不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
ザックリ週末とコッペパン
こんにちはです。

本日はいつもの如く、近所の吹き溜まり喫茶店へモーニングを食べに行くと
この店を巣にしている当ブログでお馴染みの大証2部オヤジ・・・
いや、鈴虫ブローカーオヤジは土曜日だからなのか居なかったので、
ドイツ銀行や中国のことを騒いでいるのではと期待していた私としては、
ちと残念に思いながらモーニングを注文し、
鈴虫オヤジの話に聞き耳を立てる必要も無いので、
いつもとは違う吹き溜まり感の薄い窓際の席へ・・・

しばらくすると看板おばさんであるジャガイモに割り箸を突き刺したような
ユルキャラ体型のジャガ箸さんが、モーニングを運んで来たのですが、
トーストのモーニングを頼んだはずなのに、
なぜか昭和テイストな巨大なコッペパンが皿の上に横たわっており、
それに対する説明も無く立ち去るジャガ箸・・・

あまりにも当然の様に立ち去るので、
そういや昔、給食のパンが変わることもあったなぁ・・・
と懐かしみながら受入れてしまいそうでしたが、ジャガ箸さんを呼び止め

「トーストじゃなくて?」と聞くと、
「今日はコッペパンにしといたわ、アハハハハ」と笑い飛ばされ、
「あ、そうなんや、コッペパンブームやしな、ガハハハハ」

とテキトーに合わせて、王者の風格で受け入れるボクちん・・・
結局、理由はわからないままというか聞いても大した理由もないやろうから
気にせずに久し振りのコッペパンにちょっと感動しながら、
窓の外を眺めながら食べていると・・・

遠くからトレードマックであるインナーサークルのようなハットを被り、
年がら年中変わらない赤シャツ、パンタロン風のちんちくりんスラックス
というイカしたカリスマダフ屋スタイルの大証2部オヤジの姿が・・・
しかもチャリンコに乗っており、よく見ると前輪が2つあるチャリンコ・・
その奇妙な姿に思わずコーヒーを吹き出しそうになりましたが、
そういえば最近、店の前にそのチャリンコが置いてたのは、
てっきりジャガ箸マシンかと思っていたら、
大証2部オヤジのチャリンコだったのかと改めて気付くことに・・・

そして店の前で奇妙なチャリンコからヨタヨタしながら降りて店にカチ込み
「カツサンドちょうだい」と相変わらず朝からパワフルな注文・・・

今日は店に来ないと思い、窓際に座ってしまったので、
大証2部オヤジの指定席からは距離が空いてしまい、
聞き耳を立てることには難しい状況に・・・

まぁでも今日は弟子を引き連れずに単独で来ているので、
独り言でも話さない限り、聞き耳を立てる必要もないなと思い、
横目でチラ見しながらコッぺパンモーニングを食べていると・・・

大証2部オヤジの元へカツサンドが運ばれて来たのですが、
トーストではなくコッペパンに挟まれた豪快なカツサンドが・・・
しかしながらスポーツ新聞を読んでいる大証2部オヤジは気付かずに、
「おおきに」と一言・・・何事も無かったかのように立ち去るジャガ箸・・

さすがに様変わりしたカツサンドに何か言うだろうと思っていたら、
スポーツ新聞を畳んでテーブルの上に置かれたカツサンドを見ても、
ピクリとも反応もせずにパクつく大証2部オヤジ・・・

この一週間は日替わりでカツサンドとカツカレーを食っていたので、
さすがに変化には気付くだろうと思っていたのですが、
もしかして気付いてないのか?そんなことは気にしないのか?ボケた?
とにかくコッペパンカツサンドには動じることも無く、
その後も独り言を言う事も無く、私も聞き耳を立てずに過ごしました。

ここ最近は定番の中国に対する危ないぞトークはなく、
ドイツ銀行に対する危ないトークも無く、
日銀に対する悪口を言っていた程度であり、
どちらかと言えば、自らのフィールドである香ばしい銘柄群の賑わいに対して
自分の意に沿わない動きなのか、単に乗り遅れているからなのか、
ブツクサとボヤいていることが多いという感じでした。

そして結局はなぜコッペパンになったのかを帰り際にジャガ箸さんに聞くと、
特に意味はないらしく、中国出身のマスターが気まぐれで仕入れただけとか。


さてさて、そんなどうでもいいコッペパン話は置いといて、
昨夜の海の向こうですが、ドイツパン・・・
ではなくドイツ銀行に対する懸念が和らいだそうです(笑)

何やらMBSの不正販売に対する米司法省からの制裁金が、
当初の140億ドルから50億ドルへと大幅に減額されるとの観測があり
近々発表されるとの観測がきっかけだったようです・・・

ほんまかいな・・・っつうか、それだけの問題やないやろ!
と思うばかりですが、小難しいことや私がどう思おうとも、
これをきっかけにドイツ銀行の株価も回復し、CDSも低下するのであれば、
市場が落ち着くと共に疑心暗鬼という心理面が原因の信用不安が解消され、
実際に騒動自体も落ち着くことになる可能性もありますが・・・

少なくとも騒ぎが拡大する原因となったHFの資金引き上げネタだけでなく
昨夜の制裁金減額ネタも含め、全ては観測や噂に過ぎず
確実な情報は何一つないままであり、
そもそものドイツ銀行の経営状態への懸念は払拭されたわけではなく、
しかも週明けに株主説明会を開くコメルツ銀行であったり、
ドイツ銀行よりも株価もCDSも酷いと言えるイタリアや南欧の銀行もあり
まだまだアテにならないと言わざるを得ず、
しばらくは噂や観測に振り回されることが続きそうですが・・・

