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不沈艦日記
マーケット展望などなど。
懐疑と期待の中での実体確認ウィーク
おはようございます。

週末の米株はダウ、ラッセル、輸送株が下落したものの、
SP500、ナスダック、SOXは上昇(VIX低下)、
英欧株は現物が反落したものの先物は上昇(中国株先物は下落)、
日経平均先物も22000円と堅調に帰って来ており、
米英欧株は我が国と同様、月末&リバランスもあり、
商いが嵩増しされておりますが、動き自体に緊張感はありまへん。

米株と共にリスク資産の代表でもある原油も大幅続伸、
景気と中国の鏡でもある銅を始め他の資源も反発、
安全資産金と債券も堅調、債券に至ってはリスク回避というよりも、
世界的な大規模金融緩和効果という名のもはやバブル状態の債券高、
為替はドル安・ユーロ高ながら円安(人民元高、新興国通貨高)となり、
金融市場全体の動きとしても適温相場と言えなくもないが
むしろぬるま湯で緊張感がイマイチ感じられまへん。

警戒されていた中国に対する激おこトランプ丸会見についても、
米中通商合意が破棄されなければOK牧場とポジティブ解釈に・・・

どう考えても中国への投資規制や米上場の中国企業への規制などなど、
なかなかの厳しい措置の数々であり、中国の報復必至もさることながら、
米債売り攻撃で債券バブルが弾けるのでは?とすらも思えます。

そして耳タコのように繰り返し書いている通り、
足元ではコロナ禍の影響を受けたマクロ環境は、
世界的にもリーマンどころか大恐慌以来&過去最悪のダメージを受け、
(週末に発表されたGDPの7割が消費である米国の4月個人消費支出は、
 過去最大の落ち込みでおました)
ミクロ面(企業業績)も概ね同様、火に油となる米中対立も激化中です。
我が国のマクロ面に至っては、コロナ級の影響があった消費税増税は、
未だに乗ったままであり、企業業績に至っては全体として足元が赤字、
配当も含む見通しの非開示が6割、配当基準日自体もバラバラ、
しかも減損の先送りも容認されている不透明極まりない状況です。
(少なくともそれに該当する個別株は腰を据えて買う状況ではないです)

こんな実体経済を招いた要因であるコロナ禍についても、
先進国ではピークアウトの兆しが見られるものの、
ワクチンや治療薬は完成しておらず、新興国では感染拡大が継続中、
冬を迎える南半球はこれから感染拡大加速の可能性もあるので、
いくら先進国を中心に経済活動再開の号砲が鳴らされようとも、
人々や企業の感染に対する恐怖やリスクが払拭されないことには、
経済活動(人・物・カネの動き)が元通りにはならないでしょうし、
特に新興国や南半球との経済活動は委縮が続くことになります。
足元では企業倒産も増加・加速中であり(同時に失業者の増加も)、
歯止めが掛からないと、金融機関にも影響が及びます。

つまりコロナが収束もしくは感染への恐怖やリスクが払拭しないことには、
残念ながら実体経済の流血が続くことになるので、
各国中銀の大規模な金融緩和と各国政府の大規模な財政出動が、
止血になっているのか?流血以上の輸血が出来ているのか?
輸血以上のダメージ回復や治療となっているのか?という疑念は消えず、
効果が十分なのかもわからないと思うのは私だけでしょうか・・・

とは言え相場格言には「悲観の中に生まれ、懐疑の中に育ち、
楽観の中で成熟し、幸福感の中で消える」というのもあるので、
現在の市場の空気だけは、懐疑か楽観の段階と言えなくもないですが、
かつてのバブルですら、それなりに実体経済の裏付けがあったのに、
今回のコロナバブルは、あまりにも実体経済の裏付けが乏しいので、
いくら世界的な金融緩和の規模が過去最大で大規模な財政出動もあれど、
かつてと情報等の環境に違いはあれど、楽観や幸福の段階へ至る前に、
いつ現実(実体経済)という失望を招いてもおかしくないと言えます。

