日米共に商いホッソリと嵐(雇用統計)の前の静けさの様ですね・・・
日本には台風12号も接近していますから、まさに嵐の前の静けさですね。

知らぬ間に進路が西寄りになっており、私の住んでいる地域はヤバそうです。
そういや米国はハリケーン「アイリーン」が過ぎ去ったので、
嵐の前の静けさではなく台風一過・・・ではないですね。っつうかどうでもいいですね。
そんな物騒な嵐とか言いながらも米国はユル~イ(QE3)流れになりつつありますね。
①米国の消費マインドの低下。
②米住宅市況の低迷。
③米マクロ指標の悪化(失業率高止まり、設備投資関連指標の悪化等)。
④オバマ大統領の支持率低下。
本来ならば全てアキマヘンがな!とお叱りを受ける事象ばかりですけど、
昨夜のNYを見てもわかる通り、
経済指標の悪化をQE3機運の上昇に繋がるとのロジックで、
都合良く解釈をするという必殺アゲアゲ旋風を吹き込もうとしております。
そして①~④の対策を講じるとなると、
おのずと9/6(火)のオバマ演説での雇用・景気刺激策、
9/20(火)~21(水)のFOMCでの追加金融緩和(QE3)が必要という流れに繋がります。
まずは①~④についての対策を講じるであろう内容はザックリと以下の通りです。
①米国の消費マインドの低下
・雇用を創出・拡大しての所得向上による消費活動の促進。
・株高、住宅価格上昇による資産効果の向上。
・減税。
②米住宅市況の低迷
・低金利政策の維持。
・低金利でのローン借り換えの促進。
③米マクロ指標の悪化(失業率高止まり、設備投資関連指標の悪化等)。
・雇用の最大の受け皿である製造業への支援。つまり手っ取り早いドル安政策の維持。
④オバマ大統領の支持率低下。
・支持率に敏感に響く雇用の改善。
・テロの脅威の軽減。
といった感じでしょうかね。かなりザックリですけど・・・
結論から言うと、手っ取り早く全てを解決するには、QE3を実行するしかないということです。
つまりドル安政策維持&株高ということです。
まぁ時系列でみれば、オバマ演説が9/6(火)、FOMCが9/20(火)~21(水)ですから、
順番的にもオバマがインフラ投資、減税、住宅ローン対策等の
雇用・景気刺激策及び財政再建策をブチ上げて、それらをサポートする形になるQE3を
FOMCで発表という手順になるので、市場関係者以外の米国民への手柄は
オバマくんがドヤ顔演説で持って行き、市場関係者へはバーナンキという流れですね。
そして両名が実行する事をもう少し簡単に言えば、当たり前の事でばかりではありますけど、
(オバマくんのやる事)
・雇用を創出・拡大することで所得向上に繋げて、更には減税も加えることで、
消費活動を拡大させる。
・住宅ローン対策を講じることで、住宅価格の上昇をサポートして、
資産効果の拡大に繋げることで、消費活動を拡大させる。
(FOMCでバーナンキくんがやる事)
・低金利政策の継続はもちろんの事、QE3による更なるドル安誘導で製造業を
サポートすることで、雇用拡大及び所得向上に繋がり、消費活動も拡大させる。
同時に企業業績も向上することで株高に繋がり、資産効果の拡大で消費活動も拡大。
・低金利政策の維持及びQE3にて住宅市況をサポートすることで資産効果を拡大させ、
消費活動も拡大させる。
つまり米国の目的としては、
・雇用創出・拡大による所得向上(支持率も向上)
・減税
・住宅市況の改善&株高による資産効果の拡大
という消費マインドの改善に繋がる三つの目的を達成することです。
そんな三つの目的を達成できる手段であるドル安政策は維持して、
更に株高にも持って行く為には、オバマくんによる雇用・景気刺激策の実行、
バーナンキくんによるQE3の実行が必要であるということです。
結局の所、最近の消費マインド低下は5月以降の株安による資産効果の縮小が、
大きな要因の一つでもありますからね。
そしてこれらが実現されれば、おのずと④の支持率も向上しますからね。
しかしながらオバマの対策については、共和党側が執拗に要求している、
歳出削減枠の拡大が必要なのではという疑問もおありでしょうけども、
先日の記事にも書いた通り、アルカイダのナンバー2を殺害したことで、
テロの脅威は軽減したとも言える訳であり、アフガン撤退を加速させる口実にも使えます。
つまり軍事費の削減余地があるということです。
これだけで共和党側の要求を満たせる訳ではありませんけど、
ひとまずは今回の演説における批判かわしには使えると言う事です。
以上の通り、米経済指標の悪化がオバマくん、バーナンキくんにとっては、
都合のいいカードになっているということであり、