そしてそれらの騒動の根本的な原因は、
米国の利上げによるマネーの流れの変化ですから、
再び利上げ観測な動き(米債券安(米金利上昇)ドル高)が強くなった際、
銀行間金利の上昇と共にドイツ銀行を始め欧州金融機関の悲鳴が再燃し、
利上げが重石となる米国・資源国・新興国、産油国会合以降上げている油等も
再び悲鳴を上げるのではという懸念は払拭されたわけではないですからね。

我が国については、それらが利上げ観測で悲鳴をあげると、
せっかくの金利差拡大による円安よりもリスク回避での円高となりかねず、
かといって利上げ先送り観測による金利差縮小や、
ドイツ銀行等の騒ぎによるリスク回避での世界的な債券買い株売りとなれば
これまたリスク回避な円高となりますので、
結局は米利上げに対して、市場が耐久力を示さないことには、
リスクに対しても耐久力が無い(敏感に反応する)状況が続くことになり、
利上げ先送りや原油高等で一時的には落ち着くことがあっても、
根本的な市場の落ち着きには繋がらないと言うことです。
今さらな話ですけどね。

とりあえず昨夜のドイツ銀行への観測報道をきっかけに、
実際に市場はどう動いたのかも加味しながら、
来週の見通しについては明日の記事で改めて書きます。

引き続き、良い週末をお過ごしください。


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都合の良い油加減から再び・・・
こんばんはです。

産油国会合をきっかけに動いた原油高が、
米利上げ巡るさじ加減等のリスクを和らげるのでは・・・
という都合の良い展開が続くのではと期待したものの、
症状自体に変わりのなかった欧州金融機関リスクが、
火薬庫のドイツ銀行によってまたしても炎上することに・・・

一昨日の時点でドイツ銀行のCEOが、
「大丈夫やで」といういつか見た光景の・・・
というか、金融危機時の定番ギャグを炸裂したものの、
それに対する市場の反応としても、いつか見た光景を知っているからなのか
ドイツ銀行の株価やCDSは大して好転することも無かったので、
いよいよ危うくなって来たのか・・・
というオイニーは充満しておりましたが、
深刻な危機は米国が利上げに踏み切るか、
利上げが確実視された動き(米債券安(米金利上昇)ドル高)になるまでは、
都合の良い油加減(原油高)によって誤魔化されながら、
深刻な危機は先送りになると見ていたのですが・・

これまたいつか見た光景のように、
悪い噂が一気に拡がり(今回はHFがドイツ銀行のポジション引き揚げ等)
噂に対する真偽や出所はどうであれ、噂が拡がることで信用不安を招き、
実際に危機に陥ってしまうことで、噂であろうとも現実になる・・・
というありがちな金融危機のロジックが動き出すことになります。

どうやら渋ちんのメルケルおばさんは(ちんは無いけど)
ドイツ銀行に手を差し伸べないと言っていることが、
選挙を意識してる等々、随分と批判されていたりもしますが、
ユーロ圏は銀行監督権がECBへ移っており、
圏内の銀行が危機に陥った際に手を差し述べるのはECBだったはずでは?

しかもユーロ圏各国(各金融機関)が全員で支援することになり、
ユーロ圏に本社の無い金融機関であろうとも、圏内に支店があれば
危機の際には支援の輪に加われと言って非難轟轟となったことは
ギリシャとキプロスの危機の際に記憶しているのですが・・・

普通に考えると自国の金融機関のケツは、
その国の政府が拭くのが筋のハズであり常識なのですが
別に自国だけで拭かなくてもなくてもいい(今回の場合は独政府)
というのが金融と財政が統一されていないユーロ圏の特色?非常識?ですから
ギリシャとキプロスの騒動での取り付け騒ぎを含む銀行危機の際と同様、
まずはECBが動き、その後は鬼の預金封鎖や預金課税等の導入は、
政治家が雁首を揃えて協議するというのが大きな流れになるのでは?

その間には、昨夜のような資金の引き揚げの噂や取り付け騒ぎだとか、
極め付けはECBから夜中に現金輸送車が出発したとか・・・(笑)
債務放棄などなど、様々な噂や観測に振り回されることにはなりますが。

ということなので、ホンマにこのままドイツ銀行が深刻な危機に陥るならば、
まずは銀行監督権が移管されたECBが動くのが筋のような気もする・・・
というか、そうだった記憶があるのですが・・・

まぁでも市場にとっては、段取りがどうであろうと関係ないとは言えますが
私の記憶違いで無ければ、ECBの動向が鍵になるということです。
来週はECBが金融政策の発表がない政策理事会(5日)もあるのでね。
(もちろん独政府が自らケツを拭いてくれるのがベストですけど)

そして騒ぎの中心であるドイツ銀行だけではなく、
コメルツ銀行等の他の欧州金融機関も悲鳴を上げており、
ドイツ銀行のように株価が上場来安値を更新したり、
CDSがドイツ銀行を上回る水準の香ばしい金融機関も散見され、
特にイタリア、スペインを始め南欧の金融機関が顕著であり、
LIBORはかつてほどではないものの、ジワジワと上昇が継続中です。

米国でも不正口座問題を抱えるウェルズファーゴは13年以来の安値であり、
中国では月末と国慶節前の資金需要という扱いなのか、
明日からSDR入りとなる人民元に絡む大人の事情なのか、
相変わらず市場ではほとんど話題にはなっていないものの、
本日もSHIBORが鬼のように急騰しており(HIBORも)
月末&国慶節明けにホンマに落ち着くのか・・・
それとも国慶節の休場入りと共にSDR入りとなることで、
人民元が暴走するという新たな騒ぎが噴出するのか(笑)
単純にドイツ銀行の危機が広がれば、中国の金融機関とも密接なだけに、
現状のSHIBOR(HIBOR)は大丈夫なのかという疑問があります。