以上の通りなので、今後の米中対立動向(4日が香港情勢のヤマ場)、
コロナ動向、政策動向が重要なことに変わりはないのですが、
(米国では黒人暴動があったり、4日にはECB理事会)
今週は月初恒例の特盛な米経済指標を始め国内外のマクロ指標、
国内外の企業決算(国内はユニクロ等の小売各社の月次も)、
これらによって現実(実体経済)と政策効果を確認することになり、
ほんまに楽観・幸福相場へと続く底打ち、V字回復という状況なのか、
それとも失望を招き、セルイン田中邦衛(ジューン)となって、
2番底へ向かうのか、単なる一服程度で終わるのか・・・
今週は特に現実面(実体経済面)でのヤマ場と言えます。
さらに9-10日にFOMCとOPECプラス会合、
10-12日にG7サミット、12日にはMSQを控えているので、
来週は特に政策面や需給面でのヤマ場と言えます。

ちなみに足元の仮需面の需給環境としては、
ドル高・円安、株高の余地が大きい反面、
債券安、原油安となる余地が大きいというよろしくない面もあります。

ということで明日以降のスタンスとしては、コロナも収束に向かうねん!
政策効果と経済活動再開の流れも相まって実体経済は大丈夫や!
そもそも織り込み済みや!バブルや!金融市場と実体経済は別物や!
金融政策と需給次第や!だから今の相場は懐疑か楽観の段階やねん!
というお考えの方は御自由にどうぞとしか言えませんが・・・

腰を据えての新たな参戦については、コロナが追い風の銘柄、
コロナの影響が軽微な銘柄、悪いなりにも業績見通しを出している銘柄、
これらへの参戦以外は、2番底を待つ姿勢で控えておきましょう。
短期勝負の方については、実体経済等を小難しく考えず、
商いを伴った下落に転じて継続するまで、自分に合ったテクニカル等で、
というシンプルな判断でゴリゴリと動けばいいですが、先にも述べた通り、
今週は実体確認のヤマ場であり、いつハシゴが外れてもおかしくないので、
その日限りの勝負に留めるのが無難です。

新興市場については、週末にマザが高値更新となる堅調ぶりでしたが、
先週から下落局面で商いが膨らみ、上昇局面では商いが減少、
という状態にはなっているので、商い増での上昇が継続するまでは、
警戒モードを強めた状態を維持しておきましょう。
足元では世界的なバリュー買い、グロース売りの動きが止まったと言えず、
トランプマンのSNS規制という良からぬ動きもありますのでね。

