不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
煮え切らないまま週末&月末&期末&年度末へ
こんばんはです。

月末・期末・年度末、実質新年度入りという特殊な時期でもありますが、
それにしても本日の売買代金は2兆円(2.06兆円)という薄商いであり、
本気の売りとまでは感じられず・・・

かといって、空売り比率は旺盛に40%を超えていたり、
何よりまたしても我が国の下げが目立つので、
特殊な時期での大人の都合だけなのか、
国会のコントを含む政治や東芝等の国内要因なのか、
世界の景気敏感株として負のシワ寄せを一手に引き受けているだけのか、
なんとも方向感のわかり難い動きでおます。

とりあえず国内要因なのかという不気味さを感じなくはないですが、
海の向こうもそれなりに話題やリスクがある割には薄商いであり、
依然として方向感が明確になっているとは言えないので、
特殊な時期でもある国内に対して過度な警戒をするよりは、
主役である米国を含む海の向こうの動き次第と見ておくのが妥当でしょう。

そして主役である米国市場についても、
昨夜は米債券高(米金利低下)ドル高とチグハグな動きとなり、
肝心の米株は薄商いでのマチマチの動きとなりましたが、
原油が堅調だったので、市場の空気が悪くならなかったとも言えます。

ブレグジットや仏大統領選等の政治リスクや財政リスクが騒がれている欧州も
株価を含む市場はどこ吹く風の堅調な水準ではあるものの薄商いであり、
明確な意志を感じさせるような方向感はイマイチ見えないです。

ただし主役の米国市場における足元の需給面で見る限り、
米株だけがガス抜きが不十分なのは事実であり、
欧州においても足元ではポンドショートが鬼盛り、
ユーロショートが昨年来水準まで減少という状況ではありますので、
海の向こうは需給に合わせて材料(口実)をこじ付けているだけと言えますが
いかんせん商いが薄いので、海の向こうも煮え切らない状況です

一方、我が国の足元の需給環境は過熱していると言えないので、
足元の国内の動きについては、需給に則しているのでもなく、
やはり海の向こう次第の動きなだけと言えそうです。

という需給環境を含む状況に合わせて想定してみると、
英国のリスクは無事に通過し、欧州のリスクが台頭することになり、
米国はトランプマンの政策実行力への懸念や利上げが重石となることが
市場(大人)の都合にも合っている動きと言えますけどね(笑)

個人的には昨日も書いた通り、英国のEU離脱通知を受けて、
EU側が明日にも示す予定の離脱交渉草案が厳しすぎる内容であれば、
リアルなブレグジットリスクになるのでは?という不気味さはあるのですが、
どうも市場では無警戒なようなので、そもそも公開されないのであれば、
次のEU首脳会議まではブレグジット騒動が再燃することもなさそうであり
主役の米国市場(特に米株)を見ておけばいいことになります。

そんな主役の米国市場の中でも主役はトランプマンであり、
燻っている議会運営を含む政策実行力に対する疑念が払拭されないことには
商いの伴ったトランプラリーの再開にはならないです。
昨夜もハワイ州の地方裁が、トランプマンの入国制限措置に対し、
すでに差止していたものを無期限に延長する判断を下しており、
相変わらず大統領令に対する司法からの横槍が入る流れは継続しております。

一昨日に署名した温暖化規制撤廃の大統領令に対しても、
抗議の声は大きくなっているので、またしても司法から横槍が入るようだと
ただでさえ支持率低下で困難になりつつある議会運営も含め
トランプマンは何の政策が実現出来るのか・・・
という疑念がますます拡大することになります。

ここで税制改革法案の議会通過をサクッと見せつけるのが理想ですが、
もはや何の法案でもいいので、サクッと議会を通過させれば、
トランプマンの政策実行力への疑念は和らぐことになりますが、
トランプマン自身が味方(共和党)や側近に対する疑念が増しているのか、
どっかのカリアゲ国のように、家族の重要ポストへの配置が目立ちつつあり
挙句に娘のイバンカ嬢までがホワイトハウスに・・・

いやはや・・・トランプマンには頑張って頂きたいのは山々ですが、
さすがに良からぬスパイラルへ陥りつつあるように見えます・・・

まぁ私の推測や穿った見方が多分に含まれる背景はともかく、
シンプルに市場の需給環境や動き、商いから見ても、
国内外共に明確な方向感が見えておらず、
需給的には米株のガス抜きが不十分な状況であることに変わりはないので、
次のヤマ場である4月中旬から5月までは、
ガス抜き(巻き戻し)が続くと見ておりますが・・・

週(月)明けから次のヤマ場である4月中から5月まで突っ走るために
足元で煮え切らない動きが続いているという可能性も無きにしも非ずですが、
そうだとしても、もはや週明けから動けばいいだけの話です。

ちなみに超目先である今夜から週明けの寄り前までの注目イベントとしては、
今夜は独3月消費者物価、米10-12月期GDP改定値、
投票権を有するダラス連銀総裁講演、壁の向こうになるメキシコ中銀会合、
トランプ外交にまで懸念が増すかもしれない米・デンマーク首脳会談、
ティラーソン米国務長官のトルコ訪問(翌日はNATO外相理事会出席)、
明日は2月消費支出、2月消費者物価、2月鉱工業生産、2月新設住宅着工
プレミアムフライデー、東芝の年度末の債務超過が確定(今さらですが)
中国では清明節入り前の週末、中国銀行と中国民生銀行の決算、
欧州ではEU側の英離脱交渉草案公表?(公表されないかもしれませんが)
英10-12月期GDP改定値、ユーロ圏3月消費者物価
NATO外相理事会、米2月個人消費支出、米3月シカゴ購買部協会景気指数
投票権を有するミネアポリス連銀総裁講演、米石油掘削リグ稼働数
米通商代表部の外国貿易障壁報告書公表(月末予定)
週明けの寄り前は、業績見通しと想定為替レートが注目の日銀短観
といったところです。

海の向こうは恐らく米欧共に経済指標は堅調でしょうから、
やはり米欧の政治リスクや、NATO外相理事会をきっかけに
新たなトランプ外交リスクや中東政治リスクが台頭するかが注目です。
国内も政治リスクは燻っておりますが、
明日の2月消費支出等が米欧と同様に堅調なのか、
週明けの日銀短観の業績見通しが四季報や市場の見通しと乖離してないか、
現状の為替水準と想定為替レートが悪い意味で乖離してないかが注目です。