だけに中国や伊・スペインを始めとする南欧の金融機関が、
(ダークホースは良からぬ運動とバッシングの嵐のWファーゴですが)
もらいゲロや伝染しないことを願うばかりです。

とりあえず昨夜からは米英欧日の債券が買われており、
米利上げ観測の後退という要素もあるでしょうけど
いわゆる世界的な債券買い・株売りというリスクオフの動きとなっており、
為替はドル高ながらリスク回避の円ゴリラ(最強高)であり、
金とVIXも上昇しており、これまた動きとしてはリスクオフでおます。

ただし国内外共に株価は売られてはいるものの、
意外と商いが膨らんでおらず、金とVIXも危険な水準ではなく、
リスク緩和を期待できる原油もジワジワと下げているものの踏ん張っており
市場全体としての緊張感は、意外と薄いようにも思えますが・・・

深刻化への初動かもしれませんし、騒ぎの中心であるドイツ銀行をはじめ、
欧州金融機関の株価やCDS、銀行間金利(中国を含む)は、
緊張感が高まっているので、警戒するに越したことはないですけどね。

我が国も黒ダヌキ渾身のイールドカーブイジクリマンボーは、
コントロールもへったくれもなく、世界のリスクオフの債券買いに押され
たとえコントロールしていたとしても円ゴリラに見舞われているので、
黒ダヌキの金タマ政策や安倍ちゃんマンの政策どころではなく、
海の向こうのリスクや市場の動き次第という状況でおます。

実際に本日の我が国の市場の動きとしても、
債券(金利)と為替は、先週の黒ダヌキ銀行会合前の水準もへったくれもなく
株価についても日経平均は再び先週の黒ダヌキ銀行会合前の水準を割っており
会合以降に主役となって踏ん張っていたTOPIXも割れる寸前であり、
アベクロの政策よりも海の向こう次第という状況を裏付ける動きです。
(米英欧と同様、我が国も商いは薄いので、緊張感には欠けますけどね)

だからこそ週明けには日銀短観もあるので、
1ドル100円くらいの厳しい想定為替レートに設定した上で、
DI自体が堅調であるのはもちろんのこと、業績見通しも堅調であれば、
10月下旬からは企業決算も控えているだけに、
海の向こう次第ではなく、消去法で日本買い・・・なんて期待も(笑)
さらにいい加減にやめてくれとも言いたいですが、
債券、為替(介入)、株への三本の神の手(御上の手)で支えれば、
神の手以外の国内の良好な需給環境とも相まって、
我が国だけが・・・かなり強引な淡ーい期待ですけどね(笑)

まぁとにかく、ドイツ銀行等の金融機関の騒動をはじめ、
まずは海の向こうが落ち着くことです。

そして本日は週末なので、もはやつべこべ言っても仕方ないので、
今夜の海の向こうの動きを見極めた上で、改めて書きます。

良い週末をお過ごしください。


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利上げのサジ加減と油加減と都合の良い動き
こんばんはです。

何やらタイガー・ジェット・シンの国(インド)が、
アクラム・ペールワンの国(パキスタン)と場外乱闘しているとか・・・
今のところはインドの株価が下がっているだけのようですけどね。

さて、昨日はザ・シークな国の会合(産油国会合)が開催され、
プッチン・プーチンのロシアが参加していなかったり、
イラクが減産なんか知るかボケッ!と言っていたり、
減産量自体がショボ過ぎるとか、最終的な合意は11月のOPEC総会とか
色々とケチが付いたり、様々な観測が飛び交っており、危うさもありますが、
少なくとも増産凍結の合意に向けて前進したとは言えますので、
会合前までに蔓延していた物別れ観測よりはマシな結果となりました。

そんな産油国会合に加え、米週間原油サジ加減在庫の減少もあり、
昨夜はアブラ高ブラ(油が大幅反発)となり、
市場全体をリスクオンに転じさせる後押しをすることにはなりましたが、
継続は力なりなので、先に述べたケチや観測にも屈せず、
今夜以降も継続しないことには、まだまだアテにはなりまへんけどね。
(週末というか10月1日はイスラム歴の元日でもあります)

そして昨夜は利上げのサジ加減を握るイエレンおばさん(FRB議長)が、
米下院に呼び出されてヤキを・・・ではなく、証言と質疑を行い、
就任当初のようにFOMC直後にも関わらず手の平を返すということはなく
先週のFOMCと同様、年内の利上げを示唆するに留まりましたが、
市場の動きとしては、チョッピリ利上げ姿勢が強いと受け止めたのか、
米債券安(米金利上昇)となりました。

ただし為替市場はドル高とはならず、ややドル安でしたので、
利上げのサジ加減に対する市場の見方としては、チグハグな動きであり、
見方によっては・・・というか米株を始め資源国、新興国、原油、商品、
といった利上げ(ドル高)が重石になる面々にとっては、
米債券安(米金利上昇)にも関わらずドル安という動きは、
随分と都合が良すぎるとも言えるだけに、
果たしていつまで続くのやらというアテにならない動きではあります。