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来週のスケジュール
おはようございます。

本日は来週のスケジュールを貼っておきます。
引き続き、良い週末をお過ごしください。


国内 海外
1日 1-3月期法人企業統計調査(8:50) 人民元基準値発表(10:15)
(月) 5月日経製造業PMI・改定値(9:30) 台湾5月製造業PMI・改定値(9:30)
日銀国債買入オペ通知(10:10)(14:00) 中国5月財新製造業PMI(10:45)
5月新車販売台数(14:00) 仏5月製造業PMI・改定値(16:50)
4月末税収実績(15:30) 独5月製造業PMI・改定値(16:55)
ユーロ圏5月製造業PMI・改定値(17:00)
大阪、兵庫、愛知を始め38道府県が 英5月製造業PMI・改定値(17:30)
 全業種の休業要請を解除 米5月製造業PMI・改定値(22:45)
東京都が休業要請の緩和措置第2段階へ移行 米4月建設支出(23:00)
 ※福岡、千葉、埼玉、茨城、山梨、岐阜も 米5月ISM製造業景況指数(23:00)
  段階的な緩和措置へ移行
令和3年春卒業・入社組の就活面接解禁 FRBが債券購入額を1日50→45億ドルに減額
百貨店各社の5月月次売上高 (休場)
小売各社の5月月次売上高発表開始 独、仏、スイス、ノルウェー、ハンガリー
 ※コロナウィルスの影響が注目 NZ、インドネシア
(決算)
ショーワ、オリバー、藤コンポ、ゼネラルパ
ワットマン
2日 5月マネタリーベース(8:50) 韓国1-3月期GDP(8:00)
(火) 5月外貨準備高(8:50) 人民元基準値発表(10:15)
日銀国債買入オペ通知(10:10)(14:00) 人民銀の公開市場操作(10:15)
2市場信用取引残高(16:00) 豪1-3月期経常収支(10:30)
仏4月財政収支(15:45)
閣議、閣議後会見 英4月マネーサプライM4(17:30)
南ア1-3月期GDP(18:30)
ファストリ5月国内ユニクロ売上高(15:00) 米レッドブック週間小売売上高(21:55)
API米週間原油在庫統計(27:30)
10年債入札(12:35) 米5月新車販売台数(28:30)
(決算)日精工、プレミアG 豪準備銀行金融政策発表(13:30)
米大統領予備選
 ※デラウェア、ワシントンDC、インディアナ、
  メリーランド、モンタナ、ニューメキシコ、
  ペンシルベニア、ロードアイランド、
  サウスダコタ各州
アルゼンチンの債務再編交渉期限
 ※ブエノスアイレス州の交渉期限は5日
(決算)Zoom、ゲームストップ、アンバレラ
3日 5月日経サービス業PMI・改定値(9:30) 人民元基準値発表(10:15)
(水) 日銀国債買入オペ通知(10:10)(14:00) 豪1-3月期GDP(10:30)
プログラム売買状況(15:30) 豪4月住宅建設許可件数(10:30)
中国5月財新サービス業PMI(10:45)
ソニー「PS5」イベント ※バーチャル形式 スイス1-3月期GDP(14:45)
独5月失業率(16:55)
(決算) 英5月サービス業PMI・改定値(17:30)
内田洋、ウチダエスコ、大同信、ピープル ユーロ圏4月生産者物価(18:00)
三光MF、ティーライフ ユーロ圏4月失業率(18:00)
米MBA住宅ローン申請指数(20:00)
米5月ADP雇用統計(21:15)
米5月サービス業PMI・改定値(22:45)
米5月総合PMI・改定値(22:45)
米5月ISM非製造業景況指数(23:00)
米4月製造業新規受注(23:00)
EIA米週間原油在庫(23:30)
欧州議会本会議(3-4日)
ポーランド中銀金融政策発表(22:00)
カナダ中銀金融政策発表(23:00)
 ※マックレム氏がカナダ中銀総裁に就任
(決算)キャンベルスープ、アメリカンイーグル
4日 対外対内証券売買契約等の状況(8:50) 人民元基準値発表(10:15)
(木) 日銀国債買入オペ通知(10:10)(14:00) 人民銀の公開市場操作(10:15)
5月車名別新車販売台数(11:00) 豪4月貿易収支(10:30)
投資主体別売買動向(15:00) 豪4月小売売上高(10:30)
スイス5月消費者物価(15:30)
30年債入札(12:35) 仏5月サービス業PMI・改定値(16:50)
独5月サービス業PMI・改定値(16:55)
(決算) ユーロ圏5月サービス業PMI・改定値(17:00)
積ハウス、空港ビル、日本ハウス ユーロ圏4月小売売上高(18:00)
ピジョン、アインHD、モロゾフ、ファーマF 米5月チャレンジャー人員削減数(20:30)
泉州電、不二電、エイケン工業 米前週分新規失業保険申請件数(21:30)
米4月貿易収支(21:30)
米1-3月期非農業部門労働生産性・改定値(21:30)
米1-3月期単位労働コスト・改定値(21:30)
EIA週間天然ガス在庫(23:30)
ECB理事会
 ・金融政策発表(20:45)
 ・ラガルドECB総裁会見(21:30)
欧州議会本会議(3-4日)
中国天安門事件から31年目
香港立法会(議会)が国歌条例案を採決
香港の集会制限措置期限
(決算)ブロードコム、JMスマッカー、ギャップ
5日 4月全世帯家計調査・消費支出(8:30) 人民元基準値発表(10:15)
(金) 5月上中旬分貿易統計(8:50) 独4月製造業新規受注(15:00)
日銀国債買入オペ通知(10:10)(14:00) 香港5月外貨準備高(17:00)
4月景気動向指数CI・速報値(14:00) 米5月雇用統計(21:30)
加5月失業率(21:30)
閣議、閣議後会見 米石油掘削リグ稼働数(25:00)
米4月消費者信用残高(28:00)
(決算) シカゴIMM通貨先物ポジション(6/2時点分)
東芝、ハイレックス、インスペック、桂川電
カナモト、相模ゴ、ダイサン、マツモト、トミタ電 インド準備銀行金融政策発表(15:15)
鳥貴族、フジコーポ、ケア21、トップカルチ
日駐、アイル、ポールHD、ITbook、他 ムーディーズがトルコ格付け発表
(決算)ティファニー
6日 満月 米民主党党員集会 ※米領バージン諸島
(土)
7日 沖縄県議選投開票 中国5月貿易収支(11:00)
(日) 小松島、糸満各市長選、東京都港区長選 中国5月外貨準備高(17:00)
米共和党大統領予備選 ※プエルトリコ


