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不沈艦日記
マーケット展望などなど。
まさかのバブルへGO?よりもまずは中間選挙
こんばんはです。

ボクシングのスーパースターであるフロイド・メイウェザーが、
日本の総合格闘技イベント「RIZIN」の年末大会に参戦!!!

1試合で100億円以上も稼いだ選手に対して、
どれだけのファイトマネーを払うのか・・・資金の出所は・・・
キックボクサーの那須川天心とどんなルールで試合をするのか・・・
体重差はどうするのか・・・気になることは多いですが、
以前にも何度か書いた通り、格闘技業界の隆盛は景気との連動性が高く、
(人間は豊かになると血を欲することは歴史が証明済み)
歴史のあるボクシングやプロレスは景気とほぼ連動しているのですが、
総合格闘技やK-1等の新興格闘技は景気に先行する傾向が強く、
最近は日本のボクシング界が黄金期を迎え、プロレス人気も復活し、
そして総合格闘技やK-1人気も盛り返しつつあったところに、
ボクシングと総合格闘技の融合イベントみたいなものが開催されるので、
もしかして第二次高度経済成長でも迎えているのでしょうか・・・
それとも舞台は総合格闘技イベントなのでバブルを迎えるのか・・・

足元では景気の先行き(頭打ち)懸念が拡大している状況下なので、
年末イベントの負担でRIZINが破綻し、
やっぱり頭打ち・バブル崩壊やったか・・・とはならず、
個人的には東京五輪まで頑張って欲しいのですが、
せめて何かと頭を打つ元号の変わる年までは、無事であることを祈りつつ、
なんにせよメイウェザー参戦は、かなり景気のいい話ではあるので、
格闘技目線での兆しとして、頭の隅にでも置いておきます。

そんな私にとっては衝撃ニュース(好材料)が報じられたことで、
相場観がブレてしまいそうですが(笑)
とにかく先行き懸念の原因はトランプマンの仕掛ける貿易戦争であり、
それを助長&景気の重石となるのがFRB主導の金利上昇(金融引締め)、
という状況であり、10月上旬までは米住宅指標を始め、
一部のマクロ指標が低調だったり、半導体の先行き懸念が漂ったりと、
思惑先行色が強く、IT・ハイテク・半導体が売られているのも、
金利上昇によるリスク資産売りとの見方が強かったのですが、
米企業決算シーズンの本格化と共に、業績面(特に見通し)において、
足元は堅調ながら見通しが低調な決算が散見され、
マクロ指標でも先行指標や金利敏感指標に鈍化が散見されたことで。
思惑からリアルな先行き懸念へと変わりつつあるという状況です。
国内においても、そもそもマクロ指標は海の向こうよりも低調であり、
企業決算は米国よりもイマイチな結果となっております。

そんな思惑から確信とは言いませんが、リアルな裏付け材料が出た一方で、
金利上昇が止まらなかったことで、マーケットでは株式市場を始め、
リスク資産売り(リスクオフ)が加速し、現在に至っております。

足元では需給面においても、米債券と円のガス抜きは不十分ながら、
日本株のガス抜きはボトム圏と言えるほどに進んでおり、
バリュー面においても、中間選挙が真っ只中で来期目線へと移るこの時期に、
今期のEPSを持ち出して割安だと言うのは甚だ疑問なのですが、
数値上は割安ではありますので、10月からのリスク資産売りというか、
日本株売りによって、すでに織り込んだと言えなくもないです・・・

ただし日本株に比べて、諸悪の根源(重石)でもある米債券が、
イマイチ買われておらず(金利が低下しておらず)、
円売りポジを始め為替市場のガス抜きも不十分なだけに(原油もやや)、
日本株目線だけでは何とも言えないのが現実です。

そんな海の向こうでは、再びカリアゲが癇癪を起していたり、
欧州政治(特に財政)の燻りやサウジとイランの騒動も燻っておりますが、
肝心のアップルを始めとする先行き懸念は払拭されておらず、
その原因である貿易戦争についても、本日演説したガキデカ(習近平)、
先週末に続く人民元基準値の大幅な元高設定という状況からも、
意外と中国側に貿易戦争の歩み寄り姿勢が窺えるのですが、
先週末の米側からの否定によって燻りは続いており、
何より貿易戦争のサジ加減を決めるトランプマンが、
明日の6日に中間選挙を控えており(大勢判明は日本時間7日午後頃)、
金利(金融政策)のサジ加減を決めるFOMCも8日に控えているので、
少なくとも中間選挙を終えないことには、
これらのリスクの方向感はもちろん、日本株目線だけでも見れまへん。

本日の日本株については反落となりましたが、
ユニクロの下げの寄与度が大きく、トピの下げ幅が小さかったり、
マザが堅調だったり(JQも小幅上昇)・・・
商いについても、商いが減少して上昇した週末よりも、
さらに減少しての反落となり(中国は大商いながら減少しての反落)、
中間選挙を控えてなのか、本気の売り買いは見られず、
動きとしての方向感もイマイチハッキリしまへん。

以上の通り、中間選挙の大勢が判明するのは明後日の午後なので、
日本株目線で中間選挙跨ぎを狙うにしても、
明日に暴落でもない限り、明後日の前場に仕込んでも遅くはないので、
明日についてはその日限りか、明後日の前場までの勝負に留めるか、
もしくは大人しく屁こいて見ているだけでいいでしょう。
言っても本日のユニクロだけでなく、指数寄与度の大きいハゲバンクが、
本日に先行きはともかく鬼の様な足元の決算を発表し、
今週末にSQを控えた指数的には、明日は大人都合感が強くなる上に、
明日の引け後には、実体面での確認となるトヨタ決算も控えてますのでね。

新興市場については、本日のマザは堅調でしたが、
商いは日に日に減少しているので、まだアテにならん上昇と言えますし、
言っても市場全体がリスクオフとなるのかオンとなるのか、
転機となりそうな中間選挙が控えており、新興市場も無視は出来ないので、
明日は先に述べた主力大型株と同様のスタンスで動けばいいでしょう。

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コメント

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| | 2018-11-05-Mon 20:11 [編集]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
鍵コメントさんへ
マーケット番長 | URL | 2018-11-05-Mon 23:59 [編集]
こちらこそありがとうございます。
応援しております。

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