米国はトランプリスクも抱える米大統領選を控えているだけに、
都合の良すぎる動きを続けるのか・・・という気がしなくもないですが、
ドルと共に市場のリスクON・OFFスイッチも担う原油が、
今夜以降も堅調を維持するようだと、あり得なくもないですし、
もし昨夜のような米債券安・ドル安という都合のよすぎるチグハグではなく
利上げ観測な米債券安・ドル高になったとしても、
原油の堅調が継続するのであれば、米株、資源国、新興国、原油、商品
といった利上げ(ドル高)重石軍団の悲鳴を和らげることにはなります。

そうなるとドス黒い銀行の奇策であるイールドカーブイジくりマンボーが、
思惑通りに立たすことが出来なかったとしても、
我が国にとっては、素直に円安という恩恵は受けることになり
我が国と同様、ゴリゴリの金融緩和真っ只中のユーロ圏にとっても
ユーロ安という恩恵を受けることになり、
世界的には随分と都合の良い動きになるとは言えます。

もし米債券安(米金利上昇)ドル高にはならず、
昨夜のような米債券安(米金利上昇)ながらドル安となったとしても、
さらに利上げ先送り観測な米債券高(米金利低下)ドル安となったとしても
原油が堅調であれば世界的にはリスクオンムードが高まることになるので
我が国としては現在のイールドカーブコントロール不能状態であろうと、
かつてのように我が国の債券高(金利低下)が進んでいるという状況は、
皮肉なことに日米金利差を広げることになり、
ドル安円高圧力を軽減させることにもなりますので、
ドル安・円最弱というさらに都合の良すぎる動きになる可能性もあります。

だけに・・・都合の良い展開であろうと都合の良すぎる展開であろうと、
しばらくは原油の踏ん張りが重要になってくると言えますので、
当然ながら原油が崩れると、どちらの展開の可能性も低下し、
昨日までのリスクオフなオイニーの漂う相場に舞い戻ることになりそうです。

まぁとにかく今夜以降、米利上げのさじ加減動向(米債券(米金利)ドル)が
最も重要であることに変わりは無いのですが、
昨夜の産油国会合を経たことで原油の材料としての鮮度と影響度が増したので
当面は原油が堅調であれば、米利上げのさじ加減の影響は軽減され、
都合の良い展開もしくは都合の良すぎる展開となり、
足元のイールドカーブイジクリ不能を否定するような動きも誤魔化され?
和らげられ?我が国(日本株)にも都合が良い展開を望めると言えます。

ん?何か忘れてる?

おっしゃる通り、ドイツ銀行を始めとする欧州金融機関の燻りについては、
昨日も書いた通り、何ら解決しておらず、危険なオイニーは漂ったままであり
昨夜議会証言を行ったドラギえもんのこれといったフォローもなく、
市場の動きとしても、ドイツ銀行を始め欧州金融機関株は、
昨夜は反発したもののまだまだ低迷しており、
銀行間金利(LIBOR)のジワジワ上昇も継続しているので、
こちらのリスクが火を噴いてしまうと、
上記の都合の良い展開シナリオも崩れてしまいます。

さらに本日もSHIBORはギューンと上昇しており(HIBORも)
もはや誰も気に掛けておらず、明日は週末(月末)でもあり、
来週一杯は国慶節での休場ですから、国慶節明けの再来週以降、
SHIBORが落ち着くのかどうかでおます。
明日や国慶節休暇中に何か起きたら笑うしかないですけど・・・
(1日(土)には中国のPMIが発表されます)

そして米大統領選とEU離脱ドミノリスクといった政治リスクも、
消えずに燻りが続いておりますので、横睨みはしておきましょう。
明日はオランダの下院選挙があったり、
2日(日)にはハンガリーでEUの難民割当制度の是非を問う国民投票があり
英国では保守党大会も開幕します。

以上の通り、燻ったままのリスクは消えておりませんが、
産油国会合をきっかけとした原油高によって(イエレンおばさんも)、
米利上げのサジ加減な動きの影響が和らいだことで、
昨日時点ではやや強くなっていたリスクオフなオイニー(動き)も和らぎ、
リスクオンな動きが強くなっておりますので、
明日以降も原油高を始め都合の良い(良すぎる)動きが継続するのか・・・

個人的には続くと見ておりますが、
今夜から週末に掛けてのきっかけイベントとしては、
今夜の独CPI、米GDP改定値、新規失業保険、
投票権を有するパウエルFRB理事の講演、そしてイエレンおばさんの講演
我が国では月末&週末だけでなく期末となる明日は(1日は新月も)
黒ちゃんの物価見通しを照合するCPI等の月末恒例の国内経済指標
何気に注目とも言える為替介入実績、
中国では財新製造業PMI(国慶節入りの1日には政府版PMIも発表)
欧州では英GDP改定値、ユーロ圏CPI、先に述べた政治イベント、
米国では個人消費支出(コアPCEデフレータも)、リグ稼働数
といったところなので、都合の良い動きは続きそうですが・・・

ということで、明日のスタンスとしては、
週末&月末&期末跨ぎとなるので(新月も)、改めて書きますと・・・

持ち越し短期勝負の方については、以上の様な小難しい背景を頭に描きつつも
超シンプルに判断するならば、原油が崩れずに円安となっていれば
勝負すればいいですが、出来れば米債券とドルの動きも見ながら、
先に述べた都合の良い展開なのか良すぎる展開なのかは見ておきましょう

もし原油が崩れてしまったら、昨日までの判断基準で動けばいいので、
動きの判断基準は、米債券高(米金利低下)ドル安・円高が加速しないこと、
水準としての判断基準は、先週の黒銀会合前の水準を割っていないこと、
どちらも満たしていれば、当然ながら勝負すればいいですが、
いずれかになっているようであれば、その日限りの勝負に留めるのが無難です
現状はアベクロの三本の矢ならぬ三本の手によって市場が歪んでいるだけに、
個人的には水準を重視する方がいいとは思いますけどね。
(もちろんパワー原理主義者の私としては商いもですけどね)