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イマイチ緊張感のない週末
こんばんはです。

本日は東京の医療従事者への感謝と励ましのために、
東京上空でブルーインパルスの航空ショーがあり、
ネット中継での視聴ながら釘付けとなってしまいましたが、
言ってもこういうイベントは盛り上がりますから、
ぜひとも来年の東京五輪が開催されることを切に願うばかりです。

そんなブルーインパルスのショー対して、
どなたかがウマイこと言ってたのですが、
ブルーインパルスだけに株式市場ではダブルーインバースが舞い上がる、
という展開ほどにはならず、
引けに掛けてのMSCIリバランスに絡む売りが出た程度でおました。

ちなみに私は引けのリバランスはスルー、リバーランスルーイット・・・

言いたかっただけのスベリオヤジギャグ(ダジャレ)は置いといて、
売買代金は今年3番目の4.64兆円というゴリラ商いでしたが、
リバランスによって最後の1分で約2兆円が嵩増しされた上に、
月末要因もあるでしょうから、実質的に昨日よりも商い減での反落なので、
下げゴリラモードに転じたとまでは感じないです。

新興市場については、JQが商い増加傾向での11連騰となり、
中小型も踏ん張り、マザも直近高値を超えての高値引けではありましたが、
マザは週末とは言え商い減少での反発ではありましたので、
足元で続いている下落局面での商い増、上昇局面で商い減、
という下げゴリモードを脱したとまでは言えず、
昨夜の海の向こうでも半導体SOX、ラッセルが大きく売られており、
先行していたグロース株売りの流れは止まったとまでは言えないので、
グロース軍団は今夜と月初でもある週明けの動きと商い次第と言えます。

以上の通りなので、駆け込みのセルインメイのゴングが鳴ったとか、
セルイン田中邦衛(ジューン)がやって来るとまでは言えず、
イマイチ緊張感に欠けるグロース売り、バリュー買いの流れが、
継続している程度と言えますけど、
言っても本日はMSCIリバランスもあった月末だったので、
月初である週明けから下へ舵を切る可能性もありますし、
今夜にはトランプマンが中国に対して喧嘩を売る?会見も控え、
制裁措置等が発表されるようだと、中国は来週に天安門事件から31年目、
その日に香港議会での国歌条例案採決も控え、弱腰を見せられないので、
お得意の休日中に喧嘩上等アルヨ(報復措置を発表)、
という良からぬ展開も十分に有り得ます。

