切る可能性が高いでしょう。

日程的にも雇用統計前にFOMCがあるからこそ、

しきりに住宅ネタを持ちだしていたのでしょうからね。

万が一、実行に踏み切らなければ、欧州から米国に焦点が移りつつもあるので、

失望による急落もあるでしょうけど、強い示唆だけでもしていれば、

翌日にはスーパーマリオ(ドラギ)新総裁就任による、

記念すべき第一回目のECB理事会での利下げあるいは不胎化路線での金融緩和が

下支えとなるでしょう。

というのも、ECB理事会と同日から始まるG20にて、

圏外支援を募る為にも、圏内でも精一杯努力をしているとのアピールが必要ですから、

先週のEU首脳会議での包括案に加えて利下げあるいは不胎化路線での金融緩和でも

実行しておかないことには、支援の手も伸びてこないでしょうからね。

そしてスーパーマリオ就任による御祝儀的な手柄という一面に加えて、

スーパーマリオの出身地でもあり、債務問題の本丸とも言えるイタリアの為にもね。

まぁ恐らく利下げになるでしょう。

ゼロ金利まで0.25%ずつならば6回は下げる余地がありますからね。


そしてFOMC、ECB理事会の後ろにはG20も控えており、

織田信長でいうところの長篠の戦いでの鉄砲隊による三段攻撃(構え)という奴ですね。

先日のEU首脳会議での包括案が、圏内での支援策がメインでもありましたので、

G20ではついに新興国を始めとする圏外からの支援に焦点を当てた協議が中心であり、

支援に漕ぎ着けると、これまた超ポジティブではあります。

ハッキリ言って、欧州債務問題は圏外支援が特効薬ですからね。

圏内でどうこうしてもユーロの価値は何も変わらないというシンプルな話です。

まぁ先日決まった包括案の一つであるEFSFへの出資には、

新興国もさすがに粗悪品だということを見抜いているせいか、

どうも積極的ではないですが、IMFを介しての支援ならば支援に応じる姿勢ですから、

圏外支援に向けた協議が劇的に進む、あるいは合意に達する可能性も高いです。

じゃあEFSFって何?という疑問は残りますけど、

努力してますアピールの金融商品ということでしょう(笑)

それをサクサク買いまっせ~と表明している日本の懐のデカさにも感心しますけど(笑)

