不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
2日までのヤマ場を見据え、明日はGW入り前の週末
こんばんはです。

本日発表された決算を見渡すと概ね堅調であり、
減益見通し懸念もあった外需は、ファナック、アルプス電、日立建機等
一部は減益見通しだったものの、それ以外は増益見通しであり、
想定為替レートも1ドル105円を中心に、厳しい所では100円、
甘い所でも107円といういつもより真っ当な想定為替なので、
まだまだ決算発表は序盤ではありますけど、
明日以降も期待できる本日の決算発表&今期見通しであり、
半導体騒動ってほんまに深刻なのか?とも思わされます。
(今夜(明朝)に久々のインテルショックが起きたら笑いますけど)

ただし貿易戦争懸念等も示唆しているファナック、
コマツは堅調ながらキャタピラー騒動を彷彿とさせるような日立建機、
これらはインパクトがありますし、ファナックは指数寄与度が高いので、
本日の決算銘柄を含む日本株全体としては、
東京エレクのように決算を素直に好感し、
商いを伴った日本株買いとなるのかと言えば、ちと微妙ではあります・・

言ってもこれら外需の業績に大きく影響するのは為替であり、
為替は国内事情だけでなく海の向こう次第の面が強いですから、
明日の黒田薬局会合にて、世界的な金融引締め機運に反旗を翻すように、
さらに対日を含む貿易赤字に激おこのトランプマンに忖度することもなく、
黒ちゃんマンがまさかまさかの黒い巨砲をぶっ放すようだと、
海の向こうも無視した円安が加速する可能性もありますが、
政治的には拉致問題への協力と対日関税の緩和を求めている状況であり、
黒田薬局のお薬減らし(テーパリング)観測も燻っている状況ですから、
さすがに黒い巨砲はないかと・・・(あれば相当なサプライズですw)
むしろヘタをすればテーパリング観測が強まる可能性の方が高いです。
(今夜は出口観測も燻っているドラギナイト(ECB理事会)もあります)

従って現状の為替市場は、米国を始め海の向こう次第の要素が強く、
米国市場は長期金利が3%を超えている状況(ドル高も)に対して、
米株(米景気と米企業業績)と原油(他の商品も)が、
耐えられるのかどうかの攻防を続けており、
発表真っ只中の米企業決算と来週がテンコ盛りの米経済指標が堅調となり、
1-2日のFOMCでも市場が悲鳴を上げないような采配を振るい、
米株は金利上昇への耐性を示す堅調な展開もしくは踏ん張りを見せれば、
(米株と原油が市場の空気を決めている面が強いのでね)
黒ちゃんが空気を読まずにテーパリングを示唆する暴挙でもない限り、
日米金利差の拡大とも相まったドル高円安が進行するか、
都合が良すぎるジャイアンな適温相場でのドル安円最弱安となり、
いずれにせよ日本株高となります。

当然ながら米企業決算と米経済指標が低調な結果となれば、
金利上昇には耐えられないということになり、
2月のように配当妙味よりも金利妙味のある米債券が買われ、
一気に米金利が低下へと転じ、米株は売られる
というリスクオフの債券買い・株売りとなるので、
(最悪は米財政懸念も加わった米トリプル安ですけどね)
ドルは買われようと売られようとリスク回避な円高となり、
日本株は売られることになり、FOMCでの采配待ちとなります。

ちなみに現在の足元の需給環境を見れば、米債券買い(金利低下)、
ドル買い(円、ユーロ、ポンド売り)、原油売り、
となる余地が大きい需給環境であり、そうなると米株売りとなり、
我が国は株高余地の方が大きい需給環境ながら、
黒い巨砲でもぶっ放さない限り、海の向こう次第なので
リスクオフの円買い・株売りとなります。

従って現在の米債券売り(米金利上昇)ドル高(円安)
米株高(日本株高)油高という状況を続けるには、
先に述べた堅調なマクロと企業業績、
それに水を差さない金融政策、貿易戦争や地政学リスク等が再燃せず、
商いを伴うことが必要ということです。