そして何より繰り返し書いている通り、リーマンショックどころか、
大恐慌以来のダメージを負っている上に今もダメージ拡大中の実体経済、
ワクチンや治療薬が世界中に行き渡ったわけでもなく、
新興国での感染拡大も継続中であり(先進国でも第二波懸念)、
感染リスク・恐怖が払拭されないままでの先進国中心の経済活動再開では、
いくら世界的な大規模金融緩和、各国政府の大規模な財政政策はあれど、
株式市場と実体経済の温度差(乖離が)が大き過ぎると言えます・・・

百歩譲って実体経済が底打ちしていたとしても
昨日発表されたドイヒー状態の続く新規失業保険を含む米経済指標を始め、
(米国は消費がGDPの7割を占めてますからね)
足元の国内外のマクロ指標と企業業績の甚大なダメージを見る限り、
いくら底打ちしていたとしても、元通りとなるには時間を要するので、
株式市場のハシゴが外れ、実体経済との温度差が縮小する流れとなり、
それこそ駆け込みのセルインメイ、セルイン田中邦衛(ジューン)、
という2番底に向かう展開が、いつ起きてもおかしくない状況です。

とにかく今夜以降の市場の動きや米中動向等を見極めないことには、
いつ2番底に向かうのかはわからないのも現実なので、
商いを伴った下げに転じるまでというシンプルな判断でもいいのですが、
本日は週末なので、今夜の市場を見極めた上で、
改めて来週の見通しを週末の記事で書きます。

まだまだ自粛モードのフル解除とまではいかないでしょうけど、
良い週末をお過ごしください。

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バイクラ?バイアグラ?
こんばんはです。

本日も日本株は商いを伴う大幅続伸&高値引け(売買代金3.38兆円)、
一昨日から商いを伴う上昇が続いているので(米英欧株も同様)、
売り一辺倒だった外人さんが、月末かMSQに向けて、
必死のパッチで買い戻しているだけなのか・・・

今さらながら世界的な大規模バイアグラ(金融緩和)と財政出動の効果、
先進国中心のコロナ感染拡大ピークアウト&経済活動再開によって、
大恐慌以来のダメージを負っている実体経済は底打ち&V字回復や!
米中対立もへったくれもないで!バイクラやなくてバイアグラ相場や!
コロナバブルや!という遅すぎる本気の現物買いなのか・・・

いずれにせよ日米英欧株共にグロースからバリューへと循環しながら、
商いを伴った株高になっているのは事実なので、
本日がバイクラだったのか、明日の月末までの株高に過ぎないのか、
来週の雇用統計ウィークまでなのか、MSQまでなのか、
それ以降も続くのか・・・は置いといて、
シンプルに商いを伴った株安に転じるまでは(VIXも30超え)、
本日がバイクラだったと言うよりもバイアグラ相場が継続中、
とシンプルに見ておいた方がいいかも知れないです。

え?私の目線がドテンしたのかって?

そんなはずはなく、先に述べたマクロ環境(実体経済の状況)、
株式市場に直結するミクロ面である配当を含む企業業績、
実体経済にとっては火に油となり兼ねない米中対立も激化中なので、
腰を据えて新たに買う環境や水準とは全く思っておらず、
(百歩譲って実体経済が底打ちだったとしても先取り過ぎ)
買うにしてもコロナ禍が追い風&影響の少ない銘柄、
悪いなりにも今期見通しと配当が発表されている銘柄の打診程度であり、
目線としても依然として2番底目線に変わりはないので、
いくら本日を含む足元がバイアグラ相場だったとしても、
基本的には短期勝負に留めるべきとの姿勢に変わりはないです。