ということで、明日のスタンスとしては・・・

週跨ぎでの持ち越し短期勝負の方については、
以上の通り、需給面での巻き戻しリスクや政治リスクは残っているので、
シンプルに市場の動きとして、商いの伴った米株高を始め、
米債券安(米金利上昇)ドル高、原油高というトランプラリー&油高ラリー
となれば(日本は円安株高ラリー)、勝負するのも自由(アリ)ですが、
米株と日本株の商いが膨らまないようであれば、
現状の動きとしては方向感が明確になったとは言えないので、
週明けから商いの伴った急騰になったとしても、
御縁が無かったと割り切り、明日はその日限りの勝負に留めておきましょう。
当然ながら米株安、米債券高(米金利低下)ドル安(油安も)、
というトランプラリー反転(巻き戻し)と共に円高日本株安となっていれば
同じくその日限りの勝負に留めておきましょう。
とにかく現状はガス抜きが不十分な米株の動きと商いが特に重要でおます。

腰を据えて構えている方については、
現状は商いの伴ったトランプラリー&油高ラリーの巻き戻しでもなく、
かといって明確なガス抜きモードとなっている程でもないので、
国内外共に動きが明確になるまで・・・というか明日に関しては、
ひとまず王者の風格で構えておけばいいでしょう。

腰を据えて新たに参戦する方についても、腰を据えるのであればこそ、
動きが明確になるのを見極めてから判断した方がいいので、
明日が余程の商いを伴ったトランプラリー&油高ラリー(日本は株高円安)
とならない限り、新たな参戦は控えておきましょう。
割安中小型で腰を据える方も同様です。

新興市場については、昨日はマザが商いを減らしながらも大幅続伸となり、
JQ、2部も含め、切り返しが始まったと言いたくもなる動きでしたが
本日はさらに商いを減らしながらも、再び反落となっており、
先々週からの下落局面に比べると、ハッキリしない商いでの上下なので
JQと2部はともかく、マザについてはシンプルに
先々週の下落局面を上回る商いを伴った上昇が連続するまでは、
いわゆる下落局面で商いが膨らみ、上昇局面では商いが減少する
という下げゴリ(資金流出)モードから脱していないと判断し
値動きを把握している個別銘柄以外は、警戒モードを維持しておきましょう

海の向こうと主力大型株が商いの伴わないガス抜きモード程度であれば、
むしろ新興市場には追い風となりますが、もし商いの伴うリスクオフとなると
新興市場も避けられないので、主役の米国と国内の主力大型株の商いと動きが
明確になるまでは慎重に構えておいた方がいいでしょう。

ちなみに新興市場を取り巻く環境としては、
国会は野党とスクールウォーズのせいで停滞中ではありますが、
政策やテーマに絡む官民イベントは来週も含めて今後も盛り沢山なので、
まだ好環境が続いていると、懲りずに見ているのですが・・・

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未だ明確な動きとは言えず・・・
こんばんはです。

今夜の英国のEU離脱通知に対し、EU側が48時間以内に発表予定である
離脱交渉の指針草案って、全く話題になってませんけど、
そもそも厳しい条件になることは承知済みということなのでしょうか・・・

ま、いっか・・・これ以上問題(材料)が増えると厄介なので、
話題にならずに通過するに越したことはないですからね。

ついでに米17年度予算つなぎ融資期限である4月28日に向けて、
米政府機関が閉鎖になると大変だ!とも言われ始めておりますが
過去に何度かあった政府機関を閉鎖を見ればわかる通り、
市場への影響としては、経済指標の発表がズレたりすることはありますが、
いつも市場はシカトしていますので、今回も閉鎖されたところで、
まさか一ヶ月とかにならない限り、大した影響は無いと思うのですが・・・

ただし今回の時期としては、セルインメイの季節でもありますし、
トランプマンの政策実現力を含む政権運営への疑念も燻っているので、
その辺に便乗して悪用される可能性は無きにしもあらずですが・・・

とりあえずシカトされているEU側の英離脱交渉指針草案、
過度に警戒している感もある米政府機関閉鎖懸念は置いといて、
昨夜の米国市場の動きとしては、
米債券安(米金利上昇)ドル高、米株高、原油高
というトランプラリー&油高ラリーになったということは、
少なくとも・・・先週末のオバマケア代替法案撤回騒動が、
トランプマンの政策実現力に対する懸念が加速したという解釈は、
消えたと言わざるを得ないです・・・

ただし議会運営において必須である支持率は低下しており、
(昨日発表された支持率も低下)
議会を通さない大統領令に対する司法からの横槍の動きは続いているので、
あくまでオバマケア代替法案の撤回が「きっかけ」とならなかっただけで、
トランプマンの政策実現力に対する懸念は燻っていると見ております。

昨夜の米国市場も動きとしては、ランプラリー&油高ラリーでしたが、
割高感と共に需給面でのガス抜きが不十分な米株の商いは、
前日よりもやや増加した程度というラリー再開への本気度は感じられず
割高感とガス抜きが不十分な需給を呑み込むには心許ない商いでおます。

そして本日の日本株については、
配当落ち分を吸収しており、実質的には上昇となりましたが、
商いについては米国と同様、売買代金は約2.16兆円の薄商い・・・
国内独自の期末&年度末&実質新年度入りの賑わいすらも感じられず、
最近続いている米国市場に合わせて朝だけGUorGDとなり
その後はもみ合いが続くという自主性の無い動きが続いております。

従って主役の米国市場を含む海の向こう次第という状況が、
依然として続いているだけとも言えますが、
昨夜は欧州市場も商いがやや増えた程度だったので、
日米欧共に足元のマクロ・ミクロ環境が堅調であろうとも、
(昨夜の米経済指標は軒並みゴリゴリの堅調ぶりでした)
米株と共に市場の空気を決める原油が堅調であろうとも、
結局は日米欧ともに政治の燻りを警戒しているのか・・・
それとも単にガス抜きが不十分で割高な主役の米株を警戒しているのか・・
と言いたくもなる心許ない・・・いや、警戒感の窺える商いであり、
素直にトランプラリー&油高ラリーが再開とかリスクオンとは言えないです。