腰を据えて新たに参戦する方については、
懲りずに深刻なリスクが爆発するのは米利上げに踏み切るか、
利上げ観測な動きが加速するかの展開になってからと見ており、
(足元の国内の需給環境が良好というのもありますので)
先に述べた通り、昨夜の産油国会合以降はリスクオン色が強くなっているので
参戦判断としては、短期勝負の方と同様でいいでしょう。

すでに腰を据えて王者の風格で構えている方については、
シンプルに黒銀会合前の水準を商いを伴って明確に割らない限り、
王者の風格で構えておけばいいでしょう。
もし黒銀会合前の水準を明確に割れば、いくら余裕があったとしても、
燻っているリスクの質は悪く、政治等の得体の知れないものも多いだけに
シビアに撤退してリセットするのが無難だとは思います。
中小型割安銘柄で腰を据えている方は、深刻なリスクが爆発し、
かつてのリーマンショックのような騒ぎにならない限り
個別の判断で御自由に動いてください。

新興市場で勝負する方については、本日はマザが小幅続伸ながら、
昨日に続いて商いの伴った上昇にはなりましたので、
シンプルに上げゴリモードになったと判断して、
商いの伴った下げが継続するまでは、勝負姿勢で挑めばいいでしょう。
一応、臨時国会は11月末まで続き、来週は政策に絡む官民イベントも多く
学会&ノーベル賞シーズンも迎え、新興市場の環境としては季節性も含め
懲りずに好環境を迎えるとは思ってますのでね。

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良からぬオイニーは漂ったまま・・・
こんばんはです。

米利上げのサジ加減と油のサジ加減と共に、
世界の市場を振り回しているドイツ銀行のCEOが、
「独政府への支援要請はしてまへん」と言っているそうで・・・

いつか聞いたことのある某ブラザーズのセリフと同じオイニーが漂いますが
こういうセリフは危ないからこその定番ギャグでもありますし、
自ら危ないなんて言ってしまえば、それこそ自らの首を絞めるだけに、
こう言うしかないのでしょうけど、それにしてもデジャヴのようです・・・

昨夜はドイツ銀行の株価も引けに掛けて戻し、本日も反発しておりますが、
リーマンショック以来どころか上場来安値圏から脱したわけではなく、
CDSの上昇もピッチが上がっており、
CEOのお気楽ギャグとは乖離した緊張感漂う市場の動きではあります・・

同時にドイツ銀行の陰に隠れたようになっているイタリアの銀行株も、
上場来安値を更新している銘柄が散見され(スペインもやや目立つ)
不正口座開設問題を抱える米国のウェルズファーゴについても、
米銀の中では独歩安となっており、昨夜も13年以来の安値を更新中です。

そしてLIBORについては、先週に米利上げ先送りが決まって以降は、
やや低下傾向ではありましたが、肝心?の翌日物だけは、
ジワジワと上昇が再燃しておりますので、
CDSも含め、かつてと同じオイニーのする役者が揃いつつあります・・・

ついでに得体の知れなさではナンバーワンの中国では、
本日もSHIBOR(1週間物)がギューンと上昇しており、
米利上げの先送りが決まって以降、昨日まで僅かながら低下していた翌日物が、
本日は再びギューンと上昇しており、2週間物と1カ月物についても、
やや上昇が目立ちつつあり(HIBORも高止まり中です)
週末からの国慶節を控えた資金需要なのか・・・という楽観的な推測は、
どうも説明が付かなくなりつつもあります。

以上の通り、海の向こうの金融機関を取り巻く環境が、
かつて見た光景のような動きが散見されるようになっております・・・
そんなかつてのリーマンショックのように、
サブプライムはヤバイ?いやヤバくないかも?と見方がコロコロ変わり、
ついには爆発したように、ベタな火種候補としてはドイツ銀行でしょうけど、
ある程度はリスクの規模(金額等)自体が判明しているのもありますし、
足元では話題としても大きくなっているからこそ、
市場ではよくありがちなみんなが警戒しているからこそ、
火種が爆発しないという定番の動きにもなりそうではあります。
だからこそ話題としては乏しいイタリアの銀行、
SHIBORの急騰と得体の知れなさも兼ね備えた中国の金融機関の方が、
蓋を開けたら大本命に躍り出る危うさがあるようにも思えますが・・・

いやはや・・・どうなるのやら・・と対岸の火事のように見ておりますが、
我が国の銀行についても、海の向こうのようなリスクとは異なるものの、
黒ちゃんが蒸し返したマイナス金利の深堀観測によって、
収益悪化懸念の再燃と共に、先週の黒銀会合以降の上昇分が帳消しに・・・

実際に我が国の金利は、とっくに黒銀会合前の水準よりも低下しており
先週の黒銀会合で決まったイールドカーブをイジくり倒すことで、
10年債利回りをマイナス圏から0%にまで押し上げるで~
と言った黒ちゃんのドヤ顔な奇策は、
今のところ全く機能していないと言わざるを得ないほどに、
債券がゴリゴリと買われ、マイナス金利がモグラのように深堀中です・・・

世界で誰もやったことがない奇策ですから、
これから機能するのかもしれないですけど、
今のところはイールドカーブのコントロールは出来ていないので、
賢い人達がいっているように、金利のコントロールは不可能という説が、
正しいということにもなりますが・・・
そんな定説通りの動きになるのが当たり前だとしたならば、
黒ちゃんとゆかいな仲間たちは、不可能だということを知らなかったのか?
ということにもなるだけに、それなりに確信を持っての奇策なのでは?
という気もするので、なんとも解せない話ではありますけどね(笑)