株式市場以外の金融市場全体として見ても、
足元の債券高・金利低下は、ベタなリスクオフというよりも、
ドル安(ながら円安、新興国通貨高)も含む金融緩和効果、
足元では適温相場の動きやで!という声も溢れておりますが、
その割には原油がやや売られており、銅や他の資源も軟調なままであり、
株式市場においても、コロナ禍で先行していたハイテク株、モメンタム株、
中小型株などのグロース株がやや売られつつあり、
我が国も足元の新興市場は下落局面で商い増、上昇局面で商い減、
という売りゴリモードに転じつつありますので、
これらがまたしても先行する形で、バリュー株も含めて全体が崩れるのか、
それともバリュー株が追い付くまで待つだけの一服に過ぎないのか・・・
いずれにせよ良からぬ動きが散見されているのは事実ということです。

ということで、市場で散見される良からぬ動きが先行するのか、
何らかのイベントがきっかけになるのか、
とにかくいつハシゴが外れてもおかしくない状況ではありますし、
遅かれ早かれ2番底は来ると言う目線に変わりはないので、
明日のスタンスとしても、腰を据えての参戦は先に述べた通りであり、
短期勝負についても繰り返しになりますが、
商いを伴った株安に転じるまでというシンプルな判断でもいいのですが、
出来るだけその日限りの勝負に留めましょう。
新興市場も先に述べた通りであり、同様でおます。

特に明日は週末&月末であり(MSCIリバランスもあります)、
ここ数日、激おこトランプ丸の要因だった香港の国家安全法制導入が、
全人代で可決されたので、米国からの通商面を含む制裁措置、
それに対する中国の報復措置、これらのトラッシュトークだけでなく、
具体的な中身と発動にまで至る泥仕合に発展する可能性があります。
(特に中国は良からぬことを休日に発表しがちです)
他にも一応、日本を含む先進国の感染拡大の第二波、
新興国の感染拡大加速、ワクチンや治療薬の足踏み&頓挫、
という報道が週末に出て来る可能性も無くはないので、
明日は慎重モードを強めるに越したことはないです。

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荒波に揉まれたりもしつつ、目線は変わらず
こんばんはです。

本日も大海原へ船を出しての大航海に出発することもなく、
基本的には海の状態に講釈を垂れるだけの丘サーファー状態なのですが、
その日限りの短期的な小さな波乗り程度は繰り返しているので、
本日は三密やなくて億密のような大賑わいだったとある個別銘柄が、
ちょっと楽しそうに見えてしまったせいで、気の迷いなのかガラにもなく、
サーフボードを小脇に抱えて荒波に飛び込んだのですが、
一気に荒波に呑まれてしまい、海パンだけが浜辺に打ち上げられ、
やっとのことでフルチン姿で浜に戻る羽目に・・・(笑)

たまにはこんなこともあるか・・・ではなく、
思いついたかのように馴れないことはするもんじゃないなと・・・
荒くない穏やかな波乗りか、腰を据えて大航海するに限るなと・・・
改めて思う今日この頃・・・(笑)

さて、昨夜の米英欧株は商い増での上昇となり、VIXも低下、
本日の日本株も商いを伴った上昇で終えており(中国株安)、
債券は米英欧日共に債券安・金利上昇(南欧債券高)、
ドル安ながら円安(人民元安、新興国通貨高)、
原油高(銅や資源は小幅安)、金は反落、HY債は上昇、
となっているので、中国と資源が怪しいものの、
概ねリスクオンの動きだとも言えますが、債券は小幅安程度なので、
結局は金融緩和バブル相場が続いていると言うのが妥当であり、
さらに商いを伴う株高にもなっていると言えます。
(引け後も日米先物、欧州株は堅調に上昇中です)

4月安値から一昨日までは、薄商いでの株高に過ぎなかったので、
昨日から腰の据わった資金が入っている感も否めないのですが、
MSCIのリバランスもある月末を週末に控えており、
泡を食った買戻しも入っているのでしょうから、
(ちなみに足元の裁定売り残は過去最高)
このままセルインメイとはならずに月末まで継続するのか、
6月以降もセルイン田中邦衛(ジューン)とはならず、
雇用統計も米中対立もへったくれもなく継続するのか、
大人の都合で6月MSQまで継続するのか・・・