そういえば、国会でヒゲ隊長に昇竜拳を食らった民進党の小西議員が、
証人喚問で安倍ちゃんはおろか閣僚一人も辞任に追い込めなかった・・・
と悔やんでいること自体、辞めさせることが目的なのは明白であり、
この国をどうしようという志すら感じられないですし、
人をイラつかせる天才の辻本議員のお粗末ぶりを見ていると、
安倍ちゃんが今回の騒動で違法行為でもしてない限り、
国内の政治リスクは無いに等しいとは思いますけどね(笑)

まぁそんな国内政治リスク・・・いや、コントはともかくとして
くれぐれも昨夜からの市場の動きが私の見方に反していたから、
あれやこれやと粗探しをしてケチを付けているのではなく、
月末&期末&年度末という大人の事情すらも感じられない商いであり、
ガス抜きが不十分である肝心の米株の薄商いから見ても、
このまま薄商いで月末まで突っ走った(堅調に推移した)ところで、
4月に入ってからも政策期待で商いが膨らまないようだと、
さすがに米株は危ういと言わざるを得ないということです。

従って、昨夜からの国内外の動きと商いを見る限り、
トランプラリー&油高ラリーが再開とかリスクオンとは言えず、
しかも月末・期末・年度末という特殊要因があるにも関わらずなので、
現時点では明確な動きになったとは言えないです。

もし今夜以降、商いの伴ったトランプラリー&油高ラリーとなり、
明日の我が国も商いの伴った円安株高ラリーとなれば、
私のチキンな警戒感と戯言だったということで、
素直に波へ乗ればいいです(笑)

ということなので、明日のスタンスとしては・・・

持ち越し短期勝負の方については、
トランプマンの政策実現力に対する懸念は燻っていると思いますが、
シンプルに市場の動きとして、商いの伴った米株高を始め
米債券安(米金利上昇)ドル高、原油高
というトランプラリー&油高ラリーとなっていれば、勝負すればいいですが、
米株と日本株の商いが膨らまないようであれば、
現状の動きとしては明確になったと言えないので、
月末&期末&年度末であろうとも、その日限りの勝負に留めておきましょう。
当然ながら米株安、米債券高(米金利低下)ドル安(油安も)、
というトランプラリー反転(巻き戻し)と共に円高日本株安となっていれば
同じくその日限りの勝負に留めておきましょう。
とにかく現状はガス抜きが不十分な米株の動きと商いが特に重要でおます。

腰を据えて構えている方については、
現時点では主役である米国を始め日本も明確な動きとは言えませんが、
かといって、トランプラリー&油高ラリーが巻き戻しのガス抜きとなり、
商いの伴ったリスクオフとなっているわけでもないので、
動きが明確になるまで・・・というか明日に関しては、
ひとまず王者の風格で構えておけばいいでしょう。

腰を据えて新たに参戦する方についても、腰を据えるのであればこそ、
動きが明確になるのを見極めてから判断した方がいいので、
明日が余程の商いを伴ったトランプラリー&油高ラリー(日本は株高円安)
とならない限り、新たな参戦は控えておきましょう。
割安中小型で腰を据える方も同様です。

新興市場については、本日のJQは商いを伴って横ばいまで切り返し、
2部もそれなりに商いを伴った続伸となり、マザも大幅続伸となったので、
切り返しが始まったと言いたくもなる動きであり、
JQと2部はそうとも言えますが、マザは昨日よりも商いは更に減少しており
先々週からの下落局面に比べると、物足りない商いでの続伸なので
JQと2部はともかく、マザについてはシンプルに
先々週の下落局面を上回る商いを伴った上昇が連続するまでは、
いわゆる下落局面で商いが膨らみ、上昇局面では商いが減少する
という下げゴリ(資金流出)モードから脱していないと判断し
値動きを把握している個別銘柄以外は、警戒モードを維持しておきましょう

海の向こうと主力大型株が商いの伴わないガス抜きモード程度であれば、
むしろ新興市場には追い風となりますが、
もしゴリゴリのリスクオフモードになると、新興市場も避けられないので
主役の米国と国内の主力大型株の動きが明確になるまでは、
慎重に構えておいた方がいいでしょう。

ちなみに新興市場を取り巻く環境としては、
国会は野党とスクールウォーズのせいで停滞中ではありますが、
政策やテーマに絡む官民イベントは来週も含めて今後も盛り沢山なので、
まだ好環境が続いていると、懲りずに見ているのですが・・・

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4月中旬以降も見据えつつ
こんばんはです。

昨日の日本株は海の向こうに比べて大幅安となったことで、
国内政治が原因じゃないのか?なんて見方もありましたが、
本日の日本株は海の向こうに比べて堅調とも言える展開となり、
国内政治が原因だと言う見方は一日にして忘却の彼方へ・・・

様々な意見があったり、自分も含めて相場の見方や解釈は千差万別ですから
別に構わないのですが、余りにも変わり身が早過ぎるので、
置き去りにされてしまいそうです(笑)

とりあえず国内独自の要因としては、政治もあるのかもしれませんが、
本日の権利取最終売買日を含め、3月期末は年度末でもありますので、
海の向こうとは異なる国内独自の動きがあり、
本日は握りっ屁(配当再投資)やら最後っ屁(リバランス)が入り、
商いも多少は膨らみましたが、売買代金は2.4兆円程度でおます・・・

昨夜の英国を見ていると、一応、市場では周知済ではあるものの、
EUから正式な離脱通知を明日に控えているからなのか、
スットコドッコイランドがまたしても独立に動き始め、
今夜にも議会で住民投票実施の採決を控えているからなのか、
これら英国独自のイベントを控えているからこそ、
英国はそれなりに商いも膨らんだのですが、それに比べて我が国の商いは、
配当取りや握りっ屁や最後っ屁があった割にイマイチ・・・

やはり我が国としては、本日に限っては国内独自の要因が多少はあれど、
主役の米国を始めとする海の向こう次第という状況が続いていると言えます。

ちなみに米国・・・いや、その前に英国ですが、
明日のEUとのゲス離婚会見(宣言)は、市場では今さらネタですが
一方的に離婚された側のEUは、宣言を受けてから48時間以内に、
2年掛けて行われる予定の離婚交渉(離脱交渉)の指針草案を公表予定であり
しかも市場ではほとんど話題になっていないので、
31日発表の離婚交渉の指針草案が、なにげに不気味ではあるのですが・・