そういえば本日は安倍ちゃんの経済ブレーンである浜ジイが、
「財務省が円高を是正しないと黒い金融政策の効果が削がれる」
なんて痴ほうでも始まったようなことを言いだしているので、
昨日も書いた通り、まさか黒銀が金利をイジくりながら財務省が為替介入、
なんて無法の限りを尽くすツープラトン攻撃をお見舞いするようだと、
市場原理もへったくれもなく、中国のように無理矢理に動かせますが・・・
しかも黒銀の1日に東京ドーム2つ分の建設費に匹敵するETF買いを始め
GPIFクジラ達の日本株買いまでありますので、
我が国の市場は株、為替、債券共に神の手が入ることになり、
将来的に罰が当たること(神の手ドーピングの副作用)はともかく、
目先ではほんまにムテキングと化してしまいますが(笑)

いくらなんでもここまで狂ったことはやらないと信じたいですけど、
明後日には為替介入実績が発表され、ここ数日のおかしな為替の動きが、
まさかコッソリ介入の仕業だったことが判明すると、呆れるばかりですが、
市場はこりゃたまらんということで、円安が加速するかも知れません(笑)

以上の通り、リスクの中身は違えど、
国内外の金融機関から良からぬオイニーが漂っており、
かつて嗅いだこともあるオイニーにも似ているだけに、
しばらくは金融機関の株価はもちろんのこと、
ドイツ銀行を始めとする火種となっている金融機関のCDS、
LIBOR、SHIBOR等の銀行間金利の動きは注視しておきましょう。
本日は欧州時間に入ってからやや落ち着いた動きもありますが、
まだまだ安心できる水準には程遠いと言えます。

そしてこれら金融機関の良からぬオイニーに加え、
今夜にも結果が出る産油国会合での増産凍結協議への懸念もあるので、
世界的な債券買い・株売りという定番のリスクオフな動きとも言えますが、
世界の主役であり、マネーの流れと水位を決める米利上げのサジ加減は、
先週のFOMCで先送りが決まったこともあり、
利上げ先送りバンザーイという債券買い・株買いでもいいのでは?
とも思いますし、実際には現在(18時)はそうなっておりますが、
昨夜の動きを見るとバンザーイとなっていたのは米国、
一部の資源国・新興国だけですから、
今のところは利上げ先送りバンザーイモードよりも
リスクオフの動きの方がまだ強いと見ておいた方がいいでしょう。

このまま欧州を始めとする海の向こうの金融機関の騒ぎが落ち着き、
産油国会合で増産凍結が見送られても原油安が進行しなければ、
少なくともリスクオフから利上げ先送りバンザイモードにはなります。

ただし金融緩和真っ只中の日欧にとっては、
利上げ先送りバンザーイによる米債券高(米金利低下)ドル安の動きが、
通貨高という重石を運んで来るだけに、
海の向こうが利上げ先送りバンザーイからリスクオンへとギアが上がるか、
もしくは我が国が先に述べた三つの神の手をほんまに駆使するのかはともかく、
駆使しているような動きとなれば、
ドル安円最弱という都合の良すぎる展開も期待出来ますが・・・

とにかく現状としては、まだリスクオフ色が強いと言わざるを得ないので、
今夜のドラギえもん(ECB総裁)の独議会での証言・質疑、

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イエレンおばさん(FRB議長)の米下院での証言・質疑、

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増産凍結協議の結果が判明する産油国会合、

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これらすべてが良い結果に転べば、景色が一変することもあり得ますが・・
(一応、明日は金利イジクリ師(黒ちゃん)の講演もあります)

ということで明日のスタンスとしては、基本的に変わりはないですけど・・

持ち越し短期勝負の方については、
以上のような小難しい背景を頭に描きつつもシンプルに判断し、
動きの判断基準は、米債券高(米金利低下)ドル安・円高が加速しないこと、
水準としての判断基準は、先週の黒銀会合前の水準を割っていないこと、
どちらも満たしていれば、当然ながら勝負すればいいですが、
いずれかになっているようであれば、その日限りの勝負に留めるのが無難です
どちらの基準を重視すればいいのかといえば、
現状はアベクロの神の手によって市場が歪んでいるだけに、
個人的には水準を重視する方がいいとは思いますけどね。
(もちろんパワー原理主義者の私としては、商いもですけどね)

腰を据えて新たに参戦する方については、
懲りずに深刻なリスクが爆発するのは米利上げに踏み切るか、
利上げ観測な動きが加速するかの展開になってからと見ておりますが、
(足元の国内の需給環境が良好というのもあります)
現状の動きとしてはリスクオフ色が強いと言わざるを得ないので、
参戦判断としては、短期勝負の方と同様でいいでしょう。

すでに腰を据えて王者の風格で構えている方については、
黒銀会合前の水準を商いを伴って明確に割ってから
撤退するか王者の風格で構えておくのかを判断すればいいでしょう。
個人的には黒銀会合前の水準を明確に割れば、いくら余裕があったとしても、
燻っているリスクの質は悪く、政治等の得体の知れないものも多いだけに
シビアに撤退してリセットするのが無難だとは思います
中小型割安銘柄で腰を据えている方は、深刻なリスクが爆発し、
かつてのリーマンショックのような騒ぎにならない限り御自由にどうぞ。

