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不沈艦日記
マーケット展望などなど。
ネジ外しモードな週末
こんばんはです。

本日は日経平均がコロナ禍前水準超えとか、
年初来高値更新とかではなく、29年ぶりの高値なので、
月足チャートを見ると、今の水準を超えるとまさかの・・・
という気がしなくもないですが、
とにかく頭のネジを外して鼻と耳に差し込むか、
何やったらケツにもネジを差し込むくらいしないと割り切れず、
付き合いきれない相場ではあります(笑)

御存知の通り、現在の金融市場では、
世界的な大規模金融緩和によるマネーの供給が続くと共に、
負荷となる金利が低位で抑えられている限り、
悪材料(リスク)は無視というか御都合解釈されると共に、
株やリスク資産にマネーが流入するカネ余りバブルモード継続や!
との見方が蔓延しております。

しかも疑心暗鬼な薄商いでの株高ではなく、
かと言ってバイクラのようなゴリラ商いでの株高ではなく、
堅実な商いを伴った株高が足元で続いているのも現実なので、
いつハシゴが外れるてもおかしくないリスクはあろうとも、
頭のネジを外すして向き合うしかないとも言えます。
もちろん向き合わずに休むも相場という選択も自由ですけどね。

そしてハシゴが外れるのはいつなのかが気掛かりであり、
連日の様に書いている通り、市場を取り巻く環境はリスクが満載なので、
賞味期限の短いハシゴ(バブリー相場)だとは思いますけど、
昨夜のFOMCでは追加策は出なかったものの、
緩和姿勢の継続と何かあれば追加策も辞さない姿勢を維持しており、
それに対する市場も出尽くしとはならず、ほぼ無風通過だったので、
今夜の雇用統計も無風で通過することになれば、
次のハシゴ外しのきっかけとしては、継続している大統領選動向、
米財政協議動向、コロナの感染再拡大と経済活動再規制拡大の動向、
その影響が現れるかもしれない来月以降のマクロ指標、
それとも目先である中旬で一巡する国内外の企業決算、
需給イベントである来週13日の金曜日のSQ、再来週の米SQなのか、
恐らく大統領選とコロナが最も大きなきっかけにはなりそうですけど、
そうなるといつになるのかわからないので、
突発的なハシゴ外しを覚悟するしかないとも言えます。

それにしても国内の企業業績が3-4割減(欧州も)、米国は1割減、
国内外のマクロ指標は頭打ち・鈍化が散見されており、
それらの要因となったコロナの感染拡大と経済活動の規制は、
欧州を中心に再燃、米国でも感政拡大しつつあり、日本もジワリと拡大、
これらの国を含む北半球では冬への警戒感も燻っている状況なのに、
各国の追加財政政策は米国を始め難航中のまま出ておらず、
世界的な金融緩和だけが維持されている状況なのですが・・・
世界的に株価は高値圏、日経平均は29年ぶりの高値です(笑)
一方でTOPIXはコロナ前水準すら超えておらず、
円高も進行中です(現在は1ドル103円台前半です)。
ちなみに決算を発表したトヨタの想定為替レートは、
1ドル106 円、1ユーロ121 円です(上方修正も発表)

いやはや・・・恐るべしドーピング(金融緩和)効果と言えるのですが、
ラリッたまま身体(実体経済)が蝕まれている可能性も高いだけに、
大丈夫なのかと心配になるのはもちろんのこと、
賞味期限の短いバブルだと見ておくのが無難であり、
長くても年内一杯なのかなという感じです。
大統領選の決着は最長で年明け頃とも言われているのでね。

そう言えば、バイデンが勝ったとしても、
議会がネジレていれば大丈夫との見方もありますけど、
最も懸念される増税やGAFAMへの規制にはブレーキとなっても、
目先で欲している追加の米財政政策は難航する可能性が高く、
しかもトランプマンは敗色濃厚となればなるほど、
任期の1月中旬までは協議で妥協することはなく、
むしろ強硬姿勢となるでしょうからね・・・