昨夜の米国市場は、堅調な米企業決算が続いていることもあり、
米金利上昇に対する耐性も見せており、
引け後に発表された注目のフェイスブック決算も堅調だったので、
今夜以降も続くハイテク決算への懸念が和らいでおりますが、
米国だけでなく英欧も含め海の向こうは相変わらず商いが伴っておらず
米金利上昇への耐性確認(3%が適正水準なのか確認)をしているのか、
確認のために米企業決算と米マクロ指標とFOMCを待っているのか、
明確な意志が感じられない動きが続いております。

我が国も本日はTOPIXのリバランスで商いが嵩増しされたものの、
足元では薄商いが続いており、先週を含め3週連続で買い越している外人が
本気で現物を買いに来ている感はまだ乏しく、
序盤戦に過ぎない国内決算だけでなく今後を見極めようとしているのか
単純に海の向こう(米国)の明確な意志(動き)を待っているのか、
ひとまず現在は円安だから・・・というだけのような動きでおます。

ということなので、GW入り前の週末となる明日については、
今夜のドラギナイト、アマゾン、インテル等のテンコ盛り米企業決算を経て
米国市場が金利上昇もしくは維持、ドル高に対して米株と原油は崩れない
という米金利上昇に対する耐性を示す動きとなり、
明日の我が国も円安と決算を好感する現物の商いが伴った動きとなれば、
明日は黒田薬局会合、国内企業決算の1発目ピーク、南北首脳会談、
明晩は米GDP、エクソンモービル決算、独仏首脳会談、
我が国が休場&満月でもある週明けの中国PMI、米消費支出、
マクド決算よりもビッグイベントは、1日のアップル決算(2日早朝)、
2日のFOMCなので、それまでを見据えたリスク覚悟での週跨ぎは、
お任せしますけど、明日は決算を終えた個別はともかく、
慎重姿勢のままGWを迎えるのが無難でおます。
新興市場についても同様です。

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金利上昇への耐性確認は今夜以降
こんばんはです。

ついに米長期金利が適温ではなく、
ダチョウ倶楽部(熱湯)な3%を超えており、3%に意味ある?
イールドカーブ拡大やん!というそもそもなツッコミは置いといて、
一応、2月に騒ぎの起きた水準を超えたということに加え、
キリのいい3%という心理的な節目でもありますし、
景気にとっても株式市場にとっても(商品も)金利上昇は負荷になるので、
堅調な景気と企業業績という裏付けさえあれば(特に先行き)、
配当利回りよりも債券利回りに魅力があろうとも、
金利上昇にも屈しない株高という動きになるのですが、
昨夜の米国市場は、金利が低下に転じるリスクオフではないものの、
金利上昇に屈する米株安(金利上昇アレルギー)で終えております。
(商いもやや増加しております)

そんな中、米企業決算発表が本格化しており、
終わった期の決算については、概ね堅調と言える結果が続いており、
マクロ指標についても物価とマインド系指標以外は堅調なので、
足元のマクロ環境と企業業績については、
金利上昇に耐えられるだけの堅調ぶりとも言えますし、
米株は2月の水準に比べるとすでに下げていることもあり、
523ショックの様な事態にはなりそうにないですけど・・・

株式市場を含む金融市場は足元よりも先行きの環境が重要ですから、
トランプ減税は先行きへの追い風にはなれど、
明確になってない関税の影響とかITへの規制強化の影響は、
先行き懸念を招くことになり、それを裏付けるようにマクロ面では、
景気の先行指標であるマインド系指標にてイマイチな結果が続いていたり、
企業決算においても昨夜はキャタピラーのおじさん(CEO)が、
「終わった期はゴリラ(堅調)やったけど、これがピークやで」
と言ってしまったことで、業績面でも先行き懸念が台頭しております