オバマ演説、FOMCに向けて盤石のカードが揃いつつあるということですね。
そんなカードの一つである雇用指標の一つであり、
週末の雇用統計を控えた前哨戦でもあるADP雇用統計が今夜発表されます。
全就業者の2割しか対象にしていない指標ではありますけど、
先週までの週間新規失業保険申請件数を見て頂ければわかる通り、
週末の雇用統計を含めて期待はできないでしょう。
せいぜい横ばい程度やと思います。
万が一、今週の雇用指標が好結果だったとしても、
これまで言及を避けていた?住宅問題を持ち出してQE3はやるでしょうしね。
そして何より支持率低迷に悩むオバマくんの為にも、
週明けの演説でのドヤ顔を黒光りさせてあげないといけませんから、
今週の雇用指標は程良く悪いでしょうね。
てな感じで、米国は懲りずにユルユルジャブジャブへ一直線と言った感じですね。
副作用であるインフレについてはどうやねんという意見はあろうかと思いますが、
ジャクソンホールでのバーナンキの言い草を見てもわかる通り、
本心とは別に「QEは関係あらへん!知るかっ!」と言っている訳ですから、
もはや止めようがないです・・・
米政府が証拠金引き上げ等で商品市場に負荷を掛けているのが、
せめてもの償いなのでしょう。
そんな米国の通貨安政策のせいで、同じ通貨安を望む日本とユーロ圏はというと、
QE3後に何も対策を打たなければ、通貨高との闘いを強いられるわけではありますが、
米国に対抗して日銀もECBも金融緩和に踏み切ろうとしています。
米国の出方を見てからでしょうけどね。
ユーロはそもそも債務問題を抱えていることもあり、ユーロ安要因に事欠かない上に、
利下げする余地(現在の政策金利は1.5%)までありますから、
通貨高に悩まされる心配は少ないでしょうね。
そもそも通貨高なんかより崩壊する心配をせえよっちゅう話ですからね・・・
日本はというとマネーサプライから見ても、ドル安に対抗するには
相当な量を刷らなければなりませんから、日銀には輪転機をフル回転して頂きたいです。
まぁ白川くんが米国の出方を窺ってのカウンター攻撃を喰らわしてくれるでしょうし、
我らが介入オヤジ野田くんもいますしね。
なにより日米欧がお札スリスリ合戦になると、行き場を失ったジャブジャブマネーが、
津波となって押し寄せ、円高などは呑みこんで水位(株価)が上がりますから、
さほど心配もしてしませんけどね。
結果的には、ブラザー・バーナンキ、ブラザー・白川、ブラザー・トリシェという
バブルCOMEブラザーズによる、ジャブジャブ洪水が株価を押し上げてくれるでしょう。
まさにバブルガムブラザーズの「WON'T BE LONG(もうすぐ)」というタイトル通りです。
しかも歌詞までシックリくるので皆さん一緒に歌いましょう!
スリ スリ スリ YO!♪ユル ユル ユル YEAH!♪
・・・・
足りないお金なら~♪札を刷ればいい~♪
帳尻合わすなら、ウソも必要さぁ~♪
WON'T BE LONG♪WON'T BE LONG♪
もうすぐさQE3は~♪
WON'T BE LONG♪WON'T BE LONG♪
お金のために全て~♪
こんなノリの歌ではなく、日本人ならば阿波踊りならぬ泡踊りの方がいいかも・・・
バブルだけにね。
少し悪ノリで話が脱線してしまいましたが、
そういうことなので明日以降もオバマ演説、QE3期待が下支えとはなりますが、
本日のお化粧に加え直近の想定以上の上昇もあり、週末の雇用統計に向けては、
様子見で軟調に推移するでしょうね。
まぁ波の高さは少々異なりましたが、週初のシナリオに変更はないということです。
悪ノリついでというわけではありませんが、元も子もない様な話をすると・・・
万が一QE3が無かったとしても、それはドル高方向に進むという訳ですから、
日本にとっては円安という恩恵があり、
そして何より米経済が自律回復出来ると言う判断でもあり、
米景気失速懸念も解消されるわけです。
つまり米国がご都合解釈でどちらに舵を切ろうとも、
実は日本にとってはどちらもポジティブということです。
私のシナリオは可能性の高いQE3路線を柱に構築していますが、
株価の方向性としてはQE3が無くとも同じです。
しかしながら〝株価″にとってよりポジティブなのは、
ジャブジャブ洪水を引き起こしてくれるQE3であるのは間違いないですから、
QE3がなければ上昇角度もなだらかにはなりますけどね。
まぁ現在の市場のBGMとしましては、
バラク・オバマfeaturingバブルCOMEブラザーズによる「WON'T BE LONG」
が流れている状態ということです。