しかしまぁFRBのドル刷り刷りではなく、
バイデン陣営の投票用紙刷り刷り疑惑ってホンマなのでしょうか(笑)
朝方に激おこ会見をしたトランプマンは、訴えまくるとも言ってましたが、
今のところは刷り刷り疑惑があろうともバイデンが優勢のようです。
(個人的にはトランプマンに勝って欲しいですけど・・・)

以上の通り、現在進行中のリスクが満載ではあるのですが、
金融市場は意外と本気感も窺える商いと共に、
カネ余りバブルモードが続いているので、
ハシゴが外れる賞味期限は短い可能性が高くとも、
頭のネジを外して向き合うしかないという状況です。

ということで週明けについては、現在の動きが継続せず、
商いを伴うリスクオフの動きにでもなってない限りは、
現在のネジ外しスタンスを継続しましょう。
新興市場も本日は商い減少での下落ですから、
商い増での下落が継続するまでは、
米金利上昇と米ハイテク株安とならないことを横睨みしつつ、
同様のスタンスを維持しましょう。

良い週末をお過ごしください。

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カオスが続く中での動きだけはリスクオン
こんばんはです。

バイデンはヤバイデン、売デンではなくBUYデン?
ほぼ言いたかっただけであり、恐らくBUYデンではなく、
追加の米財政政策協議を巡るトランプマンのちゃぶ台返し返しが、
好感されている(口実にされている)だけだとは思うのですが・・・

ただし本日の副大統領候補者討論会を受けた世論調査では、
ペンスおじさんよりもカマラ・ハリスが優勢との結果になっており、
(マスコミ主導の世論調査は怪しいですけどね)
同時にバイデンじいさんと民主党の支持率が上がっているのであれば、
ほんまにBUYデンなのかもしれませんが、
討論会でのバイデンじいさんとカマラ・ハリスの政策を聞く限り、
市場にとってはヤバイデンとしか思えず、
日本にとってもヤバイとは言わないまでもよろしくは無さそうですからね。

それにしてもカマラ・ハリスはバイデン以上に左色が強く、
左色の強いヒラリーと言うかヒダリー・クリントンのようなので、
もしバイデンじいさんが高齢で後を継ぐなんてことになれば、
米国はどうなってしまうのか・・・
中国との融和姿勢すらも見せていたので、日本にとっては心配です。
そもそも民主党の方が中国には強硬だとも言われてましたが、
バイデンとカマラを見る限り、そうには見えないです。

一部では世界が左傾化していくとの見方もあるだけに、
米国が左傾化してしまうと、日本でも良からぬ政党が政権を・・・
だけに1年以内に行われる解散総選挙にも影響が出るかもしれないので、
米大統領選はトランプマンの勝利が好ましいとは思うのですが・・・

さてさて、世界が左傾化するのかどうかは置いといて、
昨夜の海の向こうは、債券安・金利上昇、ドル小幅安・円最弱安、
原油小幅続伸、銅続伸、資源は概ね上昇、金小幅反落、HY債反発、
株高、VIX低下とリスクオンの動きとなっており、
本日の日本時間でもリスクオンの動きが続き、日本株高となっております。

しかしながら国内外共に株式市場は薄商いでの上昇なので、
おっかなびっくり感は漂っており(新興市場だけはゴリラ商いで上昇)、
債券安によって長期金利も8月水準まで迫っているので、
未だコロナ禍の実体経済には重石になると思うのですが、
8月水準程度の金利上昇までならば重石ではないとか、
インフレ率やFRBのインフレ容認姿勢を加味すれば、
米長期金利はひとまず2%までは大丈夫と言えなくもないので、
現在の動きはシンプルな債券売り・株買いのリスクオンなのかも・・・

もしほんまに米財政政策協議が合意すれば、
実体経済には追い風となり、金利上昇への耐久力も増すことになり、
さらにマクロ指標等で実体経済の回復基調が確認されたり、
コロナ感染の収束と共に経済活動のギアも上がれば、
さらに耐久力は増すとも言えますけど、
現状ではこれらが確認出来ず、早計だからこその薄商いと言えます。
(世界的には感染再拡大と経済活動再規制の動きも散見される)