しかも最も先行き懸念が高まっているIT・ハイテク・半導体の決算が
今夜から本格化するだけに、見通しも含め堅調な結果となればいいのですが
そうではなく軟調な見通しとなってしまうと、
残念ながら米金利上昇に耐えられなくなってしまだけでなく、
キャタピラーおじさんの言ってることが正しかったんや!
マインド系指標が弱いのもそういうことや!
貿易戦争がほんまに現実化したら火に油や!
それやのに金利が上昇したら負荷になるだけや!
なにより先日まで長短金利差(イールドカーブ)が縮小していたのは、
これら先行き懸念を反映した動きやったんや!
というザックリと言えば景気の先行き(ピークアウト)懸念な解釈となり
足元で上昇している長期金利も一気に低下へと転じ(債券買いへと転じ)
いわゆる債券買い・株売りのリスクオフとなってしまい、
下手をすれば次の決算シーズン(7月)まで調整が長引く可能性もあります

従って今夜から本格化する米IT・ハイテク・半導体決算、
今夜以降のマインド系指標(来週の月初恒例の特盛な米マクロ指標も)
これらが金利上昇にも耐えられる堅調な結果となり、
金利のサジ加減を決める1-2日のFOMCにて、
市場に過度な負担を強いらない程度の引き締め姿勢を示すか、
負担を強いるとしても市場が悲鳴を上げないように采配すれば、
あわよくば適度な米金利上昇(イールドカーブ拡大)ドル高、米株高、
というグレートローテーションな動きも期待できますし、
もしくは米金利上昇を抑える適温相場リターンズとなります。

ちなみに本日発表された我らが東京エレクトロンの決算は、
ゴリラ(堅調)な今期見通しを発表しており
TSMC決算に端を発した半導体懸念を微塵も感じられず、
昨日の日立ハイテクと昨夜の米TIの決算も堅調だったことも含めると、
米半導体企業の決算への期待もやや膨らみそうではありますけどね。

そして我が国の企業決算ですが、本日はゴリラな東京エレクはともかく、
それ以外は今期見通しがやや慎重なものが多かったり、
低調なものもあったのですが、決算発表はほんの序盤に過ぎないですし
現在は業績の追い風となる円安が進んでいることもあり、
本日の日本株は下げたものの踏ん張りを見せましたが
国内材料としては明日以降のテンコ盛りな決算次第でしょう。
(政治では解散説も燻っている一方、野党が欠席しているおかげで
 国会が正常化しているという素晴らしい面もありますw)

ただし円安については、米国が債券買い・株売りのリスクオフへと転じれば
ドル高だろうとドル安だろうとリスクオフの円高となるので、
現時点での日本株は、円安とも相まった国内企業決算の下支えはあれど、
海の向こう次第という状況ですから、繰り返し書いている通り、
今夜以降からの海の向こうのヤマ場次第です。
(明後日は黒田薬局会合もあります)
現時点ではネガティブシナリオとなる可能性が高いですけどね。

ということで明日については、今夜のフェイスブック、ツイッター、
ボーイング、クアルコムを始めとする米企業決算が
金利上昇にも耐えられるだけの堅調な決算と見通しを発表し、
市場も金利上昇に屈しない株高が続くのであれば、参戦するのもありですが
明日は約120社の国内企業決算、夜にはドラギナイト、
アマゾン、マイクロソフト、インテル、GM等の決算を控え、
我が国がGW前の週末となる明後日は、黒田薬局会合、
国内企業決算の1発目ピーク、南北首脳会談、中国金融機関決算、
米GDP、エクソンモービル決算、米独首脳会談、
我が国が休場の週明け30日は、満月、米個人消費支出、マクド決算
1日はアップル決算、2日はFOMCというヤマ場が続くので、
明日に参戦するよりも、せめて週末の動きを見てから判断するのが無難です

新興市場については、繰り返し書いている通りなので、
同様に慎重に構えておくのが無難でおます。
昨日記録的な上場を果たしたHEROZが、
かつてのITバブルのような勢いを見せると賑わいそうですが、
本日の動きや商いを見ると、さすがに厳しそうではありますからね。

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国内外共にいよいよ本番へ
こんばんはです。

いよいよ本日からオラオラ永守電産を皮切りに、
国内企業の本決算&今期見通しの発表が本格化します。

日本電産の今期見通しについては、
想定為替レートを1ドル100円、1ユーロ125円と厳しく設定した上で
売上高が5.8%増、営業利益が13.3%増、経常利益が12.5%増、
純利益が10.3%増ですから、市場予想を下回っていようとも、
明日の株価が失望とか出尽くしの反応で下げたとしても、
十分に堅調と言える見通しであり、決算会見での永守節次第では、
どうにでも期待が膨らみそうな見通しでおます。