新興市場で勝負する方については、以上のような小難しい背景よりも、
シンプルに商いの伴った上げが継続するまでは、
リスキーな勝負を避けるのが無難ではあります。
ただし本日は、マザが商いの伴った上昇にはなりましたので、
明日も継続するようであれば、リスキーな勝負をしてもいいでしょう。
一応、今週から臨時国会も始まり、引き続き政策に絡む官民イベントは多く
今週はチェンジをはじめとするIPOラッシュ、
今後は学会&ノーベル賞シーズンも迎え、新興市場の環境としては
懲りずに季節性も含めて好環境を迎えるとは思ってますけどね。

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一縷の望みはあるものの・・・
こんばんはです。

本日は米大統領選のTV討論会が盛り上がったのに対し、
我が国の国会での代表質問はイマイチ盛り上がらず・・・

ヒラリーおばさんの健康不安説のお株を奪うかのように
安倍ちゃんの度重なる咳込みで覇気が無かったからなのか、
市場が注目するマイナス金利等の金融政策への言及があろうとも、
鉄腕アトムのような髪型で登壇した二階のおっさんの
「黙って聞け!」という叱責で多少盛り上がった程度・・

それにしても米大統領選討論会は、よく出来たエンターテインメントというか
候補者の二人は嫌われ者同士とは言われながらも華がありますし、
市場にとってもトランプが恐怖の大王でもありますから、
ついつい見入ってしまいます。

結果的に米国の世論調査では、ヒラリーが優勢だったようですし、
実際に見ているとトランプのピエロ感も強かったと言えますが、
個人的にはヒラリーの冷静な計算高さと面白味の無さよりも、
単純にトランプの方が面白かったですけどね(笑)

ヒラリーがトランプは税金を払ってないやろと指摘をしているところに
「払っても無駄使いされるから」
と絶妙な合いの手を入れるトランプには、思わず笑ってしまいましたけどね。

まぁ米国民が決めることではありますし、
市場参加者としてはトランプがおもろくてもカンベン願いたいので、
このまま波乱が起きずにヒラリーおばさんが勝利して頂きたいものですが
何やら良からぬヒラリーネタが暴露されるとも言われているので、
まだまだ米大統領選に振り回されるかもしれませんけどね。

そんな米大統領選討論会は日本時間の本日10時からだったこともあり
昨夜の時点ではトランプリスクも燻っていたままのところに、
メルケルおばさんのスットコドイツ銀行に対する冷たい態度もあり、
今さらネタではありながらもリスクが再燃し、
ドイツ銀行株は上場来安値を更新し、CDSも上昇・・・
足元で最も低調だった伊の銀行株の中にも上場来安値を更新するものがあり、
欧州金融株全体が大きく下げることに・・・
さらにその流れが海を渡り、米金融株はまだまだ高値圏ながらも大幅安となり
不正口座問題を抱え、米株の中では独歩安となっているウェルズファーゴは、
2013年以来の安値に達しております。

そして我が国も先週の大一番であった黒銀会合にて、
イールドカーブを立たせる為の金利イジクリ作戦が発動され、
実現可能かどうかはともかく、マイナス金利に喘いでいた?邦銀にとっては
追い風になるだろうとの動きにはなっておりましたが、
昨日は黒だるま親方がマイナス金利の深堀を改めて示唆したりと、
自ら冷や水を浴びせるようなこと言ったところに、
欧州をはじめとする海の向こうの金融機関の騒ぎの再燃もあり、
本日は邦銀も大幅安で始まり、後場から戻したものの、下げたまま引けており
ついでに中国では本日もSHIBORが、
翌日物はFOMC以降からの一服が続いているものの、
1週間物はギューンと上昇しており、週末からの国慶節への資金需要なのか
それとも良からぬ燻りなのか、とにかく不穏ではあります(HIBORも)

以上の通り、欧州を始めとする世界的な金融機関のザワ付きは、
素直に金融危機の前触れのような血のニオイを感じなくもないですが・・・

そんな金融機関のザワ付きとトランプリスクも多少あったことで、
海の向こうは米英欧債券高、ドル安、円ゴリラ、油反発、金反発
米株安(薄商い)英欧株安(独大商い)新興国株安となり、
油の反発と米株の薄商い以外は、素直にリスクオフの動きであり
典型的な債券買い、株売りだと言ってしまうこともできるのですが・・・

先週の大一番だったFOMC以降は、
利上げ先送りな動き(米債券高(米金利低下)・ドル安)に対して
米株、原油、商品、資源国、新興国といった利上げが重石となる面々は、
需給材料のある原油以外は、概ね素直に好感する動きとなっていただけに、
昨夜の利上げ先送り観測な動きに対しても好感しない動きとなっているのは
欧州金融機関等の騒ぎによるリスクオフでの債券買い・株売りとも言えますが
米国が利上げどころではないドイヒーな状況という解釈となれば、
大統領選でのトランプリスクも消えたわけではないだけに、
米国主導での動きが加わる可能性もあり、気がかりではあります
(昨夜の米株は緊張感のない薄商いでの下げでしたけど)

とりあえずドイツ銀行等の欧州金融リスクは何ら解決されていないものの
本日はヒラリーが判定勝ちを収めたとのことなので、
金融機関騒動とトランプリスクのコラボだけは回避できたからなのか
昨夜からのリスクオフな動きは、多少ながら落ち着いておりましたが・・・