ちなみに先進国の中でマクロ指標の低調ぶりが際立っていた我が国ですが、
本日発表された9月景気ウォッチャー調査は、
未だ50割れながら大きく回復していたので、
住宅指標以外では久し振りに堅調な国内マクロ指標でおました。

以上の通り、我が国の新興市場以外は、
腰の据わった本気のリスクオンではなく動きだけのリスクオンであり、
日替わり定食なギッコンバッタンになってもおかしくはないです。
市場を取り巻く環境も大丈夫なのかもハッキリしないカオス状態なので、
動きだけのリスクオンに乗るのも躊躇われます。
かと言って大統領選までと割り切って乗っていいものなのかも微妙であり、
明日のSQ、米国は債券と為替が三連休前の週末なので(米SQは来週)、
週跨ぎすらも安心出来ない状況ではあります。
(来週から米企業決算も本格化、明日の引け後は注目の安川電の決算も)

ということで、明日のスタンスとしては、基本的には変わりませんけど、
ドル安・円最弱安、程良い債券安・金利上昇、
原油高、資源高、金は崩れず、商い増での株高、VIX低下、
という本気感のあるリスクオンに変わるか、
低金利安定(債券安定)のカネ余りバブルモードにでもならない限り、
明日は週末なので、週跨ぎ以上の短期勝負、腰を据えての新たな参戦は、
控えておくのが無難であり、大統領選までと割り切って乗るにしても、
週明け以降からにしておきましょう。

新興市場については、マザが今年2番目のゴリラ商いでの上昇となり、
牽引役であるBASEの引け前の動きからも、バイクラじゃないのか?
との見方もありますが、足元では上昇局面で商い増、下落局面で商い減、
という買いゴリラモードが続いているので(循環物色も継続)、
現在の新興市場にとって最も追い風となっている商いが大きく減少するか、
シンプルに商いを伴う下落に転じるまでは、
バイクラ感や国内外のカオスな状況は置いといて参戦するのはアリです。
ただし国内外の市場と取り巻く環境がカオスなのは事実なので
急変して鉄槌を喰らう覚悟だけは忘れずに。

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揺れの最中の高値圏で迎えるジャクソンホール
こんばんはです。

今夜ジャクソンホールを控え、国内外共に株式市場は、
8月にバンジージャンプで飛び降りて以降の高値圏となっております。

米英欧株は上旬の1発目の飛び降りた際に商いも伴っていたので、
8月5-6日がセリクラだったと言えなくもないのですが、
14-15日には商いを伴わずに安値を割っており、
現在はバンジージャンプ後の高値更新ではなく高値圏に過ぎず、
しかも薄商いですから、セリクラとか2番底だったと言うには微妙です。

日本株については14-15日ではなく6日が直近安値ですが、
その際も商いは2.8兆円程度、その後は激薄商いでの高値圏ですから、
米英欧株以上にセリクラ感とか2番底感が乏しいです。

中国株と原油も日本株と似たような動きであり、
銅は動き自体が似ているものの、年初来安値圏で低迷したまま、
為替市場もドル、円、人民元、新興国通貨は日本株に近い動きであり、
ユーロとポンドは米英欧株に近い動きなので、
これまたセリクラ感とか2番底感が乏しいです。

安全資産でもあり、金融政策の影響が大きい債券(金利)については、
動き自体は米英欧株と似た動きではありますが、
いかんせん水準的にはバブルと化しているにも関わらず、
需給的な過熱感が無いだけに、セリクラ感とか2番底感と言うよりも、
米FRB等の金融政策次第なのかとも言えます。
(同じく安全資産の金は動き自体は同じながら需給的にも過熱している)

そんな市場を取り巻く環境としては、
貿易戦争や政治等のリスクは特盛で燻ったまま、
足元の実体経済は日中英欧の鈍化が顕在化、
米国はまだら模様ながら景気の先行指標の鈍化が顕在化しており、
(昨夜の米製造業PMIはついに50割れ)
これらを支えることにもなる各国の金融政策は、
大まかに言えば米利下げを始め世界的な緩和姿勢ではありますが、
債券市場が十分に織り込んでしまっているだけに、
果たして効果はあるのか・・・という不透明感が漂っており
各国の財政政策も米欧中は減税観測があるものの不透明なまま、
我が国はドMな消費税増税を控えている状況です・・・