言ってもEU側は、離婚を突き付けて来た英国に対して怒っており、
メルケルおばさんを始めとするEU側は、離婚交渉では甘い顔をせず、
厳しく対応すると度々言っているだけに、31日に発表される草案が、
あまりにも厳しい内容になるようだと、ブレグジットリターンズというか
真の意味でのブレグジット騒動になり兼ねないです。

そこにスットコドッコイランドが火に油を注ぐと、大統領選を控える仏を始め
欧州でのEU離脱ドミノ懸念に再び火が点く可能性も・・・
さらに支援協議の大詰めを来週に控えるヤクザ交渉が得意なギリシャが、
騒ぎに便乗して強硬姿勢を示すようだと、政治リスクへの火に油だけでなく
財政リスクにまでが火を点けられることにもなります。

ただし、以上の流れから見ると、起点は英国ということになりますが、
足元の為替市場ではポンドショートが鬼の水準まで積み上がり、
ユーロショートは昨年来の水準まで減少しているという需給面から考えると、
ちゃっかりの英国は起点とはならず平和に通過しそうであり、
むしろユーロ圏の方がキナ臭いという見方もできます・・・
あくまで英国が起点のリスクシナリオなので
英国が起点とならなければ、何も起きないかもしれませんけどね。

とりあえずEU側が31日に発表予定の離婚交渉指針草案が、
あまりにも注目されていないからこそ、ちと不気味ということであり、
これをきっかけに火が点くと、厄介なシナリオになるかも・・という話です

ということで、依然として主役は米国ではありますが、
何やら驚くことに足元で起きているトランプマンの政策に対する横槍は、
トランプマンの暴走を許さない民主主義が機能しているからこそ・・・
という新たなポジティブ解釈が・・・

さすがに私としては同意も出来ないですし、呆れるしかないです(笑)
同意できない理由は、連日のように書いているので割愛しますが、
もし今夜以降、私が想定している需給面からのガス抜き相場入りではなく、
リスクONであったり、トランプラリーが再開することになれば
ほんまにこういったポジティブ解釈を含めた御都合解釈なのでしょう。

ただしそうなった場合は、需給面でのガス抜きが不十分である米株は、
商いを伴うことが必須であり、昨夜の米株のような薄商いでの切り返しだと、
長続きはしないでしょうから、せいぜいお化粧もある月末までかなと・・
我が国としても国内では期末&月末要因もあるので同様かと・・・

もし今夜以降、商いを伴うポジティブ解釈になるようであれば、
繰り返し書いている次のヤマ場である4月中旬から5月まで、
トランプラリー再開モードで突っ走る可能性はあります。
しつこいようですが私としては4月中旬から5月まで
ガス抜きモードが続くと見ているのですが・・・

ちなみに以前に少し触れた4月中旬から5月までのヤマ場というのは

・中旬頃 米企業決算本格化、米財務省半期為替報告書
・15日 米個人確定申告期限(好材料とも見られがちですけど)、
     米予算決議期限(現時点では期限もへったくれもないですけど)
     カリアゲクソ野郎のじいさんの誕生日
・16日 トルコ国民投票
・20日 トランプマンのハネムーン期間終了、国内企業決算ラッシュ幕開け
・23日 仏大統領選第一回投票
・25日 朝鮮人民軍創設記念日
・26-27日 日銀金融政策決定会合
・27日 ECB理事会、日露首脳会談
・28日 米17年度予算つなぎ融資期限
・29日 GW(29-30日、5月3-7日が休場)
・5月中 米予算教書発表
・5月2-3日 FOMC
・5月7日 仏大統領選第二回投票
・5月9日 韓国大統領選
・5月11日 英中銀会合
・5月11-13日 G20財務相・中央銀行総裁会議
・5月12日 国内企業決算一巡

他にも4月11日は東芝の決算提出期限、4月中旬には日米経済対話、
5月中旬は45日前ルール該当日、トランプがNATO首脳会議出席
といったものもありますが、4月中旬が一つ目のヤマ場であり、
5月のFOMCまではヤマ場が続きそうです。

そんな4月中旬以降のヤマ場は置いといて、
超目先である今夜から明後日までの注目イベントとしては、
今夜はロシア・イラン首脳会談、米1月ケース・シラー住宅価格、
米3月CB消費者信頼感、米3月リッチモンド連銀製造業、米5年債入札
イエレンFRB議長と投票権を有するダラス連銀総裁とパウエル理事の講演
明日は権利落ち日と東芝の半導体事業入札、中国建設銀行決算、
英政府のEU離脱通知予定日、アラブ首脳会議、週間原油在庫、
投票権を有するシカゴ連銀エバンス総裁の講演、米7年債入札
ハワイ州が入国制限措置の差止を延長する申し立ての審問
明後日の寄り前は特にないです。

ということで、私の見方としてはガス抜きモード継続と見ておりますが、
明日のスタンスとしては、特に変更はないですが・・・

持ち越し短期勝負の方については、トランプ政策への懸念動向が重要ですが
シンプルに市場の動きとして、米株安、米債券高、ドル安(油安も)、
というトランプラリー反転(巻き戻し)の動きが継続しているならば、
何かをきっかけにトランプ政策への期待が回復するか、
シンプルに商いの伴った米株高、米債券安(米金利上昇)ドル高、油高
というトランプラリー&油高ラリー(日本は株高円安)の再開となるまでは
その日限りの勝負に留めておくのが無難です。
現状はガス抜きが不十分な米株の動きと商いが特に重要でおます。

腰を据えて構えている方については、主役である米国市場が、
現時点では明確な動きではないので、見極めてから動いてもいいのですが、
明日の場中から米株先物安を含むトランプラリーの巻き戻しモードとなり
さらに原油安、我が国では円高と商いの伴った株安
という明らかなゴリゴリリスクオフモードとなれば、
次のヤマ場である4月中旬から5月まで続く可能性は高いので
用心のために明日で一旦撤退するのもありです。