そして本日の我が国も、朝方は昨夜の海の向こうのリスクオフを受け継ぎ
日経平均は先週の大一番だった黒銀会合前の水準をガッツリ割り込み、
大一番以降を楽観視していた私の見方も全否定されてしまいましたが、
真の理由は不明ながら9時15分頃から円安への巻き返しが始まり、
米大統領選討論会が始まった10時頃からの円安の加速と共に、
日本株の切り返しも本格化し、トランプリスクが懸念された討論会も、
なんとかヒラリー優勢で終わったこともあり、後場からは切り返しが加速し
結果的に日経平均は140円高(0.84%高)、
TOPIXは1%高、マザーズは反発、JQと2部は続伸で終了・・・
商いも昨日よりは膨らんでおり、先週末よりもわずかに膨らんでいるので、
上げゴリモードが続いているとも言えますし、
水準的にも黒銀会合前の水準を奪還して引けており、
大一番以降の主役であるTOPIXは黒銀会合前の水準は大きく割っておらず
そして足元の国内の需給環境だけは良好であることに変わりはないだけに、
先週の大一番をきっかけとしたベタな動きは継続しているとも言えますが・・

さらにまさかとは思いますけど、黒銀が金利をイジクリ倒すと共に、
安倍ちゃんがコッソリ介入なんてことをやっていると、
世界中から日本人民共和国か!とのツッコミや非難轟々にはなれど、
債券と為替への神の手による最強の下支え策ではありますからね・・(笑)
しかも黒銀を含むクジラの株の買い支えまであるだけに・・・
まぁでも10月中旬頃には米国の何様な半期為替報告書もありますし、
大統領選前ですから、さすがに介入はやってないとは思いますけどね(笑)

とりあえず本日の踏ん張りと日本人民共和国のような下支え、
足元の国内の需給環境、海の向こうではイエレンおばさんの議会証言等々、
火消しも期待できるイベントが今後も控えているので、
まだ完全なリスクオフへ陥っているのではなく、
先週の大一番をきっかけとしたベタな楽観モードが続いているのでは?
との一縷の望みも感じなくもないですが、
再燃した欧州を始めとする金融リスクは解決されたわけではなく、
(19時現在は再燃しつつありますw)
今夜か明日には増産凍結が協議されている産油国会合の結果も控えており
TOPIXは僅かであろうとも、黒銀会合前の水準を一時的に割り込み、
今日は配当物色というお手盛りもあり
肝心のイジくっているはずの我が国の長短金利は、
黒銀会合前の水準を割ったのも事実なので、
一縷の望みは期待せず、潔くリセットして市場を見た方が良さそうです。
もし一縷の望み通りにベタな楽観モードが続いたとしても、
それはそれで良かったと受け止めればいいでしょう。

ちなみに一縷の望み通りになるか、それともリスクオフになるか、
これらのきっかけになりそうな超目先のイベントとしては・・・

今夜は米7月ケースシラー住宅価格、米9月マークイットサービス業PMI
米9月CB消費者信頼感、フィッシャーFRB副議長講演、米5年債入札
今日か明日に結果の出る産油国会合、
明日の我が国は配当権利落ち日と参院での代表質問、小売決算、
欧州はドラギECB総裁の独議会での証言・質疑、
米国ではイエレンFRB議長の議会証言、投票権のあるFOMCメンバー3人
投票権のないFOMCメンバー1人の講演、米7年債入札、
産油国会合と週間原油在庫、
明後日の寄り前は特にないですが、場中に2年債入札、
引け後に黒ちゃんの全国証券大会での挨拶があります。

ということで、明日のスタンスとしては・・・

持ち越し短期勝負の方については、一旦はリセットして市場を見て、
以上のような小難しい背景を頭に描きつつもシンプルに判断し、
動きの判断基準は、米債券高(米金利低下)ドル安・円高が加速しないこと、
水準としての判断基準は、先週の黒銀会合前の水準を割っていないこと、
どちらも満たしていれば、当然ながら勝負すればいいですが、
いずれかになっているようであれば、その日限りの勝負に留めるのが無難です
どちらの基準を重視すればいいのかといえば、
現状はアベクロによって歪んでいるだけに、
個人的には水準を重視する方がいいとは思いますけどね。
(もちろんパワー原理主義者の私としては、商いもですけどね)

腰を据えて新たに参戦する方については、
懲りずに深刻なリスクが爆発するのは米利上げに踏み切るか、
利上げ観測な動きが加速するかの展開になってからと見ておりますが、
現状の参戦判断としては、短期勝負の方と同様でいいでしょう。

すでに腰を据えて王者の風格で構えている方については、
黒銀会合前の水準を商いを伴って明確に割ってから
撤退するか王者の風格で構えておくのかの判断をすればいいでしょう。
個人的には黒銀会合前の水準を明確に割れば、いくら余裕があったとしても、
燻っているリスクの質は悪く、政治等の得体の知れないものも多いだけに
シビアに撤退してリセットするのが無難だとは思います
中小型割安銘柄で腰を据えている方は、
かつてのリーマンショックのような騒ぎにならない限り御自由にどうぞ。

新興市場で勝負する方については、以上のような小難しい背景よりも、
足元ではJQと2部が続伸していたり、マザは踏ん張りを見せておりますが、
上げで商いが膨らみ、下げは商いが減少という上げゴリモード
にまではなっていないので、シンプルに商いの伴った上げが継続するまでは、
リスキーな勝負を避けるのが無難ではあります。
小難しい背景によって世界的なリスクオフとなれば、
新興市場も関係ないとまでは言えませんのでね。
ただし今週から臨時国会も始まり、引き続き政策に絡む官民イベントは多く
今週はチェンジをはじめとするIPOラッシュ、
今後は学会&ノーベル賞シーズンも迎え、新興市場の環境としては
懲りずに季節性も含めて好環境を迎えるとは思ってますけどね。

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