以上の通り、財政政策への淡い期待以外は、
市場を取り巻く環境は悪材料や不透明感ばかりであり、
市場の投機的な需給環境もガスが抜けているので、
陰の極とか悪材料出尽くしとか景気の底打ちと言ったり、
セリクラとか2番底と言えなくもないのですが・・・
景気の重石となる貿易戦争は出尽くしどころかさらに激化しそうであり、
金融政策は債券市場が織り込んでいるにもかかわらず、
米利下げ動向を始め不透明感が漂っているので、
やはりセリクラとか2番底を打ったというのは早計であり、
バンジージャンプの揺れの最中に過ぎないと見ておきましょう。

そして動くきっかけになるのが、今夜のジャクソンホールなのか、
G7サミットや来週末の対中関税第4弾発動や中旬のFOMCなのか、
それともマクロ指標や決算、いつもの如くトランプマンのボヤキなのか、
どれがきっかけになるのかわかりまへんけど、
商いも伴う明確な動きとなるまでは、焦る必要もないでしょう。

そういえば今夜はジャクソンホールの前に崖の上のポニョもあるので、
くれぐれも崖の上から飛び降りてジャクソンフリーホール・・・
ジャクソン掘ーる・・・失礼しました。

良い週末をお過ごしください。

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10連休前の裏付け確認ウィーク
おはようございます。

今週は空前絶後の10連休に向けた最後の一週間となりますが、
10連休中の市場に対する見方としては、
みんなが警戒しているからこそ上がるのでは?という見方が多い・・・
という見方も多い・・・という見方も多い・・・
つまり最近はネット等での情報収集環境も整っていたりするので、
みんなが逆に逆に考えた結果、結局は意見が二分?している感もあり、
心理面での見方は丁半博打に近い状態になっております。

需給面については、株だけは投機筋のポジ、裁定買い残、信用買い残、
空売り比率、外国人動向を始め過熱感というほどではないのですが、
米債券、原油、VIX(ショート)の投機筋のポジは過熱圏であり、
為替もやや過熱圏に入りつつあるので、これらの巻き戻しが起きると、
さすがにリーマンショックやブラックマンデー級はなくとも、
セルインメイやプチショックはありそうな需給環境と言えます。
HY債もやや不穏なオイニーも漂ってますが、
原油と債券(金利)がきっかけの鍵のようには思えます。
(日本株目線ではユニクロが鍵を握っている感は否めないですけどね)

水準面で言えば、株式市場は昨年末のクリスマス安値から、
薄商いでの心許ない上昇ではありますが(中国株だけゴリラ商い)、
米株が史上最高値圏、中国株が昨年来高値圏、
日欧株が年初来高値圏に踏みとどまっており、
あくまでPER等の数値上では割高感はなく、
テクニカル面での見方は人それぞれですが、過熱感というほどではなく、
むしろ200日線を超えた等の強気なシグナルも散見されます。
ただし我が国はユニクロの暴走を始め、NT倍率がフィーバーしていたり、
日経平均が先走る歪な株高が続いていると言えます。

金融政策面についても、米FRBは昨年末までの強気な金融引締め姿勢を、
年明けから鈍化姿勢へと舵を切り(手の平を返し)、
ECBも同様に手の平を返して緩和姿勢に戻しており、
中国は緩和姿勢を継続中、日本も無間地獄な緩和姿勢を続けており、
世界的に市場にも景気にもやさしい金融政策の緩和姿勢となっております。

財政政策面については、中国が減税を含む財政出動に動いており、
米国も減税効果は切れつつあるものの、財政出動路線なのですが、
欧州はユーロ圏が財政統一されてないせいか渋チン状態、
日本も同様の渋チンな上に世界の潮流とは逆の増税路線なので、
これだけでも日欧株の出遅れ感が頷けなくもないです。
(足元では消費税増税延期観測は台頭してまうけどね)