もはや毎日のように書いているせいで耳タコでしょうけど
実体経済はリーマンショックどころか大恐慌以来の落ち込み、
特に株価の根幹である足元の企業業績は落ち込んでおり、
日本は全体としても赤字な上に今期見通しと配当は非開示が約6割、
しかも世界的な株高が続いているので、
さすがにこの水準から腰を据えて買おうとは全く思えないですから、
泡を食った買戻しと金融緩和コロナバブルに乗じた短期筋だけが、
足元の株高を形成しているとしか思えないです。

そして我が国を含む先進国を中心にコロナ感染ピークアウトの兆しと共に、
経済活動再開の動きが顕著になっておりますが、
活動委縮要因となる感染リスク(恐怖)自体は、
ワクチンや治療薬に進展はあれど払拭されておらず、
渡航規制等も継続中なので、コロナ前の経済活動には程遠い状況であり、
実体経済のダメージに歯止めが掛かったわけでもなく拡大中と言えます。

足元のマクロ指標を見ても、前月から改善は見られるものの単月に過ぎず、
底打ちでV字回復と言うには早計であり、企業倒産も増加中、
実体経済にとっては火に油となる米中対立も激化中、
新興国や南半球では感染拡大のピークアウトどころか拡大中ですから、
いくら各国の大規模な金融&財政政策が打ち出されていようとも、
実体経済の流血が止まらないことには、政策効果自体も見えないです。

以上の通り、大人の短期的な都合である買い戻し余地の大きい需給環境、
過去最大級の金融緩和によるカネ余り状態、
これらがコロナ動向や実体経済、政策に対する御都合解釈を繰り返し、
米中対立もシカトしたままコロナバブルと言われる株高を形成しており、
月末までとかMSQまで続くとかではなく、
いつハシゴが外れてもおかしくない危うい状況と言えます。

但し市場では息の長いバブルとか初動とか、景気は底打ち、
実体経済と市場は別物云々の声と共に上目線が溢れており、
私の様な見方は絶滅危惧種どころか変態の領域となってます。。
足元で株高が続いているのも事実なので、変態なのでしょうけどね(笑)

ちなみにハシゴ外しのきっかけとなる可能性があるイベントとしては、
米中対立、政策動向、コロナを巡る要人発言や状況変化が重要ですが、
今夜は加最高裁のファーウェイ副会長の身柄引き渡しを巡る決定、
ベージュブック、米小売企業決算、明日は5月月例経済報告、
全人代閉幕と香港への国家安全法導入の採択、
米新規失業保険、米1-3GDP改定値、米小売企業決算、
週末は国内経済指標、MSCIリバランス、米4月個人消費支出、
パウエルFRB議長講演、31日は中国5月PMIといったところです。

従って明日のスタンスとしては、特に変更はないものの改めて書くと、
短期勝負の方については商いを伴った下落が継続するまで、
というシンプルな判断で割り切って立ち回るのもいいのですが、
その日限りの勝負に留めるのが無難な状況ではあります。
腰を据えての新たな参戦については、コロナの影響が少ない銘柄、
コロナが追い風になる銘柄、悪いなりにも今期見通しを開示している銘柄、
これらの打診参戦程度に留めておきましょう。

新興市場については、昨日のマザーズは今年最高の商いで反落、
本日は反発ながら商いを減少させているので、主力大型株とは逆に、
上昇局面で商い減、下落局面で商い増という下げゴリモードに変わった?
と言えなくもないので、アンジェス等の牽引して来た銘柄動向も含め、
明日以降も下げゴリモードが変わらぬようであれば、
本格的に警戒モードへ切り替えましょう。
言っても緊急事態宣言解除をきっかけにテレワークトレーダが減少すると、
商い自体が減少して自然落下、そこに悪材料が重なれば商い減でも急落、
というマザーズらしい動きも十分に有り得る状況ではあります。

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