そして本日は日本電産以外にも日立化成、東洋機械金属、小松ウオール、
医学生物学研究所は、今期見通しが増収増益となっており、
東京エレクトロン・デバ、積水樹脂、高純度化学、東光高岳の今期見通しは
減収ながら増益見通し、低調な今期見通しはシマノ、富士通ゼネ、
総合メディカルくらいなので、
明日以降発表されるテンコ盛りの国内企業の今期見通しに対して、
減益見通し懸念が和らぐ本日の決算だったと言えます。

ただし、これらの銘柄が明日にどのような反応になるのか・・・
決算シーズンの先陣を切る日本電産と安川電機は、
優等生な決算を発表をするのがお馴染みではあるので、
今後発表される外需企業も同様に優等生とは言えないですけどね。

そして海の向こうでも決算発表が本格化しており、
概ね堅調と言える結果が続いており、昨夜引け後にされたグーグル決算も
懸念されていた規制強化の影響等は見られず、堅調な結果となっております。
ただし時間外では好感されず、小幅に売られて終えているので、
今夜以降の値動きは注目です。

さらに今夜はキャタピラー、ロッキード、ハーレー、コカコーラ、
3M、トラベラーズ、フリーポートマクモラン、コーニング等の大物に加え
逆風が懸念されているハイテク・半導体ではTI、ベライゾンの決算があり
明晩は逆風のフェイスブックを始め、ツイッター、イーベイ、AT&T、
ダウの主役とも言えるボーイングを始めフォード、クアルコム、VISA
明後日はトランプマンにいじめられているアマゾンを始めマイクロソフト、
インテル、Uテクノロジーズ、Wデジタル、シーゲイトT、
GM、スタバ、アムジェン、UPS、レイセオン、ニューモントM、
VW、ドイツ銀行、サムスン電子、中国建設銀行、
週末はエクソンモービル、中国銀行、中国農業銀行、中国工商銀行
(週末には南北首脳会談や米GDPもあります)
1日は最も注目のアップル、2日は何かと騒がしいテスラ
といったように、注目されるハイテク・半導体の決算は、
明日のフェイスブック以降から本格化することになり、
オールドエコノミーを始め大物の決算もテンコ盛で控えている状況なので、
昨夜のグーグルやこれまで発表した企業と同様、堅調な決算となれば、
金利上昇アレルギーが克服とまでは言いませんが症状が和らぐことになり、
1-2日のFOMCまでは堅調な展開となりそうです。
それ以降はFOMCでの采配次第でしょう。

当然ながらこれら企業決算が躓くと(週末のGDP等のマクロ指標も)、
金利上昇アレルギーへの抵抗力が十分ではないと言えますし、
決算の中身次第では、関税や規制強化の影響も意識されることになり、
減税効果も限定的と言われ兼ねず、FOMCまでは厳しい展開となります。
厳しい展開と言うのは米債券買い(金利低下、ドル売り)株売り、
というベタなリスクオフモード、もしくはドル高版リスクオフモード、
可能性は薄いながら最悪のトリプル安です。

以上の通り、国内外共に現時点では企業決算が堅調なので、
海の向こうは金利上昇への耐久力も見せつつあり、
そんな海の向こう(米株)が崩れないことでリスクオフムードは高まらず、
リスク回避な円高にもならず、むしろ米金利上昇・ドル高・円安となり、
それを受けて日本株は堅調なので、明日以降は決算期待も膨らみそうですが
如何せん国内外共に商いが膨らんでおりまへん・・・

現時点では貿易戦争等の燻っている他のリスクへの警戒もあるでしょうけど
少なくとも決算を手掛かりにした本気での株買いとはなっておらず、
金利上昇アレルギーへの耐久力確認と克服に向けた治療方法として、
今後の決算とFOMCこそが本番だというオイニーがプンプンしております