以上の通り、日欧の渋チン財政政策(金融緩和頼み)、日本は増税、
株以外の需給面での過熱傾向(ドル高傾向も)を除く、
これらの株式市場目線な環境だけで判断するのであれば、
世界的な緩和路線の金融政策(低水準な金利)と米中財政政策、
株式市場の需給環境によって、マクロ・ミクロ等の悪材料には蓋をし、
好材料だけを見ての「底打ち」や「悪材料織り込み済」
という御都合解釈と共に、株価は薄商いながら、
「高値圏」に留まっているのも頷けなくはないという状況です。
日本株は世界の景気敏感株らしく国内材料で動くよりも、
海の向こう次第という現状なので、
歪ながらも海の向こうに追随しているという状況です。

いやはや・・・株価は高値圏にも関わらず、
ほんまに「景気は底打ち」「悪材料織り込み済み」なのでしょうか?
さらなる株高となるのでしょうか?
むしろ「好材料織り込み済み」になってもおかしくないのでは・・・

先にも触れた通り、こういった動きの裏付けとなる足元のマクロ環境は、
一部で堅調なものはあれど概ね鈍化傾向(特に日欧)、
先週発表された米欧マクロ指標を見ても、
単月に過ぎない米小売売上高の堅調ぶりと新規失業保険ばかりが注目され、
PMI等の他の低調なマクロ指標は無視されております。
同じく裏付けとなる企業業績は、
米国が「市場予想」を上回る決算が多いものの減益での着地が多く、
今後発表される決算の市場予想も減益見通しのままであり、
日欧も減益予想(国内は今期見通しも減益予想)ですから
これらマクロ・業績の鈍化要因となった金融引締めの鈍化だけでなく、
もう一つの鈍化要因である貿易戦争もふんわりした合意観測だけでなく、
具体的な合意観測にでも進展しないことには、
景気は底打ち、悪材料織り込み済みという解釈で、
高値圏の株価を正当化するには早計であり、
あまりにもマクロ・業績面での裏付けとの温度差が大きい言わざるを得ず、
あくまで先に述べた通りの心許ない株高が続いているだけと言えます。

そして以上の裏付け材料を確認するのを始め、
これらに関わる今週のイベントとしては(詳細は前日記事を御参照)、
政治面では22-25日の安倍組長の欧州訪問、23日の英議会再開、
24-25日のカリアゲ金太郎のプーチン大魔王詣で、
25-27日の中国主導の一帯一路の国際懐疑・・失礼、会議、
25日からの麻生若頭の訪米、26-27日の安倍組長の接待訪米、
何気に不気味な28日のスペイン総選挙と忙しいですが、
貿易戦争の動向やブレグジット、欧州政治に変化があるのか注目です。
マクロ指標は先週に続き、鈍化?底打ち?堅調?を確認するだけなので、
今週の主役イベントは国内外の企業決算と言えます。
米国は半導体、ハイテク、IT等のイカつい米企業決算が、
23-25日を中心に目白押しであり、国内企業決算についても、
前回決算で「こんな急変は初めてや」と悲鳴を上げた永守電産を皮切りに、
23日から決算ラッシュが開幕、10連休前の週末にピークを迎えます。
そして何気に注目というか10連休を前に、
何かやらかすのか注目でもある24-25日の黒田薬局会合です。

ということなので、足元の裏付けの乏しさや歪な動き、
貿易戦争等の不穏な状況よりも、市場の動きこそ正解や!
市場が先行しとるんや!景気は底打ちや!悪材料織り込み済みやで!
と言う見方の方はもはや御自由に・・としか言えませんけど、
裏付けの乏しい心許ない状況は百も承知やで!とリスク覚悟の上で、
短期目線で乗る方は、くれぐれもお気を付けください。
腰を据えての新たな参戦は、米中、米欧、日米の貿易戦争さえ収束すれば、
小難しく考えずに参戦すればいいのですが、貿易戦争が収束するまでは、
マクロ・企業決算という裏付け材料が、現在の様な一部の改善だけでなく、
せめて今週発表分で改善が確認されるまでは、
現時点では休むも相場、置き去りとなっても焦らず、
御縁が無かったと割り切り、慎重に構えておきましょう。