腰を据えて新たに参戦する方についても、腰を据えるのであればこそ、
米国市場の動き見極めてから判断した方がいいですし
この時期特有の期末&月末要因の動きもあるので、
明日が余程の商いを伴ったトランプラリー&油高ラリー(日本は株高円安)
とならない限り、新たな参戦は控えておきましょう。
割安中小型で腰を据える方も同様です。

新興市場については、先週末は続伸で終えたものの、
先々週からの下落局面に比べると、物足りない商いでの続伸であり
昨日は大幅安ながら商いが減少、本日は反発も商いが更に減少しているので
シンプルに先々週の下落局面を上回る商いを伴った上昇が連続するまでは、
いわゆる下落局面で商いが膨らみ、上昇局面では商いが減少する
という下げゴリ(資金流出)モードから脱していないと判断し(特にマザ)
値動きを把握している個別銘柄以外では、慎重に動きましょう。
(JQと2部はやや脱しつつありますが・・・)
一応、海の向こうと主力大型株が商いの伴わないガス抜きモードであれば、
むしろ新興市場には追い風となりますが、
もしゴリゴリのリスクオフモードになると、新興市場も避けられないので
今夜以降の主役の米国を含む国内外の動きを見極めるまでは、
慎重に構えておいた方がいいでしょう。

ちなみに新興市場を取り巻く環境としては、
国会は野党とスクールウォーズのせいで停滞中ではありますが、
政策やテーマに絡む官民イベントは来週も含めて今後も盛り沢山なので、
まだ好環境が続いていると、懲りずに見ているのですが・・・
とにかく現状は新興市場であろうとも今夜以降の海の向こう次第ではあります

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結局は米国次第、トランプマン次第が継続中
こんばんはです。

本日は我が国だけが大幅安となり、日本の政治が原因だそうですか・・・
アジア新興国にとってはドル安バンザーイであるのに対し、
日本にとってはドル安円高カンベンしてですから、
アジア時間においては、日本だけが大幅安というのは妥当だと思いますし
そもそも日本株は世界の景気敏感株ですから、見慣れた光景でもあり、
ほんまに日本の政治が原因なのかは疑問ではあります。

もし森友学園問題で安倍ちゃんマンが退陣なんてことになれば、
世界が堅調であろうと、世界の景気敏感株であろうと、
日本株は総員撤退状態へと陥りますが、世論調査を見る限り、
森友学園問題に対する説明が不十分だとの解答が多かろうとも、
世界的にも「スクールスキャンダル」と報じられていようとも、
安倍ちゃんマンの支持率自体は落ちていないので、
違法性が認められて支持率も関係なく辞めざるを得ない状況に陥らない限り、
本日の日本株の弱さは、日本の政治が原因とも思えないのですが・・・

そもそも単純に市場の動きから判断すると・・・

米株がドル安(米債券高)を御都合解釈せずに売られることになれば、
結果的に先進国は債券買い株売り(日本も円高で債券買い、株売り)
新興国株はドル安通貨高の恩恵もあって底堅い展開となり、
さらに原油を始め商品までが、ドル安にも関わらず売られることになれば
先進国も新興国もへったくれも無く、世界的なリスクオフとなり、
いわゆるトランプラリー&油高ラリー(米債券安・ドル高・米株高、油高)が
全て巻き戻す動きになるということになります。
(日本はリスクオフで円高が更に加速し、株安、債券高もさらに加速)

一方、米株がドル安(米債券高)を御都合解釈して買われることになれば、
新興国は素直にドル安通貨高の恩恵で堅調な展開となり、
金融緩和真っ只中の日欧は堅調ながらも通貨高が重石でやや劣ることになり、
(日本は円高ながら崩れずに踏ん張るというやつです)
さらに原油を含む商品がドル安を好感して堅調な展開となれば、
米・新興国はさらに強くなり、日欧も引っ張られることにはなり、
現状での御都合解釈リスクオンということになります。
(日本は円高ながらも米株に引っ張られてそれなりに上昇)

もしくはトランプラリー&油高ラリー(米債券安・ドル高・米株高、油高)が
全て再開する動きとなれば、新興国株はドル高通貨安が重石になるものの
少なくとも日米欧の先進国はリスクオン状態となります。
(日本は円安株高ラリー再開)

以上の通りなので、日本だけが弱いというのは政治と言うよりも
現状の市場(マネー)の動き通りというだけと言えます。

そしてそれを引き起こしているのが(起点となっているのは)、
トランプマンの政策を含む米国の政治動向なのか、
利上げ姿勢のイエレンおばさん率いるFRBなのか、それとも両方なのか、
いずれが原因にせよ市場の動きから見る限り、米国が原因と言えます。

しかも米国市場の需給環境を見る限り、
積み上がっていた米債券(売り)、ドル(買い)、原油(買い)の各ポジは
足元でガス抜きが進んだものの、米株(買い)だけは、
ガス抜きが不十分・・・というか、ほとんど進んでおらず、
割高感も払拭されていない状況です。

そんな米株の需給面、バリュー面での過熱状態を無視(呑み込む)するには
現時点でも堅調な米景気と米企業業績が、さらに拡大することであり、
それの期待を形成するのが、ほぼトランプマンの政策への期待なので、、
(現状のFRBはブレーキ役の要素が大きいので)
そんな期待を背景として米株の商いが膨らまないと呑み込めないですし、
先週末に起きたトランプマンの看板政策の一つであるオバマケア代替法案が
米議会を通過せず、しかも身内(共和党)の反対で撤回されたことは、
他のトランプマン政策への実現性に対する疑念が高まることになります。

市場では他の看板政策でもある税制改革等を前倒しで着手できるとか、
他の政策は議会で紛糾せずに通過するとのポジティブ解釈もありますが、
連日のように繰り返し書いている通り、トランプマンの政策期待というのは
いくらマスコミがハネムーンを無視して反トランプキャンペーンやろうとも
それなりに支持率があったからこそ、強権や力技も通用したので、
現状の議会運営において必須とも言える支持率の低下は、
どっかの国の野党の様な反トランプ勢力の利害を超えた感情やアレルギー
議会を通さない大統領令すらも司法から横槍が入る・・・といった、
トランプマンには何も実現できない・実現させないキャンペーンの拡大を
招く恐れがあるということです。