ということで、今夜の米企業決算、明日から発表社数も増える国内企業決算
これらも重要ですし、米長期金利が3%を超えるのかも注視が必要ですが
明晩のフェイスブックを始めとする米企業決算から本番へと突入するので、
明日については、本番以降をポジティブに見ている方はお任せしますが、
明日は引き続き慎重に構えておくのが無難でしょう。

新興市場については、繰り返し書いている通りなので、
同様に慎重に構えておくのが無難でおます。
ただ本日はHEROZがストップ安で終えたものの、
公開価格比ではIPO史上最高の10.8倍で初値が付き、
明日以降、かつてのITバブルのような勢いを見せるようだと、
HEROZだけでなく新興市場全体への波及効果も期待できるので、
みんな大好き?マネックスと共に注目でおます(エムアップも?)。

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金利上昇アレルギーが燻る中で
こんばんはです。

米長期金利がスリリングな水準で推移する中、
週明けの日本株は下げたものの商いは薄く、緊張感無く終えております。

とにかく米株と原油が大きく崩れなければ、リスクオフにはならず、
定番のリスクオフな円高にもならないですから、
誰しもが米長期金利は大丈夫なのか?という疑問を抱きつつも、
緊張感が無いのも仕方ないとは言えますし、今夜以降の米国次第でおます。

そして米長期金利は、金利上昇アレルギーを発症した2月水準である一方、
(米2年&短期金利はとっくに2月水準を大きく超えている)
米株は2月以降、大きく下げた水準ですから、
米長期金利が2月水準と言うか3%を超えなければ、
理屈としては米株が2月の水準まで戻してもおかしくのですが、
足元の米企業業績及び米マクロ環境は2月時点と大きな差は無くとも、
先行への期待が大きいかと言えばそうではなく、
現在は米企業決算発表の真っ只中であり、
半導体・ITを始めハイテクセクターへの業績懸念が台頭しているので、
(関税の影響も、ITは規制強化懸念も)
米株が2月の水準まで戻すというのは厳しい状況です。

ましてや米長期金利が3%を超えるようだと、
百歩譲って米企業業績と米マクロ環境が2月と同環境だったとしても、
負荷としては大きくなるので、下手をすればアレルギー反応が大きくなり、
2月のように米株が大きく崩れるようだと(原油も)、
一気に債券が買われて金利が低下へと転じ(トドメのようにドル買い?)
ベタな債券買い・株売りのリスクオフへと転じる可能性は高いです。
(ドル高であろうとドル安であろうとリスク回避な円最強高・日本株安)

足元の需給環境としても、米債券買い、ドル買い、原油売りの余地が大きく
そうなると米株売りとなるので(米株も信用買い残は高水準)、
我が国も主役であり足元で日本株を買っていた外国人が売りに転じ、
足元でやや増加傾向だった裁定買い残も再び減少に転じ、
空売り比率も増加傾向に転じる動きとなり(足元ではやや増加傾向)、
円のポジも16年の水準まで買い越し幅を拡大してもおかしくはないです。

我が国においても、週半ばから国内企業決算発表の本格化を控えており、
週末には黒田薬局会合、海の向こうでは26日にドラギナイト、
5月1-2日に米金利のサジ加減を決めるFOMC、
目先では今夜のグーグル決算、明日はキャタピラー等、
ハイテク以外の大物決算、明後日のFBから本格化する米ハイテク決算
5月1日はアップル決算を控えているので、
これらのイベントを通過するまでは、ゴリラ株高にはならないでしょうし、
これらの決算が堅調な結果で終えると共に(マクロ指標も堅調)、
日米欧の金融政策イベントが波風立てない結果とならない限り、
金利上昇アレルギーを克服したとの解釈にはならず、
もしこれらが低調な結果となり、金融政策イベントの結果についても、
FOMCで強気すぎる引き締め姿勢等、波風立てる結果となれば、
Wパンチとなり、下値の大きいリスクオフとなる覚悟も必要になります。

いやはや、貿易戦争や露と米英欧の対立といったリスクも燻っている一方、
カリアゲマンやシリアのリスクは表面的には和らいでいるだけに、
(国内政治が野党のせいで空転しているのも気掛かりですけど)
市場の根幹となる国内外の企業決算と金融政策イベントだけは、
無事に終えてくれることを願うばかりです。