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日本には台風12号も接近していますから、まさに嵐の前の静けさですね。

知らぬ間に進路が西寄りになっており、私の住んでいる地域はヤバそうです。
そういや米国はハリケーン「アイリーン」が過ぎ去ったので、
嵐の前の静けさではなく台風一過・・・ではないですね。っつうかどうでもいいですね。
そんな物騒な嵐とか言いながらも米国はユル~イ(QE3)流れになりつつありますね。
①米国の消費マインドの低下。
②米住宅市況の低迷。
③米マクロ指標の悪化(失業率高止まり、設備投資関連指標の悪化等)。
④オバマ大統領の支持率低下。
本来ならば全てアキマヘンがな!とお叱りを受ける事象ばかりですけど、
昨夜のNYを見てもわかる通り、
経済指標の悪化をQE3機運の上昇に繋がるとのロジックで、
都合良く解釈をするという必殺アゲアゲ旋風を吹き込もうとしております。
そして①~④の対策を講じるとなると、
おのずと9/6(火)のオバマ演説での雇用・景気刺激策、
9/20(火)~21(水)のFOMCでの追加金融緩和(QE3)が必要という流れに繋がります。
まずは①~④についての対策を講じるであろう内容はザックリと以下の通りです。
①米国の消費マインドの低下
・雇用を創出・拡大しての所得向上による消費活動の促進。
・株高、住宅価格上昇による資産効果の向上。
・減税。
②米住宅市況の低迷
・低金利政策の維持。
・低金利でのローン借り換えの促進。
③米マクロ指標の悪化(失業率高止まり、設備投資関連指標の悪化等)。
・雇用の最大の受け皿である製造業への支援。つまり手っ取り早いドル安政策の維持。
④オバマ大統領の支持率低下。
・支持率に敏感に響く雇用の改善。
・テロの脅威の軽減。
といった感じでしょうかね。かなりザックリですけど・・・
結論から言うと、手っ取り早く全てを解決するには、QE3を実行するしかないということです。
つまりドル安政策維持&株高ということです。
まぁ時系列でみれば、オバマ演説が9/6(火)、FOMCが9/20(火)~21(水)ですから、
順番的にもオバマがインフラ投資、減税、住宅ローン対策等の
雇用・景気刺激策及び財政再建策をブチ上げて、それらをサポートする形になるQE3を
FOMCで発表という手順になるので、市場関係者以外の米国民への手柄は
オバマくんがドヤ顔演説で持って行き、市場関係者へはバーナンキという流れですね。
そして両名が実行する事をもう少し簡単に言えば、当たり前の事でばかりではありますけど、
(オバマくんのやる事)
・雇用を創出・拡大することで所得向上に繋げて、更には減税も加えることで、
消費活動を拡大させる。
・住宅ローン対策を講じることで、住宅価格の上昇をサポートして、
資産効果の拡大に繋げることで、消費活動を拡大させる。
(FOMCでバーナンキくんがやる事)
・低金利政策の継続はもちろんの事、QE3による更なるドル安誘導で製造業を
サポートすることで、雇用拡大及び所得向上に繋がり、消費活動も拡大させる。
同時に企業業績も向上することで株高に繋がり、資産効果の拡大で消費活動も拡大。
・低金利政策の維持及びQE3にて住宅市況をサポートすることで資産効果を拡大させ、
消費活動も拡大させる。
つまり米国の目的としては、
・雇用創出・拡大による所得向上(支持率も向上)
・減税
・住宅市況の改善&株高による資産効果の拡大
という消費マインドの改善に繋がる三つの目的を達成することです。
そんな三つの目的を達成できる手段であるドル安政策は維持して、
更に株高にも持って行く為には、オバマくんによる雇用・景気刺激策の実行、
バーナンキくんによるQE3の実行が必要であるということです。
結局の所、最近の消費マインド低下は5月以降の株安による資産効果の縮小が、
大きな要因の一つでもありますからね。
そしてこれらが実現されれば、おのずと④の支持率も向上しますからね。
しかしながらオバマの対策については、共和党側が執拗に要求している、
歳出削減枠の拡大が必要なのではという疑問もおありでしょうけども、
先日の記事にも書いた通り、アルカイダのナンバー2を殺害したことで、
テロの脅威は軽減したとも言える訳であり、アフガン撤退を加速させる口実にも使えます。
つまり軍事費の削減余地があるということです。
これだけで共和党側の要求を満たせる訳ではありませんけど、
ひとまずは今回の演説における批判かわしには使えると言う事です。
以上の通り、米経済指標の悪化がオバマくん、バーナンキくんにとっては、
都合のいいカードになっているということであり、
オバマ演説、FOMCに向けて盤石のカードが揃いつつあるということですね。