だけに、未だ根強い市場でのポジティブ解釈が理解できないです・・・
ポジティブ解釈ではなく、市場での大人の都合だったとしても、
少なくとも米株は先週末の騒動をきっかけに、
巻き戻しのガス抜きしてもおかしくない状況ですからね・・・

とにかくウダウダ言ったところで、
答えや解釈は市場が出してくれるでしょうから、
少なくとも今夜の米国市場の動きを見ないことにはわかりませんけど、
現時点ではポジティブではなく、ネガティブなガス抜き(巻き戻し)となり
次の大きなヤマ場である4月中旬から5月までは、
多少の反発はあれど、ガス抜きモードが続くと見ております。

とは言いながらも、本日の日本株は朝だけの大幅安であり、
しかも薄商い(約2兆円)と本気の売りパワーも乏しく、
さらに明日は新月であり、3月期の権利取り最終日でもあり、
その後は配当再投資とか月末に向けた期末&年度末のお化粧もあるので、
多少の反発ではなく、本格反発となる可能性も無きにしも非ずですが(笑)

とにかく今夜以降の米国市場の動き、特に米株の動きが重要であり、
トランプマン政策の期待が回復しないまま、大して商いも膨らまないままで
明日から月末まで株高となるようだと、
単純に4月(来週)以降が危うくなるだけと言えます。

ちなみに明日の新月、権利取り最終日を含め、
今夜から明後日の寄り前までという超目先の注目イベントとしては
トランプマン政策への懸念動向が最も重要であることに変わりはないですが
今夜は米2月ダラス連銀製造業活動指数、米2年債入札、
投票権を有するシカゴ連銀総裁とダラス連銀総裁の講演、
トルコではエルドアンの独裁強化の是非を問う国民投票の在外投票開始、
明日はニトリ決算、中国農業銀行決算、ロシア・イラン首脳会談
米1月ケース・シラー住宅価格、米3月CB消費者信頼感指数
米3月リッチモンド連銀製造業指、数米5年債入札、
イエレンFRB議長と投票権を有するダラス連銀総裁とパウエル理事の講演
明後日の寄り前は特にないですが、権利落ち日と東芝の半導体事業入札
といったところです。

ということで、明日のスタンスについては、基本的に変わりませんけど・・

持ち越し短期勝負の方については、先週末のオバマケア代替法案撤回を受けて
トランプ政策への懸念を反映する様な米株安、米債券高、ドル安(油安も)、
いわゆるトランプラリー反転(巻き戻し)の動きが継続しているならば、
この時期特有の配当狙いや月末といった動きを狙う方はともかくとして
トランプ政策への期待が何かをきっかけに回復するか、
シンプルに商いの伴った米株高、米債券安(米金利上昇)ドル高、油高
というトランプラリー&油高ラリー(日本は株高円安)の再開となるまでは
その日限りの勝負に留めておくのが無難です。
しつこいようですが現状は特に米株の動きと商いが重要でおます。

腰を据えて構えている方については、今夜以降の米国市場が、
明確な動きになるのかどうかを見極めてから動いてもいいのですが、
明日の場中から米株先物安を含むトランプラリーの巻き戻しモードとなり
さらに原油安、我が国では円高と商いの伴った株安
という明らかなゴリゴリリスクオフモードとなれば、
次のヤマ場である4月中旬から5月まで続く可能性は高いので
用心のために明日で一旦撤退するのもありです。

腰を据えて新たに参戦する方についても、腰を据えるのであればこそ、
今夜以降の米国市場の動き見極めてから判断した方がいいですし
この時期特有の配当狙いや月末といった動きもあるので、
明日が余程の商いを伴ったトランプラリー&油高ラリー(日本は株高円安)
とならない限り、新たな参戦は控えておきましょう。
割安中小型で腰を据える方も同様です。

新興市場については、先週末は続伸で終えたものの、
先々週からの下落局面に比べると、物足りない商いでの続伸であり
かといって本日も大幅安ながら商いが減少していたりもしますが、
シンプルに商いを伴った上昇が連続するまでは、
いわゆる下落局面で商いが膨らみ、上昇局面では商いが減少する
という下げゴリ(資金流出)モードから脱していないと判断し、
値動きを把握している個別銘柄以外では、慎重に動きましょう。
一応、海の向こうと主力大型株が商いの伴わないガス抜きモードであれば、
むしろ新興市場には追い風となりますが、
もしゴリゴリのリスクオフモードになると、新興市場も避けられないので
明日は・・・というか今夜以降の国内外の動きを見極めるまでは、
慎重に構えておいた方がいいでしょう。

ちなみに新興市場を取り巻く環境としては、
国会は野党とスクールウォーズのせいで停滞中ではありますが、
政策やテーマに絡む官民イベントは今後も盛り沢山なので、
まだ好環境が続いていると、懲りずに見ているのですが・・・
とにかく現状は新興市場であろうとも今夜以降の米国次第ではあります

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週末のポジティブ解釈と今週の焦点の見極め
おはようございます。

トランプマン渾身の公約の一つでもあるオバマケア代替法案を巡る騒動は、
否決されたわけではないのですが、党内の意見を取りまとめることが出来ず
トランプマン自らが法案を撤回し、次は税制改革だと言っております・・・
いやいや・・・まぁツッコミを入れるのは後にして、
まずは週末状況から振り返っておきます。

★オバマケア代替法案のドタバタ劇を経た週末状況

・米国

騒動の舞台である米市場の反応は、撤回が決まった直後はネガティブに反応し
米株安、米債券高(米金利低下)、ドル安
というトランプラリーの巻き戻しの動きとなったものの一時的な反応に留まり
引けに掛けては米株高、米債券安、ドル高と切り返す動きとなり、
最終的に米株はマチマチ、米債券とドルはほぼ横ばいで終えており、
米株の商いも一日としては薄商いだったものの、
引けに掛けての切り返し局面ではそれなりに商いも伴っております。
VIXも法案撤回後に急低下、安全資産の金も下落しているので、
週末の引け味としてはポジティブに受け止めている動きではあります。