とにかく市場としては米長期金利動向、
それに対する米株、原油、ドルの動きが注目(動き次第)ですが、
超目先である今夜の注目イベントとしてはグーグル決算、
北朝鮮に前乗りしていた次期国務長官の承認採決(否決とも)、
明日はキャタピラー等のハイテク以外の大物決算、
貿易戦争とシリアリスクが蒸し返されそうな米仏首脳会談、
露との対立が再燃しそうなG7外相会合の声明発表もありますが、
先にも述べた通り、注目イベントが本格化するのは週半ば以降なので、
それまでは本日のように緊張感の無い動きが続こうとも、
慎重に構えておきましょう。
新興市場も同様であり、動くにしてもまずは主力大型株からなのでね。

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ひとまず週半ばまで
おはようございます。

週末の米国では、そもそもの騒ぎである金利上昇アレルギーが再発し、
ハイテク・半導体への業績懸念も高まっておりますが、
すでに株価は騒ぎの起きた2月から下げていることもあり、
米株は下げ幅の割に商いは大して膨らむことなく終えており、
VIXは上昇したものの2月のような急騰ではなく(週末は16.88)
一気の債券買い(金利低下)株売りのリスクオフにも転じることなく、
米長短金利上昇(米債券売り、イールドカーブ拡大)ドル高のまま、
米株安、原油は横ばい、金続落(その他金属続落)で終えております。

アレルギー反応が始まったばかりだからとも言えますが、
週末時点では緊張感があまり感じられない動きでおます。

仮想通貨はリスク回避での買いなのか、インフレヘッジなのか、
単純に追い風で買われているのかわからないですが、堅調でおます。

英欧市場は長期金利が上昇したものの、
ユーロ安、ポンド最弱安(ドル>円>ユーロ>ポンド)が支えとなり、
英株は続伸(商い減)、欧州株マチマチ(商いやや増)
と緊張感はあまり感じられず終えており、
日経平均先物も対ドルでの円安も支えとなり、
週末の現物比では100円安程度で帰って来ております。

そしてトリプル安からやや反発していたロシアですが、
週末は金利が横ばいだったものの株安、通貨安と未だ不穏な動きであり、
週末の中国も株安基調は続いておりますが、
長期金利は急落(25日から預金準備率引き下げ)、でも人民元堅調・・
という当局のサジ加減が如何なく発揮されたチグハグな動きですが、
冷やし中華始めましたモードは続いていると言えます。

その他の新興国については、相変わらずの面々以外は、
これといって新たな不穏な動きは見当たらないですが、
このままドル高が加速するようだと、新興国通貨安と資源安が進み、
いずれは新興国・資源国も悲鳴を上げる定番の動きにはなります。

以上の通り、木曜の米国市場から始まった金利上昇アレルギー症状が、
2月ほどではないものの、週末時点でも症状が続いており、
FB騒動に端を発した米IT・ハイテク・半導体セクターの逆風は、
ただでさえトランプマンの敵視による規制強化と関税懸念があった所に、
TSMCの決算騒動と金利上昇(ドル高)による業績懸念も加わり、
4つの逆風に見舞われており、これらが旬のリスクと言えます。

他にも貿易戦争懸念については和らいだものの燻ったままであり、
露と米英欧との対立構造(報復合戦)も継続中です。

足元の需給環境としても、投機筋の米長期債売りのポジは今年最高水準、
ドルは僅かに売り越しながら、ユーロ買いは過去最高水準、
ポンド買いも今年最高水準、円は16年以来の買い越し、
というドル高余地が大きい状況であり、原油買いは過去最高水準なので、
米長期債高(金利低下)、ユーロ、ポンド、円の巻き戻し、原油安
そうなるとドル高、米株安という巻き戻し余地の大きい需給環境です。
(米国も信用買い残は高水準)

