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不沈艦日記
マーケット展望などなど。
結局、円安株高・・・そろそろ卒業しまへんか。
お化粧 ヌリヌリ 日本株~♪

手の平返しで ク~ルクル~♪

国内政治は ユ~ラユラ~♪

お札スリスリ キューイースリー~♪

スリスリヤメルアルヨ チャイニーズ~♪

ギリシャ助ける メルケル~♪

僕も助ける ユンケル~♪

こっちも危ない ポルトガルガル~♪


以上マーケット音頭でした・・・ちなみに原曲はありません。

作詞のみですので、適当に節をつけて歌って下さい。


いやぁよく上がりました。

お化粧としては随分と厚過ぎる上昇・・・違和感アリアリです。

スッピンがわからなくなるくらいの厚化粧ですね。

その上、ムーディー勝山の日本国債格付け見通し引き下げで、

引き下げ自体は右から左へ受け流されましたが、

円安転換だけは受け止められ、株高・・・

そろそろこういう不幸中の幸いの様なロジックは卒業できまへんか・・・。

東日本大震災を機にトリプル高を目指したいところなんですけどねぇ。

残念ながらまだまだ円安頼みな構図は根強いですね。

まぁ何より格下げを喰らったり、政府与党が被災者、日本経済無視で、

内輪揉めを繰り広げている上に、野党から不信任案提出・・・

それでもかじり付いて辞めない総理・・・

トリプル高っつうのも無理な話なんですけど・・・今の所はね。

さっさと解散総選挙をしてくれれば、それこそ政界再編を期待したトリプル高もあり得ます。

ん?もしかして本日の上昇はその動きを先取りしている?

さすがにそれもフライング過ぎますね。


いやはや、リスクマネーの巻き戻しは完了して、

明日から6月入りで上昇は見込めるのでしょうか・・・NO!ですね。

昨日の記事タイトル通り、ON YOUR MARK(位置について)状態ではありますけど、

本日の上昇はSET(よーい)をすっ飛ばして、いきなりバーン!と鳴った様なもんです。

しかも直後にもう一発バーン!つまりフライングです。

せめてSET(よーい)じゃないとね。

6月はまだまだ材料テンコ盛りですし、

今週だけでもISM、週末の雇用統計大師匠が控えていますからね。

雇用統計前にハードルが上がってロクな事はないです。

最近の週間新規失業保険申請件数を見てもわかる通り、明らかに悪いでしょうから、

気持ちよく発表を機に悪材料出尽くしで上昇した方が、スッキリします。

そして雇用悪化というアドバルーンを上げて、

既に上がっている住宅市場低迷アドバルーンも加えて、

FRB印刷株式会社がお札スリスリキューイースリー(QE3)を実行に向かえば、

理想的なんですけどね。

まぁQE3については連日書いているのでこれ以上は割愛しときます。


ただ、QE3を邪魔立てする動きと言うか牽制の動きが赤い国から入ってますね。

 「中国の経済参考報が中国人民銀行(中央銀行)調査部門の元幹部の発言を基に、

 中国が米国債から株式に投資先変更を検討」

だそうです。

表面的には市場は米株にとってポジティブと捉えており、、

米国債に続き米株式まで保有することは中国にとっては新たな外交カードにもなります。

が、しかし・・・実際の裏の意図って、

最近台頭しつつあるQE3待望論に対する牽制にしか見えないのは私だけ?

中国国内は深刻な干ばつでCPIの上昇が避けられない状況になりつつあり、

そこにきて米国がまたしてもQE3実行となると、CPIの上昇に追い打ちを掛ける訳です。

そこでQE3に対して牽制を入れる為に、

「ちょっと待つアルヨ!そんなことしたら米国債を売り浴びせてやるアルヨ!」

ということではないですかね。

そうなってくるとQE3はできないのでは?という疑問も沸いて来ますけど、

単純に商品市況をもう少し叩いて、インフレ圧力を軽減すればいいのではないでしょうか。

干ばつに困る中国の為に、穀物に対しての証拠金引き上げに向かうのでは・・・

そういう動きが出てきたら、確実にQE3は実行でしょうね。

つまりもうしばらくは調整止むなしということですね。

逆に中国の牽制に応じてQE3を断念したら、過剰流動性相場は縮小して、

ジャブジャブパワーによる押し上げもなくなり、円安頼みになってしまいます。

あっ、待てよ・・・この前、金正日が訪中して企業を視察していたのは・・・印刷機の仕入れ?

もしかして米国の代わりにその印刷機でニセドル札をスリスリするつもりでは・・・

ま、これは冗談ですけど、でも何故か辻褄は合ってしまう・・・(笑)

金正日は置いといて、

中国の牽制に米国がどう応えるのかですね。

あくまで推測ですけど。


ついでに推測をもう1点。

ドイツのギリシャへの歩み寄り・・・これもシンプルに考えると・・・

最近、脱原発を宣言したことで、メルケル政権の支持率が上昇したことで、

これまで国民から猛烈に反対され支持率低下の最大の要因だったギリシャ救済に対して、

手を差し伸べる余裕が出来ただけやと思います。

支持率次第ではまた手の平が返る可能性もあると思いますけどね。


昨日までの景気減速懸念でのQE3必要論が、本日は景気減速懸念払拭・・・

昨日までのギリシャ債務再編危機が、本日は債務再編危機緩和・・・

てな感じで目まぐるしく手の平がクルクルと忙しく回転していますが、

連日書いている通り、雇用統計含む米経済指標待ち、ポルトガル総選挙&国債償還、

欧州ストレステスト結果公表、国内政治不安、原発(すっかり忘れられているけど・・・)、

来週はメジャーSQも控えており、まだまだON YOUR MARK(位置について)です。

本日は買い戻しも巻き込んでの上昇ですから、危うさは満開です。

とかいいつつイブニングの先物くんは上がってますけど・・・

まぁとにかくもうしばらくの辛抱です。

もう少しでSET(よーい)です。


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