・原油及び商品

米株と共に市場の空気を決めることに加え、マネー潤滑油でもある原油は、
5日ぶりの反発となりましたが薄商いであり、
そもそも法案撤回が決まる前から切り返していたので、
法案云々と言うよりは、足元で原油の買いポジが昨年末水準まで減少したので
需給に則した動きと自律反発も加わった動きと言えますが、
本日も開催中の産油国減産順守監視委を意識した動きもあるかもしれまへん
昨日発表された産油国を嘲笑うかのような米国の掘削リグ稼働数の増加は
やや気掛かりではありますが・・・

他の商品についても、プラチナは金に近い動きでしたが、
概ね原油と同様、法案云々の動きは見られません。

・新興国

そんな商品とドルの動きが大きく影響する資源国・新興国は、
現状としては中東産油国や相変わらずのトルコ、フィリピンが、
ややよろしくないだけで、概ね落ち着いているのですが、
昨夜のオバマケア代替法案の撤回を受けて、
来週以降の米国市場というかドル、そして原油を始めとする商品が、
どう動くのか次第と言えます。

・中国

中国は相変わらずキナ臭い胡散臭いリスクは燻っておりますが、
強権発動と情報操作が可能な独裁政治と自由化されていない市場のせいで、
真の姿は見えず、警戒していてもキリがないので、
事が起きてから対応するしかないのですが・・・
現状はインチキであろうとも市場の動きで判断するしかないので
人民元(外貨準備高も含む)とSHIBORが胡散臭いものの、
上海株は昨年来高値に迫る堅調ぶりであり(債券も堅調)、
落ち着いていると判断するしかないです(笑)

・欧州

欧州市場は現物が薄商いの中、マチマチで引けていたものの
欧州各国の先物は米国と同様、引け味としては切り返しを見せております。
ただし欧州債券は米国とは異なり、債券高のままなので、
金融政策通りと言えばそれまでですが、
法案云々での引けに掛けての動きは特に見えず、ユーロ高も続いており、
動きとしてはチグハグなので、単に需給に則した動きと言えそうです。
少なくとも騒がれている政治リスクや財政リスクは、
積み上がったポンドショートや1年ぶり低水準のユーロショートが
反映しているとも言えますが、債券は過去の騒ぎに比べると大したこともなく
株価は堅調過ぎるので、騒ぎの割にリスクは感じられない動きでおます

・日本

シカゴ日経平均先物は小幅安で終えているものの
米国市場と同様、引け味としては切り返しを見せており、
為替も引け味としては円安で終えております。
現在の国内環境の詳細は後述します。

★今週について

以上の通り、オバマケア代替法案の撤回が決まったあとの動きとしては、
我が国と欧州の先物は引け味が良く終えており、
原油は騒動にはあまり関係なく堅調(他の商品も落ち着いている)
資源国・新興国、中国も落ち着いており、
市場の主役でもあり騒動の舞台でもあった米国は、
ポジティブ解釈かのように引け味の良い動きで終えております・・・

何やら市場では最も待ち望んでいる減税を含む税制改革が、
当初は遅れることを織り込んでいたので、早まることはポジティブだとか、
税制改革や規制改革は複雑ではなく実行可能だとか、
ということでポジティブ解釈になっているようですが、ホンマかいな(笑)

冒頭でも書いた通り、トランプマン政策の中の単なる一つではなく
看板政策の一つが、しかも身内のせいで議会を通らなかったのですからね。

これまではトランプマンの支持率が、歴代大統領よりは低いとは言え、
大統領選の得票率とほぼ一致するような支持率は維持しており、
しかも支持しているのは熱狂的な弱者と言われる支持者でもあったので
支持率(世論)を背景に党内も議会もねじ伏せる力はあったでしょうけど、
逆に不支持の反トランプマン勢力は、熱狂的・・・いや感情的と言えるほど
トランプマンを毛嫌いしているだけに、支持率が低下している現状では
世論を恐れて議会で反対することも躊躇しない流れとなりそうです。

そもそも感情は全てを上回るので、利害はそっちのけで感情任せに反対し
トランプマンを引き摺り下ろす・・・いや、少なくともダメージを与える
という目的で、どっかの国の野党議員のように、米国の野党だけではなく
身内すらも何でも反対という動きが加速する可能性は大いにあり得ます。

ただでさえ議会とは関係ない大統領令ですら、司法からの横槍が入り、
司法に訴えれば差止できるのでは・・・という流れも台頭しつつあるだけに
週末のオバマケア代替法案が撤回されたことに対して、
果たしてポジティブな解釈をしてよいのでしょうか・・・(笑)

個人的にはトランプマンに頑張って欲しいとは思ってますが、
さすがに今回は良からぬ動きが加速するきっかけになるとしか・・・

そんな動きを後押しするとも言える足元の米国市場の需給環境ですが、
21日時点ながらを確認すると、ドル買いポジはやや増加したものの、
相変わらず過熱とは言えない水準であり
米債券売りのポジは大統領選直後の水準まで低下しており、
米債券とドルはトランプラリー(米債券安・ドル高)再開の余地はありますが
米株買いのポジは昨年の水準まで積み上がる余地が多少はあれど、
依然として大して減少しておらず過熱水準であり、
バリュー面においても割高水準ではありますので、
米株がこれらの需給環境や割高感を無視して駆け上がれるのかどうかは、
足元で堅調な米景気と米企業業績が、さらに拡大をすることへの期待であり
その期待を後押しするのがトランプマンの政策への期待でもありますから、
これらの期待が膨らめば割高感も和らぐことになり、
さらにこれまでを上回る商いへと膨らめば、足元の需給環境も呑み込めますが
期待だけが膨らんだとしても、商いが膨らまないようだと、
米債券とドルがトランプラリー(米債券安・ドル高)再開の動きになろうとも
米株は利上げが重石だとか口実をこじ付けられ、
大人の都合でもある需給に則した動き(米株のガス抜き)となりそうです。

ちなみに原油の買いポジは足元で減少しているものの、まだ高水準であり
為替については、ユーロとポンドは欧州の項で書いた通りですが、
円売りポジについては急増した先週から僅かに減少している程度なので、
巻き戻し(円高)余地が大きいと言えます。

その他の国内の需給環境については、海の向こうと違って過熱しておらず
日本株はバリュー面においても、肝心なのは来期業績ではあるものの、
四季報等の来期業績見通しを含めても割高とは言えず、
(企業想定為替レートから見ても現状の円高水準は影響ないです)
国内のマクロ環境においても米欧に比べると見劣りするものの悪くないので
現状の国内環境としては、円売りポジの積み上がりと、
海の向こうとは毛色の違う政治スキャンダルがやや気掛かりという感じです。