一方、好材料としては、発表済みの米企業決算は堅調、
物価とマインド指標以外の米経済指標は堅調、
シリアとカリアゲリスクの低下といったところです。

国内独自のものとしては、野党の国益無視のテロ活動により、
不毛な国会空転が続いていたり、
今週半ばから本格化する国内企業決算(来期見通しへの懸念)、
週末に黒田薬局会合も控えておりますが、
現時点では海の向こう次第でもある主役の外国人次第であり、
外国人は年初からの約9兆円の売り越しから2週連続で買いに転じており、
それと歩調を合わせるように低水準まで減っていた裁定買い残の増加傾向、
高水準だった空売り比率の低下傾向(先週後半はやや上昇)、
16年以来となる投機筋の円買い越し(17日時点)からの円安余地
といった先物主導での日本株買い・円売り余地が大きい需給環境が、
日本株独自の好環境と言えます。
(ただし日本も信用買い残は3.55兆円と約10年ぶりの高水準です)

以上の週末時点での国内外の状況を踏まえると、
米長期金利が2月の水準も突破してさらに上昇しなければ、
(イールドカーブが拡大というポジティブな面もあるので(笑))
金利上昇アレルギーを理由にした株安は限定的であり、
単純に2月水準まで株価が戻してもおかしくはないとも言えますが・・

現在は米企業決算発表が本格化しており(国内決算は週半ば以降)、
金利上昇以外でも逆風が吹いている米ハイテク企業決算は今週から本格化、
5月1-2日には金利のサジ加減を決めるFOMCも控えているので、
(ECB理事会は26日、黒田薬局会合は27日)
ハイテクを始めとする米企業決算と見通しが、減税による嵩上げ効果に対し
金利上昇(ドル高)、貿易戦争(関税)、IT規制強化、TSMC懸念、
これらがどこまで重石となっているのかを決算で確認する必要があり、
さらに物価を含むマクロ環境が、金利上昇に耐えられるのか?
FRBの金融引き締め姿勢は正当化されるのか?
という疑念がFOMCまで続く可能性は高いので、
米長期金利が2月の水準を突破しなくとも、株高となる可能性は低く、
突破をするようだと、2月のようにアレルギー反応が大きくなり、
更なる株安と共に、債券買い・株売りのリスクオフへと傾き、
少なくともハイテク企業の決算が本格化する週半ば以降、
もしくはFOMCまで続く可能性が高いです。
(日本はドル高であろうと円最強高・株安となる可能性が高いです)

ちなみに以上の状況に関わる今週のイベントや決算は以下の通りです。
(これら以外のスケジュールの詳細は前日の記事を御参照ください)

23日 米欧PMI、米中古住宅販売、ポンペオ次期国務長官の承認採決
    (決算)グーグル

24日 4月期 権利付最終売買日
    米仏首脳会談、G7外相会合(対露措置声明)、米2年債入札
    (決算)キャタピラー、コカ・コーラ、TI、トラベラーズ
        ベライゾン、スリーエム、
    (決算)日本電産、シマノ他
    
25日 米2年物変動利付債&米5年債入札
    (決算)フェイスブック、ツイッター、ボーイング、フォード
    (決算)キヤノン、東エレク等、約50社

26日 投資主体別売買動向、TOPIXリバランス
    ECB理事会、米3月耐久財受注、米7年債入札
    (決算)アマゾン、マイクロソフト、インテル、GM、スタバ、
    (決算)ファナック、任天堂、コマツ等、約120社

27日 日銀金融政策決定会合、GW入り前の週末
    南北首脳会談、米独首脳会談
    米1-3月期GDP&雇用コスト指数
    (決算)エクソンモービル
    (決算)ホンダ、ソニー等、決算発表1発目ピーク、約290社

5月1日(決算)アップル

5月1-2日 FOMC

以上の通り、金利上昇アレルギーの症状を見ながら、
メインイベントは米企業決算、国内企業決算、FOMCとなりますが、
ECB理事会、米仏と米独の首脳会談での通商協議、
否決の公算が高くなっているカリアゲと会った米次期国務長官承認採決
国内ではマスコミの偏向世論調査と国会空転継続といったものもあります

ということで、明日と言うか今週については、
先にも述べた通り、少なくとも週半ばまでは慎重に構えておきましょう。
(新興市場も連日書いている通りですが、同様でおます)

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