器は小さいけど・・・


以上の通り、今週はFOMC、ECB理事会、G20という三段構えでの布陣で、

タイ洪水等の悪材料に挑むという形と言えます。

例えFOMC、ECB理事会が空振りで、2ストライクに追い込まれようとも、

G20で市場の話題の中心である欧州債務問題の特効薬である圏外支援が

処方されれば、ホームランにはならずとも2塁打くらいにはなりますから、

年内上昇の腰折れにはならないでしょう。

もちろん三者連続(FOMC、ECB、G20)でかっ飛ばせば、グイグイ上昇でしょう。

まさかの空振り三振になれば底割れ覚悟ですが、

白川おじさんが今後も追加金融緩和に対しては、

緊急会合を開き臨機応変に対応するとも言ってますから、

急落となると参上する可能性は高いですけどね。

当然ながらFOMC、ECBが緩和に動けば、量的に負ける日本にも、

中期的には円高という波が襲って来ますから、その際も日銀は動くとも言っています。

日銀次第にはなりますが、今週は滑り込みの4段構えの可能性もあります。

ちなみに週末には雇用統計も控えていますから、ダークホース的に改善してたりすれば、

大きな下支えにはなるでしょうね。

まぁ雇用統計に対しては、市場はもはや大した期待もしていないので、

急激な悪化でも無い限りは反応薄でしょうから、今週は脇役程度の扱いでしょうね。

前述した通り、FOMCでの口実は住宅になるだろうという点からもね。


そしてこうした海の向こうの大きな流れの中で、

出遅れ満載の日本株が追い付く為の原動力になるのが国内企業の決算です。

海の向こうの三段構えがかっ飛ばせば、少々の悪材料も出尽くしという解釈で、

出遅れている日本市場にジャブジャブ洪水が押し寄せてきますので、

心配する必要もないですが、二人目まで三振が続くと、企業業績にも左右されるでしょう。

今週は円高とタイ洪水の影響が最も心配される、

電機大手と自動車メーカーの業績発表が週前半に控えており、

海の向こうも週前半は三段構え待ち状態ですから、

日本にとっては企業決算が材料視されるのは間違いないでしょう。

先週までの自動車部品関連は意外に好決算でしたけど、

自動車メーカーへの過剰な期待は禁物です。ダイハツは意外に良かったけど・・・

電機大手についても観測記事レベルではヨロシクナイようです・・・

タイ洪水による影響についても、先週までの決算を見る限りでは、

日々状況が悪化していることからも、全てを織り込んだ見通しとは言えないですから、

今週以降の決算で影響の輪郭が見えてくれれば、アク抜けには繋がるでしょう。

日本電産の永守社長の様に気の効いた力強い発言でもしてくれればいいのですが、

発言に責任を持とうとしないサラリーマン社長には、

決算会見での勇ましい発言は期待出来ないでしょうね・・・。


最後にテクニカルで見ると、日経平均は遅行線が突き抜けたことで、

今週は下げようとも雲の中にいる限り、25日線も上向きで推移しますから、

三段構えが空振り三振にでもならない限りは最低でも25日線が下支えとなり、

チャートの崩れにまでは至らないでしょう。

日柄的には10/5安値から先週末で17日上昇という節目でもあります。


以上の通り、三段構え、国内企業決算、タイ洪水、テクニカルから判断すると、

週前半は海の向こうの三段構えの第一段であるFOMCまでの様子見機運により、

先週末の日柄的な達成感も加わり、国内企業決算に焦点が当たる事で、

予想されるヨロシクナイ決算が悪材料視されて軟調に推移するでしょう。

月末のドレッシングも先食い済ですから、明日のドレッシングは軽微でしょう。

そして週後半は三段構えの結果次第ではありますが、

第一段のFOMCがかっ飛ばせば、そこから上昇でしょう。

遅くとも三段目のG20までにはかっ飛ばすでしょうね。

それでも万が一空振り三振であっても、

我らが日銀の白川おじさんが臨機応変に第四段目として参上するでしょうから、

底割れは回避するでしょうけど、上昇もお預けとなり、揉み合い継続になりますけどね。

もちろん逆に米欧が金融緩和に打って出ることで、猛烈な円高に襲われた場合も、

第四段目として参上するでしょうけどね。

こういう動きからも、週前半の穴埋めというか時間稼ぎとして、

安住くんの為替介入があれば、より盤石な態勢となるのですが・・・

もはや政府には期待せずに、介入があればラッキー程度に思っておきます。


そんな中、ネット系を始めとする新興市場は、三段構えの結果を問わずに面白いですね。

マザーズは遅行線も抜けている上に、騰落率でも出遅れ感満載ですし、

ジャスダックは騰落率で見れば、出遅れ感は無いものの、

遅行線が明日にも日々線に掛かることで、25日線が明後日から上向き、

揉み合いの終了を示唆していますから、マザーズを追撃しそうです。

今週末には米国でグル―ポンも上場したりと話題性もありますから、

ネットを始めとする新興市場は面白いですね。

明日のDeNAと11/2のグリーとミクシィ決算を横睨みではありますけど。


まぁとにかく以上の三段構え等が良い方向に動き、四段目の日銀に加え、

スケジュールにはないですが、米国の財政政策までが機能すれば、

更に強い相場になりますけどね。

欲張り過ぎかもしれませんが、オバマ雇用・景気対策だけでなく、

本国投資法までが検討に入っているようで・・・十分あり得る話ですね。

大統領選のスケジュールを考えると、まだ先の話やとは思いますけど・・・


あ、良い事ばかり書いていてもなんですから、懸念事項も書いておきます。

 ・欧州債務問題の包括対策による金融機関への負担及び破綻懸念。

 ・格下げ懸念。

 ・タイ洪水

 ・反格差デモ

 ・ポンコツ政治。

 ・日銀、政府が動かなければ円高もですね。

これらの懸念事項も、三段構えが全て発動されれば、

呑み込まれて大した懸念材料にもなりませんけどね。

ポンコツ政治だけはしぶとく生き残りますけど・・・もはやゴキブリ政治かも・・・

言い過ぎですね。失礼しました。


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