新興市場については、局地的な賑わいと大商いは続いているので、
決してムードが悪化しているわけではないのですが、
牽引する主役銘柄の継続性が乏しくなり、日替わり定食となりつつあり、
全体としても商いを伴った上昇と下落が日替わり定食なので、
息切れ感が色濃くなりつつあります。
新興企業の決算が本格化するのは10連休明け以降であり、
リスクオン・オフを決める海の向こうや国内主力大型株の現状は、
先に述べた通り、裏付けに乏しい心許ない株高が続いている上に、
今週は国内外共に裏付け確認となる決算ラッシュも迎え、
新興企業にも影響が大きい米ハイテク・IT決算も盛り沢山なので、
シンプルに商いを伴った下落が継続するまでという見方もアリですけど、
そろそろ慎重姿勢を強くして身構えておくのが無難でしょう。

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米税制改革と13-14日に期待しつつも・・・
こんにちはです。

先週は月初恒例の米経済指標テンコ盛りウィークを迎え、
週末の雇用統計を始め堅調な結果だったにも関わらず、
米株はダウが踏ん張っているものの、IT・ハイテク・半導体株が売られ、
SP500とナスダックは軟調、商いもそれなりに伴っているので、
結局は「先行き」懸念に繋がる貿易戦争が収束しない限り、
「足元」の景気と企業業績が堅調であろうとも「先行き」懸念は払拭されず、
米国・先進国の金融引締め姿勢についても、マクロ面・業績への負荷となり、
市場にとっても重石になるだけということです。

こういった背景を踏まえた現在の市場の構図としては、
先行き懸念となる貿易戦争が燻ったままでは、
金融引締め観測の高まる米金利上昇・ドル高もしくはいずれかとなれば、
米国を始め先進国の株式市場と原油・資源には重石となり、
中国、新興国(特に経常赤字国、反米国家、資源国)にとっては、
通貨安を始めとする資金流出症状が進行することになります。

そしてこれらの症状が加速する最悪の構図は、
米国を始め先進国の金利低下(債券買い)ドル安が、
ほどほどに留まる適温相場ではなく過度に進行すると共に、
世界的な株安(日本は円最強高、株安)というベタなリスクオフです。
(先週の木曜日にはこういった動きが垣間見えました。)

従って貿易戦争が収束もしくは収束観測が高まると共に、
「先行き」懸念が和らげば、「足元」の堅調なマクロ・業績も評価され、
金融引締めにも耐えられるということになり、
先進国は米金利上昇(日欧も)ドル高にも屈しない商いの伴った株高、
中国、新興国も先進国に引っ張られるとの解釈で資金流出も収まり、
原油を始め資源も世界的な需要の高まりで崩れない、
という健全な構図になることが理想です。

もしくは残念ながら貿易戦争の燻りが続くのであれば、
減税を含む大規模な財政政策を打ち出すか、
先進国の金融引締め姿勢を緩めるなり、
市場では米金利とドルをほどほどの水準に留める適温相場にならないと、
貿易戦争の影響は相殺できず、市場も落ち着かず、
症状の悪化次第ではリスクオフにも陥るということなので、
いくら足元のマクロ・企業業績が堅調(株価は割安)であろうとも、
株式市場の需給環境に過熱感が無くとも、
現時点での市場において蔓延している貿易戦争に対する織り込み済、
出尽くしという見方は、無理があると言わざるを得ないです。

ちなみに足元の需給環境を見ると、株式市場に過熱感はなく、
債券、為替、商品の投機筋のポジションについても、
円は大きな偏りがないものの、ユーロショートは今年最低水準、
ポンドショートは今年最高水準、原油ロングは高水準、
金を始め他の金属は売り越し状態が続いており、
肝心の米債券とドルは、米債券ショートが再び過去最高水準近辺、
ドルロングも今年最高水準なので、
需給面では米金利上昇、ドル高となる余地は少なく、
(米債の増発・乱発という面もありますけどね)
米金利低下・ドル安という適温相場になる余地が大きいとも言えますが、
先にも述べた通り、症状が悪化することになれば、
一気に巻き戻しが加速するリスクオフとなる余地も大きいと言えます。