かといって国内独自の好材料は、為替以外の需給面(期末配当物色も含む)
バリュー面くらいなので、世界の景気敏感株でもある日本株としては、
主役の米国を始めとする海の向こう次第という状況が続いていると言えます。

以上の通りなので今週としては、
欧州や中国のリスクが燻っていたり、国内の政治コント等はあるものの
市場の動きでの焦点は、米株動向と米株の商いであり、
心理面ではトランプ政策に対する期待が持続・拡大するのかが焦点です

そしてこれらの焦点に関わりそうな今週のイベントであったり、
市場が動くきっかけになりそうな今週のイベントとしては、
詳細は前記事に貼ってある今週のスケジュールを御参照頂くとして、
その中からピックアップすると以下の通りです。

 27日 17年度予算案採決、金融政策決定会合における主な意見
     中国2月工業利益、独3月IFO企業景況感指数
     ラウテンシュレーガーECB理事会見
     米2月ダラス連銀製造業活動指数、米2年債入札
     FOMCで投票権を有するシカゴ連銀総裁とダラス連銀総裁の講演
 28日 新月3月期決算銘柄の権利付最終売買日、ニトリ決算
     中国農業銀行決算、ロシア・イラン首脳会議
     米1月ケース・シラー住宅価格、米3月消費者信頼感
     イエレンFRB議長講演米5年債入札
     FOMCで投票権を有するダラス連銀総裁とパウエル理事の講演
 29日 3月期決算銘柄の権利落ち日
     アラブ首脳会議、米週間原油在庫、中国建設銀行決算
     英政府のEU離脱通知、米2月中古住宅販売保留指数
     FOMCで投票権を有するシカゴ連銀総裁の講演、米7年債入札
     ハワイ州での入国制限措置の差止命令の延長申し立て審問
 30日 日露戦略対話、2年債入札、東芝臨時株主総会
     中国工商銀行決算、ティラーソン米国務長官がトルコ訪問、
     独3月消費者物価指数・速報値
     米10-12期GDP・確定値、米・デンマーク首脳会談
     FOMCで投票権を有するダラス連銀総裁の講演
     メキシコ中銀政策金利発表
 31日 月末、プレミアムフライデー
     2月消費支出、2月消費者物価、2月鉱工業生産、2月住宅着工
     中国3月製造業PMI&非製造業PMI、中国銀行決算
     英10-12期GDP・確定値、ユーロ圏3月消費者物価
     英EU離脱通知を受けたEU側の交渉指針草案を公表
     米2月個人消費支出、米3月シカゴ購買部協会景気指、リグ稼働数
     FOMCで投票権を有するミネアポリス連銀総裁の講演
  1日 中国3月財新・製造業PMI
  2日 中国清明節(2-4日)

 週を通して 国内政治スキャンダル動向、国内IPOラッシュ
       中国、北朝鮮、欧州(政治&財政)テロといった各リスク
       トランプマンの議会運営&政策実行力への懸念
       米国通商代表部が外国貿易障壁報告書発表(月末予定)

見ての通り、多めにピックアップしたものの、
これといった大きなイベントがないからこそではあるので、
(一応、色付けしているイベントは注目ですけどね)
まずは先に述べた焦点が週明けにどうなるのかでおます。

私としては週末のポジティブ解釈が未だ理解できないので、
トランプラリーの巻き戻しであるガス抜きモード(日本は円高株安)が
今週も継続することになり、次のヤマ場である4月中旬から5月までは
続くと見ておりますが・・・ただし過去の需給環境と比べると、
大統領選以降の上昇分を帳消しする程の暴落はないと見ております。
(もしトランプマンよりも安倍ちゃんマンが退陣すると有り得ますけどw)

ということで、明日のスタンスについては・・・

持ち越し短期勝負の方については、以上の通り、
オバマケア代替法案の撤回を受けた先週末の市場の動きである
米債券安(米金利上昇)ドル高、米株高、油高
いわゆるトランプラリー&油高ラリーが継続するのか・・・
というシンプルな見方でもいいのですが、市場の焦点としては
心理面での法案撤回でのポジティブ解釈によるトランプ政策期待の継続・拡大
市場の動きとしては米株の動きと米株の商いが焦点ですから、
明日は米株の先物が堅調であれば、リスク覚悟で勝負するのもありですが、
明晩の米国市場を見極めてからの方が無難でおます。

腰を据えて構えている方については、
明晩の米国市場を見極めてから判断すればいいでしょう。
ただし明日の場中から米株先物を含めトランプラリーの巻き戻しモードとなり
さらに原油安、我が国では円高と商いの伴った株安
という明らかなゴリゴリリスクオフモードとなれば、先にも述べた通り、
次のヤマ場である4月中旬から5月まで続く可能性は高いので
用心のために明日で一旦撤退するのもありです。

腰を据えて新たに参戦する方についても、腰を据えるのであればこそ、
明晩の米国市場を見極めてから判断した方がいいので、
明日がポジティブ解釈継続な動きになろうとも、
新たな参戦は控えておきましょう。
割安中小型で腰を据える方も同様です。

新興市場については、先週末は続伸で終えたものの、
先々週からの下落局面に比べると、物足りない商いでの続伸なので、
シンプルに商いを伴った上昇が連続するまでは、
いわゆる下落局面で商いが膨らみ、上昇局面では商いが減少する
という下げゴリ(資金流出)モードから脱していないと判断し、
値動きを把握している個別銘柄以外では、慎重に動きましょう。
一応、海の向こうと主力大型株は、週明けの米国次第では、
商いの伴わないガス抜きモードであれば、むしろ新興市場には追い風になれど
もしゴリゴリのリスクオフモードになると、新興市場も避けられないので
明日は・・というか明晩の米国市場を見極めるまでは慎重に動きましょう。

ちなみに新興市場を取り巻く環境としては、
国会は野党とスクールウォーズのせいで停滞中ではありますが、
政策やテーマに絡む官民イベントは今後も盛り沢山なので、
まだ好環境が続いているとは見ておりますけどね。

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