そんなカードの一つである雇用指標の一つであり、
週末の雇用統計を控えた前哨戦でもあるADP雇用統計が今夜発表されます。
全就業者の2割しか対象にしていない指標ではありますけど、
先週までの週間新規失業保険申請件数を見て頂ければわかる通り、
週末の雇用統計を含めて期待はできないでしょう。
せいぜい横ばい程度やと思います。
万が一、今週の雇用指標が好結果だったとしても、
これまで言及を避けていた?住宅問題を持ち出してQE3はやるでしょうしね。
そして何より支持率低迷に悩むオバマくんの為にも、
週明けの演説でのドヤ顔を黒光りさせてあげないといけませんから、
今週の雇用指標は程良く悪いでしょうね。
てな感じで、米国は懲りずにユルユルジャブジャブへ一直線と言った感じですね。
副作用であるインフレについてはどうやねんという意見はあろうかと思いますが、
ジャクソンホールでのバーナンキの言い草を見てもわかる通り、
本心とは別に「QEは関係あらへん!知るかっ!」と言っている訳ですから、
もはや止めようがないです・・・
米政府が証拠金引き上げ等で商品市場に負荷を掛けているのが、
せめてもの償いなのでしょう。
そんな米国の通貨安政策のせいで、同じ通貨安を望む日本とユーロ圏はというと、
QE3後に何も対策を打たなければ、通貨高との闘いを強いられるわけではありますが、
米国に対抗して日銀もECBも金融緩和に踏み切ろうとしています。
米国の出方を見てからでしょうけどね。
ユーロはそもそも債務問題を抱えていることもあり、ユーロ安要因に事欠かない上に、
利下げする余地(現在の政策金利は1.5%)までありますから、
通貨高に悩まされる心配は少ないでしょうね。
そもそも通貨高なんかより崩壊する心配をせえよっちゅう話ですからね・・・
日本はというとマネーサプライから見ても、ドル安に対抗するには
相当な量を刷らなければなりませんから、日銀には輪転機をフル回転して頂きたいです。
まぁ白川くんが米国の出方を窺ってのカウンター攻撃を喰らわしてくれるでしょうし、
我らが介入オヤジ野田くんもいますしね。
なにより日米欧がお札スリスリ合戦になると、行き場を失ったジャブジャブマネーが、
津波となって押し寄せ、円高などは呑みこんで水位(株価)が上がりますから、
さほど心配もしてしませんけどね。
結果的には、ブラザー・バーナンキ、ブラザー・白川、ブラザー・トリシェという
バブルCOMEブラザーズによる、ジャブジャブ洪水が株価を押し上げてくれるでしょう。
まさにバブルガムブラザーズの「WON'T BE LONG(もうすぐ)」というタイトル通りです。
しかも歌詞までシックリくるので皆さん一緒に歌いましょう!
スリ スリ スリ YO!♪ユル ユル ユル YEAH!♪
・・・・
足りないお金なら~♪札を刷ればいい~♪
帳尻合わすなら、ウソも必要さぁ~♪
WON'T BE LONG♪WON'T BE LONG♪
もうすぐさQE3は~♪
WON'T BE LONG♪WON'T BE LONG♪
お金のために全て~♪
こんなノリの歌ではなく、日本人ならば阿波踊りならぬ泡踊りの方がいいかも・・・
バブルだけにね。
少し悪ノリで話が脱線してしまいましたが、
そういうことなので明日以降もオバマ演説、QE3期待が下支えとはなりますが、
本日のお化粧に加え直近の想定以上の上昇もあり、週末の雇用統計に向けては、
様子見で軟調に推移するでしょうね。
まぁ波の高さは少々異なりましたが、週初のシナリオに変更はないということです。
悪ノリついでというわけではありませんが、元も子もない様な話をすると・・・
万が一QE3が無かったとしても、それはドル高方向に進むという訳ですから、
日本にとっては円安という恩恵があり、
そして何より米経済が自律回復出来ると言う判断でもあり、
米景気失速懸念も解消されるわけです。
つまり米国がご都合解釈でどちらに舵を切ろうとも、
実は日本にとってはどちらもポジティブということです。
私のシナリオは可能性の高いQE3路線を柱に構築していますが、
株価の方向性としてはQE3が無くとも同じです。
しかしながら〝株価″にとってよりポジティブなのは、
ジャブジャブ洪水を引き起こしてくれるQE3であるのは間違いないですから、
QE3がなければ上昇角度もなだらかにはなりますけどね。
まぁ現在の市場のBGMとしましては、
バラク・オバマfeaturingバブルCOMEブラザーズによる「WON'T BE LONG」
が流れている状態ということです。
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