以上が現在の貿易戦争等を巡る背景と市場の構図ですが、
週末時点ではトランプマンが対中関税のおかわりや対日関税を示唆したりと、
貿易戦争リスクが拡大している状況下で、
堅調な雇用統計が発表されたことで米利上げ観測が高まると共に、
米金利大幅上昇・ドル高となり、米株は踏ん張りも見られたものの、
商いもそれなりに伴った株安、IT・ハイテク・半導体売りも継続、
英株は商いの伴った続落、欧州株はマチマチながら商いも増加傾向、
日本株の週末は相変わらずの薄商いながら現物は下げて終えており、
シカゴ日経平均先物も横ばいで帰って来ているので、
先進国の週末は、貿易戦争リスクを抱えたまま、
米金利上昇・ドル高アレルギーも発症している動きです。

中国も我が国と同様、株式市場は薄商いですが、
上海株は再び2700割れ目前に迫っており、
足元では人民安だけでなく債券安(金利上昇)も加わるトリプル安なので、
トランプマンのおかわり対中関税を受けた週明けの動きが注目です。

他の新興国についても、週末はやや反発する動きは散見されたものの、
通貨安を始めとする資金流出症状は継続していると言えます。
原油、銅、金を始めとする金属も軟調なままです。

ということで今週については、
トランプマンのおかわり対中関税と対日関税を含む貿易戦争が、
収束するとは思いませんけど、収束観測が高まるのか、
それとも燻りが続くのか、激化するのかという貿易戦争動向が主役ですが、
恐らく激化するか燻りが続くでしょうから、
貿易戦争の影響を相殺できる減税を含む財政政策を打ち出すか、
米金融引締めを緩めるなりして適温相場を維持しないと、
市場としては、本格的なリスクオフも覚悟しつつ、
リスクオフにならずとも米金利上昇・ドル高アレルギー相場が続くので、
週明けは、引き続き慎重に構えておきましょう。

まさかの謎の織り込み・出尽くしとなった場合はゴメンナサイですが、
だとしても商いを伴ってTOPIXが日経に追いつくなり、
日経が商いを伴って200日線を超えて定着するなり、
23000円を超えない限り、焦る必要もないので、
いずれにせよ週明けは慎重に構えておきましょう。

ちなみに今週の重要イベントですが、
新月でもある明日は、我が国のGDP改定値と景気ウォッチャー調査、
自民党総裁選の所見発表演説会、中国は市場の動きとCPIとPPI、
米国では税制改革第二弾の議会提出、
911テロから17年目でありイスラム諸国の新年でもある11日は、
トランプ政権の暴露本発売、米3年債入札、
12日は我が国の法人企業景気予測調査、OPEC月報、
米国はベージュブック、米10年債入札、米予備選終了、
13日は我が国の機械受注とマンション発売、IEA市場月報、
トルコ中銀会合、英中銀会合、ECB理事会、
米消費者物価、クオールズFRB副議長の上院議会証言、米30年債入札、
14日は我が国はメジャーSQ、三連休前の週末、
中国経済統計、ユーロ圏貿易収支、米小売売上高、ミシガン大指数、
15日はリーマンショックから10年、
という感じなので、週明けの米税制改革と中国市場の動向も注目ですが、
今週のイベント的なヤマ場としては、13-14日と言えそうです。
ただし先に述べた通り、まずは貿易戦争次第でおます。
(我が国には地震と台風被害、不動産の不正騒動もあります)

新興市場については、週末まで3日続落しているものの、
商いは週前半までの上昇局面よりも減少しており、
売りゴリモードとは言えず、まだ一服の範疇と言えますので、
シンプルに商いの伴った下落が継続するまでは、
資金流入が継続していると判断すればいいのですが・・・
先にも述べた通り、海の向こうと国内主力大型株は、
貿易戦争等の激化でキナ臭くなっており、リスクオフモードとなれば、
業績の裏付けが乏しい新興市場はリスク資産売りの対象となり、
過度に売られれるのも相場の常ですから、
今週は貿易戦争動向、海の向こうや主力大型株の動向も横睨みし、
リスクオフとなれば即座に撤退する機敏さで構えておきましょう。

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